この付録では、Oracle Load Testing ServerStatsのデフォルトのメトリックについて説明します。リストにないメトリックを追加するには、Perfmonデータ・ソースを使用してください。
ファイル・システム空き領域: マウントされているディレクトリの合計空き領域(df -kから)。
ファイル・システムの使用率: 使用中のディレクトリ領域(df -kから)。
ファイル・システム・サイズ: マウントされているディレクトリの合計サイズ(df -kから)。
vmstat cpu(id) - CPUアイドル時間: CPUのアイドル時間(vmstat cpu(id)値から)。
vmstat kthr(b): 待機キューに入れられたカーネル・スレッドの数(待機中のリソース、待機中の入力/出力)。
vmstat kthr(r): 実行キューに入れられたカーネル・スレッドの数。
vmstat memory(avm): アクティブな仮想ページ。
vmstat memory(free): 空きリストのサイズ。
バイト/リクエスト: リクエスト当たりのバイト数。
バイト/秒: 1秒当たりのバイト数。
アイドル・サーバー: アイドルなサーバー。
リクエスト/秒: 1秒当たりのページ・リクエスト数。
サーバー稼働時間: サーバーが稼働している時間(日単位)。
1分間のCPU使用量: - SNMP: 前回の1分間における全体のCPU使用量(cpmCPUTotal1min)。
シャーシ温度アラーム(1=アラームなし): SNMP: シャーシ温度のアラーム・ステータス(chassisTempAlarm)。1=オフ、2=オン、3=クリティカル。
現在の帯域幅使用率: 3500 XLシリーズのスイッチにおける現在の帯域幅(1秒当たりのメガビット単位)。
第3層パケット・スループット: - SNMP: このエンジンによって第3層でスイッチされた1分間当たりのパケット数(cseL3SwitchedTotalPkts)
ピーク帯域幅使用率: ピーク帯域幅の表における最新のエントリ。
電源1ステータス(2=OK): SNMP: 電源番号1のステータス(chassisPs1Status)。2=OK、3=軽度の障害、4=重度の障害。
電源2ステータス(2=OK): SNMP: 電源番号2のステータス(chassisPs2Status)。2=OK、3=軽度の障害、4=重度の障害。
トラフィック利用状況、ピーク - SNMP: 前回ポートがクリアされた、またはシステムが起動してからのピーク・トラフィック・メーター値(sysTrafficPeak)。
トラフィック利用状況 - SNMP: 以前のポーリング間隔のトラフィック・メーター値(sysTraffic)。
CPU: ビジー時間率 - プロセッサがアイドル状態ではない時間の割合。
CPU: 割込み率: プロセッサによって受信される1秒当たりの割込みの数。この値が極端に高い場合は、ハードウェアが停止しているかドライバが正しくない可能性があります。
CPU: ビジー時間率: すべてのプロセッサがアイドル状態ではない時間の割合。
ビジー時間率 - ディスクがビジー状態である時間の割合。この値が高い場合は、ディスクにボトルネックが発生しているかメモリー不足です。
使用可能な領域の割合: 使用可能なディスク領域の割合。この値が低い場合は、アプリケーションがディスクに対する保存または取出しに失敗する可能性があります。
キューの長さ: ディスク・キューの平均の長さ。この値が高い場合は、ディスクにボトルネックが発生しているかメモリー不足です。
使用可能な領域: 空きディスク領域(MB単位)。この値が低い場合は、アプリケーションがディスクに対する保存または取出しに失敗する可能性があります。
ファン1: SI/FIWGのファン1のステータス。
ファン2: SI/FIWGのファン2のステータス。
電源2: SI/FIWGの電源2のステータス。
host.ping.ms.name: 平均ラウンドトリップ時間を調べるPing。
IPスループット: 1秒当たりにホストを通過するIPトラフィック(バイト単位)。
Ping: ICMPのechoリクエストのレスポンス時間。ネットワーク上のシステムの可用性を決定します。
Ping(ミリ秒): ICMPのechoリクエストのレスポンス時間。ネットワーク上のシステムの可用性を決定します。
Ping(パーセント): 複数のICMPのechoリクエストが成功した比率。ネットワーク上のシステムの可用性を決定します。
Ping(秒): ICMPのechoリクエストのレスポンス時間。ネットワーク上のシステムの可用性を決定します。
ディスク領域使用率: - SNMP: 使用されているディスク領域の割合(hrStorageUsed/hrStorageSize)。
