Oracle® Business Intelligence Applications Informatica PowerCenterユーザーのための構成ガイド リリース7.9.6.3 B66691-01 |
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この項では、Oracle Human Resources Analyticsの構成方法について説明します。内容は次のとおりです。
注意: Oracle 11iに関する説明はすべて、Oracle R12にも当てはまります。 |
Oracle Human Resourcesには、人材プロファイル、従業員イベント、報酬、採用、休暇と欠勤、および学習についての情報が格納されます。
Oracle HR Analyticsアプリケーションには、次の機能エリアがあります。
人材プロファイル。人材プロファイル機能エリアは、人材分析の情報基盤です。重要な人材情報を包括的に提供し、人員数、定着率、人材多様性、従業員実績および臨時労働力利用についての分析をサポートします。従業員、組織、管理者、パフォーマンス・バンドおよびサービス・バンドなどの主要な人材プロファイル情報は、他のHR機能エリアと共有されます。誕生日、年齢および配偶者の有無など、慎重な扱いが必要になる個人的属性は、個別のフォルダに整理してアクセスを制限できます。
構成可能なHRイベント分析は、人材プロファイル機能エリアのもう一つの主要な機能です。ユーザーは様々な従業員割当てアクションを構成することで、自己都合退職や会社都合退職、雇用、異動、昇進あるいは一時帰休などの分析をサポートできます。さらに、従業員の仕事、組織、場所、管理者および給与の変化を追跡して、人材異動分析をサポートします。
具体的には、人材プロファイル機能エリアでは、次の事項に関する分析をサポートしています。
従業員数の分析
人材多様性
従業員の削減と定着
従業員のパフォーマンス
管理限界
内部移動度
補正。HR報酬機能エリアでは、今日の経済的な成功のために欠かせない従業員の給与情報を分析します。これにより、従業員の報酬プランを構成する給与、手当、その他の報奨の分析が可能になります。複数の報酬メトリックが用意されているため、従業員の給与とパフォーマンスの相関関係を示して、様々な粒度レベルで報酬のパリティ分析を実行できます。報酬が過不足している従業員を事前に検出します。このような従業員は、企業の競争力を維持する能力に大きな影響を及ぼす場合があります。HR報酬エリアでは、報酬についての組織内または特定エリア内における最新動向を明らかにすることで、HR管理部門が報酬コストの管理や報酬プランの効果を評価するために必要な情報を提供します。
採用。採用機能エリアでは、質の高い新規雇用者の確保と勧誘における採用プロセスの効率と有効性を査定し、エグゼクティブ、採用管理者および現場管理者にその情報を提供します。採用のライフサイクル全体を監視するための100を超えるメトリックが用意されています。採用機能エリアでは、具体的には次の採用分析をサポートしています。
求人の分析
採用イベントの分析
雇用の質
雇用のソース
応募者集団の分析
人材紹介の分析
学習。学習は、能力管理の主要要素です。学習機能エリアは、学習講座の提案、提供方法、学習講座の利用および学習者の登録と達成の分析に焦点を合せています。学習機能エリアでは、学習のメトリックと人材のメトリックを組み合せることで、学習機会の提供の効果と、人材開発と従業員のパフォーマンスに対する学習の貢献度についての重要な情報を提供します。
休暇と欠勤。長期欠勤は、人材の生産性を低下し、人材コストの上昇を招きます。休暇と欠勤機能エリアでは、人材の休暇と欠勤席の傾向、欠勤日数および欠勤の多発時期を分析します。
ヒューマン・リソース効果。ヒューマン・リソース効果により、上級HRエグゼクティブは主要HR効果メトリックを企業レベルで監視できます。そのために、主要HRメトリックを組織の財務データと組み合せます。人材メトリックと財務メトリックの相関関係によって、どのような人材が組織の運営と財務力に直接的に影響を与える傾向にあるかを推察できます。
米国法令順守。米国法令順守機能エリアは、監視レポートを提供して米国法で定められたEEO(雇用機会均等法)、AAP(差別撤廃プログラム)およびVets100(復員軍人雇用訓練局)などのレポート作成義務の順守をサポートします。
この項では、データの完全ロードを実行する前にOracle HR Analyticsで実行が必要な構成手順について説明します。内容は次のとおりです。
備考
HRサブジェクト・エリアの実行プランを実行する前に、DACを使用して該当するソース・システム・パラメータが設定してあることを確認します。そのためには、DACで「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。次に、「Source System Parameters」タブを表示します。
HR人材スナップショット・ファクト表にOLTPデータをロードすると、デフォルトでは、そのデータが2004年1月1日12:00:00 AMからロードされます。それ以前の日付のデータをロードするには、DACの「Source System Parameters」タブで、$$HR_WRKFC_SNAPSHOT_DTパラメータを使用して別の日付を指定します。スナップショット・ファクト表に多くのデータをロードすると、ETLパフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。
この項では、データの完全ロードを実行する前に、すべてのソース・システムへの適用が必要な構成手順について説明します。内容は次のとおりです。
注意: すべての分析モジュール(Oracle Financial Analytics、Oracle HR AnalyticsまたはOracle Sales Analyticsなど)に適用される構成手順は、第3章「共通のエリアと次元の構成」を参照してください。 |
この項では、すべてのソース・システムに対するバンド次元の構成方法について説明します。内容は次のとおりです。
特定の属性の様々なグループに基づいたデータ分析を可能にするために、Oracle BI Applicationsには、次の4つの属性系列についてのグループ(つまり、バンド)の選択を構成するオプションが用意されています。
個人の年齢
採用申請エイジ
パフォーマンス評価
サービスの期間
構成したバンド・データは、それに対応する4つの次元表に保存されます。表7-1に、これらの各表の説明を示します。
表7-1 バンド・データを格納する次元表
次元表 | 説明 |
---|---|
W_AGE_BAND_D |
エイジ・バンド表。この表は、人々の年齢を各バンドに分割し、その人々が属する年齢範囲の特定をサポートします。表には2つのレベルがあります。
|
W_JOB_RQSTN_AGE_BAND_D |
採用申請エイジ・バンド表。この表は、採用申請のエイジを各バンドに分割し、その採用申請が属するエイジ範囲の特定をサポートします。表には2つのレベルがあります。
|
W_PERFORMANCE_BAND_D |
パフォーマンス・バンド表。この表は、パフォーマンス評価を各バンドに分割し、ある候補の資質レベルの特定をサポートします。表には2つのレベルがあります。
|
W_PRD_OF_WRK_BAND_D |
就労期間バンド表。この表は、従業員と臨時従業員を各バンドに分割し、従業員または臨時従業員が雇用されている期間の特定をサポートします。表には3つのレベルがあります。
|
各バンド次元では、CSVファイルを使用してバンド定義を行います。バンド次元の構成に必要なCSVファイルは、次のとおりです。
file_age_band.csv
file_req_age_band.csv
file_perf_age_band.csv
file_emp_pow_band.csv
file_cwk_pow_band.csv
注意: これらのバンドを最初のETL実行後に変更すると、それ以降のETL実行でのデータは不正確になります。また、これらのファイルに対してなんらかの変更を加えたとしても、システムによって実行済データが、以前にさかのぼって変更されません。 |
すべてのバンド次元で共通のCSVファイルfile_row_gen_band.csvを使用して、各バンドに分割される個々の要素を生成します。この共通ファイルに対する構成は必要ありません。
共通ファイルを含む、バンド次元のすべてのCSVファイルは、$PMServer\SrcFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\SrcFilesなど)に格納されています。
エイジ・バンド次元は、file_age_band.csvを使用します。このファイルを構成するには、CSVファイルをテキスト・エディタで開き、表7-2の列の説明に基づいて入力します。
表7-2 エイジ・バンド次元の列
パラメータ名 | 説明 |
---|---|
AGE_BAND_CODE |
これはバンドの短縮名であり、一意である必要があります。 |
AGE_BAND_DESC |
これはエンド・ユーザーに表示されるバンドの説明です。AGE_BAND_CODEよりも理解しやすくすることを目的としています。 |
BAND_MIN_MONTHS |
これは、バンドを限定するための最小月数です(その月数を含めた範囲)。このフィールドを空白にすると、最小年数が必要になります。最小月数と最小年数の両方が指定されている場合、最小年数は無視されます。 |
BAND_MAX_MONTHS |
これは、バンドを限定するための最大月数です(その月数を含めない範囲)。このフィールドも最大年数も空白の場合は、最大月数が1800とみなされます。最大月数と最大年数の両方が指定されている場合は、最大年数が無視されます。 |
BAND_MIN_YEARS |
これは、バンドを限定するための最小年数です(その年数を含めた範囲)。このフィールドを空白にすると、最小月数が必要になります。最小月数と最小年数の両方が指定されている場合、最小年数は無視されます。 |
BAND_MAX_YEARS |
これは、バンドを限定するための最大年数です(その年数を含めない範囲)。このフィールドも最大月数も空白の場合は、最大年数が150とみなされます。最大月数と最大年数の両方が指定されている場合は、最大年数が無視されます。 |
データをCSVファイルに定義する場合には、次の事項を確認します。
第1のバンドは、BAND_MIN_MONTHSまたはBAND_MIN_YEARSの値を0で始めます。
最終バンドでは、BAND_MAX_MONTHSまたはBAND_MAX_YEARSの値を指定しません。
バンドは連続するようにし、エイジ・バンドごとに表示するレポートで、行が失われないようにします。
表7-3に、file_age_band.csvの入力例を示します。
採用申請エイジ・バンド次元は、file_req_age_band.csvを使用します。このファイルを構成するには、CSVファイルをテキスト・エディタで開き、表7-4の列の説明に基づいて入力します。
表7-4 採用申請エイジ・バンド次元の列
パラメータ名 | 説明 |
---|---|
REQ_AGE_BAND_CODE |
これはバンドの短いコードであり、一意である必要があります。 |
REQ_AGE_BAND_DESC |
これはエンド・ユーザーに表示されるバンドの説明です。REQ_AGE_BAND_CODEよりも理解しやすくすることを目的としています。 |
REQ_BAND_MIN_MONTHS |
これは、バンドを限定するための最小月数です(その月数を含めた範囲)。このフィールドを空白にすると、最小年数が必要になります。最小月数と最小年数の両方が指定されている場合、最小年数は無視されます。 |
REQ_BAND_MAX _MONTHS |
これは、バンドを限定するための最大月数です(その月数を含めない範囲)。このフィールドが空白で最大年数も空白の場合、最大月数が1800とみなされます。最大月数と最大年数の両方が指定されている場合、最大年数は無視されます。 |
REQ_BAND_MIN_YEARS |
これは、バンドを限定するための最小年数です(その年数を含めた範囲)。このフィールドを空白にすると、最小月数が必要になります。最小月数と最小年数の両方が指定されている場合、最小年数は無視されます。 |
REQ_BAND_MAX_YEARS |
これは、バンドを限定するための最大年数です(その年数を含めない範囲)。このフィールドが空白で最大月数も空白の場合、最大年数が150とみなされます。最大月数と最大年数の両方が指定されている場合、最大年数は無視されます。 |
データをCSVファイルに定義する場合には、次の事項を確認します。
第1のバンドは、REQ_BAND_MIN_MONTHSまたはREQ_BAND_MIN_YEARSの値を0で始めます。
最終バンドでは、REQ_BAND_MAX_MONTHSまたはREQ_BAND_MAX_YEARSの値を指定しません。
バンドは連続するようにし、採用申請エイジ・バンドごとに表示するレポートで行が失われないようにします。
パフォーマンス・バンド次元は、file_perf_age_band.csvを使用します。このファイルを構成するには、CSVファイルをテキスト・エディタで開き、表7-6の列の説明に基づいて入力します。
表7-6 パフォーマンス・バンド次元の列
パラメータ名 | 説明 |
---|---|
PERF_BAND_CODE |
これはバンドの短いコードであり、一意である必要があります。 |
PERF_BAND_DESC |
これはエンド・ユーザーに表示されるバンドの説明です。PERF_BAND_CODEよりも理解しやすくすることを目的としています。 |
BAND_MIN_NORM_RATING |
これは、バンドを限定するための最低限の評価です(その評価値を含めた範囲)。このフィールドは必須です。 |
BAND_MAX_NORM_RATING |
これは、バンドを限定するための最大の評価です(その評価を含めない範囲)。このフィールドを空白にすると、100とみなされます。 |
データをCSVファイルに定義する場合には、次の事項を確認します。
第1のバンドは、BAND_MIN_NORM_RATINGの値を0で始めます。
最終バンドでは、BAND_MAX_NORM_RATINGの値を指定しません。
バンドは連続するようにし、パフォーマンス・バンドごとに表示するレポートで行が失われないようにします。
EBSおよびPeopleSoft用の関連ドメイン値の構成に関する項を参照してください。
domainValues_perf_nrml_rating_oraVersion.csvの構成については、第7.2.2.13項「domainValues_perf_nrml_rating_oraVersion.csvの構成方法」を参照してください。
domainValues_perf_nrml_rating_psft.csvの構成については、第7.2.4.19項「domainValues_perf_nrml_rating_psft.csvの構成方法」を参照してください。
就労期間バンド次元では、次の2つのファイルを使用します。
file_emp_pow_band.csv.このファイルを使用して、従業員情報を構成します。
file_cwk_pow_band.csv.このファイルを使用して、臨時従業員情報を構成します。
file_emp_pow_band.csvを構成するには、そのファイルをテキスト・エディタで開き、表7-8の列の説明に基づいて入力します。
表7-8 就労期間バンド次元用のfile_emp_pow_band.csvの従業員列
カラム名 | 説明 |
---|---|
EMP_POW_BAND_CODE |
これはバンドの短いコードであり、一意である必要があります。 |
EMP_POW_BAND_DESC |
これはエンド・ユーザーに表示されるバンドの説明です。EMP_POW_BAND_CODEよりも理解しやすくすることを目的としています。 |
EMP_BAND_MIN_MONTHS |
これは、バンドを限定するための最小月数です(その月数を含めた範囲)。このフィールドを空白にすると、最小年数が必要になります。最小月数と最小年数の両方が指定されている場合、最小年数は無視されます。 |
EMP_BAND_MAX_MONTHS |
これは、バンドを限定するための最大月数です(その月数を含めない範囲)。このフィールドも最大年数も空白の場合は、最大月数が1800とみなされます。最大月数と最大年数の両方が指定されている場合は、最大年数が無視されます。 |
EMP_BAND_MIN_YEARS |
これは、バンドを限定するための最小年数です(その年数を含めた範囲)。このフィールドを空白にすると、最小月数が必要になります。最小月数と最小年数の両方が指定されている場合、最小年数は無視されます。 |
EMP_BAND_MAX_YEARS |
これは、バンドを限定するための最大年数です(その年数を含めない範囲)。このフィールドが空白で最大月数も空白の場合、最大年数が150とみなされます。最大月数と最大年数の両方が指定されている場合、最大年数は無視されます。 |
データをCSVファイルに定義する場合には、次の事項を確認します。
第1のバンドは、EMP_BAND_MIN_MONTHSまたはEMP_BAND_MIN_YEARSの値を0で始めます。
最終バンドでは、EMP_BAND_MAX_MONTHSまたはEMP_BAND_MAX_YEARSの値を指定しません。
バンドは連続するようにし、雇用期間バンドごとに表示するレポートで行が失われないようにします。
表7-9 file_emp_pow_band.csvの入力例
EMP_POW_BAND_CODE | EMP_POW_BAND_DESC | EMP_BAND_MIN_MONTHS | EMP_BAND_MAX_MONTHS |
---|---|---|---|
EMP_BAND_1 |
<1年 |
0 |
12 |
EMP_BAND_2 |
1~2年 |
12 |
24 |
EMP_BAND_3 |
2~5年 |
24 |
60 |
EMP_BAND_4 |
5~10年 |
60 |
120 |
EMP_BAND_5 |
10~20年 |
120 |
240 |
EMP_BAND_6 |
>= 20年 |
240 |
臨時従業員データの場合、file_cwk_pow_band.csvファイルを使用します。ファイルをテキスト・エディタで開き、表7-10の列の説明に基づいて入力します。
表7-10 就労期間バンド次元用のfile_cwk_pow_band.csvの臨時従業員列
カラム名 | 説明 |
---|---|
CWK_POW_BAND_CODE |
これはバンドの短いコードであり、一意である必要があります。 |
CWK_POW_BAND_DESC |
これはエンド・ユーザーに表示されるバンドの説明です。CWK_POW_BAND_CODEよりも理解しやすくすることを目的としています。 |
CWK_BAND_MIN_MONTHS |
これは、バンドを限定するための最小月数です(その月数を含めた範囲)。このフィールドを空白にすると、最小年数が必要になります。最小月数と最小年数の両方が指定されている場合、最小年数は無視されます。 |
CWK_BAND_MAX_MONTHS |
これは、バンドを限定するための最大月数です(その月数を含めない範囲)。このフィールドが空白で最大年数も空白の場合、最大月数が1800とみなされます。最大月数と最大年数の両方が指定されている場合、最大年数は無視されます。 |
CWK_BAND_MIN_YEARS |
これは、バンドを限定するための最小年数です(その年数を含めた範囲)。このフィールドを空白にすると、最小月数が必要になります。最小月数と最小年数の両方が指定されている場合、最小年数は無視されます。 |
CWK_BAND_MAX_YEARS |
これは、バンドを限定するための最大年数です(その年数を含めない範囲)。このフィールドが空白で最大月数も空白の場合、最大年数が150とみなされます。最大月数と最大年数の両方が指定されている場合、最大年数は無視されます。 |
データをCSVファイルに定義する場合には、次の事項を確認します。
第1のバンドは、CWK_BAND_MIN_MONTHSまたはCWK_BAND_MIN_YEARSの値を0で始めます。
最終バンドでは、CWK_BAND_MAX_MONTHSまたはCWK_BAND_MAX_YEARSの値を指定しません。
バンドは連続するようにし、雇用期間バンドごとに表示するレポートで行が失われないようにします。
Oracle HR Analyticsを構成するには、ドメイン値を、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるCSVファイルの列にマッピングします。
CSVワークシート・ファイルでドメイン値を構成する方法の詳細は、第17.13項「ドメイン値について」および第17.14項「CSVワークシート・ファイルによるドメイン値セットの構成」を参照してください。
ドメイン値の詳細は、Oracle Business Analytics Warehouseデータ・モデル・リファレンスを参照してください。
注意: マッピングが適切でないと、Oracle Business Intelligence指標の計算が正確でない場合があります。ワークフローを実行する前にこれらのプロシージャをデータベースでコンパイルしておかないと、一部のセッションが失敗する場合があります。 |
この項では、データの完全ロードを実行する前に、Oracle EBSに適用される構成手順について説明します。内容は次のとおりです。
第7.2.2.2項「domainValues_AbsenceEvent_Status_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.4項「domainValues_Employee_Ethnic_Group_Code_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.5項「domainValues_Employment_Full_Time_Flg_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.7項「domainValues_Employment_Status_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.8項「domainValues_Employee_Veteran_Status_Code_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.10項「domainValues_HRPosition_Active_Pos_Flg_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.12項「domainValues_Pay_Type_Grp_Code_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.13項「domainValues_perf_nrml_rating_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.14項「domainValues_Recruitment_Event_Reason_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.15項「domainValues_Recruitment_Source_Type_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.16項「domainValues_Requisition_Category_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.17項「domainValues_Status_Recruitment_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.19項「domainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.20項「domainValues_LearningEnrollment_Status_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.21項「domainValues_Wrkfc_Appraisals_oraVersion.csvの構成方法」
第7.2.2.22項「file_Normal_Hours_Conversion_Factor_oraVersion.csvの構成方法」
表7-12に、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるOracle HR Analytics用のCSVワークシート・ファイルとドメイン値を示します。
表7-12 Oracle E-Business Suite用のドメイン値とCSVワークシート・ファイル
ワークシート・ファイル名 | ドメイン値テーブル - カラム | 説明 | セッション |
---|---|---|---|
domainValues_AbsenceEvent_Status_oraVersion.csv |
W_ABSENCE_EVENT_D.APPROVAL_STATUS |
欠勤承認ステータスと、それに対応する承認ステータスのドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_AbsenceEvent |
domainValues_Employment_Cat_oraVersion.csv |
W_EMPLOYMENT_D.W_EMPLOYEE_CAT_CODE |
ユーザー人物タイプと、Oracle 11i Applicationの「Employment Category Code」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_Employment Dimension、 SDE_ORA_Employment Dimension_Full、 SDE_ORA_Employment Dimension_Workforce |
domainValues_Employee_Ethnic_Group_Code_oraVersion.csv |
