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Oracle® Business Intelligence Applications Informatica PowerCenterユーザーのための構成ガイド
リリース7.9.6.3
B66691-01
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8 Oracle Sales Analyticsの構成

この項では、Siebel CRMソース・システムと併用されるOracle Sales Analyticsの構成方法を説明します。内容は次のとおりです。

8.1 Oracle Sales Analyticsの概要

Oracle Sales Analyticsに含まれている広範なタスク、分析および契約の戦略は、顧客関係の価値を最大化し、持続可能な収益の増加に貢献します。また、Oracle Sales AnalyticsにはSiebel Sales Applications用のUsage Acceleratorも含まれています。

8.2 完全ロード前に必要な構成

この項では、データの完全ロードを実行する前に、Oracle Sales Analyticsに対して実行する必要のある構成手順について説明します。内容は次のとおりです。

8.2.1 ストアド・プロシージャの配置方法

ストアド・プロシージャは、データベースに対して特定のタスクを実行するSQL文のグループです。たとえば、ストアド・プロシージャを利用してデータベースのパフォーマンスを高めることができます。ストアド・プロシージャを配置するには、Oracle BI Analyticsのインストール・ディレクトリからストアド・プロシージャ・ファイルをコピーし、ターゲットのデータ・ウェアハウスに配置します。

注意: ワークフローを実行する前にこれらのプロシージャをデータベースでコンパイルしておかないと、一部のセッションが失敗する場合があります。

ストアド・プロシージャを配置するには:

  1. MW_HOME\biapps\dwrep\Informatica\Stored_Procedure_Scriptsフォルダに移動します。

  2. 使用するデータベース・プラットフォームに基づいていずれかのフォルダを開き、FIND_AUDIT_VALUES.sqlファイルからターゲットのデータ・ウェアハウス・スキーマにソース・コードをコピーします。

  3. ターゲットのデータ・ウェアハウス・データベースで、ストアド・プロシージャをコンパイルします。

注意: ストアド・プロシージャを配置する際に問題が発生した場合は、データベースのリファレンス・ガイドを参照するか、データベース管理者に連絡してください。

8.3 データセットを制御するための構成手順

この項では、Oracle Sales Analyticsの追加構成手順について説明します。内容は、次のとおりです。

8.3.1 パイプライン・ファクトでのスナップショット頻度の構成方法

パイプラインのスナップショットはETLを実行するたびに取得されますが、日次、週次、月次または年次のスナップショットを保持するように指定することもできます。このように構成するには、1つのパラメータGRAINを変更する必要があります。

GRAINパラメータの事前構成済の値は「DAY」です。GRAINパラメータには、次の値を指定できます。

  • DAY

  • WEEK

  • MONTH

  • QUARTER

  • YEAR

パイプライン・ファクトでスナップショットの頻度を構成するには:

  1. DACで、「Design」ビューに移動して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。

  2. 「Tasks」タブを表示し、SIL_PipelineFactタスクに対する問合せを実行します。

  3. 「Parameters」サブタブを表示し、$$GRAINというパラメータを作成して、適切なパラメータ値を入力します。

8.4 Usage Acceleratorの構成

この項では、Usage Acceleratorの構成方法について説明します。内容は次のとおりです。

8.4.1 Usage Acceleratorとは

Usage Acceleratorを使用すると、販売組織はOracleのSiebel Salesのユーザー選定と有効性を測定して管理できます。全体目標に対するチーム内の各メンバーの貢献度を詳細に把握することは、販売組織のすべてのレベルで役立ちます。Usage Acceleratorには、包括的な管理ダッシュボードとビルトイン指標のセットが用意されています。このセットによって得られる豊富な情報は、CRM実装について、組織による使用率を向上し、連携を促進して全体的なROIを向上します。

8.4.2 Usage Acceleratorの構成

この項では、Usage Acceleratorの構成についての概要を説明します。この項の内容は次のとおりです。

8.4.2.1 対象ユーザーの追跡

新しい職責(Usage Accelerator - Tracking)を使用することで、Usage Acceleratorで測定対象ユーザーを決定します。この新しい職責は、運用中のSiebelアプリケーションの各ユーザーに関連付ける必要があります。測定対象のユーザーを選択することで、アプリケーション・データに必要なストレージ領域を最適化できます。

