ヘッダーをスキップ
Oracle® SQL Developer Oracle TimesTen In-Memory Databaseサポート・ユーザーズ・ガイド
リリース3.1
B66844-01
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

1 TimesTenデータベースへの接続

SQL Developerをインストールし、起動すると、TimesTenデータベースに接続できます。

この章では、SQL DeveloperでTimesTenデータベースに接続するために必要な手順を中心に説明します。内容は次のとおりです。

Oracle SQL Developerのインストールおよび起動の詳細は、『Oracle SQL Developerユーザーズ・ガイド』を参照してください。

TimesTenおよびSQL Developerの環境変数の設定

SQL DeveloperからTimesTenデータベースへアクセスするには、TimesTen Data ManagerまたはTimesTen Clientと同じシステムにSQL Developerをインストールします。SQL Developerを使用してローカル・データベースにアクセスする場合、TimesTen Data Managerと同じシステムにSQL Developerをインストールします。SQL Developerを使用してリモート・データベースにアクセスする場合、TimesTen Clientと同じシステムにSQL Developerをインストールします。

SQL Developerを起動する前に、Linuxシステムでは、TimesTenのinstall_dir/bin/ttenv.shまたはTimesTenのinstall_dir/bin/ttenv.cshシェル・スクリプト、Microsoft Windowsシステムでは、TimesTenのinstall_dir\bin\ttenv.batバッチ・ファイルを実行します。シェル・スクリプトまたはバッチ・ファイルによって、環境変数が追加または変更されます。

TimesTenデータベースの名前付き接続の定義

TimesTenデータベースへの名前付き接続を作成するには、「接続」ノードを右クリックして、「新規接続」を選択します。

図1-1 新規接続の作成

図1-1の説明が続きます
「図1-1 新規接続の作成」の説明

「データベース接続の作成/選択」ダイアログが表示されます。TimesTenタブを選択します。接続の情報を入力できます。

図1-2 新規データベース接続

図1-2の説明が続きます
「図1-2 新規データベース接続」の説明

DSNで、TimesTenデータベースを参照する事前定義済のDSNを選択します。Data Manager DSNを選択して直接接続を確立するか、クライアントDSNを選択してクライアント/サーバー接続を確立することができます。

「ユーザー指定」を選択した場合は、「クライアント/サーバー」を選択してクライアント/サーバー接続を確立するか、「ダイレクト・ドライバ」を選択して直接接続を確立します。

TimesTenデータベースへのクライアント/サーバー接続の構成の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のTimesTen ClientおよびTimesTen Serverの構成に関する説明を参照してください。

「接続文字列」フィールドで、DSN「ユーザー指定」を選択した場合は、接続文字列を指定して、DSNの定義およびDSNの属性の設定を行います。各属性設定をセミコロンで区切る必要があります。接続文字列を二重引用符で区切らないでください。

接続文字列の書式およびコンテンツの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』の接続文字列を使用したデータベースへの接続に関する説明を参照してください。

「保存」をクリックし、「接続」ノードの下の接続名を保存して、再度「データベース接続の作成/選択」ダイアログ・ボックスのフィールドに値を指定しなくても、名前付きの接続の設定を使用して、データベースへの接続を確立できるようにします。

「接続」をクリックします。

SQL Developerでのデータベース接続の作成および管理の詳細は、『Oracle SQL Developerユーザーズ・ガイド』を参照してください。

TimesTenデータベースの既存の名前付き接続の使用

「接続」ノードの下にTimesTenデータベース用の名前付き接続が存在する場合は、接続名のノードを右クリックして、「接続」を選択するか、接続名のノードの左側にある「+」をクリックします。

図1-3 TimesTen接続の表示

図1-3の説明が続きます
「図1-3 TimesTen接続の表示」の説明

「接続情報」 ダイアログが表示された場合、「ユーザー名」フィールドに、TimesTenのユーザー名を入力します。「パスワード」フィールドに、ユーザーのパスワードを入力します。

「OK」をクリックします。

図1-4 「接続情報」ダイアログ

図1-4の説明が続きます
「図1-4 「接続情報」ダイアログ」の説明

TimesTenデータベースに接続した後、既存のオブジェクトを参照するか、表、索引、ビュー、順序、シノニム、PL/SQLパッケージ、プロシージャ、ファンクションなどの新しいオブジェクトを作成できます。データベース・オブジェクトの作成の詳細は、『Oracle SQL Developerユーザーズ・ガイド』を参照してください。

TimesTenデータベースの既存の名前付き接続の切断

TimesTenデータベースから既存の接続を切断するには、「接続」タブを選択します。接続名のノードを右クリックして、「切断」を選択します。

詳細は、図1-3「TimesTen接続の表示」を参照してください。