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Oracle® GoldenGate Veridata管理者ガイド
11gリリース2 (11.2.1.0.0)
B71707-01
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用語集

エージェント

「Oracle GoldenGate Veridataエージェント」を参照してください。

クライアント

Oracle GoldenGate Veridataサーバーへのインタフェースで、これを使用して比較処理を構成したり、実行します。Oracle GoldenGate Veridataには、Oracle GoldenGate Veridata Webと呼ばれるGUIクライアントと、Webインタフェースから実行可能な機能のサブセットが提供されるvericomと呼ばれるコマンド・クライアントが用意されています。

列マッピング

Oracle GoldenGate Veridata Web構成オブジェクトで、比較ペアのソース・オブジェクトとターゲット・オブジェクト間の正しい構造関係を設定します。

比較グループ

「グループ」を参照してください。

比較ペア

Oracle GoldenGate Veridata Webの構成オブジェクトで、データを比較するために1つのソース表またはソース・ファイルと1つのターゲット表またはターゲット・ファイルを関連付けます。通常、ソース表には既知または最新および正確と思われるデータが含まれます。ターゲット表とは、バックアップなど、複製などのメカニズムによってソース・データと同期される同じデータが含まれる別の表です。

比較形式

Oracle GoldenGate Veridataが列のネイティブ・データ型を変換する標準化形式。標準化形式を使用すると、Oracle GoldenGate Veridataはソース・データ型とターゲット・データ型が異なるが類似している場合に異種間比較(異なるデータベース・タイプ間での比較)をサポートできます。

比較レポート

比較が終了した時に作成されるレポートで、比較したオブジェクトの情報、同期していない行数、パフォーマンスに関する統計が含まれます。

非同期の確認(COOS)手順

初回比較手順後に実行されるフォローアップ比較で、行のステータスが同期しているか、永久的に非同期かを確認します。確認手順は指定したレプリケーションの待ち時間しきい値が終了するまで待機され、処理中の変更をポストするレプリケーション・メカニズム時間を与えます。

接続

Oracle GoldenGate Veridata Webの構成オブジェクトで、Oracle GoldenGate Veridataサーバー・プロセスがVeridataエージェント・プロセスに接続する方法についての情報が格納されています。DNSホスト名またはIPアドレス、Managerのポート番号およびデータソース型で構成されます。

データソース

リレーショナル・データベースまたは階層データベースなど、格納されているデータのセット。

デルタ処理

NonStopプラットフォーム上でOracle GoldenGate Veridataがサポートしているパフォーマンス機能で、Oracle GoldenGate Veridataはその機能を使用して、前回の比較以降データベース内のどのデータ・ブロックが変更されたかを検出し、そのブロック内の行のみを比較します。変更されていないブロックの行はスキップされます。

デジタル署名

公開鍵をもつ人またはプロセスによって検証できる秘密鍵で署名されたメッセージで、メッセージが変更されておらず本物であることを証明します。

GGSCI

Oracle GoldenGateレプリケーション・ソフトウェアへのコマンドライン・インタフェースで、Oracle GoldenGate VeridataエージェントのManagerプロセスへのコマンド・インタフェースとしても使用されます。

GLOBALSファイル

Oracle GoldenGate Veridataエージェントがインストールされている一部のプラットフォームで必要とされるパラメータ・ファイル。特定のインストール条件で必要なパラメータが格納されています。

グループ

Oracle GoldenGate Veridata Webの構成オブジェクトで、1つ以上の比較ペア(関連するソース表とターゲット表のセット)とその関連データソース接続の論理コンテナ。

ハッシュ

データを置換えまたは入替えして一意の数値(ハッシュ値)に変換する方法。2つのハッシュ値が異なる場合は、2つの元の入力値が同じであるという可能性の度合いは非常に高くなりますが絶対ではありません。値が同じであることが確かな場合は、リテラル比較を使用できます。