W_EMPLOYEE_D.W_ETHNIC_GRP_CODE |
人種コードと、Oracle 11i Applicationの「Ethnic Group Code」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_Employee Dimension、 SDE_ORA_Employee Dimension_Full |
domainValues_Employment_Full_Time_Flg_oraVersion.csv |
W_EMPLOYMENT_D.W_FULL_TIME_FLG |
雇用区分と、Oracle 11i Applicationの「Full Time Flag」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_Employment Dimension、 SDE_ORA_Employment Dimension_Full、 SDE_ORA_Employment Dimension_Workforce |
domainValues_Employee_Sex_MF_oraVersion.csv |
W_EMPLOYEE_D.W_SEX_MF_CODE |
性別コードと、Oracle 11i Applicationの「Sex Code」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_EmployeeDimension、 SDE_ORA_EmployeeDimension_Full |
domainValues_Employment_Status_oraVersion.csv |
W_EMPLOYMENT_D.W_EMPLOYMENT_STAT_CODE |
システムごとの状況と、Oracle 11i Applicationの「Employment Status」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_Employment Dimension、 SDE_ORA_Employment Dimension_Full、 SDE_ORA_EmploymentDimension_Workforce |
domainValues_Employee_Veteran_Status_Code_oraVersion.csv |
W_EMPLOYEE_D.W_VETERAN_STATUS_CODE |
退役軍人コードと、Oracle 11i Applicationの「Veteran Status Code」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_EmployeeDimension、 SDE_ORA_EmployeeDimension_Full |
domainValues_EventTypes_oraVersion.csv 注意: このファイルはリリース7.9.6以降では使用されません。 |
W_EVENT_TYPE_D.W_EVENT_CLASS、 W_EVENT_TYPE_D.W_EVENT_GRP_CODE、 W_EVENT_TYPE_D.W_EVENT_REASON_CODE、 W_EVENT_SUBG_CODE |
イベントタイプ、イベント・コード、説明およびそれらの対応ドメイン値(Oracle 11i Applicationの「Event Group」、「Event Sub-Group」、「Event Reason」)の一覧です。 |
- |
domainValues_Flsa_oraVersion.csv |
W_EMPLOYMENT_D.W_EXEMPT_FLG、 W_JOB_D.W_FLSA_STAT_CODE、 W_HR_POSITION_D.W_EXEMPT_FLG |
FLSA状況と、Oracle R12 Applicationの「Exempt Flag」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_EmploymentDimension_Workforce、 SDE_ORA_JobDimension、 SDE_ORA_JobDimension_Full、 SDE_ORA_HRPositionDimension |
domainValues_HRPosition_Active_Pos_Flg_oraVersion.csv |
W_HR_POSITION_D.W_ACTIVE_POSITION_FLG |
役職状況と、Oracle 11i Applicationの「Active Position Flag」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_HRPosition Dimension、 SDE_ORA_HRPositionDimension |
domainValues_Pay_Type_Flg_oraVersion.csv |
W_PAY_TYPE_D.W_PAY_TYPE_FLG |
借方または貸方の原価計算の値と、Oracle 11i Applicationの「Pay type Flag」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_PayTypeDimension、 SDE_ORA_PayTypeDimension_Full |
domainValues_Pay_Type_Grp_Code_oraVersion.csv |
W_PAY_TYPE_D.W_PAY_TYPE_GRP_CODE |
分類名、要素名、Oracle 11i Applicationの「Pay Type Group Code」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_PayTypeDimension、 SDE_ORA_PayTypeDimension_Full |
domainValues_Perf_nrml_rating_oraVersion.csv |
W_PERFORMANCE_BAND_D.PERF_BAND_CODE、 PERF_BAND_NAME |
パフォーマンス評価と、それらの評価に対応するパフォーマンス・バンド・コード/名前のドメイン値です。 |
SIL_PerformanceBandDimension |
domainValues_Recruitment_Event_Reason_oraVersion.csv |
W_RCRTMNT_EVENT_TYPE_D.W_EVENT_CODE、 W_RCRTMNT_EVENT_TYPE_D.W_SUB_STAGE_CODE、 W_RCRTMNT_EVENT_TYPE_D.W_STAGE_CODE、 W_RCRTMNT_EVENT_TYPE_D.W_REASON_CODE、 W_RCRTMNT_EVENT_TYPE_D.W_REASON_TYPE_CODE |
採用申請ステータス、各種採用イベントと、それらに対応するOracle EBS用のドメイン値(採用イベント・コード、採用サブ・ステージ・コード、採用ステージ・コード、採用イベント理由コードおよび採用イベント理由タイプ・コード)を一覧します。 |
SDE_ORA_RecruitmentEventTypeDimension_ApplicantEvents、 SDE_ORA_RecruitmentEventTypeDimension_ApplicantEvents_Full、 SDE_ORA_RecruitmentEventTypeDimension_ApplicantTerminated、 SDE_ORA_RecruitmentEventTypeDimension_ApplicantTerminated_Full、 SDE_ORA_RecruitmentEventTypeDimension_Hire_Leave、 SDE_ORA_RecruitmentEventTypeDimension_Hire_Leave_Full、 SDE_ORA_RecruitmentEventTypeDimension_RequisitionStatuses、 SDE_ORA_RecruitmentEventTypeDimension_RequisitionStatuses_Full、 SDE_ORA_RecruitmentEventTypeDimension_Unspecified_Full |
domainValues_Recruitment_Source_Type_oraVersion.csv |
W_RCRTMNT_SOURCE_D.W_SOURCE_TYPE_CODE |
採用ソース(詳細)と、それらのソースに対応するOracle EBSの採用ソース・タイプ・コードのドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_RecruitmentSourceDimension_Detail、 SDE_ORA_RecruitmentSourceDimension_Detail_Full、 SDE_ORA_RecruitmentSourceDimension_Type、 SDE_ORA_RecruitmentSourceDimension_Type_Full |
domainValues_Requisition_Category_oraVersion.csv |
W_JOB_RQSTN_D.W_CATEGORY_CODE |
採用申請区分と、それらのカテゴリに対応するOracle EBSの採用申請区分コードのドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_JobRequisitionDimension、 SDE_ORA_JobRequisitionDimension_Full |
domainValues_Status_Recruitment_oraVersion.csv |
W_STATUS_D.W_STATUS_CLASS、 W_STATUS_D.W_STATUS_CODE |
採用ステータスと、それらのステータスに対応するOracle EBSのステータス・クラスおよびステータス・コードのドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_StatusDimension_RecruitmentStatus、 SDE_ORA_StatusDimension_RecruitmentStatus_Full |
domainValues_Status_Vacancy_oraVersion.csv |
W_STATUS_D.W_STATUS_CLASS、 W_STATUS_D.W_STATUS_CODE |
採用申請ステータスと、それらのステータスに対応するOracle EBSのステータス・クラスおよびステータス・コードのドメイン値の一覧です。 |
SDE_ORA_StatusDimension_RequisitionStatus、 SDE_ORA_StatusDimension_RequisitionStatus_Full |
domainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csv |
W_WRKFC_EVENT_TYPE_D.W_EVENT_GRP_CODE、 W_WRKFC_EVENT_TYPE_D.W_EVENT_SUBG_CODE、 W_WRKFC_EVENT_TYPE_D.EVENT_CODE、 W_WRKFC_EVENT_TYPE_D.PROMOTION_FLG、 W_WRKFC_EVENT_TYPE_D.TRANSFER_FLG |
イベントタイプ、イベント・コード、説明およびそれらの対応ドメイン値(Oracle R12 Applicationの「Event Group」、「Event Sub-Group」、「Event」)の一覧です。 |
SDE_ORA_PersistedStage_WorkforceEventDimension_Domain |
domainValues_LearningEnrollment_Status_oraVersion.csv |
W_STATUS_D.W_STATUS_CODE |
ソース・ステータスをウェアハウス・ステータスにマッピングします。その結果、メジャー/日付/FKが設定されます。 |
SDE_ORA_Status Dimension_LearningEnrollment Status、 SDE_ORA_Status Dimension_LearningEnrollment Status_Full |
domainValues_Wrkfc_Appraisals_oraVersion.csv |
W_ORA_WEVT_PERF_PS (フィルタ) |
どの査定を含めるか、除外するかを定義します(たとえば、年間パフォーマンス・レビューは含め、それ以外のタイプは除外する、など)。 |
SDE_ORA_PersistedStage_WorkforceEvent_Performance_Full、 SDE_ORA_PersistedStage_WorkforceEvent_Performance_Incr |
file_Normal_Hours_Conversion_Factor_oraVersion.csv |
W_ORA_WEVT_ASG_PS.NORMAL_HOURS_MONTH |
作業時間を年間総計時間に変換するために使用されます。この総計時間は月別の時間を格納するために12等分されます。 |
SDE_ORA_PersistedStage_WorkforceEvent_Assignment_Full、 SDE_ORA_PersistedStage_WorkforceEvent_Assignment_Incr |
この項では、domainValues_AbsenceEvent_Status_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
注意: これはOracle EBS R12固有のタスクです。Oracle EBS 11.5.10ソース・システムには、この構成は不要です。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムのApproval Status値を特定します。
SELECT DISTINCT APPROVAL_STATUS FROM PER_ABSENCE_ATTENDANCES
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_AbsenceEvent_Status_oraVersion.csvファイルを開きます。このファイルでは、冒頭から6行目以降で次の表に示した情報が使用可能かどうかを確認します。
APPROVAL_STATUS | ABSENCE_STATUS_CODE | ABSENCE_STATUS_NAME |
---|---|---|
Y | APPROVED | 承認 |
N | UNAPPROVED | 未承認 |
- | REQUESTED | 要求済または進行中 |
ドメイン値のABSENCE_STATUS_CODEとABSENCE_STATUS_NAMEの値は、更新またはカスタマイズできます。
この項では、domainValues_Employment_Cat_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。サブ・カテゴリが雇用次元に追加されています。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムのユーザー人物タイプを特定します。
SELECT DISTINCT SYSTEM_PERSON_TYPE, USER_PERSON_TYPE FROM PER_PERSON_TYPES WHERE SYSTEM_PERSON_TYPE IN ('EMP','CWK','OTHER','EMP_APL','EX_EMP','EX_EMP_APL','RETIREE','PRTN') ORDER BY 1,2
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employment_Cat_oraVersion.csvファイルを開きます。
SQL問合せの結果から得られるユーザー人物タイプとシステム人物タイプのデータを、domainValues_Employment_Cat_oraVersion.csvファイルのUSER_PERSON_TYPE列とSYS_PERSON_TYPE列にコピーします。6行目以降のデータをコピーします。
domainValues_Employment_Cat_oraVersion.csvファイルで、ユーザー人物タイプとシステム人物タイプのデータ(SQL問合せの結果)の各組合せを、提供済のドメイン値W_EMPLOYEE_CATEGORY_CODEとW_EMPLOYEE_SUB_CAT_CODEの1つの組合せにマップします。
新しい行を追加することで、ユーザー人物タイプとシステム人物タイプのデータの複数の組合せを、ドメイン値W_EMPLOYEE_CATEGORY_CODEとW_EMPLOYEE_SUB_CAT_CODEの同一の組合せにマップできます。次に例を示します。
USER_PERSON_TYPE | SYS_PERSON_TYPE | W_EMPLOYEE_CATEGORY_CODE |
---|---|---|
契約 | OTHER | CONTINGENT |
臨時従業員 | CWK | CONTINGENT |
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Employee_Ethnic_Group_Code_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの人種グループ・コードを特定します。
SELECT DISTINCT PER_INFORMATION1 FROM PER_ALL_PEOPLE_F WHERE PER_INFORMATION1 in ('1','2','3','4','5','6','7','8','9','10','11','12','13','BA','BC','BO','C','I','O','P','W') ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employee_Ethnic_Group_Code_oraVersion.csvファイルを開きます。
このファイルのETHNIC_CODEカラムにPER_INFORMATION1をコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。
各人種コードを1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Employment_Full_Time_Flg_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。雇用次元は拡張され、正規従業員と臨時従業員の構成が含まれるようになっています。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの雇用区分を特定します。
SELECT DISTINCT EMPLOYMENT_CATEGORY FROM PER_ALL_ASSIGNMENTS_F ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employment_Full_Time_Flg_oraVersion.csvファイルを開きます。
SQL問合せの結果から得られる雇用区分データを、domainValues_Employment_Full_Time_Flg_oraVersion.csvファイルのEMPLOYMENT_CATEGORY列にコピーします。6行目以降のデータをコピーします。
Oracle E-Business Suiteソース・システム内の雇用区分をFULL_TIME_FLAG列およびW_REG_TEMP<_CODE|_DESC>列にマップします。この2つの列は雇用区分についてのOracle E-Business Suiteの列です。
domainValues_Employment_Full_Time_Flg_oraVersion.csvファイルで、各EMPLOYMENT_CATEGORY値を1つのドメイン値にマップします。EMPLOYMENT_CATEGORY値の右側の列を使用して、EMPLOYMENT_CATEGORY値が常勤雇用区分(FULL_TIME_FLAG)と一致するかどうかと、従業員ステータスが(REG)正規従業員か(TEMP)臨時従業員かを定義します(W_REG_TEMP_CODE、W_REG_TEMP_DESC)。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Employee_Sex_MF_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの性別コードを特定します。
SELECT DISTINCT SEX FROM PER_ALL_PEOPLE_F ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employee_Sex_MF_oraVersion.csvファイルを開きます。
このファイルのSEXカラムにSEXカラムをコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。
各性別コードを1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Employment_Status_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムのシステムごとの状況を特定します。
SELECT DISTINCT PER_SYSTEM_STATUS FROM PER_ASSIGNMENT_STATUS_TYPES ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employment_Status_oraVersion.csvファイルを開きます。
このファイルのPER_SYSTEM_STATUSカラムにPER_SYSTEM_STATUSをコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。
各PER_SYSTEM_STATUSを1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Employee_Veteran_Status_Code_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの退役軍人状況コードを特定します。
SELECT DISTINCT PER_INFORMATION5 FROM PER_ALL_PEOPLE_F WHERE PER_INFORMATION_CATEGORY = 'US' AND PER_INFORMATION5 IS NOT NULL ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employee_Veteran_Status_Code_oraVersion.csvファイルを開きます。
このファイルのVETERAN_STATUS_CODEカラムにPER_INFORMATION5カラムをコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。
各退役軍人状況コードを1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Flsa_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムのFLSA状況を特定します。
SELECT DISTINCT CASE WHEN JOB_INFORMATION_CATEGORY IN ('US','CA') THEN JOB_INFORMATION3 END FLSA_STAT_CODE FROM PER_JOBS ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employment_Exempt_Flg_oraVersion.csvファイルを開きます。
SQL問合せの結果から得られるFLSA_STAT_CODEデータを、domainValues_Flsa_oraVersion.csvファイルのFLSA_STATUS_CODE列にコピーします。6行目以降のデータをコピーします。
各FLSA_STATUS_CODE値を1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_HRPosition_Active_Pos_Flg_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの役職状況を特定します。
SELECT DISTINCT STATUS FROM HR_ALL_POSITIONS_F ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_HRPosition_Active_Pos_Flg_oraVersion.csvファイルを開きます。
このファイルのSTATUSカラムにSTATUSをコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。
役職の各STATUSを1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Pay_Type_Flg_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムにおいて借方または貸方の原価計算値を特定します。
SELECT DISTINCT COSTING_DEBIT_OR_CREDIT FROM PAY_ELEMENT_CLASSIFICATIONS ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Pay_Type_Flg_oraVersion.csvファイルを開きます。
このファイルのCOSTING_DEBIT_OR_CREDITカラムにCOSTING_DEBIT_OR_CREDITをコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。
