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Oracle® Business Intelligence Applications Informatica PowerCenterユーザーのための構成ガイド
リリース7.9.6.3
B66691-01
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12 Oracle Marketing Analyticsの構成

この項では、Oracle Marketing Analyticsの構成方法を説明します。この項の内容は次のとおりです。

12.1 Oracle Marketing Analyticsの概要

Oracle Marketing Analyticsは、組織全体のマーケティング活動について、タイムリーなファクトベースの洞察が得られる包括的な分析ソリューションです。情報の重要性や有用性は、これまでにないレベルにまで引き上げられ、企業全体のマーケティング担当者に行き渡ります。これにより、次のマーケティング領域に実用的な情報が提供されます。

12.2 完全ロード前に必要な構成

この項では、データの完全ロードを実行する前に、Oracle Marketing Analyticsに対して実行する必要のある構成手順について説明します。内容は、次のとおりです。

12.2.1 Siebelバージョン8.1.1用のOracle Marketing Analyticsの構成

この項では、Oracle Marketing AnalyticsをSiebel CRMバージョン8.1.1用に構成するために実行する必要のある構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。

12.2.1.1 Oracle Marketing Analytics用のドメイン値とCSVワークシート・ファイルについて

Oracle Marketing Analyticsを構成する場合は、使用するリード・クオリティ・コードとリード・ステータス・コードを指定する必要があります。

Oracle Marketing Analyticsを構成するには、$PMServer\LkpFilesフォルダ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるCSVファイルでドメイン値をマッピングします。

表12-1に、$PMServer\LkpFilesフォルダ内にあるOracle Marketing Analytics用のCSVワークシート・ファイルとドメイン値の一覧を示します。

表12-1 Oracle Marketing Analytics用のドメイン値とCSVワークシート・ファイル

ワークシート・ファイル名 ドメイン値テーブル - カラム 説明 セッション

domainValues_MarketingLeadQuality_SEBL81.csv

W_MKTG_LEAD_D.W_QUALITY_CODE

リード・クオリティ・コードと、そのコードに対応するSiebel 8.1.1 Application用のドメイン値の一覧です。

SDE_SBL_MarketingLeadDimension

domainValues_MarketingLeadStatus_SEBL81.csv

W_STATUS_D.W_STATUS_CODE

リード・ステータス・コードと、そのコードに対応するSiebel 8.1.1 Application用のドメイン値の一覧です。

SDE_SBL_StatusDimension_MarketingLeadStatus


ドメイン値の詳細は、Oracle Business Analytics Warehouseデータ・モデル・リファレンスを参照してください。


注意:

CSVファイルの編集時には、次の事項に注意してください。
  • W_列に新しい値を追加することも、既存のW_列に新しい値をマッピングすることもできます。デフォルトでインストールされるスプレッドシート内のW_値は変更しないでください。

  • CSVファイル内にある値の大文字と小文字を変更してはいけません。

    たとえば、CONTRACTORをContractorに変更しないでください。


12.2.1.2 リード・クオリティ・コードの構成方法

この項では、domainValues_MarketingLeadQuality_SEBL81.csv構成ファイルを使用して、リード・クオリティ・コードを構成する方法について説明します。

  1. 次のSQLを使用して、ソース・システムのリード・クオリティ・コードを特定します。

    SELECT distinct NAME FROM S_LST_OF_VAL WHERE TYPE = 'LEAD_QUALITY'
    
  2. テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_MarketingLeadQuality_SEBL81.csvファイルを開きます。

    ソースで使用されているリード・クオリティ・コードが、domainValues_MarketingLeadQuality_SEBL81.csvファイルで指定されているQUALITY_CODE値と一致していることを確認する必要があります。

  3. CSVファイル内のQUALITY_CODE値を、手順1の問合せで返されたNAME値と一致するように編集します。

    必要に応じて、新しいQUALITY_CODE、W_QUALITY_CODEおよびW_QUALITY_DESCの値をCSVファイルに追加できます。

    注意: このファイル内のその他の列(たとえば、W_QUALITY_CODEやW_QUALITY_DESC)の値は変更しないでください。

    たとえば、ソース・システムではクオリティ・コードとして、デフォルト値の「High」ではなく「Good」を使用している場合は、該当する行を「3-High,3-High,3-High」から「3-Good,3-High,3-High」に変更します。

  4. ファイルを保存して閉じます。

12.2.1.3 リード・ステータス・コードの構成方法

この項では、domainValues_MarketingLeadStatus_SEBL81.csv構成ファイルを使用して、リード・ステータス・コードを構成する方法について説明します。

  1. 次のSQLを使用して、ソース・システムのリード・ステータス・コードを特定します。

    SELECT distinct NAME FROM S_LST_OF_VAL WHERE TYPE = 'LEAD_STATUS'
    
  2. テキスト・エディタを使用して、$PMServer\LkpFilesディレクトリ(INFA_HOME\server\infa_shared\LkpFilesなど)にあるdomainValues_MarketingLeadStatus_SEBL81.csvファイルを開きます。

    ソースで使用されているリード・ステータス・コードが、domainValues_MarketingLeadStatus_SEBL81.csvファイルで指定されているSTATUS_CODE値と一致していることを確認する必要があります。

  3. CSVファイル内のSTATUS_CODE値を、手順1の問合せで返されたNAME値と一致するように編集します。

    必要に応じて、新しいSTATUS_CODE、W_STATUS_CODEおよびW_STATUS_DESCの値をCSVファイルに追加できます。

    注意: このファイル内のその他の列(たとえば、W_STATUS_CODEやW_STATUS_DESC)の値は変更しないでください。

    たとえば、ソース・システムでステータス・コードとして、デフォルト値の「Unqualified」ではなく「Not Qualified」を使用している場合は、該当する行を「Unqualified, Unqualified, Unqualified」から「Not Qualified, Unqualified, Unqualified」に変更します。

  4. ファイルを保存して閉じます。