処理中

比較中の行のステータスの1つ。ターゲット行は初回比較手順では非同期でしたが、その後更新されたため引き続きソースとは一致しません。

同期

比較中の行のステータスの1つ。ターゲット行の値は初回比較手順中に検索されたソース値と一致します。

初回比較手順、または行ハッシュ手順

比較の最初の手順で、問合せによってソース表およびターゲット表から行が検索され、比較されます。同期していないと思われるターゲット行はメモリー内のmaybe out-of-sync (MOOS) キューに格納されます。これらの行は確認手順で再評価されます。

install

WindowsサービスとしてOracle GoldenGate VeridataプログラムをインストールするためにWindowsプラットフォームで使用されるプログラム。

ジョブ

一緒に処理される1つ以上の比較グループにリンクされた作業ユニット。

キー、またはキー列

Oracle GoldenGate Veridataが比較用に行を順序付けるために使用する一意の識別子。秘密鍵、一意の索引、ユーザ定義の識別子にできます。

待機時間

ソース・データが変更されてからターゲット・データに反映されるまでの時間差。

リテラル比較

ハッシュを使用する比較とは対照的に値対値で実行される比較。

Manager

Oracle GoldenGate Veridataエージェント・コンポーネントのコーディネータ・プログラム。Oracle GoldenGate Veridataサーバー・プロセスによってエージェント・プロセスに送信されたリクエストを調整します。

Maybe-out-of-syncキュー、またはMOOSキュー

初回比較手順で非同期と判定された行を格納するメモリーのセクションで、確認手順で同期または非同期と確認されるまで格納されます。

Oracle GoldenGate Veridataエージェント

ソース・データベースまたはターゲット・データベースがあるシステム上で実行されます。行のブロックをフェッチして返し、行が非同期であるかどうかを判定し、列レベルの詳細を返し、データベース上でリクエストを実行します。エージェントはOracle GoldenGate Veridataサーバーのリクエストで起動され、Oracle GoldenGate Veridata Managerプロセスによって制御されます。

Oracle GoldenGate Veridataサーバー

Oracle GoldenGate Veridataタスクの調整、データの比較、非同期データの確認、レポートの生成を行う比較エンジン。サーバー側のソート・オプションが選択されている場合、サーバーで行ソートも実行できます。

非同期

ソース行のデータ値が対応するターゲット行の値と一致していません。

非同期レポート

比較が終了したら作成されるレポートで、非同期行のサマリーおよび列レベルの詳細、同期化に戻す必要がある操作を提供します。

パーティション

Oracle GoldenGate Veridata Webまたはvericomインタフェース内で定義されている選択基準で、表またはファイル内の行のサブセットに対する比較を実行可能にします。

永続的非同期

比較中の行のステータスの1つ。確認手順中、ターゲット値は初回比較手順以降変更されておらず、引き続きソース値と同じではありません。

プロファイル

Oracle GoldenGate Veridata Web内の構成オブジェクトで、それぞれには特定目的の一意の設定を含むグローバル処理パラメータのセットが格納されます。

レプリケーション

データ・セットをリカバリまたは意思決定サポートなどの目的でリアルタイムに近い形で1つ以上の場所に複製するプロセス。

リポジトリ

Oracle GoldenGate Veridata Webユーザーによって作成された構成情報をディスクに保持し、ユーザー環境として永久的に保存するデータベース・オブジェクトの集まり。

行パーティション

パーティションを参照。

行ハッシュ手順

初回比較手順を参照。

サーバー

「Oracle GoldenGate Veridataサーバー」を参照してください。

サーバー側のソート

Oracle GoldenGate Veridataサーバーによって実行されるソース行とターゲット行の比較用のソート。

ソース

データのレプリカ・バージョンを含む環境内で最も正確で最新バージョンのデータを含むと思われるデータベースまたは場所。

ターゲット

データのプライマリまたはソース・セットに対応するデータのセカンダリまたはレプリカ・セットを含むデータベースまたは場所。

検証

Oracle GoldenGate Veridataによって実行され、ソース表とターゲット表の構造の互換性がテストされます。

vericom

Oracle GoldenGate Veridataへのコマンドライン・インタフェース。