リリース・ノート

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Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchリリース・ノート

Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbench 11g リリース1(11.1.1.3.0)
2011年12月

表1 改訂履歴
改訂日
変更の概要
2011年12月
リリース11.1.1.3.0

このトピックは、以下の項で構成されています。

 


このリリースについて

Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchは、コードとデータの移行を自動化してリホスティング・プロジェクトを促進します。これは、洗練された基盤、すなわち大型移行プロジェクトを遂行するために長年にわたって主要システム・インテグレータによって使用されている高度な言語処理テクノロジの上に構築されています。

Workbenchの言語処理ツールは、高度な解析および変換機能を使用して、コンパイラ・ダイアレクト間でのCOBOLコードの調整、JCLコールの変換、DB2データベースとOracleデータベースの相違に関するSQLコールの調整を行います。Workbenchのデータ移行ツールは、すべてのデータ定義およびアクセス・パターンを完全に分析し、この分析結果を使用してターゲット上にデータ・スキーマを生成し、データのアンロード、再ロード、検証を行うユーティリティを作成します。このユーティリティより、システム間でのファイルおよびリレーショナル・データの移動が完全に自動化されます。

Workbenchでは移行が極めて正確に行われ、エラー・レートがコード10,000または100,000行当たり1を超えることはありません(これにより、テストおよびデバッグのリスク、コストおよび時間が最小限に抑えられ、プロジェクト・デリバリを大変迅速に行うことができます)。非常に効率が高く、コード2,000万行を超える大規模アプリケーションで使用されています。このツールは、新しいコンポーネントが追加されるとき、またはパラメータあるいはルール・セットが調整されるたびに繰り返して使用すると、増分変更を生成できます。また、パイロットを利用して特定のプロジェクトのWorkbench設定が最終的に決まった後は、アプリケーション・コンポーネントおよび保守作業の変更の大量移行を迅速かつ容易に完了することができます。

移行プロセスの自動化が、成功のとなります。自動化することで、正確性、統一性、一貫性および高い生産性が確保され、結果としてリスクが低減し、迅速に結果を出すことができます。これまでプロジェクト期間が長い、コストが高い、リスクが大きいなどの理由でメインフレーム・アプリケーションの移行を思いとどまっていた会社も、単独で、またはOracleパートナのサポートを受けて、迅速に移行を行い、投資を早期に回収できるようになります。

新機能

Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchリリース11.1.1.3.0には、次の新機能および機能拡張が含まれます。

 


インストール

インストール情報については、『Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchインストレーション・ガイド』を参照してください。

 


プラットフォーム・サポート

Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbench 11gリリース1(11.1.1.3.0)でサポートされるプラットフォームは、『Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchインストレーション・ガイド』サポートされるプラットフォームに関する項を参照してください。

 


前のリリースからの動作の変更

このリリースでは、STFILEORAおよびSTDB2ORAサンプルが更新されました。前のリリースと互換性がない可能性があります。

 


制限事項と既知の問題

次以降の項では、Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchの制限事項と既知の問題について説明します。

制限

Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchでは次の機能はサポートされません。

既知の問題

 


関連項目


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