Sun Blade 6000 モジュラーシステムシャーシは、シャーシ監視モジュール (CMM) と呼ばれる専用のサービスプロセッサを備えています。Oracle ILOM CMM は、シャーシを介してサーバーモジュールのサービスプロセッサ (SP) に Ethernet 接続を提供します。
各シャーシモデルに対応する Oracle ILOM CMM ファームウェアの最小バージョンは次のとおりです:
A90–B: CMM ILOM 3.0.12.11b (ソフトウェアリリース 3.3.3)
A90–D: CMM ILOM 3.1 (ソフトウェアリリース 4.2)
シャーシの特定方法の詳細は、『Sun Blade X3-2B (旧 Sun Blade X6270 M3) プロダクトノート』を参照してください。
Oracle ILOM CMM ソフトウェアを使用すると、設置されたサーバーブレードやストレージブレードを含むすべてのシャーシコンポーネントの監視と管理を行うことができます。
Oracle ILOM CMM にログインしたときの Web インタフェースの例を次の図に示します。
Oracle ILOM CMM にログインした状態で、CMM コマンド行インタフェース (CLI) を使用してサーバーモジュールについての情報を表示する例を次に示します。この例では、サーバーモジュールはシャーシブレードのスロット 1 に取り付けられています。
注 - /CH ターゲットは、CMM CLI では、デフォルトで非表示になっています。このターゲットおよびそのサブターゲットを表示するには、次のコマンドを使用します: /CMM/cli legacy_targets=enable
-> show /CH/BL1 /CH/BL1 Targets: HOST System SP Properties: Commands: cd show
詳細は、次にあるシステムシャーシのドキュメントを参照してください:
http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=sb6000