プラグイン・プログラミング・ガイド

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Oracle TSAMエージェント・データ収集フレームワーク

この章では、次の項について説明します。

 


概要

TSAMが有効になると、Oracle TSAMエージェント・フレームワークにより、パフォーマンス・メトリックが収集されます。このフレームワークは、Tuxedoアプリケーションの呼出しパスの段階、サービス、トランザクションおよびシステム・サーバーなど、パフォーマンスにとって重要な主な領域をカバーしています。Oracle TSAMエージェントでは、Tuxedo FML32型付きバッファを使用して、各メトリックが組込みFML32フィールドとして定義されるように収集されたメトリックを指定できます。モニタリング・ポイントはモニタリング・タイプによって異なり、Oracle Tuxedo ATMIアプリケーションにのみ適用されます。表2-1は、呼出しパス・モニタリング・ポイントのリストです。

表2-1 呼出しパスのモニタリング・ポイント
ステージ
サポート対象のTuxedoプロセス・タイプ
リクエスト・メッセージをIPCキューへ送信する前
ネイティブ・クライアント、アプリケーション・サーバー、GWTDOMAN、BRIDGE、JSH/WSHおよびGWWS
リクエスト・メッセージをIPCキューから受信した後
アプリケーション・サーバー、GWTDOMAINおよびGWWS
応答メッセージをIPCキューへ送信する前
アプリケーション・サーバー、GWTDOMAIN、BRIDGEおよびGWWS
応答メッセージをIPCキューから受信した後
ネイティブ・クライアント、アプリケーション・サーバー、GWTDOMAIN
リクエスト・メッセージをネットワークへ送信する前
GWTDOMAIN、JSH/WSHおよびGWWS
リクエスト・メッセージをネットワークから受信した後
GWTDOMAINおよびBRIDGE
応答メッセージをネットワークへ送信する前
GWTDOMAINおよびBRIDGE
応答メッセージをネットワークから受信した後
GWTDOMAINおよびBRIDGE

表2-2に、サービス・モニタリング・ポイントのリストを示します。

表2-2 サービスのモニタリング・ポイント
ステージ
サポート対象のTuxedoプロセス・タイプ
リクエスト・メッセージを受信した後
アプリケーション・サーバー、GWTDOMAINおよびGWWS
応答メッセージをIPCキューへ送信する前
アプリケーション・サーバー、GWTDOMAINおよびGWWS

表2-3に、システム・サーバー・モニタリング・ポイントのリストを示します。

表2-3 システム・サーバーのモニタリング・ポイント
ステージ
サポート対象のTuxedoプロセス・タイプ
メイン・ループ1
GWTDOMAIN、BRIDGEおよびGWWS

1メトリックは内部で収集されます。この時点でデータがプラグインに渡されます。

表2-4に、トランザクション・モニタリング・ポイントのリストを示します。

表2-4 トランザクションのモニタリング・ポイント
ステージ
サポート対象のTuxedoプロセス・タイプ
トランザクション・ルーチンの実行後
ネイティブ・クライアント、アプリケーション・サーバー、TMS、GWTDOMAIN、WSH、JSH、TMQFORWARD


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