8.4.2.2 その他のSiebelの必須職責

Usage Acceleratorには、新しい6つの職責が導入されています。Siebel Financial Servicesをご使用のお客様を除いて、すべての組織で3つの職責が使用されます。Siebel Financial Servicesをご使用のお客様は、お客様のユーザー・グループを対象にした3つの職責が使用されます。Usage Acceleratorの使用時に、ユーザーに表示されるダッシュボードは職責に応じて異なります。これらの職責は、運用中のSiebel CRMアプリケーションでユーザーに割り当てる必要があります。職責は、次のとおりです。

表8-1 User Acceleratorの職責

Usage Acceleratorの職責 Usage Acceleratorの職責(Siebel Financial Services用)

Usage Accelerator - 販売営業員

Usage Accelerator - FINS 販売営業員

Usage Accelerator - セールスマネージャ

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

Usage Accelerator - FINS セールスエグゼクティブ



注意:

あるユーザー用の職責を削除した後に、同じユーザー用の同じ職責をSiebel CRM Administrationの「職責」ビューに追加しないでください。このようにすると、関連するETLが失敗します。詳細は、Oracle Business Intelligence Applications Informatica PowerCenterユーザーのためのインストレーション・ガイドのトラブルシューティングに関する項を参照してください。

次の表は、Usage Acceleratorの各職責に割り当てられたダッシュボードとデータ・レベル・セキュリティについての説明です。Oracle BI Applicationsのセキュリティの詳細は、Oracle Business Intelligence Applicationsセキュリティ・ガイドを参照してください。

表8-2 Usage Acceleratorの各職責に割り当てられたダッシュボードとデータ・レベル・セキュリティ

ユーザーの職責 データ・レベルのセキュリティ ダッシュボード名(ビュー) ダッシュボード・ページ

Usage Accelerator - 販売営業員

プライマリ役割データ・レベルのセキュリティ

スコアカード

個人スコアカード

Usage Accelerator - FINS 販売営業員

プライマリ役割データ・レベルのセキュリティ

アクションプラン

アカウント・カバレッジ(チーム)

Usage Accelerator - FINS 販売営業員

プライマリ役割データ・レベルのセキュリティ

アクションプラン

担当者カバレッジ(チーム)

Usage Accelerator - FINS 販売営業員

プライマリ役割データ・レベルのセキュリティ

アクションプラン

商談カバレッジ(チーム)

Usage Accelerator - FINS 販売営業員

プライマリ役割データ・レベルのセキュリティ

アクションプラン

金融口座カバレッジ(チーム) - FINSのみ

Usage Accelerator - FINS 販売営業員

プライマリ役割データ・レベルのセキュリティ

アクションプラン

アカウント完全性(チーム)

Usage Accelerator - FINS 販売営業員

プライマリ役割データ・レベルのセキュリティ

アクションプラン

担当者完全性(チーム)

Usage Accelerator - FINS 販売営業員

プライマリ役割データ・レベルのセキュリティ

アクションプラン

商談の更新(チーム)

Usage Accelerator - セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

マスターデータ管理 - 顧客ハブ

マスターレコード完全度

Usage Accelerator - セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

マスターデータ管理 - 顧客ハブ

マスターレコード完全度詳細

Usage Accelerator - セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

マスターデータ管理 - 顧客ハブ

精度

Usage Accelerator - セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

スコアカード

チームスコアカード

Usage Accelerator - セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

スコアカード

個人スコアカード

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

アカウント・カバレッジ(チーム)

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

担当者カバレッジ(チーム)

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

商談カバレッジ(チーム)

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

金融口座カバレッジ(チーム) - FINSのみ

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

アカウント完全性(チーム)

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

担当者完全性(チーム)

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

商談の更新(チーム)