各_DEBIT_OR_CREDITを1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Pay_Type_Grp_Code_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの給与要素を特定します。
SELECT DISTINCT CLASSIFICATION_NAME, ELEMENT_NAME FROM PAY_ELEMENT_TYPES_F, PAY_ELEMENT_CLASSIFICATIONS WHERE PAY_ELEMENT_CLASSIFICATIONS.CLASSIFICATION_ID = PAY_ELEMENT_TYPES_F.CLASSIFICATION_ID AND CLASSIFICATION_NAME NOT LIKE '%Information%' AND CLASSIFICATION_NAME NOT LIKE '%Employer%' AND CLASSIFICATION_NAME NOT LIKE '%Balance%' ORDER BY 1, 2
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Pay_Type_Grp_Code_oraVersion.csvファイルを開きます。
このファイルのCLASSIFICATION_NAMEカラムとELEMENT_NAMEカラムに分類名と要素名をそれぞれコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。カンマを使用してエントリを区切ります。
注意: domainValues_Pay_Type_Grp_Code_oraVersion.csvファイルの1行目から4行目までは変更しないでください。 |
各要素名を1つのドメイン値にマッピングします。また、分類名も要素名と一緒に抽出すると、ドメイン値をマップする場合に役立ちます。要素が給与支払チェックに関連付けられていない場合は、要素をOTHERにマップできます。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_perf_nrml_rating_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。Oracleソース・システムのパフォーマンス機能を使用して、domainValues_perf_nrml_rating_oraVersion.csvファイルの構成オプションを判断します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの実績比率を特定します。
SELECT perf_rating,rating_level_id,rating_desc, CASE WHEN max_rating > 0 THEN ROUND(100 * rnk_rating / max_rating, 0) END NRMLIZED_RATING, NULL PERF_BAND_CODE FROM (SELECT to_char(prl.step_value) perf_rating,prl.rating_level_id rating_level_id, prl.name rating_desc, prl.step_value rnk_rating, MAX(prl.step_value) KEEP (DENSE_RANK LAST ORDER BY prl.step_value) OVER (PARTITION BY prl.rating_scale_id) max_rating FROM per_rating_levels prl WHERE prl.rating_scale_id IN ( SELECT DISTINCT lvl.rating_scale_id FROM per_rating_levels lvl, per_appraisals appr WHERE appr.overall_performance_level_id = lvl.rating_level_id) UNION ALL SELECT lookup_code perf_rating, to_number(null) rating_level_id, meaning rating_desc, RANK() OVER (ORDER BY lookup_code) rnk_rating, SUM(1) OVER () max_rating FROM hr_lookups WHERE lookup_type = 'PERFORMANCE_RATING' ) ORDER BY 2, 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_perf_nrml_rating_oraVersion.csvファイルを開きます。
SQL問合せの結果から、PERF_RATING、RATING_LEVEL_IDおよびRATING_DESCのデータを、domainValues_perf_nrml_rating_(ver).csvファイルにコピーします。6行目以降のデータをコピーします。
domainValues_perf_nrml_rating_oraVersion.csvファイルで、PERF_RATING、RATING_LEVEL_IDおよびRATING_DESCの値を、1つのNRMLIZED_RATINGまたは1つのPERF_BAND_CODEドメイン値にコピーします。
NRMLIZED_RATINGの値は、0から100(パーセント)になります。
PERF_BAND_CODEの値は、$PMServer\srcfiles\file_perf_band.csvファイル内のPERF_BAND_CODE列と対応している必要があります(このファイルは、INFA_HOME\server\infa_shared\SrcFilesなどにあります)。
注意: 手順1で示したSQL文を実行すると、評価レベルは正規化した評価レベルに変換され、変換された値がNRMLIZED_RATING列に書き込まれます。必要に応じて、デフォルトを変更できます。 |
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Recruitment_Event_Reason_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
注意: このCSVファイルが正しく機能するように、採用サブジェクト・エリア用に構成する必要があります。 |
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの割当てステータスを特定します。
SELECT TO_CHAR(ASSIGNMENT_STATUS_TYPE_ID) STATUS_CODE, USER_STATUS STATUS_NAME FROM PER_ASSIGNMENT_STATUS_TYPES WHERE PER_SYSTEM_STATUS in ('ACTIVE_APL','INTERVIEW1','INTERVIEW2','OFFER','ACCEPTED','TERM_APL')
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの採用申請ステータスを特定します。
SELECT LOOKUP_CODE, MEANING FROM HR_STANDARD_LOOKUPS WHERE LOOKUP_TYPE = 'VACANCY_STATUS'
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの割当て変更コードと理由を特定します。
SELECT LOOKUP_CODE, MEANING FROM HR_STANDARD_LOOKUPS WHERE LOOKUP_TYPE = 'APL_ASSIGN_REASON'
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの応募者採用停止コードと理由を特定します。
SELECT LOOKUP_CODE, MEANING FROM HR_STANDARD_LOOKUPS WHERE LOOKUP_TYPE = 'TERM_APL_REASON'
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Recruitment_Event_Reason_oraVersion.csvファイルを開きます。
このファイル内のSTATUS_CODE列とSTATUS_NAME列に、手順1のSQL文を使用した結果から得られる割当てステータス・タイプと名前をそれぞれコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。カンマを使用してエントリを区切ります。
このファイル内のSTATUS_CODE列とSTATUS_NAME列に、手順2のSQL文を使用した結果から得られる参照コードと説明をそれぞれコピーします。このデータを手順6でコピーしたデータに追加します。カンマを使用してエントリを区切ります。
手順3と手順4の参照コードと説明を使用して、ファイル内のREASON_CODE列とREASON_NAME列に移入します。STATUS_CODEとSTATUS_NAMEの値は、それぞれREASON_CODE列とREASON_NAME列の有効な値にマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
アクティブなアプリケーション・ステータスとしてOracleソース・システムで現在使用されているSTATUS_CODEとREASON_CODEの組合せを参照するには、次のSQLを使用します。
SELECT DISTINCT STATUS_CODE, STATUS_NAME, REASON_CODE, REASON_NAME FROM ( SELECT ASG.ASSIGNMENT_STATUS_TYPE_ID STATUS_CODE, STS.USER_STATUS STATUS_NAME, ASG.CHANGE_REASON REASON_CODE, LKP.MEANING REASON_NAME FROM PER_ALL_ASSIGNMENTS_F ASG, PER_ASSIGNMENT_STATUS_TYPES STS, HR_STANDARD_LOOKUPS LKP WHERE ASG.ASSIGNMENT_STATUS_TYPE_ID = STS.ASSIGNMENT_STATUS_TYPE_ID AND ASG.CHANGE_REASON = LKP.LOOKUP_CODE(+) AND LKP.LOOKUP_TYPE(+) = 'APL_ASSIGN_REASON' AND ASG.ASSIGNMENT_TYPE = 'A' UNION ALL SELECT ASG.ASSIGNMENT_STATUS_TYPE_ID STATUS_CODE, STS.USER_STATUS STATUS_NAME, ASG.STATUS_CHANGE_REASON REASON_CODE, LKP.MEANING REASON_NAME FROM IRC_ASSIGNMENT_STATUSES ASG, PER_ASSIGNMENT_STATUS_TYPES STS, HR_STANDARD_LOOKUPS LKP WHERE ASG.ASSIGNMENT_STATUS_TYPE_ID = STS.ASSIGNMENT_STATUS_TYPE_ID AND ASG.STATUS_CHANGE_REASON = LKP.LOOKUP_CODE(+) AND LKP.LOOKUP_TYPE(+) = 'APL_ASSIGN_REASON' )
注意: なんらかの割当て変更のために理由コードを割り当てていない場合は、REASON_CODEとREASON_NAMEにAnyを使用します。最初に、アプリケーションは割当てステータス・タイプと理由の組合せを使用してイベントを検索します。特定の割当てステータス・タイプに対して理由が構成されていない場合は、REASON_CODEのAnyに対応するイベントが使用されます。 |
手順2で取得したすべての採用申請のSTATUS_CODE値とSTATUS_NAME値に対して、REASON_CODEとREASON_NAMEはUnspecifiedになります。
SOURCE_CODE、SOURCE_NAME、REASON_CODE、REASON_NAMEのすべての組合せを、次のドメイン列にマップします。
W_EVENT_CODE - 採用イベント・コード
W_EVENT_DESC - 採用イベントの説明
W_SUB_STAGE_CODE - 採用サブ・ステージ・コード
W_SUB_STAGE_DESC - 採用サブ・ステージの説明
W_STAGE_CODE - 採用ステージ・コード
W_STAGE_DESC - 採用ステージの説明
W_REASON_CODE - 採用理由コード
W_REASON_DESC - 採用理由の説明
W_REASON_TYPE_CODE - 採用理由タイプ・コード
W_REASON_TYPE_DESC - 採用理由タイプの説明
W_APL_EVENT_FLG - 応募者イベント・フラグ。Yは応募者イベント、Nはそれ以外
W_REQ_EVENT_FLG - 採用申請イベント・フラグ。Yは採用申請イベント、Nはそれ以外
注意: EVENT_SEQ_NUM列で、このファイル内のイベントに順序を付けます。たとえば、採用申請承認済、応募受付済、応募者面接済、応募者内定済、応募者内定受諾および採用申請締切という6つのイベントがある場合、イベント順序は、順に10,20,30,40,50,60となります。 |
公開されているドメイン値の一覧は、Oracle Business Analytics Warehouseデータ・モデル・リファレンスを参照してください。
ファイルを保存して閉じます。
注意: file_Recruitment_Event_Reason_Hard_Coded_oraVersion.csvという追加CSVファイルを使用して、採用イベント次元に移入します。これにより、自動生成された採用イベントが作成されます。さらに、雇用、退職、初回のパフォーマンス評価および初回の異動などのイベントに対して理由が指定されていない場合、このファイルを使用してデフォルトのイベントを作成します。このファイルについては、構成の必要はありません。かわりに、domainValues_Recruitment_Event_Reason_oraVersion.csvファイルを使用して、これまでの手順で説明してきたように、構成可能なデータを採用イベント次元に指定します。 |
この項では、domainValues_Recruitment_Source_Type_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの採用ソース・タイプを特定します。
SELECT HR_STANDARD_LOOKUPS.LOOKUP_TYPE, HR_STANDARD_LOOKUPS.LOOKUP_CODE, HR_STANDARD_LOOKUPS.MEANING FROM HR_STANDARD_LOOKUPS WHERE LOOKUP_TYPE = 'REC_TYPE'
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Recruitment_Source_Type_oraVersion.csvファイルを開きます。
このファイルのSOURCE_TYPE_CODE列とSOURCE_TYPE_NAME列に、それぞれ参照コードと説明をコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。カンマを使用してエントリを区切ります。
各採用ソース・タイプ(LOOKUP_CODE)を、2つのドメイン列W_SOURCE_TYPE_CODEとW_SOURCE_TYPE_DESCのそれぞれ1つのドメイン値にマップします。ソース・タイプを使用して採用ソース・タイプの説明(MEANING)を抽出すると、ドメイン値のマッピングに役立ちます。
これらの追加ソース・タイプそれぞれをマップします。これは、次の抽出マッピングにより、W_RCRTMNT_SOURCE_D表に追加されます。
Type = IREC; Name = iRecruitment
Type = UNKNOWN; Name = unknown
公開されている値の一覧を確認する場合は、使用している構成またはOracle Business Analytics Warehouseデータ・モデル・リファレンスを参照してください。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Requisition_Category_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの請求カテゴリを特定します。
SELECT HR_STANDARD_LOOKUPS.LOOKUP_TYPE, HR_STANDARD_LOOKUPS.LOOKUP_CODE, HR_STANDARD_LOOKUPS.MEANING FROM HR_STANDARD_LOOKUPS WHERE LOOKUP_TYPE = 'VACANCY_CATEGORY'
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Requisition_Category_oraVersion.csvファイルを開きます。
このファイルのCATEGORY_CODE列とCATEGORY_NAME列に、それぞれ参照コードと説明をコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。カンマを使用してエントリを区切ります。
各請求カテゴリ(LOOKUP_CODE)を、2つのドメイン列W_CATEGORY_CODEとW_ CATEGORY_NAMEのそれぞれ1つのドメイン値にマップします。それぞれのカテゴリ・コードを使用して請求カテゴリの説明(MEANING)を抽出すると、ドメイン値のマッピングに役立ちます。
公開されている値の一覧を確認する場合は、使用している構成またはOracle Business Analytics Warehouseデータ・モデル・リファレンスを参照してください。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Status_Recruitment_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの採用ステータスを特定します。
SELECT PER_ASSIGNMENT_STATUS_TYPES.PER_SYSTEM_STATUS AS LOOKUP_CODE, PER_ASSIGNMENT_STATUS_TYPES.USER_STATUS AS MEANING FROM PER_ASSIGNMENT_STATUS_TYPES WHERE PER_SYSTEM_STATUS in('ACTIVE_APL','INTERVIEW1','INTERVIEW2','OFFER','ACCEPTED','TERM_APL') Group By PER_ASSIGNMENT_STATUS_TYPES.PER_SYSTEM_STATUS, PER_ASSIGNMENT_STATUS_TYPES.USER_STATUS
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Status_Recruitment_oraVersion.csvファイルを開きます。
このファイルのPER_SYSTEM_STATUS列とUSER_STATUS列に、それぞれ参照コードと説明をコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。カンマを使用してエントリを区切ります。
各採用ステータス(LOOKUP_CODE)を、2つのドメイン列W_STATUS_CODEとW_STATUS_NAMEのそれぞれ1つのドメイン値にマップします。W_STATUS_CLASSドメイン値列は、ファイルに入力したすべての採用ステータス・コードに対して、値RECRUITMENT_STATUSにする必要があります。それぞれのステータス・コードを使用して採用ステータスの説明(USER_STATUS (MEANING))を抽出すると、ドメイン値のマッピングに役立ちます。
公開されている値の一覧を確認する場合は、使用している構成またはOracle Business Analytics Warehouseデータ・モデル・リファレンスを参照してください。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Status_Vacancy_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの雇用請求ステータスを特定します。
SELECT HR_STANDARD_LOOKUPS.LOOKUP_TYPE, HR_STANDARD_LOOKUPS.LOOKUP_CODE, HR_STANDARD_LOOKUPS.MEANING FROM HR_STANDARD_LOOKUPS WHERE LOOKUP_TYPE = 'VACANCY_STATUS'
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Status_Recruitment_oraVersion.csvファイルを開きます。
このファイルのSTATUS_CODE列とSTATUS_NAME列に、参照コードと説明をそれぞれコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。カンマを使用してエントリを区切ります。
各請求ステータス(LOOKUP_CODE)を、2つのドメイン列W_STATUS_CODEとW_STATUS_NAMEのそれぞれ1つのドメイン値にマップします。W_STATUS_CLASSドメイン値列は、ファイルに入力したすべての請求ステータス・コードに対して、値VACANCY_STATUSにする必要があります。それぞれのステータス・コードを使用して請求ステータスの説明(MEANING)を抽出すると、ドメイン値のマッピングに役立ちます。
公開されている値の一覧を確認する場合は、使用している構成またはOracle Business Analytics Warehouseデータ・モデル・リファレンスを参照してください。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。人材イベント次元は、このリリースから使用可能になりました。データのロード中は、データは永続的なステージング表であるW_ORA_DMN_WEVT_TYP_PSにロードされます。この表は、次元表W_WRKFC_EVENT_TYPE_Dにデータを入力するために使用されます。
デフォルトのdomainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイルには、人材イベント次元でサポートされるイベント・グループ、サブ・グループおよびイベントが含まれています。EVENT_TYPE、EVENT_REASON、ORG_CHANGE_FLG、JOB_CHANGE_FLG、POS_CHANGE_FLG、GRD_CHANGE_FLG、LOC_CHANGE_FLGおよびSUP_CHANGE_FLGの列を使用して、ソース・システムの属性変更の組合せを、適合するウェアハウス・イベントにマップします。
デフォルトでは、イベントはdomainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイルに定義されています。次のイベントは、W_EVENT_NAMEという列見出しの下に一覧されています。
Assignment Change
Transfer
Promotion
Assignment Start
New Hire
Rehire
Voluntary Termination
Involuntary Termination
Assignment End
FTE Change
Headcount Change
Performance Review
Person Type Change
Salary Review
domainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイルを構成するには:
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムで人材イベント理由の潜在的なリストを特定します。
/* Change the language condition to your implementation language */ SELECT 'ASG' EVENT_TYPE ,LOOKUP_CODE EVENT_REASON ,'ANY' ORG_CHANGE ,'ANY' JOB_CHANGE ,'ANY' POS_CHANGE ,'ANY' GRD_CHANGE ,'ANY' LOC_CHANGE ,'ANY' SUP_CHANGE ,'ASG' W_EVENT_CODE ,'ASSIGNMENT EVENT' W_EVENT_DESC ,'ASG~OTHER' W_EVENT_SUBG_CODE ,'ASSIGNMENT CHANGE' W_EVENT_SUBG_DESC ,'ASG~OTHER' W_EVENT_GRP_CODE ,'ASSIGNMENT CHANGE' W_EVENT_GRP_DESC ,'N' PROMOTION_EVENT_FLG ,'N' TRANSFER_EVENT_FLG FROM HR_STANDARD_LOOKUPS WHERE LOOKUP_TYPE IN ('EMP_ASSIGN_REASON', 'CWK_ASSIGN_REASON') UNION ALL SELECT 'TERM' EVENT_TYPE ,LOOKUP_CODE EVENT_REASON ,'N' ORG_CHANGE ,'N' JOB_CHANGE ,'N' POS_CHANGE ,'N' GRD_CHANGE ,'N' LOC_CHANGE ,'N' SUP_CHANGE ,'TERM' W_EVENT_CODE ,'TERMINATION' W_EVENT_DESC ,'TERM~VOLUNTARY' W_EVENT_SUBG_CODE ,'VOLUNTARY TERMINATION' W_EVENT_SUBG_DESC ,'TERM~VOLUNTARY' W_EVENT_GRP_CODE ,'VOLUNTARY TERMINATION' W_EVENT_GRP_DESC ,'N' PROMOTION_EVENT_FLG ,'N' TRANSFER_EVENT_FLG FROM HR_STANDARD_LOOKUPS WHERE LOOKUP_TYPE IN ('LEAV_REAS', 'HR_CWK_TERMINATION_REASONS') ORDER BY 1, 2