メモリー使用率: - SNMP: 使用されているメモリーの割合(hrStorageUsed/hrStorageSize)。
スワップ領域使用率: - SNMP: 使用されているスワップ領域の割合(hrStorageUsed/hrStorageSize)。
プロセスCPU時間: - SNMP: システムのCPUリソース全体のうち、このプロセスによって1分当たりに消費されている秒数(hrSWRunPerfCPU)
使用プロセス・メモリー: - SNMP: このプロセスに割り当てられている実際のシステム・メモリー(KB単位)(hrSWRunPerfMem)。
システム・プロセス: - SNMP: 現在ロードされている、またはこのシステムで実行されているプロセス・コンテキストの数(hrSystemProcesses)
ASPキュー長: キューからサービスを待機しているASPリクエストの数。
リクエスト拒否率: 帯域幅の低減によって1分当たりに拒否されたリクエストの数。
ホームページのレスポンス時間: サーバーのホームページをダウンロードする際に要した時間(秒単位)。
ディスク領域使用率: ファイル・システムの合計容量のうち、使用されている率(df -kPから)。
ディスク・サイズ: ディスクのサイズ(from df -kP)。
使用可能ディスク領域: 使用可能なディスク領域の合計(from df -kP)。
使用済ディスク領域: 使用されているディスク領域の合計(from df -k)。
vmstat cpu(id) - CPUアイドル時間: CPUのアイドル時間。
vmstat cpu(sy) - CPUシステム時間: CPUのシステム時間。
vmstat cpu(us) - CPUユーザー時間: CPUのユーザー時間。
vmstat memory(free) - 空きメモリー: 空きメモリー。
使用中のコミット・バイト率: 使用可能な仮想メモリーのうち使用されている割合。この値が高い場合は、メモリー不足かシステムの応答が遅くなっている可能性があります。
MDL読取りキャッシュ・ヒット率: メモリー・ディスクリプタ・リスト(MDL)の読取りリクエストのうちキャッシュ・ヒットした割合。
使用中のページング・ファイル率: 使用中の仮想メモリーの割合。この値が高い場合は、メモリー不足かページング・ファイル設定が適切でない可能性があります。
コミット済キロバイト数: コミット済(つまり予約済ではなく実際に使用中)の仮想メモリーのKB数。コミット済メモリーは、物理RAM容量より小さい必要があります。
空きキロバイト数: 使用可能な仮想メモリーのKB数。この値が低い場合は、メモリー不足かシステムの応答が遅くなっている可能性があります。
1秒当たりページ・フォルト: ソフト・ページングとハード・ページング。ワーキング・セット以外のメモリーまたはディスクからの仮想メモリー・ページ読込み。「1秒当たりページ数」も参照してください。
1秒当たりページ数: ハード・ページング。1秒当たりにディスクとの間で読み込まれた仮想メモリー・ページ数。この値が高い場合は、メモリー不足の可能性があります。
1分当たりのicmpOutDestUnreachs - SNMP: 1分当たりに送信された「ICMP Destination Unreachable」メッセージ数。存在しないアドレス、またはハードウェア障害の可能性があります。
1分当たりのicmpOutSrcQuenchs - SNMP: 1分当たりに送信された「ICMP Source Quench」メッセージ数。データグラムの着信が早すぎてホストで処理できないことを示します。
1分当たりのicmpOutTimeExcds - SNMP: 1分当たりに送信された「ICMP Time Exceeded」メッセージ数。データグラムが宛先に到達できないことを示します。
1分当たりのifInDiscards - SNMP: 1分間に破棄されたネットワーク入力パケット数。パケット数が低下する場合は、ネットワーク・ハードウェアまたは輻輳を示す可能性があります。
1分当たりのifInErrors - SNMP: 1分間当たりのネットワーク入力エラー。エラーがある場合は、ネットワーク・ハードウェアに問題がある可能性があります。
1分当たりのifInNUcastPkts - SNMP: 1分間当たりのネットワーク非ユニキャスト入力パケット数。
1分当たりのifInOctets - SNMP: 1分間にインタフェースで受信された合計オクテット数(フレーミング文字も含む)。
1分当たりのifInUcastPkts - SNMP: 1分間当たりのネットワーク・ユニキャスト入力パケット数。