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

補償内容

アカウントカバレッジ

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

補償内容

コンタクトカバレッジ

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

補償内容

商談カバレッジ

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

補償内容

金融口座カバレッジ - FINSのみ

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

達成度

アカウントの完全度

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

達成度

コンタクト完全度

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

マスターデータ管理 - 顧客ハブ

マスターレコード完全度

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

マスターデータ管理 - 顧客ハブ

マスターレコード完全度詳細

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

マスターデータ管理 - 顧客ハブ

精度

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

商談の更新

商談の更新

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

ユーザー選定

有効なユーザー

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

ユーザー選定

アプリケーション使用率 - FINS以外

Usage Accelerator - FINS セールスマネージャ

役割ベースのセキュリティなし

ユーザー選定

アプリケーション使用率 - FINSのみ

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

スコアカード

チームスコアカード

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

スコアカード

個人スコアカード

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

アカウント・カバレッジ(チーム)

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

担当者カバレッジ(チーム)

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

商談カバレッジ(チーム)

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

金融口座カバレッジ(チーム) - FINSのみ

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

アカウント完全性(チーム)

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

担当者完全性(チーム)

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

アクションプラン

商談の更新(チーム)

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

補償内容

アカウントカバレッジ

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

補償内容

コンタクトカバレッジ

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

補償内容

商談カバレッジ

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

補償内容

金融口座カバレッジ - FINSのみ

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

達成度

アカウントの完全度

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

達成度

コンタクト完全度

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

マスターデータ管理 - 顧客ハブ

マスターレコード完全度

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

マスターデータ管理 - 顧客ハブ

マスターレコード完全度詳細

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

マスターデータ管理 - 顧客ハブ

精度

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

商談の更新

商談の更新

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

ユーザー選定

有効なユーザー

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

ユーザー選定

アプリケーション使用率 - FINS以外

Usage Accelerator - セールスエグゼクティブ

役割ベースのセキュリティなし

ユーザー選定

アプリケーション使用率 - FINSのみ


8.4.2.3 指標の定義と変数について

この項では、Usage Acceleratorの指標の定義と変数について説明します。この項の内容は次のとおりです。

8.4.2.3.1 配置の日付変数について

Usage Acceleratorモジュールは、分析を開始する時刻を特定する配置の日付変数で調整する必要があります。この日付は、データ・ウェアハウスで作成する日付にデフォルト設定されます。ただし、UA_DEPLOY_DT変数を変更することで、この日付を変更できます。配置の日付を現在のカレンダー日付よりも以前の日付に設定すると、レコードについての最終更新日に依存する指標(Updated Recordsの値、Loginsの値、Syncの値など)が不正確になることがあります。このため、配置の日付を現在のカレンダー日付に設定することをお薦めします。

8.4.2.3.2 User Adoption Metrics

User Adoption Metricsにより、システムを使用するこれらの行動属性と使用パターンに表示設定が備わります。これらの指標を使用すると、改善が必要な領域およびサポートが必要な個人をすばやく特定して、企業のCRM標準に適合させることができます。

表8-3 User Adoption Metrics

指標カテゴリ 説明 変数

アクティブ・ユーザー

直前の2回の定期期間間内にログインしていないユーザーまたは同期していないユーザーを特定します。

必要なログインの回数は、現在「2」に設定されてます。変数名はACTIVE_NUMLOGINSです。

必要な同期の回数は、現在「0」に設定されてます。変数名はACTIVE_NUMSYNCSです。

ログイン

ユーザーがログインした日数を測定します。ログインは、ユーザーごとに1日1回のみ記録されることに注意してください。

該当なし

同期

ユーザーが同期した日数を測定します。同期は、ユーザーごとに1日1回のみ記録されることに注意してください。

該当なし

作成済レコード数

それぞれのユーザーとグループにより作成されたアカウント、担当者、商談、活動、見積りの数を追跡します。FINSでは、作成された金融口座と保険証券の数も追跡されます。

該当なし

更新済レコード数

それぞれのユーザーとグループにより更新されたアカウント、担当者、商談、活動、見積りの数を追跡します。FINSでは、作成された金融口座と保険証券の数も追跡されます。