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイルを開きます。
各イベント・タイプ(LOOKUP_TYPE)データを、次の3つのドメイン列の1つのドメイン値にそれぞれマッピングします。W_EVENT_GRP_CODE、W_EVENT_SUBG_CODEおよびW_EVENT_CODE。イベント・タイプ・データを使用してイベント・カテゴリ(LOOKUP_TYPE)およびイベントの説明(MEANING)も抽出すると、ドメイン値をマップする場合に役立ちます。
注意: CSVファイルの編集中は、次のイベント・タイプを削除しないようにしてください。
強制的なイベント理由が(ソース・システム側に)ない場合(割当て予算額の変更など)でも、HR Analyticsにはそのイベントを捕捉するメカニズムが用意されています。こうした設定は、デフォルトのdomainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイルで変更や削除を行わないでください。 既存の例は削除しないでください。ただし、それらを変更する必要がある場合は、次のルールに従ってください。 ASGイベント・タイプについては、理由と変更のフラグで分割できるため、理由のないイベントに対するevent_reason値はUnassignedにします。ただし、デフォルト値がAnyの行は変更しないでください。 TERMイベント・タイプについては、理由による分割が可能ですが、変更フラグ値をNに設定し、理由のないイベントに対するevent_reason値をUnassignedにします。ただし、デフォルト値がAnyの行は変更しないでください。 ASG_END、FTE、HDC、PERF、PTYPおよびSALのイベント・タイプについては、変更フラグ値をNに、理由値をNot Applicableに設定します。 |
要件に基づいてデータ・オプションを構成します。
表7-13 domainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイルの構成オプション
構成オプションまたはフラグ | 値 | 説明 |
---|---|---|
EVENT_REASON |
任意 |
ソース・トランザクションに指定されたイベント理由が実際のイベントと比べて重要ではないと考えられるために、EVENT_REASON列のかわりに*_FLG列を構成する場合は、EVENT_REASON列の値をAnyにします。この構成オプションの例については、domainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイルを参照してください。 *_FLG構成オプションは、この表に示されています。 |
ORG_CHANGE_FLG |
任意 Y |
ソース表PER_ALL_ASSIGNMENTS_Fにある、(同じASSIGNMENT_IDの)現在と以前の有効日レコード間のORGANIZATION_ID値の変化。 |
JOB_CHANGE_FLG |
任意 Y |
ソース表PER_ALL_ASSIGNMENTS_Fにある、(同じASSIGNMENT_IDの)現在と以前の有効日レコード間のJOB_ID値の変化。 |
POS_CHANGE_FLG |
任意 Y |
ソース表PER_ALL_ASSIGNMENTS_Fにある、(同じASSIGNMENT_IDの)現在と以前の有効日レコード間のPOSITION_ID値の変化。 |
GRD_CHANGE_FLG |
任意 Y |
ソース表PER_ALL_ASSIGNMENTS_Fにある、現在と以前の有効日レコード間のGRADE_ID値の変化。 |
LOC_CHANGE_FLG |
任意 Y |
ソース表PER_ALL_ASSIGNMENTS_Fにある、(同じASSIGNMENT_IDの)現在と以前の有効日レコード間のLOCATION_ID値の変化。 |
SUP_CHANGE_FLG |
任意 Y |
ソース表PER_ALL_ASSIGNMENTS_Fにある、(同じASSIGNMENT_IDの)現在と以前の有効日レコード間のSUPERVISOR_ID値の変化。 ソース・トランザクションに対する割当て属性の変化(たとえば、ジョブの変更)が実際のイベントに対して重要ではなく影響を及ぼすこともないと考えられる場合は、*_FLG列の値をAnyにします。 割当て属性の変更を重要とは考えない場合、値をYとします。 この構成オプションの例については、domainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイルを参照してください。 |
未割当て |
利用できません。 |
イベント理由の指定が(ソース・システム側で)任意の場合(退職理由など)、HR Analyticsはこの理由を未割当てとして捕捉するメカニズムが用意されています。また同時に、適合するマッピングも可能です。この構成オプションの例については、domainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイルを参照してください(TERM Unassignedを参照)。 |
該当なし |
利用できません。 |
強制的なイベント理由が(ソース・システム側に)ない場合(割当て予算額の変更など)でも、HR Analyticsにはそのイベントを捕捉するメカニズムが用意されています。こうした設定は、デフォルトのdomainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイルで変更や削除を行わないでください。 |
プロモーション・イベントの特定 |
利用できません。 |
ソース・システム上での昇格を識別するには、トランザクション理由だけでは不十分なことも多く、このシナリオをサポートするには、昇格割当てイベント理由(たとえばPR_PROM)を正式にマップするか、1つ以上の*_FLG列の組合せを使用します。さらに、PROMOTION_EVENT_FLG列値をYに設定して、明示的にこの選択が昇格イベントであることを示します。この構成オプションの例については、domainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイル内のASG PR_PROM列に記載された情報を参照してください。 |
異動イベントの特定 |
異動イベントの特定 |
ソース・システム上で異動を識別するには、トランザクション理由だけでは不十分なことも多く、このシナリオをサポートするには、異動割当てイベント理由があればそれを正式にマップするか、1つ以上の*_FLG列の組合せを使用します。さらに、TRANSFER_EVENT_FLG列値をYに設定して、明示的にこの選択が異動イベントであることを示します。この構成オプションの例については、domainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイル内でORG_CHANGE_FLG = Yの列に記載された情報を参照してください。 |
退職イベントの識別(自己都合または会社都合) |
利用できません。 |
従業員の自己都合および会社都合による退職理由のマッピングを定義するには、従業員の自己都合および会社都合の退職理由がサブ概念であり、この情報がOracle E-Business Suiteソース・システムでは捕捉されない場合に、domainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイルに行を用意する必要があります。この構成オプションの例については、domainValues_Wrkfc_EventType_oraVersion.csvファイル内のTERMを参照してください。 |
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この項では、domainValues_LearningEnrollment_Status_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの学習登録ステータスを特定します。
SELECT DISTINCT BOOKING_STATUS_TYPE_ID STATUS_CODE, NAME STATUS_NAME FROM OTA_BOOKING_STATUS_TYPES ORDER BY 1,2
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_LearningEnrollment_Status_oraVersion.csvファイルを開きます。
ステータス・コードとステータス名を、このファイルのSTATUS_CODE列とSTATUS_NAME列にそれぞれコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。カンマを使用してエントリを区切ります。
各状況コードを1つのドメイン値にマッピングします。また、ステータス名もステータス・コードと一緒に抽出すると、ドメイン値をマップする場合に役立ちます。
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この項では、domainValues_Wrkfc_Appraisals_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの査定テンプレートを特定します。
SELECT APPRAISAL_TEMPLATE_ID APPRAISAL_TEMPLATE_ID, NAME APPRAISAL_TEMPLATE_NAME, 'Y' EXCLUDE_FLAG FROM PER_APPRAISAL_TEMPLATES;
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Wrkfc_Appraisals_oraVersion.csvファイルを開きます。
表示するパフォーマンス評価(たとえば、年間査定)を扱う査定については、EXCLUDE_FLAGをNに変更します。
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この項では、file_Normal_Hours_Conversion_Factor_oraVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracleソース・システムの頻度コードを特定します。
SELECT LOOKUP_CODE NORMAL_HOURS_FREQ, MEANING FROM HR_STANDARD_LOOKUPS A WHERE LOOKUP_TYPE = 'FREQUENCY' AND ENABLED_FLAG = 'Y';
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるfile_Normal_Hours_Conversion_Factor_oraVersion.csvファイルを開きます。
年間および月間の変換係数を追加または修正し、割当て労働時間をper_all_assignments_fに入力した単位から年間および月間の値に変換します。
たとえば、割当て労働時間が40時間/W(週)では、次の変換係数を使用できます。
年間 = 52 (52週/年とすると、時間/年 = 40 * 52 = 2080)
月間 = 52/12 = 4.3 (4.3週/月)
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Employee次元テーブルには、3つのアドレス・フィールドがあります。
自宅住所
電子メールアドレス
勤務先住所
これらのアドレスにそれぞれについて、Oracle Business Intelligence Applicationsではプライマリ・アドレスのみを使用します。さらに次のロジックは、様々なアドレス・タイプを決定するために使用されます。
自宅住所: アドレス・タイプ = H (これは自宅住所であることを示す)
メール: アドレス・タイプ = M。これが使用できない場合は、自宅住所(郵送先住所には最適)を使用します。
勤務先: アドレス・タイプ = Default。これが使用できない場合は、自宅住所(郵送先住所には最適)を使用します。
このロジックは、必要に応じて修正できます。たとえば、システムにおいて勤務先住所が特定のアドレス・タイプであるWに設定されていることを追跡管理している場合、この既存ロジックを修正する必要があります。また、電子メールアドレス(M)が自宅住所(H)と同じアドレスであることを前提にしない場合、そのロジックにおけるNULL評価チェックを削除することができます。
アドレス・タイプを構成するには:
Informatica PowerCenter Designerで、SDE_ORAVersion_Adaptorディレクトリを開きます。
Mapplet Designerで、mplt_SA_ORA_EmployeeDimensionマップレットを開きます。
Lkp_Work_Address、Lkp_Mail_Address、Lkp_Perm_Addressの各ルックアップ・プロシージャについて、次の操作を実行します。
ルックアップ・プロシージャをダブルクリックして、「Edit Transformations」ダイアログを表示します。
「Properties」タブを表示します。
「Lookup Sql Override」属性の値を次のように変更します。
SELECT W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.STREET_ADDRESS as STREET_ADDRESS, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.TOWN_OR_CITY as TOWN_OR_CITY, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.STATE as STATE, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.REGION as REGION, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.COUNTRY as COUNTRY, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.POSTAL_CODE as POSTAL_CODE, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.DATE_FROM as DATE_FROM, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.ADDRESS_ID as ADDRESS_ID, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.PERSON_ID as PERSON_ID, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.DATASOURCE_NUM_ID as DATASOURCE_NUM_ID, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.DATE_FROM as EFFECTIVE_START_DATE FROM W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP WHERE PRIMARY_FLAG = 'Y' AND ADDRESS_TYPE ='W'
これら3つの住所ルックアップの出力は、式Exp_SA_Employee_Addressesで評価されます。EXT_MAIL_ST_ADDRESS、EXT_MAIL_CITY、EXT_MAIL_STATE_CODE、EXT_MAIL_STATE_NAME、EXT_MAIL_STATE_REGION、EXT_MAIL_COUNTRYなどのポートは、郵送先住所列がNULLである場合にそれぞれの自宅住所列を使用する論理を備えています。郵送先住所が不明なときに、郵送先住所(M)が自宅住所(H)と同じであると想定しない場合は、EXT_MAIL_ST_ADDRESS、MAIL_CITY、MAIL_STATE_CODE、MAIL_STATE_NAME、MAIL_STATE_REGION、MAIL_COUNTRYなどの送信ポート内の論理を次のように変更します。
変更前:
IIF(ISNULL(LKP_MAIL_ADDRESS_ID),LKP_PERM_STREET_ADDRESS,LKP_MAIL_STREET_ADDRES S)
変更後:
MAIL_STREET_ADDRESS
注意: 上の例はEXT_MAIL_ST_ADDRESSポートにのみ該当します。EXT_MAIL_CITYやEXT_MAIL_STATE_CODEなどについては、正しいポート名と正しいADDRESS_ID列を使用して同じ操作を繰り返してください。
変更内容を確認してリポジトリに保存します。
Informatica Repositoryに対してバージョン管理を使用している場合は、変更内容をチェックインしてください。
Employee次元テーブルには、次のような4つの電話関連フィールドがあります。
FAX
勤務先電話
ポケベル
携帯電話
次のロジックは、様々なアドレス・タイプを決定するために使用されます。
FAX: 電話タイプ = WF(勤務先FAX)
勤務先電話: 電話タイプ = W1 (電話が複数ある場合は1台目の勤務先電話)
ポケベル: 電話タイプ = P(ポケベル)
携帯電話: 電話タイプ = M(携帯電話)
このロジックは、必要に応じて修正できます。たとえば、システムにおいてプライマリの勤務先電話が、W1ではなく特定の電話タイプであるWPに設定されていることを追跡管理している場合、この既存ロジックを修正する必要があります。
電話タイプを構成するには:
Informatica PowerCenter Designerで、SDE_ORAVersion_Adaptorディレクトリを開きます。
Mapplet Designerで、mplt_SA_ORA_EmployeeDimensionマップレットを開きます。
Lkp_Work_Phone、Lkp_Pager_Phone、Lkp_Mobile_Phone、Lkp_Fax_Phoneの各ルックアップ・プロシージャについて、次の操作を実行します。
ルックアップ・プロシージャをダブルクリックして、「Edit Transformations」ダイアログを表示します。
「Properties」タブを表示します。
「Lookup Sql Override」属性の値を編集します。
たとえば、1次勤務先電話(WP)の特定の電話タイプがある場合は、ルックアップLkp_Work_Phone内のSQLオーバーライドの式を次のように変更します。
変更前:
SELECT W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.PHONE_NUMBER as PHONE_NUMBER, W_EMPLOYEE_D_ PHONES_TMP.PARENT_ID as PARENT_ID, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.PHONE_TYPE as PHONE_TYPE, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.DATASOURCE_NUM_ID as DATASOURCE_NUM_ID, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.DATE_FROM as DATE_FROM FROM W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP WHERE PHONE_TYPE='W1'
変更後:
SELECT W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.PHONE_NUMBER as PHONE_NUMBER, W_EMPLOYEE_D_ PHONES_TMP.PARENT_ID as PARENT_ID, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.PHONE_TYPE as PHONE_TYPE, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.DATASOURCE_NUM_ID as DATASOURCE_NUM_ID, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.DATE_FROM as DATE_FROM FROM W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP WHERE PHONE_TYPE='WP'
変更内容を確認してリポジトリに保存します。Informatica Repositoryに対してバージョン管理を使用している場合は、変更内容をチェックインしてください。
この項では、従業員最終学歴コードの評価に使用するカテゴリーを構成する方法について説明します。
SDE_ORA_EmployeeDimensionセッションではInformaticaパラメータの$$QUALIFICATION_CATEGORY_LISTを使用して、Oracle E-Business Suiteで定義済の「Education Degrees」のカテゴリーの一覧を取得します。SDE_ORA_EmployeeDimensionマッピングでは、このパラメータを使用して従業員次元用に最終学歴に関する属性を特定してポピュレートします。パラメータの設定が適切でないと、従業員次元において最終学歴に関する属性のデータの質に問題が発生する場合があります。
従業員の最終学歴コードの評価に使用するカテゴリーを構成する手順は次のとおりです。
DACで、「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
「Tasks」タブを表示して、SDE_ORA_EmployeeDimensionタスクを選択します。
「Parameters」サブタブを表示します。
$$QUALIFICATION_CATEGORY_LISTパラメータに適切な値を入力します。
たとえば、「$$QUALIFICATION_CATEGORY_LIST = 'DEGREE', 'DT'」と入力します。
変更を保存します。
最終学歴コードの有効値の一覧を取得するには、SQL*Plusを使用してOracle E-Business Suiteにログインし、次のSQLを実行します。
SELECT LOOKUP_CODE, MEANING FROM HR_STANDARD_LOOKUPS WHERE LOOKUP_TYPE = 'PER_CATEGORIES'
返されたlookup_codeカラム値により、「Education Degrees」の特定に使用する値を決定します。
給与タイプ次元のW_PAY_TYPE_Dには、それぞれCOMP_FLG、TAXABLE_FLGおよびPENSION_COMP_FLGという名前のフラグ列があります。これらの各フラグには、YまたはNのいずれかを設定することができます。これらのフラグ列は、現在のレコードの給与タイプが、課税所得、一般補償所得または補償年金所得のいずれのタイプであるかを指定します。これらのフラグ列は、タイプ2の緩やかに変化する次元を導くように選択されているため、正確に構成する必要があります。
これらフラグ・カラムは、フラット・ファイル検索を使用して、所得分類名に基づいて評価されます。このフラット・ファイルは、データ・ウェアハウスにおいて「Pay type Flag」の正確な値を参照するように構成する必要があります。
給与タイプ次元のフラグを構成する手順は次のとおりです。
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるfile_comp_pension_taxable_flg_oraVersion.csvファイルを開きます。
ビジネスで使用する可能性のある分類名をすべて追加します。
分類名に対応して、「Pay type Flag」の関連する値を追加します。YまたはNのいずれかを使用してください。
Oracle HR Analyticsでは、これらのフラグは所得のみに適用されます。そのため、所得に関連する分類名のみを構成する必要があります。他のエリアについては、デフォルトのInformaticaマッピング値を使用できます。
この項では、給与の分類名を構成する方法について説明します。
集計項目は、明細項目とは別に、Payroll要素テーブルにDETAIL_FLG = 'N'でロードされます。ロードされる集計明細項目は、TOTAL_GROSS、NET_PAY、TOTAL_DEDUCTIONSおよびTOTAL_TAXESです。
次のパラメータは、正確な結果が得られるように構成される必要があります。各集計明細項目は、特定の分類名セットに属する要素別にグループ化して計算されます。
表7-14 分類名パラメータ
パラメータ名 | 説明 |
---|---|
$$GROSS_PAY_CLASSIFICATION_NAME |
合計が給与支払い合計額になる分類名をすべて追加します。 |
$$TOTAL_DEDUCTION_CLASSIFICATION_NAME |
任意の控除に対応する分類名をすべて追加します。 |
$$TOTAL_TAXES_CLASSIFICATION_NAME |
様々な税に関連する分類名をすべて追加します。 |
$$TOTAL_GROSS_FOR_NETPAY_EARNINGS |
