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Oracle® GoldenGate Veridata管理者ガイド
11gリリース2 (11.2.1.0.0)
B71707-01
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C SQL ServerリポジトリへのODBC接続の構成

この付録では、SQL Serverリポジトリへの接続の定義方法について説明します。

SQL Serverデータベースをリポジトリとして使用するには、システム・データ・ソース名(DSN)を設定する必要があります。DSNにはデータベースへの接続方法が格納されます。


注意:

これらの同じ手順で既存のDSNを編集または検証できます。


  1. 次のいずれかのODBCクライアントを実行します。

    • 64ビット・システムでOracle GoldenGate Veridataの32ビット・バージョンを使用する場合は、%SystemRoot%\Windows\SysWOW64フォルダからODBCAD32.EXEクライアントを実行してDSNを作成します。

    • 64ビット・システムでOracle GoldenGate Veridataの64ビット・バージョンを使用する場合は、「コントロール パネル」「管理ツール」、「データ ソース(ODBC)」の順に選択し、デフォルトのODBCAD32.EXEクライアントを実行してDSNを作成します。

    • 前述以外のOracle GoldenGate Veridataのバージョンを使用する場合は、「コントロール パネル」「管理ツール」、「データ ソース(ODBC)」の順に選択し、デフォルトODBCクライアントを使用します。

  2. ODBCクライアントの「ODBCデータ ソース アドミニストレータ」ダイアログ・ボックスで、「システムDSN」タブを選択します。

  3. 次のいずれかを実行します。

    • 新規DSNを作成するには、「追加」をクリックします。

    • 既存のDSNを確認するには、「システム データ ソース」リストから名前を選択し、「構成」をクリックします。

  4. (新規データ・ソース専用)「データ ソースの新規作成」で、「SQL Server」または「SQL Native Client」ドライバを選択します。

  5. 「完了」をクリックします。新規ウィザードが表示されます。

  6. 次を入力または検証します。

    • 名前: 任意の名前にできます。

    • 説明: (オプション)このデータ・ソースの説明を入力します。

    • サーバー: SQL Serverインスタンスの名前を選択(または入力)します。指定したインスタンスのDSNを作成する場合は、host\instanceの形式で、ホスト名とインスタンス名を指定します。デフォルト・インスタンスのDSNを作成する場合は、ホスト名だけで十分です。インスタンスがローカル・マシン上にある場合は、「localhost」オプションを選択できます。

  7. 「次へ」をクリックします。

  8. 「クライアントの設定」ボタンをクリックします。

  9. 「ネットワーク ライブラリ設定の追加」ポップアップで、次のようにします。

    • サーバーの別名を入力します(オプション)。

    • 「ポートを動的に決定する」ボックスを選択解除し、使用するポート番号の名前を入力します(デフォルトの1433を使用可能)。Oracle GoldenGate Veridataでは、静的ポートを使用する必要があります。

    • 「ネットワーク ライブラリ」で、TCP/IPが選択されていることを確認します(デフォルト)。

  10. 「OK」をクリックします。

  11. SQL Server構成に基づき、ネットワーク・ログインを必要とする「ネットワークへのログインIDで、Windows NT認証メカニズムを使う」、またはデータベース資格証明を必要とする「ユーザーが入力するSQL Server用のログインIDとパスワードを使う」を選択します。SQL Server認証を選択する場合は、DSNをテストするログインとパスワードを入力します。これはテスト用の場合のみです。必ずしもOracle GoldenGate Veridataで使用するユーザーにする必要はありません。

  12. 「次へ」をクリックします。

  13. Microsoft SQL Server DSN構成の設定をすべてデフォルト値のままにします。

  14. 「次へ」をクリックします。

  15. 「SQL Serverに接続するための新規データ ソースを作成する」の設定をすべてデフォルト値のままにします。

  16. 「完了」をクリックします。

  17. 「データ ソースのテスト」をクリックし、接続をテストします。

  18. 確認ボックスと「データ ソースの新規作成」ボックスを閉じます。