リリース・ノート
Oracle TSAM 11g リリース1 (11.1.1.2)リリース・ノート
Oracle TSAM 11g リリース1 (11.1.1.2)
日付: 2011年7月
表1 改訂履歴
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『Oracle TSAMインストレーション・ガイド』の Oracle TSAM 11gR1対応プラットフォームに関する項の更新版には、次の項目が含まれます。
- HP-UX 11iv3 (B.11.31) (64ビットOS) on HP-UX
- Microsoft Windows 2008 Server R2 (64ビット) on x86-64 with MS Visual Studio 2008 Professional Edition
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『Oracle TSAMインストレーション・ガイド』の Oracle TSAM 11gR1対応プラットフォームに関する項の更新版には、次の項目が含まれます。
- Oracle Linux 5.5 (64-bit) on ExaLogic X2-2
- Oracle Solaris 11 Express x86 (64-bit) on Exalogic
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このトピックには次の項が含まれます:
このOracle TSAMリリースについて
リリース11gR1 (11.1.1.2.2)
このリリースの新機能と改良点
Oracle TSAMリリース11gR1 (11.1.1.2.1)は、次の新機能を導入します。
- JESサポート拡張
- ジョブ・ログとSysoutの表示
- ジョブ・メトリック
- ジョブ・アラート
- CICS Runtimeの構成
- 次の新しいメニュー・アイテムがあります
- Tuxedo Application Runtimeメトリック
- アラート
- Tuxedo Application Runtime JESアラート定義
詳細については、Oracle TSAMコンソール・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
リリース11gR1 (11.1.1.2.1)
このリリースの新機能と改良点
Oracle TSAMリリース11gR1 (11.1.1.2.1)は、次の新機能を導入しました。
- ARTJESモニタリングに対する拡張
- ジョブ・リポジトリのサポート
- ジョブ・リポジトリと送信ジョブのブラウジング
- ジョブの保留と解放
詳細については、Oracle TSAMコンソール・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
リリース11gR1 (11.1.1.2.0)
このリリースの新機能と改良点
Oracle TSAMリリース11gR1 (11.1.1.2.0)は、次の新機能を導入しました。
- LDAPベースの認証
- グループ・ベースの認可
- グループ・リスト
- グループの作成、削除および変更
- ユーザー・グループの設定
- Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and BatchのARTJESコンポーネントのモニタリング
- ARTJESシステム・コンポーネント・ツリー
- ジョブ・リストおよびジョブ・ステータスの表示
- ジョブの取消しやパージ
- 次の新しいメニュー・アイテムがあります
- Tuxedo Application Runtimeメトリック
詳細については、Oracle TSAMコンソール・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
Oracle TSAMソフトウェア・コンポーネント
Oracle TSAMソフトウェアは、次のコンポーネントから構成されます。
- Oracle TSAMエージェント
Oracle TSAMエージェントを使用すると、アプリケーションの様々な パフォーマンス・メトリックを収集できます。次のサブコンポーネントが含まれます:
- Oracle TSAMフレームワーク
- Oracle TSAMデフォルト・プラグイン
- ローカル・モニター・サーバー(LMS)
- Oracle TSAMマネージャ
Oracle TSAMマネージャは、1つまたは複数のOracle Tuxedoドメインから収集されたパフォーマンス・メトリックの関連付けおよび集計を行い、それらをリアル・タイムで表示するためのグラフィカル・ユーザー・インタフェースを提供します。次のサブコンポーネントが含まれます:
- Oracle TSAMコンソール
- Oracle TSAMデータ・サーバー
インストールに関する注意
Oracle TSAM 11g リリース1 (11.1.1.2)には、Oracle TSAMエージェントとOracle TSAMマネージャの2つのコンポーネントが含まれています。詳細については、Oracle TSAMインストレーション・ガイドを参照してください。
| 注意: |
Weblogic Serverバージョン11gリリース1を使用する必要があります。 |
| 注意: |
Oracle Tuxedoを実行中のノードにOracle TSAMマネージャをインストールする必要はありません。 |
| 注意: |
Oracle TSAMエージェントをOracle TSAMマネージャと組み合せて使用するには、モニターされる各ノードに適切にインストールして構成する必要があります。 |
アップグレードに関する考慮事項
Oracle TSAM 1.1またはOracle TSAM 10gR3で定義される監視対象ポリシー・セットは、Oracle TSAM 1.1/10gR3コンソール上のポリシー・セット定義ファイルにエクスポートできます。次に、Oracle TSAMコンソールを使って、ポリシー・セットをOracle TSAM 11g リリース1 (11.1.1.2)にインポートできます。
Oracle TSAM 11gのリリース1 (11.1.1.2)には、Oracle TSAM 1.1/10gR3で定義されたアラートをインポートする移行ツールが用意されています。
Oracle TSAM 11gリリース1 (11.1.1.2)には、Oracle TSAM 11gリリース1 (11.1.1.1.0)からOracle TSAM 11gリリース1 (11.1.1.2)にデータベース・スキーマを移行する移行ツールが用意されています。
相互運用性
次の項目に注意してください。
- Oracle TSAM 11gリリース1 (11.1.1.2)は、Oracle TSAM 11.1.1.1.0との完全な相互運用性を保持しています。
- Oracle TSAM 11gリリース1 (11.1.1.2)マネージャは、Oracle TSAM 1.1/10gR3エージェントを監視できます。
- Oracle TSAM 11gリリース1 (11.1.1.2)マネージャは、パフォーマンス・メトリック(ドメイン・ゲートウェイは除く)と、Oracle TSAM 1.1/10gR3エージェントによって収集されたアラートを報告することができます。
- Oracle TSAM 11gリリース1 (11.1.1.2)マネージャは、Oracle TSAM 1.1/10gR3エージェントによって収集されるOracle Tuxedoノードのステータス(ドメイン、マシン、グループ、サーバーおよびサービス)を監視できます。
- Oracle TSAM 11gリリース1 (11.1.1.2)コンソールを使用して定義されたポリシーおよびアラートの定義は、Oracle TSAM 1.1/10gR3エージェントのノードでは機能しません。Oracle TSAM 11gリリース1 (11.1.1.2)エージェントは、MPおよびドメイン・モードでOracle TSAM 1.1/10gR3エージェントと一緒に動作します。
- Oracle TSAM 1.1/10gR3エージェントでは、UBB LMS構成は次のURL:
//host:port/tsam/dataserverを必要とします。
- Oracle TSAM 11.1.1.2コンソールでは、Oracle TSAM 1.1/10gR3エージェントのポリシーを定義できません。TSAM 1.1/10gR3エージェント準拠のポリシーを定義するには、
TMMONITOR環境変数またはtmadmin choコマンドを使用する必要があります。
既知の問題
次の項からは、TSAM 11g リリース1 (11.1.1.2)で既に確認されている問題について説明します。問題の説明と、必要な場合は回避策または解決策を提示しています。
各問題点の一覧はバグID順に示しています。バグID番号は、個々の問題をトラッキングしやすくするためのものです。
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問題: WebLogic Server 10.3.3でTSAMの動作が遅くなります。
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TSAMをWebLogic Server 10.3.2で実行します。
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問題: Microsoft IE9はサポートされていません
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Oracle TSAMプラットフォームのサポート
Oracle TSAM 11g リリース1 (11.1.1.2)のサポート対象プラットフォームは、Oracle TSAMのインストレーション・ガイドの付録Aで、Oracle TSAM 11g リリース1 (11.1.1.2)のサポート対象プラットフォームとしてリストされています。
関連項目