給料で実現される分類名をすべて追加します。一部の分類名では、給与総額が考慮されますが、給料で重要な役割は果たしません(帰属収入など)。これは、このパラメータと$$GROSS_PAY_CLASSIFICATION_NAMEパラメータの大きな違いです。 |
$$TOTAL_GROSS_FOR_NETPAY_DEDUCTIONS |
これは、$$TOTAL_DEDUCTION_CLASSIFICATION_NAMEパラメータと同じです。ただし、給料に追加したり削除したりする必要がある分類名がさらに必要な場合、このパラメータはそのために使用する必要があります。 |
Oracle BI Applicationsがデフォルトでインストールされと、パラメータはデフォルト値に割り当てられますが、次の手順を実行して値を変更できます。
分類名のパラメータを構成する手順は次のとおりです。
DACで、「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
「Tasks」タブを表示して、SDE_ORA_PayrollFact_Agg_Itemsタスクを選択します。
「Parameters」サブタブを表示し、適切な値を使用して次のパラメータを指定します。
後続のパラメータ値は一重引用符(')で囲みます。
$$CLASSIFICATION_NAMES_FOR_GROSS_PAY='PTO Accruals,Earnings,Imputed Earnings'
$$CLASSIFICATION_NAMES_FOR_TOTAL_DEDUCTION='Involuntary Deductions,Pre-Tax Deductions,Voluntary Deductions,Tax Deductions'
$$CLASSIFICATION_NAMES_FOR_TOTAL_TAXES='Tax Deductions'
$$CLASSIFICATION_NAMES_FOR_NET_PAY_EARNINGS='PTO Accruals,Earnings'
$$CLASSIFICATION_NAMES_FOR_NET_PAY_DEDUCTIONS='PTO Accruals,Earnings'
$$HINT=/*+ USE_HASH(A T) */
変更を保存します。
システムに存在している可能性のある分類名を探すには、次のSQLをOLTPデータベースで実行します。
SELECT CLASSIFICATION_NAME FROM PAY_ELEMENT_CLASSIFICATIONS WHERE LEGISLATION_CODE LIKE 'US'
要素の分類名は、次のSQLを使用して取得できます。
注意: 引用符で囲まれた分類名に必要な要素の要素タイプIDを入力します。複数の要素がある場合は、カンマを使用して区切ります。
SELECT E.ELEMENT_TYPE_ID,E.ELEMENT_NAME,C.CLASSIFICATION_NAME FROM PAY_ELEMENT_TYPES_F E, PAY_ELEMENT_CLASSIFICATIONS C WHERE E.CLASSIFICATION_ID = C.CLASSIFICATION_ID AND E.ELEMENT_TYPE_ID IN ()
この項では、Oracle EBSアプリケーションの主なフレックスフィールドを構成する方法について説明します。
フレックスフィールドの詳細は、『Oracle Applicationsフレックスフィールド・ガイド リリース12』を参照してください。
フレックスフィールドの構成は実装ごとに異なるため、Oracle EBSアプリケーション・ソース・システムで構成されたすべての種類のフレックスフィールドに対応するには、フレックスフィールド列から得られる属性をHR用のOracle Business Intelligence Applicationsでパラメータ化して構成可能にします。
フレックスフィールドをサポートするようにOracle HR Analyticsを構成するには、次の手順を実行します。
フレックスフィールド構成ファイルを作成するには:
DACで、「Execute」ビューを表示します。
「Execution Plans」タブで、実行プラン「Human Resources – Oracle R12 - Flexfield」を実行します。
実行プラン「Human Resources - Oracle R12 - Flexfield」の実行が成功すると、hr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csvファイルが$PMServer\SrcFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\SrcFilesなど)に生成されます。
生成されたhr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csvファイルには、Oracle E-Business Suiteソース環境から得られたフレックスフィールド構成データについての情報が格納されています。
hr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csvファイルは、次の列を構成するために使用できます。
ジョブ次元:
JOB_CODE
JOB_NAME
JOB_FAMILY
JOB_FUNCTION
JOB_LEVEL
人的資源役割次元:
POSITION_NUM
給与等級次元:
PAY_LVL_NAME
その他のソース固有のフレックスフィールドをウェアハウスにロードするには、要件に応じたカスタマイズが必要になる場合があります。
生成されたhr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csvファイルには、次の列が含まれます。
BI_COL_CODE
LOGICAL_CODE
SOURCE_TABLE
CONTEXT_NAME
FLEX_VALUE_SET_NAME
WHERE_CLAUSE_PAR_REVIEW
VALUE_SET_SQL
VALUE_SET_WHERE_CALUSE
SQL_LENGTH
APP_ID
LOGICAL_CODE列、SOURCE_TABLE列、CONTEXT_NAME列、FLEX_VALUE_SET_NAME列、VALUE_SET_SQL列、VALUE_SET_WHERE_CALUSE列およびAPP_ID列には、ソース・システムのデータが移入されます。ソース・システムのフレックス構成に基づいて、BI_COL_CODE列を構成する必要があります。
CSVファイル内のWHERE_CLAUSE_PAR_REVIEW列とSQL_LENGTH列に対して、ユーザーは注意を払う必要があります。これについては、次の段落で説明します。
生成されたhr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csvファイル内のWHERE_CLAUSE_PAR_REVIEW列の値はYesまたはNoになります。
列の一部(VALUE_SET_SQL、VALUE_SET_WHERE_CLAUSE)は、ユーザーの注意が必要な値が含まれている場合があります。これは、ソース・システムで定義された変数がフレックス表に含まれる場合があるためです。
WHERE_CLAUSE_PAR_REVIEW列がYesに設定されているスプレッドシート内のいずれかの行にフレックスフィールドを構成する予定がある場合、それらの列に対してVALUE_SET_SQLおよびVALUE_SET_WHERE_CLAUSEを見直す必要があり、変数が適切な値で置き換えられていることを確認する必要があります。
生成されたファイルhr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csv内のSQL_LENGTH列は、特定のフレックス構成に対して生成されるSQLの長さの見積りを提供します。現在、フレックス構成に対してSQLが生成する値セットには、2000文字という制限があります。たとえば、JOB_CODE用に8行からなるCSVファイルを構成し、その8行のSQL_LENGTHの合計が2000文字を超えると、SQLがJOB_CODEのフレックス・データを取り出す値セットは切り捨てられ、マッピングの実行中にエラーを生成します。この制限があるため、いずれかのフレックス構成のSQL_LENGTHの合計が2000文字を超える場合は、代替ソリューションを探す必要があります。
この項では、ジョブ・コード、ジョブ名およびジョブ・ファミリー・コードの各列を構成する方法について説明します。
フレックスフィールド・セグメントがソースには存在しない場合もあるため、この設定は任意です。存在する場合には、フレックスフィールド・セグメントはウェアハウスのターゲット列の意図した機能的意味にはマップされない場合があります。
ジョブ次元の主なフレックスフィールドを構成するには:
第7.2.3.1項「HCM hr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csv用のフレックスフィールド構成ファイルの生成方法」に示した手順に従って、生成したhr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csvファイルをテキスト・エディタで開きます。Microsoft Excelを使用する場合は、「データ」→「フィルタ」→「自動フィルタ」オプションを選択します。
SOURCE_TABLE列をPER_JOBSとPER_JOB_DEFINITIONSのデータについてフィルタします。
BI_COL_CODE列で、該当する行を特定し、次のフレックス・コードを割り当てます。
ジョブ・フレックス・フィールド | BI_COL_CODE |
---|---|
ジョブ・コード | JOB_CODE |
ジョブ名 | JOB_NAME |
ジョブ・ファミリ | JOB_FAMILY |
ジョブ機能 | JOB_FUNCTION |
ジョブ・レベル | JOB_LEVEL |
ファイルを保存して閉じます。
hr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csvファイルを変更した後、通常のETLのフル・ロードを実行する必要があります。
この項では、人的資源役割次元の役割番号列を構成するための情報について説明します。
フレックスフィールド・セグメントがソースには存在しない場合もあるため、この設定は任意です。存在する場合には、フレックスフィールド・セグメントはウェアハウスのターゲット列の意図した機能的意味にはマップされない場合があります。
人的資源役割次元の主なフレックスフィールドを構成するには:
第7.2.3.1項「HCM hr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csv用のフレックスフィールド構成ファイルの生成方法」に示した手順に従って、生成したhr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csvファイルをテキスト・エディタで開きます。Microsoft Excelを使用する場合は、「データ」→「フィルタ」→「自動フィルタ」オプションを選択します。
SOURCE_TABLE列をPER_POSITION_DEFINITIONSデータについてフィルタします。
BI_COL_CODE列で、該当する行を特定し、次のフレックス・コードを割り当てます。
人的資源役割フレックス・フィールド | BI_COL_CODE |
---|---|
役割番号 | POSITION_NUM |
ファイルを保存して閉じます。
hr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csvファイルを変更した後、通常のETLのフル・ロードを実行する必要があります。
この項では、次の給与等級次元の給与レベル名列を構成する方法について説明します。
給与等級次元の主なフレックスフィールドを構成する手順は次のとおりです。
フレックスフィールド・セグメントがソースには存在しない場合もあるため、この設定は任意です。存在する場合には、フレックスフィールド・セグメントはウェアハウスのターゲット列の意図した機能的意味にはマップされない場合があります。
給与等級次元の主なフレックスフィールドを構成する手順は次のとおりです。
第7.2.3.1項「HCM hr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csv用のフレックスフィールド構成ファイルの生成方法」に示した手順に従って、生成したhr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csvファイルをテキスト・エディタで開きます。Microsoft Excelを使用する場合は、「データ」→「フィルタ」→「自動フィルタ」オプションを選択します。
SOURCE_TABLE列をPER_GRADE_DEFINITIONSデータについてフィルタします。
BI_COL_CODE列で、該当する行を特定し、次のフレックス・コードを割り当てます。
人的資源給与等級フレックス・フィールド | BI_COL_CODE |
---|---|
給与レベル名 | PAY_LVL_NAME |
ファイルを保存して閉じます。
hr_file_flex_kff_dff_user_config_map.csvファイルを変更した後、通常のETLのフル・ロードを実行する必要があります。
FTEの収集、パフォーマンス評価の収集およびユーザー・フレックス・データの構成タグを構成するには:
DACで、「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
「Configuration Tags」タブを表示します。
「Edit」サブタブで、「Include Tasks」チェック・ボックスを使用して、次のタグを含めるか除外します。
Human Resources - Collect FTE
Human Resources - Collect Performance Ratings
Human Resources - Generate Flex Data
Human Resources - Load User Flex Data
注意: 構成タグの詳細な説明を確認するには、「Description」サブタブを表示します。
これらの詳細を保存します。
この項では、データの完全ロードを実行する前に、PeopleSoftに適用される構成手順について説明します。内容は次のとおりです。
第7.2.4.1項「PeopleSoft HCMのHR Analytics用のドメイン値とCSVワークシート・ファイル」
第7.2.4.2項「domainValues_Employee_Ethnic_Group_Code_psft.csvの構成方法」
第7.2.4.4項「domainValues_Employee_Veteran_Status_Code_psft.csvの構成方法」
第7.2.4.7項「domainValues_Employment_Full_Time_Flg_psft.csvの構成方法」
第7.2.4.10項「domainValues_HRPosition_Active_Pos_Flg_psft.csvの構成方法」
第7.2.4.12項「domainValues_Emp_EventType_EventReason_Code_psft.csvの構成方法」
第7.2.4.13項「domainValues_Recruitment_Source_Type_psftVersion.csvの構成方法」
第7.2.4.14項「domainValues_Requisition_Category_psftVersion.csv (WIP)の構成方法」
第7.2.4.15項「domainValues_Status_Vacancy_Recruitment_psftVersion.csvの構成方法」
第7.2.4.16項「domainValues_Recruitment_Event_Reason_psftVersion.csvの構成方法」
第7.2.4.22項「domainValues_Learning_Enrollment_Status_psftVersion.csvの構成方法」
次の表は、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるPeopleSoft HR Analytics用のCSVワークシート・ファイルとドメイン値の一覧です。
注意: ワークフローを実行する前にこれらのプロシージャをデータベースでコンパイルしておかないと、一部のセッションが失敗する場合があります。 |
表7-15 PeopleSoft HCMのHR Analytics用のドメイン値とCSVワークシート・ファイル
ドメイン値 | テーブル | カラムの説明 | セッション |
---|---|---|---|
domainValues_Employee_Ethnic_Group_Code_psft.csv |
W_EMPLOYEE_D.W_ETHNIC_GRP_CODE |
人種コードと、PeopleSoftの「Ethnic Group Code」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_PSFT_EmployeeDimension |
domainValues_Employee_Sex_MF_psft.csv |
W_EMPLOYEE_D.W_SEX_MF_CODE |
性別コードと、PeopleSoftの「Sex Code」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_PSFT_EmployeeDimension |
domainValues_Employee_Veteran_Status_Code_psft.csv |
W_EMPLOYEE_D.W_VETERAN_STATUS_CODE |
退役軍人コードと、「Veteran Status Code」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_PSFT_EmployeeDimension |
domainValues_Employment_Category_psft.csv |
W_EMPLOYMENT_D.W_EMPLOYEE_CAT_CODE |
ユーザー人物タイプと、PeopleSoftの「Employment Category Code」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_PSFT_EmployeeDimension SDE_PSFT_EmploymentDimension_Workforce |
domainValues_Flsa_psft.csv |
W_EMPLOYMENT_D.W_EXEMPT_FLG、 W_JOB_D.W_FLSA_STAT_CODE、 W_HR_POSITION_D.W_EXEMPT_FLG |
FLSA状況と、PeopleSoft Applicationの「Exempt Flag」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_PSFT_EmploymentDimension_Workforce、 SDE_PSFT_JobDimension、 SDE_PSFT_JobDimension_Full、 SDE_ PSFT_HRPositionDimension |
domainValues_Employment_Full_Time_Flg_psft.csv |
W_EMPLOYMENT_D.W_FULL_TIME_FLG |
雇用区分と、「Full Time Flag」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_PSFT_EmployeeDimension |
domainValues_Employment_Status_psft.csv |
W_EMPLOYMENT_D.W_EMPLOYMENT_STAT_CODE |
システムごとの状況と、「Employment Status」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_PSFT_EmployeeDimension |
domainValues_HRPosition_Active_Pos_Flg_psft.csv |
W_HR_POSITION_D.W_ACTIVE_POSITION_FLG |
役職状況と、「Active Position Flag」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_PSFT_HRPositionDimension |
domainValues_Pay_Type_Grp_code_psft.csv |
W_PAY_TYPE_D.W_PAY_TYPE_GRP_CODE |
分類名および要素名と、「Pay Type Group Code」に対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_PSFT_PayTypeDimension_Total、 SDE_PSFT_PayTypeDimension_Earnings、 SDE_PSFT_PayTypeDimension_FederalTaxes、 SDE_PSFT_PayTypeDimension_Deductions、 SDE_PSFT_PayTypeDimension_LocalTaxes1、 SDE_PSFT_PayTypeDimension_LocalTaxes2、 SDE_PSFT_PayTypeDimension_StateTaxes1、 SDE_PSFT_PayTypeDimension_StateTaxes2 |
domainValues_Emp_EventType_EventReason_Code_psft.csv |
該当なし |
イベント・タイプの理由コードの一覧です。 |
SDE_PSFT_EventTypeDimension_Stage2 |
domainValues_Wrkfc_EventType_psft.csv |
W_WRKFC_EVENT_TYPE_D.W_EVENT_GRP_CODE、 W_WRKFC_EVENT_TYPE_D.W_EVENT_SUBG_CODE、 W_WRKFC_EVENT_TYPE_D.EVENT_CODE、 W_WRKFC_EVENT_TYPE_D.PROMOTION_FLG、 W_WRKFC_EVENT_TYPE_D.TRANSFER_FLG |
イベントタイプ、イベント・コード、メッセージおよびそれらの対応ドメイン値(PeopleSoft Applicationの「Event Group」、「Event Sub-Group」、「Event」)の一覧です。 |
SDE_PSFT_PersistedStage_WorkforceEventDimension_Domain |
domainValues_Recruitment_Source_Type_psftVersion.csv |
W_RCRTMNT_SOURCE_D.W_SOURCE_TYPE_CODE |
採用ソース(詳細)と、PeopleSoftの採用ソース・タイプ・コードに対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_PSFT_RecruitmentSourceDimension |
domainValues_Requisition_Category_psftVersion.csv |
W_JOB_RQSTN_D.W_CATEGORY_CODE |
採用申請カテゴリと、PeopleSoftの採用申請カテゴリ・コードに対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_PSFT_JobRequisitionDimension、 SDE_PSFT_JobRequisitionDimension_Full |
domainValues_Status_Vacancy_Recruitment_psftVersion.csv |
W_STATUS_D.W_STATUS_CLASS、 W_STATUS_D.W_STATUS_CODE |
採用申請ステータスおよび採用ステータスと、それに対応するPeopleSoftのステータス・クラスとステータス・コードのドメイン値の一覧です。 |
SDE_PSFT_StatusDimension_Vacancy_Recruitment_Status、 SDE_PSFT_StatusDimension_Vacancy_Recruitment_Status_Full |
domainValues_Recruitment_Event_Reason_psftVersion.csv |
W_RCRTMNT_EVENT_TYPE_D.W_EVENT_CODE、 W_RCRTMNT_EVENT_TYPE_D.W_SUB_STAGE_CODE、 W_RCRTMNT_EVENT_TYPE_D.W_STAGE_CODE、 W_RCRTMNT_EVENT_TYPE_D.W_REASON_CODE、 W_RCRTMNT_EVENT_TYPE_D.W_REASON_TYPE_CODE |
PeopleSoft用の採用申請ステータス、各種採用イベントとそれぞれに対応するドメイン値(採用イベント・コード、採用サブ・ステージ・コード、採用ステージ・コード、採用イベント理由コードおよび採用イベント理由タイプ・コード)の一覧です。 |
SDE_PSFT_RecruitmentEventTypeDimension_Stage1、 SDE_PSFT_RecruitmentEventTypeDimension_Stage1_Full、 SDE_PSFT_RecruitmentEventTypeDimension_Stage2、 SDE_PSFT_RecruitmentEventTypeDimension_Stage2_Full |
domainValues_perf_nrml_rating_psft.csv |
W_PERFORMANCE_BAND_D.PERF_BAND_CODE、 PERF_BAND_NAME |
パフォーマンス評価、評価タイプ、およびそれらに対応するパフォーマンス・バンド・コード/名前のドメイン値です。 |
SIL_PerformanceBandDimension |
domainValues_IntlAssign_psft.csv |
