参照アーキテクチャー

テープハードウェアおよびテープメディアの問題を減らすには、このセクションで説明する構成の推奨事項に従ってください。また、これらの推奨事項により、アーカイバがテープドライブを使用する時間が最小限に抑えられるため、テーブルドライブが解放され、より多くをファイルの書き込みに使用できるようになります。

ハードウェアは構成を決定する主要因です。ストレージ環境の多くは次のセットアップに似ています:

1 つのテープライブラリ
1 つのメディアタイプ
10 以下のテープドライブ (ほとんどのサイトでは 4 つ)

このハードウェア構成に基づいて、次のグローバルパラメータを使用します:

ディスクアーカイブが使用可能な場合は、次の設定を使用します:

allsets -sort path -offline_copy stageahead  -reserve set
allsets.1  -startage 10m  -startsize 500M -startcount 500000 -drives 6 -archmax  1G
allsets.2  -startage 24h -startsize 20G -startcount 500000 -drives X  -archmax 24G
allsets.3  -startage 48h -startsize 20G -startcount 500000 -drives X  -archmax 24G

注 - ディスクアーカイブは必須ではありませんが、テープメディアが大きくなってきているため、ディスクアーカイブを使用することには利点があります。ディスクアーカイブは、データが蓄積される間にデータを保護し、より大規模な書き込み操作 (各書き込み操作につき 20G バイト) を提供します。

ファイルがテープに書き込まれるまで 8 時間も待つことができない場合は、ディスクアーカイブを使用するようにしてください。

ディスクアーカイブが使用可能でない場合は、次の設定を使用します:

allsets -sort path -offline_copy stageahead  -reserve set
allsets.1  -startage 8h    -startsize 8G   -startcount 500000 -drives X -archmax  10G
allsets.2  -startage 24h -startsize 20G -startcount 500000 -drives X  -archmax 24G

releaser.cmd ファイルを次のように変更します:

list_size = 300000

stager.cmd ファイルに次の値を設定します:

maxactive  =  500000  # If server has more than 8G of RAM
maxactive  =  100000  # If server has less than 8G of RAM

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