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Oracle Traffic Directorコマンドライン・リファレンス
11gリリース1 (11.1.1.6)
B66437-01
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set-route-prop

構文

tadm set-route-prop common_options --config=config-name --vs=vs_name --route=route_name (property=value)+

説明

このコマンドを使用して、仮想サーバーのルート・プロパティを設定します。

オプション

common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。

--config|-c

ルート・プロパティを設定する構成の名前を指定します。

--vs|-s

仮想サーバーの名前を指定します。

--route|-r

ルート・プロパティの名前を指定します。

オペランド

property=value

定義する1つ以上のプロパティに対してname=valueペアを指定します。name=valueペアは、スペースで区切る必要があります。

次のルート・プロパティを設定できます。

server: サーバー名を指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。

sticky-cookie: 後続のリクエストを特定のオリジン・サーバーに固定するCookieの名前を指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。

sticky-uri-param: ルート情報を検査するURIパラメータの名前を指定します。URIパラメータがリクエストURIに存在し、その値にコロン(:)が含まれ、その後にルートIDが続く場合、そのルートIDによって識別されるオリジン・サーバーにリクエストが固定されます。
値: テキスト文字列であることが必要です。

route-header: ルートIDをオリジン・サーバーに伝達するために使用されるHTTPリクエスト・ヘッダーの名前を指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。

route-cookie: サーバーがレスポンス内にsticky-cookie Cookieを検出した場合に、そのサーバーによって生成されるCookieの名前を指定します。route-cookieパラメータは、サーバーが後続のリクエストを同じオリジン・サーバーに戻すことができるルートIDを格納します。
値: テキスト文字列であることが必要です。

rewrite-headers: カンマで区切られたHTTPリクエスト・ヘッダーのリストを指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。

validate-server-cert: オリジン・サーバーから提供された証明書をサーバーで検証するかどうかを指定します。
値: truefalse。デフォルト: true

use-keep-alive: すべてのタイプのリクエストに対してHTTPクライアントで既存の永続接続を使用するかどうかを指定します。
値: truefalse。デフォルト: true

keep-alive-timeout: 永続接続を維持する最大数(秒単位)を指定します。
値: 整数。デフォルト: 29

timeout: 接続のアイドル状態を許可する最大数(秒単位)を指定します。
値: 整数。デフォルト: 300

always-use-keep-alive: すべてのタイプのリクエストに対してHTTPクライアントで既存の接続を再利用するかどうかを指定します。
値: truefalse。デフォルト: false

protocol: HTTPプロトコルのバージョン文字列を指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。

proxy-agent: オリジン・サーバーにプロキシ・サーバーの製品名およびバージョンを転送する必要があるかどうかを指定します。
値: truefalse。デフォルト: true

origin-server-pool: このルートについてタイプがHTTPのオリジン・サーバーのプールを指定します。
値: HTTP。

プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>

tadm set-route-prop --user=admin --host=serverhost 
--password-file=ORACLE_HOME/admin.passwd --port=8989 
--no-prompt --config=www.example.org 
--vs=soa.example.org --rule=rule-1 keep-alive-timeout=29

終了コード

次の終了値が戻されます。

0: コマンドの実行に成功しました。

>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。

終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。

関連項目

「help」「get-route-prop」「list-proxy-info」「forward-proxy-info」「block-proxy-info」「list-routes」「delete-route」「create-route」