W_INTL_ASSGN_D.W_COMP_OWNER_FLG |
国際割当てタイプとホーム/ホスト・クラスおよびそれぞれに対応するW_COMP_OWNER_FLG(報酬所有者)のドメイン値の一覧です。 |
SIL_IntlAssignmentDimension |
domainValues_AbsenceEvent_Status_psft.csv |
W_ABSENCE_EVENT_D.APPROVAL_STATUS |
欠勤承認ステータス(Y/N)と、承認ステータスに対応するドメイン値の一覧です。 |
SDE_PSFT_AbsenceEventDimension |
domainValues_Learning_Enrollment_Status_psftVersion.csv |
W_STATUS_D.W_STATUS_CODE |
ソース・ステータスをウェアハウス・ステータスにマッピングします。その結果、メジャー/日付/FKが設定されます。 |
SDE_PSFT_StatusDimension_LearningEnrollmentStatus SDE_PSFT_StatusDimension_LearningEnrollmentStatus_Full |
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「Ethnic Group Code」を特定します。
SELECT DISTINCT REG_REGION, ETHNIC_GRP_CD FROM PS_DIVERS_ETHNIC WHERE REG_REGION = 'USA' ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employee_Ethnic_Group_Code_psft.csvファイルを開きます。
このファイルのETHNIC_CODE列にETHNIC_GRP_CDをコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。
各人種コードを1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「Sex Code」を特定します。
SELECT A.FIELDVALUE, A.XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM A WHERE A.EFFDT = (SELECT MAX (C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE) AND A.FIELDNAME = 'SEX' ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employee_Sex_MF_psft.csvファイルを開きます。
このファイルのSEXカラムにFIELDVALUEカラムをコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。
各性別コードを1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「Veteran Status Codes」を特定します。
SELECT A.FIELDVALUE, A.XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM A WHERE A.EFFDT = (SELECT MAX (C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE) AND A.FIELDNAME = 'MILITARY_STATUS' ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employee_Veteran_Status_Code_psft.csvファイルを開きます。
このファイルのVETERAN_STATUS_CODEカラムにFIELDVALUEカラムをコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。
各退役軍人状況コードを1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
雇用次元を拡張してSETIDが複数ある場合にEMPL_CLASSをマップするために、サブ・カテゴリが追加されています。
domainValues_Employment_Category_psft.csvファイルを構成するには:
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムのユーザー人物タイプ(EMPL_CLASSとPER_ORG)を特定します。
SELECT EMPL.EMPL_CLASS AS EMP_CAT_CODE, EMPL.SETID AS SETID_EMPL_CLASS, JOB.PER_ORG AS PER_ORG, empl.descrshort, COUNT(*) COUNTER FROM PS_EMPL_CLASS_TBL EMPL, PS_JOB JOB WHERE EMPL.EMPL_CLASS = JOB.EMPL_CLASS GROUP BY EMPL.EMPL_CLASS, EMPL.SETID, JOB.PER_ORG, empl.descrshort ORDER BY SETID_EMPL_CLASS,COUNTER DESC
注意: 雇用タイプから派生するメトリックと連携させるには、PS_JOB.EMPL_CLASSを定義する必要があります。PS_JOB_EMPL_CLASSが定義されていない場合には、前述のSQLはデータを返しません。
Informatica Serverホスト・コンピュータで、テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employment_Category_psft.csvファイルを開きます。
SQL問合せの結果から、EMP_CAT_CODE、SETID_EMPL_CLASSおよびPER_ORGのデータを、domainValues_Employment_Category_psft.csvファイルのEMP_CAT_CODE、SETID_EMPL_CLASSおよびPER_ORG列にコピーします。6行目以降のデータをコピーします。
domainValues_Employment_Category_psft.csvファイルで、EMP_CAT_CODE、SETID_EMPL_CLASSおよびPER_ORGのデータ(SQL問合せの結果)の各組合せをドメイン値W_EMP_CAT_CODEとW_EMPLOYEE_SUB_CAT_CODEの提供済の組合せの1つにマップします。
新しい行を追加することで、EMP_CAT_CODE、SETID_EMPL_CLASSおよびPER_ORGのデータの複数の組合せを、ドメイン値W_EMP_CAT_CODEとW_EMPLOYEE_SUB_CAT_CODEの同一の組合せにマップできます。このマッピング・データの例は、domainValues_Employment_Category_psft.csvファイルを参照してください。
注意: 複数のSETID_EMPL_CLASSに同一のEMP_CAT_CODEがあり、同じ機能的意味に解決されるとの確信がある場合は、SETID_EMPL_CLASS値にAnyという語を追加することで、domainValues_Employment_Category_psft.csvファイル内での行の重複を回避できます。次に例を示します。C, Any, EMP R, STD, EMP |
ファイルを保存して閉じます。
domainValues_Flsa_psft.csvファイルを構成する手順は次のとおりです。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「FLSA Statuses」を特定します。
SELECT A.FIELDVALUE, A.XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM A WHERE A.EFFDT = (SELECT MAX (C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE ) AND A.FIELDNAME = 'FLSA_STATUS' ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Flsa_psft.csvファイルを開きます。
SQL問合せの結果から得られるFIELDVALUEのデータを、domainValues_Flsa_psft.csvファイルのFLSA_STATUS_CODE列にコピーします。6行目以降のデータをコピーします。
各FLSA_STATUS_CODE値を1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Employment_Full_Time_Flg_psft.csvファイルの構成方法について説明します。雇用次元は拡張され、正規従業員と臨時従業員の構成が含まれるようになりました。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「Employment Categories」を特定します。
SELECT CASE WHEN A.FIELDVALUE IN ('F','P') THEN A.FIELDVALUE ELSE NULL END AS FULL_PART_TIME, A.XLATLONGNAME FULL_PART_DESC, CASE WHEN A.FIELDVALUE = 'F' THEN 'R' WHEN A.FIELDVALUE = 'P' THEN 'T' ELSE NULL END AS REG_TEMP, CASE WHEN A.FIELDVALUE = 'F' THEN (SELECT B.XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM B WHERE B.FIELDNAME = 'REG_TEMP' AND B.FIELDVALUE = 'R' AND B.EFF_STATUS = 'A' ) WHEN A.FIELDVALUE = 'P' THEN (SELECT C.XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = 'REG_TEMP' AND C.FIELDVALUE = 'T' AND C.EFF_STATUS = 'A' ) ELSE NULL END AS REG_TEMP_DESC, CASE WHEN A.FIELDVALUE = 'F' THEN 'Y' WHEN A.FIELDVALUE = 'P' THEN 'N' ELSE NULL END AS FULL_TIME_FLAG FROM PSXLATITEM A WHERE A.FIELDNAME = 'FULL_PART_TIME' AND A.EFF_STATUS = 'A'
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employment_Full_Time_Flg_psft.csvファイルを開きます。
SQL問合せ結果から得られるFIELDVALUEデータをdomainValues_Employment_Full_Time_Flg_psft.csvファイルのFULL_PART_TIME列にコピーします。6行目以降のデータをコピーします。
InformaticaによるdomainValues_Employment_Full_Time_Flg_psft.csvに対する参照は、FULL_PART_TIME値とREG_TEMP値に基づいて行われます。これらの値は、レコードが常勤雇用用かパートタイム雇用用かの判断と、正規雇用レコードか臨時雇用レコードかの判断に使用されます。
domainValues_Employment_Full_Time_Flg_psft.csvファイルで、FULL_PART_TIMEの各値を1つのドメイン値にマップします。FULL_PART_TIME値の右側の列を使用して、REG_TEMP値が正規従業員または臨時従業員(REG_TEMP)と一致するかどうかと、従業員が正規従業員か臨時従業員かを定義します(W_REG_TEMP_CODE、W_REG_TEMP_DESC)。
ファイルを保存して閉じます。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「Per System Statuses」を特定します。
SELECT A.FIELDVALUE, A.XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM A WHERE A.EFFDT = (SELECT MAX (C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE) AND A.FIELDNAME = 'EMPL_STATUS' ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Employment_Full_Time_Flg_psft.csvファイルを開きます。
このファイルのEMPL_STATUS列にFIELDVALUEをコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。
各EMPL_STATUSを1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Wrkfc_EventType_psft.csvファイルの構成方法について説明します。人材イベント次元が使用可能です。データのロード中は、データは新しい永続的なステージング表であるW_PSFT_DMN_WEVT_TYP_PSにロードされます。この表は、次元表W_WRKFC_EVENT_TYPE_Dにデータを入力するために使用されます。
デフォルトのdomainValues_Wrkfc_EventType_psft.csvファイルには、人材イベント次元でサポートされるイベント・グループ、サブ・グループおよびイベントが含まれています。EVENT_TYPE、EVENT_REASON、ORG_CHANGE_FLG、JOB_CHANGE_FLG、POS_CHANGE_FLG、GRD_CHANGE_FLG、LOC_CHANGE_FLGおよびSUP_CHANGE_FLGの列を使用して、ソース・システム属性の変更の組合せを、適合するウェアハウス・イベントにマップします。
デフォルトでは、次のイベントはdomainValues_Wrkfc_EventType_psft.csvファイルの列ヘッダーEVENT_NAMEの下で定義されています。
International Transfer End
Additional Assignment End
Layoff
Assignment Change
Promotion
Renew Contract
Assignment Start
International Transfer
Transfer
New Hire
Rehire
Involuntary Termination
Retirement
Resignation
domainValues_Wrkfc_EventType_psft.csvファイルを構成するには:
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの、「Workforce Event Reasons」の潜在的なリストを特定します。
SELECT ACTION, ACTION_REASON, DESCR FROM PS_ACTN_REASON_TBL ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Wrkfc_EventType_psft.csvファイルを開きます。
PeopleSoftアクションとSQLから得られた理由を、次の項目を組み合せた1つの行にマップします。
EVENT_TYPE
EVENT_REASON
W_EVENT_GRP_CODE
W_EVENT_GRP_NAME
W_EVENT_SUBG_CODE
W_EVENT_SUBG_NAME
EVENT_CODE
EVENT_NAME
EVENT_TYPE列とEVENT_REASON列の組合せでは、EVENT_CODEの値が一意になる必要があります。ターゲット表はW_WRKFC_EVENT_TYPE_Dです。W_CODE_Dを使用していた以前のリリースとは異なります。
W_EVENT_GRP_CODE、W_EVENT_SUBG_CODEおよびEVENT_CODEの値を設定するときには、GRP_CODE値の後ろにチルダ(~)を付けたものをSUBG_CODE値の前に付けることをお薦めします。この命名規則は厳密にいえば必須ではありませんが、すべてのW_列と同様、.csv内の値はRPD内での依存関係を持つことがあります。
要件に応じて、domainValues_Wrkfc_EventType_psft.csvファイルを構成します。
表7-16 domainValues_Wrkfc_EventType_psft.csvファイルの構成オプション
構成オプションまたはフラグ | 値 | 説明 |
---|---|---|
EVENT_REASON |
任意 |
ソース・トランザクションに指定するイベント理由が実際のイベントと比べて重要ではないと考えられるために、EVENT_REASON列のかわりに*_FLG列を構成する場合は、EVENT_REASON列の値をAnyにします。 *_FLG構成オプションは、この表に示されています。 |
ORG_CHANGE_FLG |
任意 Y |
ソース表PS_JOBにある、現在と以前のレコード間のDEPTID値の変化。 |
JOB_CHANGE_FLG |
任意 Y |
ソース表PS_JOBにある、現在と以前のレコード間のJOBCODE値の変化。 |
POS_CHANGE_FLG |
任意 Y |
ソース表PS_JOBにある、現在と以前のレコード間のPOSITION_NBR値の変化。 |
GRD_CHANGE_FLG |
任意 Y |
ソース表PS_JOBにある、現在と以前のレコード間のGRADE、STEPまたはSAL_ADMIN_PLAN値の変化。 |
LOC_CHANGE_FLG |
任意 Y |
ソース表PS_JOBにある、現在と以前のレコード間のLOCATION値の変化。 |
SUP_CHANGE_FLG |
任意 Y |
ソース表PS_JOBにある、現在と以前の日付レコード間のSUPERVISOR_IDまたはREPORTS_TO値の変化。 ソース・トランザクションに対するジョブ属性の変化(たとえば、ジョブの変更)が実際のイベントに対して重要ではなく影響を及ぼすこともないと考えられる場合は、*_FLG列の値をAnyにします。 割当て属性の変更を重要とは考えない場合、値をYとします。 |
未割当て |
- |
アクションまたはアクション理由の指定が(ソース・システム側で)任意の場合、HR Analyticsにはこの理由を未割当てとして捕捉するメカニズムが用意されています。また同時に、適合するマッピングも可能です。 |
該当なし |
- |
強制的なアクションまたはアクション理由が(ソース・システム側に)ない場合でも、HR Analyticsにはそのイベントを捕捉するメカニズムが用意されています。こうした設定は、デフォルトのdomainValues_Wrkfc_EventType_psft.csvファイルで変更や削除を行わないでください。 |
必須イベント |
- |
雇用および退職を正しく特定するには:
雇用と退職のイベントに対して、すべての変更フラグ値をNに設定します。雇用日または退職日を設定するアクションを確認するには、ps_action_stat_tbl値を確認します。 |
PROMOTION_EVENT_FLG |
YまたはN |
PeopleSoftソース・システムでの昇格を特定するには、アクションまたはアクション理由のデータのみでは不十分な場合があります。この検索をサポートするため、昇格アクション(たとえば、PRO)がある場合にはそれを正式にマップするか、1つ以上の*_FLG列の組合せを使用します。さらに、PROMOTION_EVENT_FLG列値をYに設定して、明示的にこの選択が昇格イベントであることを示します。この構成オプションの例は、domainValues_Wrkfc_EventType_psft.csvファイルを参照してください。 |
TRANSFER_EVENT_FLG |
YまたはN |
PeopleSoftソース・システムでの異動を特定するには、アクションまたはアクション理由のデータのみでは不十分な場合があります。この検索をサポートするため、異動アクションまたはアクション理由、イベント理由がある場合にはそれを正式にマップするか、1つ以上の*_FLG列の組合せを使用します。さらに、TRANSFER_EVENT_FLG列値をYに設定して、明示的にこの選択が異動イベントであることを示します。この構成オプションの例は、domainValues_Wrkfc_EventType_psft.csvファイルを参照してください。 |
退職イベントの識別(自己都合または会社都合) |
- |
従業員の自己都合および会社都合による退職理由を定義するには、従業員の自己都合および会社都合の退職理由がサブ概念であり、この情報がソース・システムでは捕捉されない場合に、domainValues_Wrkfc_EventType_psft.csvファイルに行を用意する必要があります。この構成オプションの例は、domainValues_Wrkfc_EventType_psft.csvファイルのW_EVENT_GRP_CODE = TERMを参照してください。 |
EXCLUDE_FLG |
- |
除外フラグを使用すると、特定のPeopleSoftアクションが人材イベント・ファクト内のイベントとしてピックアップされることを回避できます。分析には重要でないイベントを除外すると、人材イベント・ファクトのサイズを制限できます。 |
ファイルを保存して閉じます。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「Position Statuses」を特定します。
SELECT A.FIELDVALUE, A.XLATLONGNAME FROM PSXLATITEM A WHERE A.EFFDT = (SELECT MAX (C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE) AND A.FIELDNAME = 'EFF_STATUS' ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_HRPosition_Active_Pos_Flg_psft.csvファイルを開きます。
このファイルのEFF_STATUSカラムにFIELDVALUEをコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。
各ポジションのEFF_STATUSを1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
表7-17に、給与タイプのソースとそれに関連するグループ・コードを示します。
表7-17 ETLの給与要素
PAYTYPE_SOURCE | W_PAY_TYPE_GRP_CODE |
---|---|
DEDUCTIONS |
DEDUCTIONS |
FEDERAL_TAXES |
TAXES |
LOCAL_TAXES |
TAXES |
STATE_TAXES |
TAXES |
EARNINGS |
REGULAR |
TOTAL |
TOTAL |
domainValues_Pay_Type_Grp_Code_psft.csvを構成するには:
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Pay_Type_Grp_Code_psft.csvファイルを開きます。
分類名と要素名をPAYTYPE_SOURCEにコピーします。6行目以降のデータを編集してください。カンマを使用してエントリを区切ります。
各要素名を1つのドメイン値にマッピングします。また、分類名も要素名と一緒に抽出すると、ドメイン値をマップする場合に役立ちます。要素が給与支払チェックに関連付けられていない場合は、要素をOTHERにマップできます。
ファイルを保存して閉じます。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「Costing (Debit or Credit)」を特定します。
SELECT ACTION + ':'+ ACTION_REASON EVENT_REASON, DESCR FROM PS_ACTN_REASON_TBL ORDER BY 1
Oracleの構文:
SELECT ACTION ||':'|| ACTION_REASON EVENT_REASON, DESCR FROM PS_ACTN_REASON_TBL ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Emp_EventType_EventReason_Code_psft.csvファイルを開きます。
このファイルのEVENT_REASON列にEVENT_REASONをコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。
各EVENT_REASONを1つのドメイン値にマッピングします。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Recruitment_Source_Type_psftVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの採用ソース・タイプを特定します。
SELECT DISTINCT HRS_SOURCE_ID SOURCE_TYPE_CODE, HRS_SOURCE_NAME SOURCE_TYPE_NAME FROM PS_HRS_SOURCE ORDER BY HRS_SOURCE_ID
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Recruitment_Source_Type_psft Version.csvファイルを開きます。