該当なし


8.4.2.3.3 Opportunity Updates Metrics

Opportunity Updates Metricsにより、商談管理機能を使用してパイプラインと販売予想を追跡する組織にとって信頼できる情報が配信されます。正確な最新情報が用意されていることを確認して、指標により商談が絞り込まれます。

表8-4 Opportunity Updates Metrics

指標カテゴリ 説明 変数

商談の更新

指定された期間に変更されていない商談、またはクローズ日を経過した商談を特定します。

Opportunity Updated Neededは、現在90日に設定されています。変数名はOPT_OUTDATED_NUMDAYSです。


8.4.2.3.4 Completeness Metrics

Completeness Metricsは、個々のエントリや一連のエントリで設定情報が不足しているエントリをハイライトして、担当者とアカウントの情報を補う際に役立ちます。

表8-5 Information Completeness Metrics

指標カテゴリ 説明 変数

アカウントの完全度

取引先住所の各主要フィールドにおける情報の有無を検索します。

住所1

市区町村

都道府県

郵便番号

電話番号

コンタクト完全度

担当者の住所の各主要フィールドにおける情報の有無を検索します。

住所1

市区町村

都道府県

郵便番号

勤務先の電話番号

電子メール・アドレス

役職


8.4.2.3.5 Coverage Metrics

Coverage Metricsでは、アカウント、担当者、商談および金融口座についての販売活動を監視します。これらの指標をすべて使用する必要があるとは想定されていません。販売プロセスに合致する指標のみを使用するように想定されています。

表8-6 Coverage Metrics

指標カテゴリ 説明 変数

アカウントカバレッジ

指定された期間に、アカウントに関連付けられた担当者と活動がアカウントに存在したかどうかを判別します。

Activity Neededは、現在90日に設定されています。

変数名はACC_NEED_ACT_NUMDAYSです。

Contact Neededは、現在180日に設定されています。変数名はACC_NEED_CON_NUMDAYSです。

コンタクトカバレッジ

指定された期間に、担当者が活動に関連付けられていたかどうかを判別します。

Activity Neededは、現在90日に設定されています。

変数名はCON_NEED_ACT_NUMDAYSです。

商談カバレッジ

指定された期間に、商談に関連付けられた担当者と活動がその商談に存在したかどうかを判別します。

Activity Neededは、現在90日に設定されています。

変数名はOPT_NEED_ACT_NUMDAYSです。

Contact Neededは、現在180日に設定されています。変数名はOPT_NEED_CON_NUMDAYSです。

Financial Account Coverage & Insurance Policy Coverage(FINS)

指定期間に、関連付けられた活動が金融口座や保険契約にあるかどうかを判別します。

Activity Neededは、現在90日に設定されています。

変数名はAST_NEED_ACT_NUMDAYSです。


8.4.2.4 変数の構成

この項では、第8.4.2.3項で説明したSiebel BusinessおよびIndustry Applicationsの変数に値を設定する方法について説明します。

  1. SiebelAnalytics\dwrep\Informatica\ParameterFilesに移動します。

  2. ApplicationVariables.csvとDay_FiscalCalendar.csvを、Informatica Serverコンピュータ上の$PMServer\SrcFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\i nfa_shared\SrcFilesなど)にコピーします。

  3. ApplicationVariables.csvファイル内のパラメータの値を編集します。変数の名前はTYPE列にリストされています。また、変数の値はVAL_NUM列にリストされています。

    図8-1に、ApplicationVariables.csvファイルを示します。

    図8-1 ApplicationVariables.csvファイル

    図8-1の説明が続きます
    「図8-1 ApplicationVariables.csvファイル」の説明

  4. ファイルを保存し、閉じます。

8.4.3 Usage Acceleratorの実行プランについて

Usage Acceleratorのサブジェクト・エリアに含めるために新しい実行プランを作成する場合や、既存の実行プランを変更する場合は、先行タスクのCreate View For Usage Acceleratorを含める必要があります。これは、デフォルトで用意されているサブジェクト・エリアに対しては実行済です。使用している実行プラン用のUsage Acceleratorウェアハウスの表が含まれているサブジェクト・エリアをカスタマイズして使用している場合も、この手順を実行する必要があります。これらの表の接頭辞は、W_UA*です。