16.1. オンスクリーン表示 (On-Screen Display、OSD) アイコン

Sun Ray クライアントのブート時には、デフォルトで糸車 (砂時計) のアイコンが表示されます。ブートプロセスの詳細を表示したり、問題を識別したりするために、Stop-O (Oracle 以外のキーボードでは Ctrl-Pause-O) を押すことでオンスクリーン表示 (OSD) アイコンを有効にできます。この状況はリブートしても持続するため、OSD アイコンを無効にする必要がある場合はもう一度 Stop-O を押す必要があります。

OSD アイコンは、3 つのオーディオキーを同時に押した場合、ブート時に Sun Ray クライアントに警告またはエラーが発生した場合、または 10 秒を超えて状態の変化が発生しなかった場合にも表示されます。

古いバージョンのアイコンが表示されている場合は、ファームウェアがアップグレードされていないか、問題が発生しています。Sun Ray クライアントが最新のファームウェアを使用していることを確認するには、14章Sun Ray クライアントのファームウェアを参照してください。

OSD アイコンは、次の例のように、四角形の薄い灰色のアイコンとして表示されます。

図16.1 オンスクリーン表示アイコンの例

オンスクリーン表示 (OSD) アイコンの例。

OSD アイコンは、クライアントがサーバーに接続されていない場合でも表示でき、通常は次の詳細情報を提供します。