ソース・タイプ・コードとソース・タイプ名を、このファイルのSOURCE_TYPE_CODE列とSOURCE_TYPE_NAME列にそれぞれコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。カンマを使用してエントリを区切ります。
各ソース・タイプ・コード(SOURCE_TYPE_CODE)を、ドメイン列W_SOURCE_TYPE_CODEとW_SOURCE_TYPE_DESCのそれぞれ1つのドメイン値にマップします。ソース・タイプ名(SOURCE_TYPE_NAME)を抽出すると、ドメイン値をマップする場合に役立ちます。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Requisition_Category_psftVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「Requisition Category」を特定します。
SELECT A.FIELDVALUE as CATEGORY_CODE, A.XLATLONGNAME AS CATEGORY_NAME FROM PSXLATITEM A WHERE A.EFFDT = (SELECT MAX(C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE ) AND A.FIELDNAME IN ('HRS_JO_TYPE')
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Requisition_Category_psft Version.csvファイルを開きます。
カテゴリ・コードとカテゴリ名を、このファイルのCATEGORY_CODE列とCATEGORY_NAME列にそれぞれコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。カンマを使用してエントリを区切ります。
各カテゴリ・コード(CATEGORY_CODE)を、ドメイン列W_CATEGORY_CODEとW_CATEGORY_NAMEのそれぞれ1つのドメイン値にマップします。カテゴリ名(CATEGORY_NAME)を抽出すると、ドメイン値をマップする場合に役立ちます。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Status_Vacancy_Recruitment_psftVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「Vacancy/Requisition and Recruitment Status」を特定します。
SELECT STATUS_CODE, DESCRSHORT AS STATUS_NAME, CASE WHEN STATUS_AREA = 1 THEN 'VACANCY_STATUS' ELSE 'RECRUITMENT_STATUS' END AS W_STATUS_CLASS FROM PS_HRS_STS_TBL WHERE PS_HRS_STS_TBL.STATUS_AREA IN ('1', '3')
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Status_Vacancy_Recruitment_psftVersion.csvファイルを開きます。
ステータス・コード、ステータス名およびステータス・クラスを、このファイルのSTATUS_CODE列、STATUS_NAME列およびW_STATUS_CLASS列にそれぞれコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。カンマを使用してエントリを区切ります。
各ステータス・コード(STATUS_CODE)を、ドメイン列W_STATUS_CLASS、W_STATUS_CODEおよびW_STATUS_NAMEのそれぞれ1つのドメイン値にマップします。ステータス名(STATUS_NAME)を抽出すると、ドメイン値をマップする場合に役立ちます。
ファイルを保存して閉じます。
この項では、domainValues_Recruitment_Event_Reason_psftVersion.csvファイルの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「Recruitment Event Reason」を特定します。
/* Select all status codes. All of these rows do not have a reason code. */ SELECT STATUS_AREA, STATUS_AREA || '~' || STATUS_CODE STATUS_CODE, DESCR STATUS_DESC, NULL REASON_CODE, NULL REASON_DESC FROM PS_HRS_STS_TBL WHERE (STATUS_AREA = '1' OR STATUS_AREA = '3') UNION ALL /* Select all status reasons. */ SELECT A.STATUS_AREA, A.STATUS_AREA || '~' || A.STATUS_CODE STATUS_CODE, A.DESCR STATUS_DESC, A.STATUS_AREA || '~' || A.STATUS_CODE || '~' || B.STATUS_REASON REASON_CODE, B.DESCR REASON_DESC FROM PS_HRS_STS_TBL A, PS_HRS_STSRSN_TBL B WHERE B.STATUS_AREA = A.STATUS_AREA AND B.STATUS_CODE = A.STATUS_CODE AND (A.STATUS_AREA = '1' OR A.STATUS_AREA = '3')
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Recruitment_Event_Reason_psftVersion.csvファイルを開きます。
ステータス・エリア、ステータス・コード、ステータスの説明、理由コード、および理由の説明を、このファイルのSTATUS_AREA列、STATUS_CODE列、STATUS_DESC列、REASON_CODE列、REASON_DESC列にそれぞれコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。カンマを使用してエントリを区切ります。
各ステータス・コード(STATUS_CODE)と理由コード(REASON_CODE)を、次に示すドメイン列のそれぞれ1つのドメイン値にマップします。
W_EVENT_CODE
W_EVENT_DESC
W_SUB_STAGE_CODE
W_SUB_STAGE_DESC
W_STAGE_CODE
W_STAGE_DESC
W_REASON_CODE
W_REASON_DESC
W_REASON_TYPE_CODE
W_REASON_TYPE_DESC
EVENT_SEQ_NUM
ステータスの説明(STATUS_DESC)と理由の説明(REASON_DESC)を抽出すると、ドメイン値をマップする場合に役立ちます。
ファイルを保存して閉じます。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「Earnings Codes」を特定します。
SELECT DISTINCT ERNCD, DESCR FROM PS_EARNINGS_TBL ORDER BY 1
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるfile file_pension_comp_flg_psft.csvを開きます。
ERNCDカラムおよびDESCRカラムをファイルにコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。
所得コードの勘定科目に基づいて補償年金フラグと補償フラグを関連付けます。
ファイルを保存して閉じます。
組織の所得コードが特定のタイプの場合、SQLをさらに調整することができます。たとえば、使用している所得コードがBで始まる場合、SQLは次のように修正できます。
SELECT DISTINCT ERNCD, DESCR FROM PS_EARNINGS_TBL WHERE ERNCD LIKE 'B%' ORDER BY 1
補償フラグと補償年金フラグは、file_pension_comp_flg_psft.csvファイルを使用してポピュレートされます。補償フラグと補償年金フラグの値は、入力所得コードに基づいて選択されています。
補償フラグ(COMP_FLG)
補償年金フラグ(PENSION_COMP_FLG)
補償フラグと補償年金フラグを修正するには:
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるfile_pension_comp_flg_psft.csvファイルを編集します。
適切な所得コードに対するCOMP_FLGとPENSION_COMP_FLGの値を入力します。
ファイルを保存します。
この項では、domainValues_perf_nrml_rating_psft.csvファイルの構成方法について説明します。PeopleSoftソース・システムのパフォーマンス機能を使用して、domainValues_perf_nrml_rating_psft.csvファイルの構成オプションを判断します。
domainValues_perf_nrml_rating_psft.csvファイルを構成するには:
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「Performance Ratings and Review Types」を特定します。
SELECT mdl.RATING_MODEL, mdl.DESCR RATING_MODEL_DESC, rtng.REVIEW_RATING, rtng.DESCR REVIEW_RATING_DESC, CASE WHEN pct.max_ep_rating > 0 THEN round(100 * rtng.ep_rating / pct.max_ep_rating, 0) WHEN pct.max_review_points > 0 THEN round(100 *rtng.review_points / pct.max_review_points, 0) WHEN pct.max_band_points > 0 THEN round(100 * ((rtng.from_points + rtng.to_points) / 2) / pct.max_band_points, 0) WHEN pct.max_eligibility_points > 0 THEN round(100 * rtng.eligibility_points / pct.max_eligibility_points, 0) WHEN pct.max_rnk > 0 THEN round(100 * SUM(1) OVER (PARTITION BY mdl.rating_model ORDER BY rtng.review_rating RANGE UNBOUNDED PRECEDING) / pct.max_rnk) END deflt_rating_pct ,null perf_band_code FROM PS_RATING_MDL_TBL mdl ,PS_REVW_RATING_TBL rtng ,(SELECT rating_model ,effdt ,max(ep_rating) max_ep_rating ,max(review_points) max_review_points ,max(eligibility_points) max_eligibility_points ,max((from_points + to_points) / 2) max_band_points ,count(*) max_rnk FROM ps_revw_rating_tbl GROUP BY rating_model,effdt ) pct WHERE mdl.RATING_MODEL = rtng.RATING_MODEL AND rtng.EFFDT = mdl.EFFDT AND mdl.rating_model = pct.rating_model AND mdl.effdt = pct.effdt AND mdl.EFFDT = (SELECT MAX(tmp.EFFDT) FROM PS_RATING_MDL_TBL tmp WHERE mdl.RATING_MODEL=tmp.RATING_MODEL) ORDER BY 1,2,3
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_perf_nrml_rating_psft.csvファイルを開きます。
SQL問合せの結果から、RATING_MODEL、RATING_MODEL_DESC、REVIEW_RATINGおよびREVIEW_RATING_DESCのデータをdomainValues_perf_nrml_rating_psft.csvファイルにコピーします。6行目以降のデータをコピーします。
RATING_MODEL、RATING_MODEL_DESC、REVIEW_RATINGおよびREVIEW_RATING_DESCの各データを1つのNORMALIZED_RATINGドメイン値または1つのPERF_BAND_CODEドメイン値にマップします。
NORMALIZED_RATINGの値は0から100です(パーセント)。
PERF_BAND_CODEの値は、$PMServer\srcfiles\file_perf_band.csvファイル内のPERF_BAND_CODE列と対応している必要があります(このファイルは、INFA_HOME\server\infa_shared\SrcFilesなどにあります)。
ファイルを保存して閉じます。
注意: この追加DACパラメータも構成する必要があります。 |
DACタスク・パラメータを構成するには:
DACで、タスク名SDE_PSFT_PersistedStage_WorkforceEvent_Performanceに対する逆向きの問合せを実行します。
$$APP_REVIEW_EXCL_STATUSパラメータを設定して、レビュー・ステータスのCA、TAなどのデフォルト値(完了していないトランザクション)を除外します。これらは、マッピングSQLでIN文として処理されます。
$$APP_REVIEW_TYPEパラメータをレビュー・タイプに設定し、K0ANNUALなどのデフォルト値を含めます(たとえば、年間レビューなど、1タイプのみがサポートされます)。
注意: Informaticaのマッピングが失敗しないように、DAC変数の値を一重引用符で囲みます。 |
domainValues_Wrkfc_IntlAssign_psft.csvファイルを構成する手順は次のとおりです。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの「International Assignment Types and Home/Host Classes」を特定します(次のSQL文の使用は、必要とする構成によって異なります。次のSQL文を実行する前に、この項の手順4の注意を参照してください)。
SELECT NULL PAYGROUP, ASSGN_TYPE INTL_ASSGN_TYPE_CODE, FIELDVALUE HOME_HOST_CLASS_CODE, CASE WHEN FIELDVALUE = 'H' THEN 'N' ELSE 'Y' END W_COMP_OWNER_FLG FROM PS_ASSGN_TYPE_TBL ASG, PSXLATITEM FLG WHERE FLG.FIELDNAME LIKE 'HOME_HOST_CLASS' ORDER BY 1,2,3; SELECT PAYGROUP PAYGROUP, NULL INTL_ASSGN_TYPE_CODE, FIELDVALUE HOME_HOST_CLASS_CODE, CASE WHEN FIELDVALUE = 'H' THEN 'N' ELSE 'Y' END W_COMP_OWNER_FLG FROM PS_PAYGROUP_TBL PYG, PSXLATITEM FLG WHERE FLG.FIELDNAME LIKE 'HOME_HOST_CLASS' ORDER BY 1,2,3;
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Wrkfc_IntlAssign_psft.csvファイルを開きます。
SQL問合せの結果から、INTL_ASSGN_TYPE_CODEとHOME_HOST_CLASS_CODEのデータをdomainValues_Wrkfc_IntlAssign_psft.csvファイルにコピーします。6行目以降のデータをコピーします。
INTL_ASSGN_TYPE_CODE値とHOME_HOST_CLASS値をそれぞれ1つのW_COMP_OWNER_FLGドメイン値(Y/N)にマップします。
注意: 必要に応じて、国際割当ての従業員を特定するためにダミーの給与を使用する場合は、PAYGROUP値を1つのW_COMP_OWNER_FLGドメイン値(Y/N)に定義します。 |
domainValues_AbsenceEvent_Status_psft.csvファイルを構成する手順は次のとおりです。
PeopleSoftソース・システムでの承認ステータスはYまたはNです。編集済フィールドのデフォルト値はNに設定されます。承認ステータスの値は、次のSQLを使用しても特定できます。
SELECT DISTINCT EMPLOYER_APPROVED FROM PS_ABSENCE_HIST
同様に、YまたはNの値が見つかります。
注意: 後で使用する場合は、要求済や処理中を含めるために、存在しないステータス用にNULL値を追加します。 |
$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_AbsenceEvent_Status_psft.csvファイルをMicrosoft Excelで開きます。このファイルの5行目以降、表に示した情報が使用可能かどうかを確認します。
APPROVAL_STATUS | ABSENCE_STATUS_CODE | ABSENCE_STATUS_NAME |
---|---|---|
Y | APPROVED | 承認 |
N | UNAPPROVED | 未承認 |
REQUESTED | 要求済または進行中 |
この項では、domainValues_Learning_Enrollment_Status_psftVersion.csvの構成方法について説明します。
次のSQLを使用して、PeopleSoftソース・システムの学習登録ステータスを特定します。
SELECT A.FIELDVALUE STATUS_CODE, A.XLATLONGNAME STATUS_NAME FROM PSXLATITEM A LEFT OUTER JOIN PSXLATITEMLANG B ON A.FIELDNAME=B.FIELDNAME AND A.FIELDVALUE=B.FIELDVALUE AND B.LANGUAGE_CD='ENG' WHERE A.FIELDNAME IN ('LM_STTS') AND A.EFFDT = (SELECT MAX(C.EFFDT) FROM PSXLATITEM C WHERE C.FIELDNAME = A.FIELDNAME AND C.FIELDVALUE = A.FIELDVALUE )
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_Learning_Enrollment_Status_psftVersion.csvファイルを開きます。
ステータス・コードとステータス名を、このファイルのSTATUS_CODE列とSTATUS_NAME列にそれぞれコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。カンマを使用してエントリを区切ります。
各状況コードを1つのドメイン値にマッピングします。また、ステータス名もステータス・コードと一緒に抽出すると、ドメイン値をマップする場合に役立ちます。
ファイルを保存して閉じます。
Human Resources Analyticsでは、「HR - Performance」のデフォルト・ダッシュボードを表示するために、Oracle BI Applications Financial Analyticsから得られるいくつかの財務ファクト表を移入する必要があります。DAC実行プランは、デフォルトでOracle EBSと汎用アダプタ向けに出荷されますが、Human Resources AnalyticsにはPeopleSoft FSCMトランザクション表が存在しないため、PeopleSoft HR Analyticsのお客様が、HR Analyticsで財務メトリックをデプロイするには、実行プランを構築する必要があります。
次の手順は、PeopleSoft 9.0をソースとして使用し、HR Analyticsで財務関連のメトリックをデプロイするための複合実行プランの構築方法です。ご使用のPeopleSoft OLTPバージョンに合せて、「9.0」は「8.9」または「9.1」に置き換えてください。
HR Analyticsで財務関連のメトリックをデプロイするための実行プランを構築するには:
DACで、「File」を選択し、次に「New Source System Container」を選択します。「New Source System Container」ダイアログで、既存のコンテナPeopleSoft 9.0からPeopleSoft 9.0 HCMという名前のカスタム・コンテナを作成して、「OK」をクリックします。
図7-1に、PeopleSoft 9.0 HCMコンテナの「New Source System Container」ダイアログを示します。
図7-1 PeopleSoft 9.0 HCMコンテナの「New Source System Container」ダイアログ
手順1と同様に、既存のコンテナPeopleSoft 9.0からPeopleSoft 9.0 FSCMという名前の新しいカスタム・コンテナをもう1つ作成して、「OK」をクリックします。
「Design」ビューで新しいコンテナ「PeopleSoft 9.0 FSCM」を選択し、「Tasks」タブを選択します。次の3つのタスクに対して問合せを行い、それらを非アクティブ化します。
SDE_PSFT_GEOCountryDimension
SIL_DayDimension_GenerateSeed
SIL_DayDimension_CleanSeed
図7-2に、これら3つのタスクを示します。
「Human Resources with GL - PeopleSoft 9.0」という名前の新しい実行プランを作成します。次のサブジェクト・エリアを選択します。
Financials - General Ledger
HR - Absence Event
HR - Learning Management
HR - Payroll
HR - Recruitment
HR - Workforce
図7-3に、DACにおける実行プラン「Human Resources with GL - PeopleSoft 9.0」の「Subject Areas」サブタブを示します。
図7-3 実行プラン「Human Resources with GL - PeopleSoft 9.0」のサブジェクト・エリア
次の事項に注意してください。
「Financials - General Ledger」サブジェクト・エリアは、コンテナPeopleSoft 9.0 FSCMから得られる唯一のサブジェクト・サブジェクトです。その他のサブジェクト・エリアはすべて、コンテナPeopleSoft 9.0 HCMから得られます。
「HR - Learning Management」は関連するサブジェクト・エリアではないため選択しません。eラーニングがPeopleSoft OLTPの異なる物理スキーマに加わったため、OLTPレベルでeラーニングを実装していない場合は学習サブジェクト・エリアは選択しないでください。学習を選択した場合、eラーニングが実装済であるとみなされるため、DACにはeラーニング・スキーマ(一般にはELMと呼ばれる)との物理接続が必要になります。
下部ペインで「Parameters」サブタブを選択します。次に、コンテナごとにパラメータのコピーを1つ生成します。表7-8に示すパラメータの値を設定します。
図7-18 実行プラン「Human Resources with GL - PeopleSoft 9.0」のパラメータ値
Type | Name | 値 | Delay | Prune Days | Source System |
---|---|---|---|---|---|
DATASOURCE |
DBConnection_OLAP |
DataWarehouse |
0 |
30 |
PeopleSoft 9.0 FSCM |
DATASOURCE |
DBConnection_OLAP |
DataWarehouse |
0 |
30 |
PeopleSoft 9.0 HCM |
DATASOURCE |
DBConnection_OLTP |
PSFT_9_0_HCM |
0 |
30 |
PeopleSoft 9.0 HCM |
DATASOURCE |
DBConnection_OLTP |
PSFT_9_0_FINSCM |
0 |
30 |
PeopleSoft 9.0 FSCM |
DATASOURCE |
DBConnnection_OLTP_ELM |
PSFT_9_0_ELM |
0 |
30 |
PeopleSoft 9.0 HCM |
DATASOURCE |
FlatFileConnection |
PSFT_9_0_HCM_FlatFile |
0 |
30 |