1分当たりのifOutDiscards - SNMP: 1分間に破棄されたネットワーク出力パケット数。パケット数が低下する場合は、ネットワーク・ハードウェアまたは輻輳を示す可能性があります。
1分当たりのifOutErrors - SNMP: 1分間当たりのネットワーク出力エラー。エラーがある場合は、ネットワーク・ハードウェアに問題がある可能性があります。
1分当たりのifOutNUcastPkts - SNMP: 1分間当たりのネットワーク非ユニキャスト出力パケット数。
1分当たりのifOutOctets - SNMP: 1分間にインタフェースで送信された合計オクテット数(フレーミング文字も含む)。
1分当たりのifOutUcastPkts - SNMP: 1分間当たりのネットワーク・ユニキャスト出力パケット数。
1分当たりのipInAddrErrors - SNMP: IP宛先がこのマシンではなかったために破棄される1分間当たりのIP入力データグラム。
1分当たりのipInHdrErrors - SNMP: IPヘッダーにエラーがあるために破棄される1分間当たりのIP入力データグラム。
システム稼働時間: - SNMP: システムのネットワーク管理機能が前回再初期化されてからの時間(日単位)(sysUpTime)。
1分当たりのtcpOutRsts - SNMP: 1分間当たりに送信されたTCPリセット数。リセットは、着信接続のポートが無効なために拒否されたことを示します。
1分当たりのtcpOutSegs - SNMP: 1分間当たりに送信されたTCPセグメント数。全TCP活動の指標です。
1分当たりのtcpRetransSegs - SNMP: 1分間当たりに再送信されたTCPセグメント数。再送信がある場合は、ネットワーク・ハードウェアに問題がある可能性があります。
ディスク領域使用率: - SNMP: ディスクで使用されている領域の割合(dskPercent)。
空き実メモリー率: - SNMP: ホストで使用可能な実メモリー/物理メモリー領域の比率(memAvailReal/memTotalReal)。
空きスワップ領域率: - SNMP: 仮想メモリーで使用可能なスワップ領域の比率(memAvailSwap/memTotalSwap)。
1分間の負荷平均: - SNMP: 1分間の負荷の平均(laLoad.1)。
15分間の負荷平均: - SNMP: 15分間の負荷の平均(laLoad.3)。
5分間の負荷平均フラグ - OK (0) またはエラー(1) - SNMP: 5分間の負荷平均が、snmpd.confファイルで定義されているしきい値を超えると、エラー・フラグが1に設定されます。それ以外では0に設定されます。
5分間の負荷平均: - SNMP: 5分間の負荷の平均(laLoad.2)。
過去5分間のCPU使用率: 過去5分間におけるCPUの使用率。
着信パケット数: インタフェースを介して着信するパケット数。
インタフェース可用性 - インタフェースがアクティブかどうかを決定します。
割当て済メモリー: 割り当てられたメモリー。
使用可能メモリー: まだ使用可能なメモリー。
送信パケット数: インタフェースを介して送信されるパケット数。
平均アクティブ・セッション: ある時点での平均アクティブ・セッション。実行中または待機中のセッションの数です。1秒当たりの平均セッション負荷です(秒単位)。
CPUの平均アクティブ・セッション: ある時点での平均アクティブ・セッション。CPUを使用しているセッション数です。
CPU解析時間使用率: CPUが解析に費やした時間を識別します。解析(ハードおよびソフト)に使用された合計CPU時間(10ミリ秒単位)。'parse time cpu'の詳細は、Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイドを参照してください。
CPU再帰使用率: ユーザー以外の呼出し(再帰呼出し)で使用された合計CPU時間を識別します。詳細は、Oracle Databaseリファレンスで統計の説明を参照してください。
物理IO/秒: アプリケーション、バックアップとリカバリ、およびその他のユーティリティを含むすべてのインスタンス・アクティビティのデータベース・ブロックに対する読込み/書込みリクエストのレート。
物理IOリクエスト合計: アプリケーション・アクティビティ、バックアップとリカバリ、その他のユーティリティを含むすべてのインスタンス・アクティビティのデータベース・ブロックを書き込む書込みリクエストの数。
