インストレーション・ガイド

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GUIモードでのOracle SALTのインストール

次の項では、グラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)モードを使用してWindowsおよびUNIXシステムにOracle SALTをインストールする方法について説明します。

 


GUIモードのインストールとは

GUIモード・インストールとは、Oracle SALTインストール・プログラムをグラフィック形式で実行する方法のことです。これは、WindowsシステムとUNIXシステムの両方で実行できます。

GUIモード・インストールを実行するには、ソフトウェアをインストールするマシンに付属のコンソールがJavaベースのGUIをサポートしている必要があります。すべてのWindowsシステム・コンソールはJavaベースのGUIをサポートしていますが、一部のUNIXシステム・コンソールはサポートしていません。

注: Oracle SALTを非グラフィックUNIXシステム・コンソールにインストールする場合は、「コンソール・モードでのOracle SALTのインストール」を参照してください。

 


WindowsまたはUNIXプラットフォームでのグラフィック・モード・インストール

Oracle SALTソフトウェアをWindowsまたはUNIXにグラフィック・モードでインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle SALTインストール・プログラムを起動します。

Windowsの場合:

    1. 「開始」Arrow symbol「実行」の順に選択します。「実行」ダイアログが表示されます。
    2. 「参照」をクリックし、次に示すOracle SALT 11gリリース1 (11.1.1.2.2) for Windowsインストーラの実行ファイルを選択します。
      salt11gR1_tux11gR1_32_win2k8_x86_vs2008.exe
    3. 「開く」をクリックします。
    4. Install Anywhereが実行され、「概要」画面が表示されます。
    5. ステップ2に進みます。

UNIXの場合 :

    1. rootとしてログオンするか、十分な権限のあるユーザーとしてログオンします。
    2. インストール・プログラムを実行します。例:
    3. sh salt11gR1_tux11gR1_64_hpux_1123_ia.bin 

      「概要」画面が表示されます。

    4. ステップ2に進みます。
  1. 「次へ」をクリックしてインストールを続行します。「Choose Oracle Home Directory」画面が表示されます。
  2. 次のオプションから選択できます。

    • 「Oracleホームの選択」
    • システムにすでに1つまたは複数のOracleホーム・ディレクトリがある場合は、「Oracleホームを選択」オプション・ボタンをクリックします。オプション・ボタンの右側に表示されるリストからOracleホーム・ディレクトリを選択します。

      有効なOracleホーム・ディレクトリがすべてこのリストに表示されます。有効なOracleホーム・ディレクトリとは、標準インストール・プログラムを使用してOracle製品がインストールされたディレクトリのことです。

    • Specify an Oracle Home
    • 既存のディレクトリを選択する場合は、「Oracleホームの指定」をクリックします。

  3. 「次へ」をクリックしてインストールを続行します。「前提条件の確認の結果」画面が表示されます。この画面には、Oracleホーム・ディレクトリとOracle Tuxedoサブディレクトリが表示されます。
  4. このOracleホーム・ディレクトリとOracle TuxedoサブディレクトリにOracle SALTをインストールする場合は、「次へ」をクリックしてインストールを続行します。

    戻るには「前へ」をクリックし、別のOracleホーム・ディレクトリを選択または指定します。

    インストールを終了する場合は「取消」をクリックします。

    注: 次の場合は、エラーが報告され、Oracle SALTのインストールが中断されます。
    • registry.xmlがOracleホーム・ディレクトリに見つかりません。
    • registry.xmlからOracle Tuxedoインストール情報を取得できません。
    • Oracle SALTの以前のバージョンが検出されました。このプログラムをインストールする前に、Oracle SALTの以前のバージョンをアンインストールする必要があります。
    • 既存のOracle SALT 11gリリース1 (11.1.1.2.2)のインストールが検出された場合は、上書きするかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。「はい」を選択すると、既存のインストールが上書きされます。
  5. 「次へ」をクリックしてインストールを続行します。「インストール・セットの選択」画面が表示されます。

必要なSALTインストール・セットを選択します。

  1. 「次へ」をクリックしてインストールを続行します。「ショートカット・フォルダの選択」画面が表示されます。
  2. 次のオプションから選択できます。

    • 新規プログラム・グループ内
    • 既存プログラム・グループ内
    • 「既存プログラム・グループ内」を選択する場合は、ドロップ・ダウン・リストからショートカット・アイコンのインストール先のプログラム・グループを選択します。

    • 「スタート」メニュー内
    • デスクトップ上
    • クイック起動バー内
    • その他
    • 「その他」を選択する場合は、「選択」をクリックして、ショートカット・アイコンのインストール先として別の場所を参照します。

    • アイコンを作成しない
    • 注: 「新規プログラム・グループ内」、「「スタート」メニュー内」または「デスクトップ上」のボタンを選択すると、「すべてのユーザーにアイコンを作成」チェック・ボックスが有効になります。
      注: このボックスをチェックした場合は、コンピュータにログオンするすべてのユーザーにショートカット・アイコンが作成されます。このボックスをチェックしない場合は、現在ログオンしているユーザーにのみショートカット・アイコンが作成されます。

      選択したオプションをOracle SALTのショートカットのインストール先にする場合は、「次へ」をクリックしてインストールを続行します。インストールを終了する場合は「取消」をクリックします。

  3. インストール・プロセスが続行すると、「インストール前の概要」画面が表示されます。
  4. サマリー情報を確認し、情報が正しい場合は、「インストール」をクリックします。

    前の画面に戻って入力した情報を変更する場合は、「前へ」をクリックします。

    インストール・プロセスを終了する場合は、「取消」をクリックします。これは、ターゲット マシンにファイルをコピーせずにインストールを取り消すための最後の機会です。

  5. インストールが終了すると、「インストール完了」画面が表示されます。
  6. 「完了」をクリックして、インストール・プログラムを終了します。

注: Windowsの場合は、インストールが完了すると、「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」に、「SALT 11g Release 1 (11.1.1.2.2) for Oracle Tuxedo」というエントリが追加されます。「コントロール パネル」を使用してサポート情報の詳細を確認するには、「SALT 11g Release 1 (11.1.1.2.2) for Oracle Tuxedo」エントリの、「サポート情報を参照するには、ここをクリックしてください」をクリックしてください。

 


関連項目


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