PeopleSoft 9.0 HCM |
DATASOURCE |
FlatFileConnection |
PSFT_9_0_FlatFile |
0 |
30 |
PeopleSoft 9.0 FSCM |
FOLDER |
PLP |
PLP |
0 |
- |
PeopleSoft 9.0 FSCM |
FOLDER |
PLP |
PLP |
0 |
- |
PeopleSoft 9.0 HCM |
FOLDER |
SDE_PSFT_90_Adaptor |
SDE_PSFT_90_Adaptor |
0 |
- |
PeopleSoft 9.0 FSCM |
FOLDER |
SDE_PSFT_90_Adaptor |
SDE_PSFT_90_Adaptor |
0 |
- |
PeopleSoft 9.0 HCM |
FOLDER |
SILOS |
SILOS |
0 |
- |
PeopleSoft 9.0 FSCM |
FOLDER |
SILOS |
SILOS |
0 |
- |
PeopleSoft 9.0 HCM |
次の事項に注意してください。
コンテナがPeopleSoft 9.0 FSCMの場合、論理データ・ソースDBConnection_OLTPに対しては物理データ・ソースPSFT_9_0_FINSCMを選択します。また、コンテナがPeopleSoft 9.0 HCMの場合は、同じ論理データ・ソースに対しPSFT_9_0_HCMを選択します。
「Prune Days」値はデフォルトで設定されます。これは、必要に応じて変更できます。
物理的なInformaticaのフォルダは、両コンテナに対して適切な対応する論理フォルダに設定されます。
前述のステップで学習サブジェクト・エリアを選択した場合は、論理データ・ソースDBConnection_OLTP_ELMに対して物理データ・ソースPSDT_9_0_ELMのみを提供する必要があります。
図7-4に、DACの「Parameters」サブタブを示します。
図7-4 実行プラン「Human Resources with GL - PeopleSoft 9.0」の「Parameters」サブタブ
この実行プランを構築します。
「Set up」を選択し、「Physical Data Sources」タブを選択します。次の物理データ・ソースに対して接続を構成します。
DataWarehouse
PSFT_9_0_HCM
PSFT_9_0_ELM (eラーニングを使用する場合)
PSFT_9_0_FINSCM
実行プラン「Human Resources with GL - PeopleSoft 9.0」を実行します。
汎用アダプタによるOracle HR Analyticsの使用に関する詳細情報は、My Oracle Supportにあるテクニカル・ノート1269240.1を参照してください。
この項では、Oracle HR Analyticsの追加構成手順について説明します。
この項では、すべてのソース・システムに適用される構成手順について説明します。内容は次のとおりです。
Payrollテーブルを様々な時間のレベルで集計したり、従業員、ジョブおよび支払タイプの次元のレベルを集計できます。この集計テーブルを構成する2つの時間単位のパラメータがありますが、これらのパラメータは同じ値であることが必要です。
GRAINパラメータのデフォルト値はMONTHです。GRAINパラメータには、次の値を指定できます。
DAY
WEEK
MONTH
QUARTER
YEAR
Payroll集計テーブルは、PLP_PayrollAggregate_Load_Fullをマッピングすることで、初期ETL実行時に基本テーブルから完全ロードされます。テーブルのレコードは、数百万件になる可能性があります。以降の増分ETLの実行時には、Payroll集計テーブルが基本テーブルから再び完全ロードされることはありません。Oracle HR Analyticsでは、集計テーブルの更新に伴い基本テーブルを増分的に変更することで、増分集計の負荷が最小限になります。Oracle BI Applicationsは、増分ETLの実行中に、基本テーブルで新しいレコードを検索します。このプロセスには2つの手順があります。
W_PAYROLL_Aテーブルに、前回のETL実行以降に挿入された新しいレコードがあります。新しいレコードは、W_PAYROLL_A_TMPテーブルに挿入されます。この手順は、ロード後処理ワークフローの一部であり、そのマッピングはPLP_PayrollAggregate_Extractと呼ばれます。
Oracle HR Analyticsは、W_PAYROLL_A_TMPテーブルを集計して、それをW_PAYROLL_A集計テーブルと結合し、新しいバケットを集計テーブルに挿入するか、既存のバケットを集計テーブルで更新するかします。この手順は、ロード後処理ワークフローの一部であり、そのマッピングはPLP_PayrollAggregate_Loadと呼ばれます。
Payroll集計テーブル(W_PAYROLL_A)をロードするには、DACでロード後処理パラメータを構成する必要があります。
Payroll集計テーブル(W_PAYROLL_A)をロードする手順は次のとおりです。
DACで、「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
「Tasks」タブを表示し、PLP_PayrollAggregate_Loadタスクを選択します。
「Parameters」サブタブを表示し、$$GRAINという名前のパラメータを追加します。
集計の要件に応じて、DAY、WEEK、MONTH、QUARTERまたはYEARの1つを値に定義します。
パラメータ・タイプとして「Static」を選択します。
タスクを保存します。
履歴を保持する次元の場合は、ファクトのスナップショット日付それぞれについて次元値を検索することが重要です。これを実現するため、DACで、タスクPLP_WorkforceEventFact_Monthの「Dimension Type2 Flag」パラメータを設定します。このパラメータを設定すると、人材スナップショット・ファクト表はタイプ2の緩やかに変化する次元外部キーを正しく解決できます。
デフォルトでは、Type2フラグ・パラメータはNに設定されます。これは、履歴を持つ次元は、すべてのスナップショット日付のファクトと完全には同期をとらない場合があるということです。WIDをスナップショット日付として解決する必要がある各次元に対しては、この設定をYに変更します。こうすると、特にフル・ロードの場合、パフォーマンスに与える影響は少なくなります。これは、すべてのフラグがYに設定されていると、ETLはすべてのスナップショットに対して多くの余分な検索を実行するためです。
次の一覧は、DACのタスクPLP_WorkforceEventFact_Monthで定義されているパラメータです。これらのパラメータのデフォルト値はNです。WIDをスナップショット日付として解決する必要がある次元に限り、これらのパラメータをYに設定します。
$$EMPLOYEE_TYPE2_FLG
$$ORGANIZATION_TYPE2_FLG
$$JOB_TYPE2_FLG
$$HR_POSITION_TYPE2_FLG
$$LOCATION_TYPE2_FLG
この項で説明するDACパラメータは、Oracle HR Analyticsに固有のものです。これらのパラメータに設定する値は、データ・ウェアハウス内のデータに大きく作用し、その結果としてレポート作成体験が変化します。
$$HR_WRKFC_EXTRACT_DATE
この日付パラメータは、人材分析データの抽出を開始する日付に設定します。
$$HR_ABSNC_EXTRACT_DATE
この日付パラメータは、人材の欠勤データの抽出を開始する必要がある日付に設定します。この日付パラメータ値は、$$HR_WRKFC_EXTRACT_DATEの値以上にする必要があります。
$$HR_WRKFC_SNAPSHOT_DT
この日付パラメータは、人材イベント・ファクトから月次スナップショットの集計を開始する必要がある日付に設定します。非常に早期の日付を設定すると、スナップショット数が多くなります。非常に早期の日付を選択する場合は、ETLパフォーマンスに影響する可能性が高くなるため慎重に判断してください。通常は、スナップショットは毎月取得されるため、このパラメータには、少なくとも、その月の初日を入力します。それよりも、1年の初日(グレゴリオ暦)になる日付を入力するほうが適切です。この日付パラメータ値は、$$HR_WRKFC_EXTRACT_DATEの値以上にする必要があります。
HR Analyticsでは、将来の日付のトランザクションをデータ・ウェアハウスにロードします。将来の日付のトランザクションは、ユーザーの問合せから除外できます。次の一覧では、HRサブジェクト・エリアで将来の日付のセキュリティが、どこで、どのように実装されるかを説明します。
「Fact - HR - Event Information (Workforce)」および「Fact - HR - Operation (Workforce)」は、セッション・レベル変数HR_MAX_EFFECTIVE_DTにより将来のデータの安全が保護されています。この変数のデフォルトは、デフォルト構成のCURRENT_DATE値になります。
「Fact - HR - Recruitment Event Information」には、論理表ソース内にCURRENT_DATEによる将来の日付のセキュリティがあります。
次のファクト表は将来の日付のセキュリティによる制限がなく、ユーザーは将来の日付のデータに対する問合せが可能です。
Fact - HR - Absence Event
Fact - HR - Payroll
Fact - HR - Learning Enrollment Events
Fact - HR - Learning Enrollment and Completion
この項では、Oracle EBSに適用される構成手順について説明します。内容は次のとおりです。
Oracle EBSアダプタの増分処理は、データが消去された箇所を除いて、新規または変更されたすべてのデータの更新をサポートします。これには、新規レコード、修正、日付追跡による更新および日付追跡による削除が含まれます。
消去の検出と処理のための個別のマッピングが存在します。
注意: この項は、参考情報の目的で提供されています。このトピックに必要な構成手順は必要ありません。 |
Oracle EBSでは、採用申請ステータスはOLTP内に履歴情報としては保持されません。そのため、たとえば、ドラフト済から承認済、オープン、クローズ済へと採用申請ステータスが変化したとすると、OLTPは最後のステータスのみを保存します。
採用申請オープン・イベントは、いくつかのメトリックがそれに依存するため、重要なイベントです。そのため、採用申請開始日に発生するオリジナルの採用申請ステータス・イベントを構成して、このイベントを追跡する必要があります。たとえば、最新のステータスがクローズ済ならば、ある時点ではステータスがオープンであったと推測できます。そのため、オリジナルのステータスをオープンにマップする必要があります。ただし、最新ステータスが承認拒否の場合は、この請求はオープンされなかったことになります。そのため、採用申請のオリジナルのステータスを要求済など他の値にマップする必要があります。
file_job_requisition_status_original_ora12.csvファイルを使用して、採用申請のオリジナルのステータスをイベントにマップします。このイベントのマップ方法の例を、次の構成手順で示します。
オリジナルの採用申請ステータスを構成するには:
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの採用申請ステータスを特定します。
SELECT HR_STANDARD_LOOKUPS.LOOKUP_CODE, HR_STANDARD_LOOKUPS.MEANING FROM HR_STANDARD_LOOKUPS WHERE HR_STANDARD_LOOKUPS.LOOKUP_TYPE = 'VACANCY_STATUS'
テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるfile_job_requisition_status_original_ora12.csvファイルを開きます。
このファイルのREQUISITION_CURRENT_STATUS_CODEおよびREQUISITION_CURRENT_STATUS_NAME列に、参照コードと説明をそれぞれコピーします。6行目以降のデータをコピーしてください。カンマを使用してエントリを区切ります。
各REQUISITION_CURRENT_STATUS_CODEを1つのREQUISITION_ORIGINAL_STATUS_CODEにマッピングします。
REQUISITION_ORIGINAL_STATUS_CODEの主な用途は、採用申請のステータスが以前の日付でOPENだったかどうかを判断することです。たとえば、採用申請のREQUISITION_CURRENT_STATUS_CODEがCLOSEDならば、その採用申請が以前の日付でOPENだったと推測できます。この場合、オリジナルの請求ステータスはAPPROVEDに分類されると考えられます。APPROVEDステータスは、domainValues_Recruitment_Event_Reason_oraVersion.csvファイルで、RQSTN_OPENに対してW_EVENT_CODE、W_SUB_STAGE_CODEおよびW_STAGE_CODEとしてマップできます。
現在の採用申請ステータスがREJECTEDならば、この採用申請のステータスが以前はPENDINGであり、OPENステータスにならなかったと考えられます。この場合、オリジナルの請求ステータスはOPENではなくPENDINGに分類されると考えられます。PENDINGステータスは、ステージ・コードとしてRQSTN_APPROVAL_PENDINGに、W_EVENT_CODE、W_SUB_STAGE_CODEおよびRQSTN_PENDINGとしてマップできます。
REQUISITION_ORIGINAL_STATUS_CODEのすべての値は、REQUISITION_CURRENT_STATUS_CODEの値として存在する必要があります。
ファイルを保存して閉じます。
開示数
予算計上従業員数
予算計上フルタイム
iRecruitmentでユーザーは採用申請の詳細を入力しますが。この詳細には、「開示数」も含まれます。ETL実行時に、「開示数」はBUDGET_MEASUREMENT_VALUEフィールドにマップされます。デフォルトでは、NUMBER_OF_OPENINGSフィールドは、組織レベルで構成された内容によって移入されます。「開示数」フィールドは、デフォルトではアプリケーションに表示されませんが、フィールドを表示するようにアプリケーションをカスタマイズできます。
iRecruitmentでは、「開示数」のラベルが付いたフィールドは、PER_ALL_VACANCIES表のBUDGET_MEASUREMENT_VALUE列にマップされます。デフォルトでは、PER_ALL_VACANCIES表のNUMBER_OF_OPENINGS列は、組織レベルで構成された内容によって移入されます。「開示数」フィールドは、デフォルトではアプリケーションに表示されませんが、フィールドを表示するようにアプリケーションをカスタマイズできます。
これらのメトリックの設定時に柔軟性を持たせるために、3つのパラメータが用意されています。次の表では、パラメータとそのデフォルト値について説明します。このデフォルト値は、実装要件に合せて変更できます。
タスク名 | パラメータ名 | デフォルト値 |
---|---|---|
SDE_ORA_JobRequisitionDimension | $$BUDGETED_FTE_SOURCE_COL | CASE WHEN PER_ALL_VACANCIES.BUDGET_MEASUREMENT_TYPE = 'FTE' THEN PER_ALL_VACANCIES.BUDGET_MEASUREMENT_VALUE ELSE NULL END |
SDE_ORA_JobRequisitionDimension | $$BUDGETED_HEADCOUNT_SOURCE_COL | CASE WHEN PER_ALL_VACANCIES.BUDGET_MEASUREMENT_TYPE = 'HEAD' THEN PER_ALL_VACANCIES.BUDGET_MEASUREMENT_VALUE ELSE PER_ALL_VACANCIES.NUMBER_OF_OPENINGS END |
SDE_ORA_JobRequisitionDimension | $$NUMBER_OF_OPENINGS_SOURCE_COL | PER_ALL_VACANCIES.NUMBER_OF_OPENINGS |
SDE_ORA_JobRequisitionEventFact | $$BUDGETED_FTE_SOURCE_COL | CASE WHEN PER_ALL_VACANCIES.BUDGET_MEASUREMENT_TYPE = 'FTE' THEN PER_ALL_VACANCIES.BUDGET_MEASUREMENT_VALUE ELSE NULL END |
SDE_ORA_JobRequisitionEventFact | $$BUDGETED_HEADCOUNT_SOURCE_COL | CASE WHEN PER_ALL_VACANCIES.BUDGET_MEASUREMENT_TYPE = 'HEAD' THEN PER_ALL_VACANCIES.BUDGET_MEASUREMENT_VALUE ELSE PER_ALL_VACANCIES.NUMBER_OF_OPENINGS END |
SDE_ORA_JobRequisitionEventFact | $$NUMBER_OF_OPENINGS_SOURCE_COL | PER_ALL_VACANCIES.NUMBER_OF_OPENINGS |
採用分析は、応募者とその仕事に採用されている従業員とを関係付けるよう設計されています。これは、SDE_ORA_ApplicantEventFact_EmpAplAssignmentsのマッピングで行います。デフォルトでは、関連付けはPERSON_ID列のみを基準にします。しかし、この相関の論理は、お客様の実装によって異なる場合があり、信頼性を高めるためには追加の列の検査が必要になる可能性があります。
次の2つのパラメータは、従業員の割当てと応募者の割当ての相関を設定するときに柔軟性を持たせるために用意されています。
$$EMP_APL_CORR_VACANCY_ID_MATCH_REQD
お客様の実装では、VACANCY_IDが従業員の割当てと応募者の割当ての相関の基準になるような場合、このパラメータはYに設定する必要があります。デフォルトでは、パラメータの値はNに設定されています。
$$EMP_APL_CORR_APPLICATION_ID_MATCH_REQD
お客様の実装では、APPLICATION_IDが従業員の割当てと応募者の割当ての相関の基準になるような場合、このパラメータはYに設定する必要があります。デフォルトでは、パラメータの値はNに設定されています。
お客様は、必要に応じて両方のパラメータ値をYに設定し、相関について両方の条件を考慮に入れることができます。
従業員と応募者の割当ての相関に対するこれら両方の条件は、PERSON_IDに対する既存の条件に追加されます。
従業員と応募者の割当ての相関を構成するには:
DACで、「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
「Tasks」タブを表示して、SDE_ORA_ApplicantEventFact_EmpAplAssignmentsタスクを選択します。
「Parameters」サブタブに移動して、次のパラメータに適切な値を設定します。
$$EMP_APL_CORR_VACANCY_ID_MATCH_REQD
$$EMP_APL_CORR_APPLICATION_ID_MATCH_REQD
タスクを選択し、すべての参照先コンテナに変更をプッシュします。
Oracle EBSソース・システムを使用したOracle HR Analytics用のDACパラメータについて、次のパラメータには注意が必要です。
$$HR_WRKFC_ADJ_SERVICE_DATE
このパラメータは、従業員の勤務期間を判別するために使用します。これをYに設定すると、再雇用日からの勤務/就業期間の計算を開始します。Nに設定すると、最初の雇用日からの勤務/就業期間の計算を開始します。
また、DACリポジトリにある次のOracle EBS固有の構成タグにも注意が必要です。実行中の実行プランに応じて、必要なときにはこれらのタグも含めます。
Human Resources - Collect FTE
この構成タグにより、HR-Workforce分析で、従業員に対する専従換算(FTE: Full Time Equivalent)値を収集できます。このタグが無効にされていると、FTE値は収集されません。
Human Resources - Collect Performance Ratings
この構成タグにより、HR-Workforce分析で、従業員のパフォーマンス評価を収集できます。このタグが無効にされていると、パフォーマンス評価は収集されません。
Human Resources - Load User Flex Data
この構成タグにより、ユーザーがカスタマイズしたOracle E-Business Suiteフレックスフィールドのデータをウェアハウスの次元表(W_JOB_DのJOB_CODEなど)にロードできます。詳細は、第7.2.3項「フレックスフィールドの構成手順」を参照してください。Flexfield列を表示するには、このタグを含める必要があります。
file_duration_units_conversion_to_hours.csvファイルは、毎時、日次、週次、月次、四半期ごと、または年次の量から、毎時、日次、週次、月次、四半期ごと、または年次の量への、割当て作業頻度/量の計算および変換に影響します。この変換は、表列W_WRKFC_EVT_MONTH_F.STD_HOURS_MONTHに影響します。
このファイルでは、分から時間へ(1/60 = 0.0167)、時間から時間へ(1)、日から時間へ(8)という変換係数を設定します。多くの場合、値を変更する必要はありません。ただし、システムが他の変換(たとえば、1日を8.5時間または9時間とするなど)を使用する場合は、この値を変更する必要があります。
この項では、PeopleSoftに適用される構成手順について説明します。内容は、次のとおりです。
この項では、People Softの増分処理についてのデフォルトの動作について説明します。ほとんどのデータは更新されますが、実表には最終更新のタイムスタンプがないものがあるため、多少の制限があります。制限事項は次のとおりです。
ジョブ・データ: 制限はありません
査定: 新規レコードまたは最新のレコードに対する変更のみが処理されます
国際割当て: 最新のレコードに対する変更のみが処理されます
消去の検出と処理のための個別のマッピングが存在します。
給与マッピングは、給与の調整と給与の取消しを行う処理で使用されるように設計されています。これらは複雑な処理で、通常、完了するまでにしばらく時間がかかります。要件に応じて、Payroll Analyticsではパフォーマンスを向上させる方法が2つあります。これらの手法は次のとおりです。
不要な場合は、指定された給与期間の調整と取消しを無効にする手法
必要になるまでしばらくの間、調整と取消しの計算を延期する手法
給与の調整と取消しの計算を無効にするには:
給与期間における給与の調整と取消しがないと判断した場合、DACでそれらのタスクを無効にできます。
DACで、「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
「Tasks」タブを選択します。
次のタスクの「Inactive」チェック・ボックスを選択します。
SDE_PSFT_PayrollFact_Deductions_Adjustments_Reversals
SDE_PSFT_PayrollFact_Earnings_Adjustments_Reversals
SDE_PSFT_PayrollFact_EarningsOther_Adjustments_Reversals
SDE_PSFT_PayrollFact_Total_Adjustments_Reversals
SDE_PSFT_PayrollFact_Taxes_Adjustments_Reversals
タスクを保存します。
HR - 給与サブジェクト・エリアをアセンブルして、このサブジェクト・エリアを含む実行プランをビルドします。
給与の調整と取消しの計算を延期するには:
給与の調整と取消しの計算を非アクティブにして、給与サブジェクト・エリアを再アセンブルし、このサブジェクト・エリアを含む実行プランを再ビルドします。
これらを再実行する場合は、タスクを再度有効にして、サブジェクトエリア(「給与」)と実行プランを再アセンブルします。
$$LAST_EXTRACT_DATEパラメータを調整して、これらのタスクを実行しないと判断した日付(できればさらに1日前)に戻します。
PeopleSoft用のOracle HR Analytics DACパラメータを使用して、国際割当てと査定の抽出をカスタマイズできます。任意の査定または国際割当てを取得するように強制的な変更を加えるには、増分マッピングをカスタマイズします。フィルタによってレコードに制限をかけて、最新のレコードが削除できるようにします。これを実行すると、増分ロードの処理時間が長くなります。
PeopleSoft用のOracle HR Analytics DACパラメータは次のとおりです。
$$APP_REVIEW_EXCL_STATUS
このパラメータを設定すると、ステータスを除外できます(未完了のものすべてなど)。デフォルトの例は、CA、TAです。これは、マッピングSQLのIN文として処理されます。
$$APP_REVIEW_TYPE
このパラメータを設定すると、レビュー・タイプが含まれるようになります。年間レビューなど、1つのタイプのみがサポートされます。デフォルトの例はK0ANNUALです。