PGA (MB): プログラム・グローバル領域(PGA)は、単一プロセス(サーバーまたはバックグラウンド)のデータおよびコントロール情報を含むメモリー領域です。各サーバー・プロセスに1つのPGAが割り当てられます。PGAは、そのサーバー・プロセス専用で、そのプロセスのために動作しているOracleコードによってのみ読込みおよび書込みが行われます。PGAは、ユーザーがOracleデータベースに接続して、セッションが作成される際にOracleによって割り当てられます。
SGA (MB): システム・グローバル領域(SGA)は、データベース・ユーザー間で、データおよびプログラムのキャッシュが共有される領域です。データベース・バッファ・キャッシュ、共有プール、REDOログ・バッファで構成されています。
合計グローバル領域: PGA (MB)およびSGA (MB)の合計。
ユーザー・コール/秒: 1秒当たりのログイン、解析または実行コール数。
ユーザー・ログイン・レート/秒: 1秒当たりのユーザー・ログイン数。
ユーザー・トランザクション・コミット・レート: 1秒当たりのデータベース・トランザクション数。ユーザーがトランザクションをコミットした際に、データベース・ブロックに対して行われた変更を反映する生成済REDOが、ディスクに書き込まれる必要があります。多くの場合、コミットはユーザー・トランザクション・レートに最も近いものを表します。
ディスク領域使用率: ファイル・システムの合計容量のうち、使用されている率(df -kから)。
ディスク・サイズ: ディスクのサイズ(from df -k)。
使用可能ディスク領域: 使用可能なディスク領域の合計(from df -k)。
使用済ディスク領域: 使用されているディスク領域の合計(from df -k)。
vmstat cpu(id) - CPUアイドル時間: CPUのアイドル時間。
vmstat cpu(sy) - CPUシステム時間: CPUのシステム時間。
vmstat cpu(us) - CPUユーザー時間: CPUのユーザー時間。
vmstat memory(free) - 空きメモリー: 空きメモリー。
vmstat cpu(id) - CPUアイドル時間: CPUのアイドル時間。
vmstat cpu(sy) - CPUシステム時間: CPUのシステム時間。
vmstat cpu(us) - CPUユーザー時間: CPUのユーザー時間。
ログ領域使用率: 使用されているトランザクション・ログ領域の割合。ログがいっぱいになると、データベース・トランザクションとリカバリが失敗する場合があります。
可用性: 単純なデータベース問合せの応答時間を測定し、SQL Serverの可用性を検証します。
平均ラッチ待機時間: SQL Serverスレッドがラッチを待機した平均時間。この値が高い場合は、競合があり応答が遅くなっている可能性があります。
平均ロック待機時間: SQL Serverスレッドがロックを待機した平均時間。この値が高い場合は、競合があり応答が遅くなっている可能性があります。
バッチ・リクエスト率: サーバーにおけるSQLバッチ・レ・リクエストの数。
バッチ・キャッシュ・ヒット率: バッファ・キャッシュをヒットしたリクエストの割合。この値が低い場合は、データベース・チューニングが十分でなく応答が遅くなっている可能性があります。
キャッシュ・ヒット率(非定型計画): キャッシュ・ヒットした非定型計画の割合。この値が低い場合は、データベース・チューニングが十分でなく応答が遅くなっている可能性があります。
キャッシュ・ヒット率(準備計画): キャッシュ・ヒットした準備計画の割合。この値が低い場合は、データベース・チューニングが十分でなく応答が遅くなっている可能性があります。
チェックポイント・ページ/秒: チェックボックスなど、すべての使用済ページのフラッシュが必要な操作によってフラッシュされたページの数。
データ・ファイル・サイズ: データベースの全ファイルの累積サイズ。
ログ・ファイル・サイズ: データベースの全ログ・ファイルの累積サイズ。
ログ・フラッシュ/秒: ログ・フラッシュの数。
ロック・ブロック数: サーバーで現在使用されているロック・ブロックの数。
ページ読込み/秒: 発行されたデータベース・ページ読込みの数。
ページ書込み/秒: 発行されたデータベース・ページ書込みの数。
ページ先読み/秒: 使用されるより前に行われるページ読込み数。
プロシージャ計画キャッシュ・ヒット率: キャッシュ・ヒットとプロシージャ計画の比率。
SQLコンパイル/秒: SQLコンパイルの数。
SQL再コンパイル/秒: SQL再コンパイルの数。
合計サーバー・メモリー: サーバーが動的なSQLキャッシュに対して使用している動的メモリーの合計。
トランザクション・レート: 1秒当たりのデータベース・トランザクション数。全体的なデータベース活動の指標です。
ユーザー接続数: ユーザー接続の数。