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Sun Blade X3-2B (旧 Sun Blade X6270 M3) サービスマニュアル     
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ドキュメントの情報

このドキュメントの使用

サービスマニュアルの概要

Sun Blade X3-2B について

Sun Blade X3-2B の保守の準備

サーバーモジュールの電源切断

フロントパネルの電源制御

正常なシャットダウンと電源切断

即時の電源切断

完全な電源取り外し

Oracle ILOM SP CLI を使用したリモート電源切断

Oracle ILOM SP Web インタフェースを使用したリモート電源切断

ESD および静電気の防止対策の実施

ESD 防止のセットアップ

位置特定 LED の使用

Oracle ILOM SP Web インタフェースからの位置特定 LED の使用

Oracle ILOM CLI からの位置特定 LED の使用

Sun Blade シャーシからのサーバーモジュールの取り外し

サーバーモジュールの上部カバーを取り外します。

Sun Blade X3-2B コンポーネントの保守

Sun Blade X3-2B の再稼働

Sun Blade X3-2B のトラブルシューティング

BIOS 電源投入時自己診断 (POST) チェックポイント

サーバーファームウェアとソフトウェアの入手

索引

Sun Blade シャーシからのサーバーモジュールの取り外し

サーバーモジュールは、次の場合に Sun Blade 6000 シャーシから取り外す必要があります:


注 - Sun Blade X3-2B フロントパネルにあるストレージドライブコンポーネントの保守を行う場合は、Sun Blade シャーシからサーバーモジュールを取り外す必要はありません。


  1. Oracle ILOM CLI にログインします。

    『Sun Blade X3-2B (旧 Sun Blade X6270 M3) 管理ガイド』の「CLI を使用した Oracle ILOM へのアクセス」を参照してください。

    CLI プロンプトが表示されます: –>

  2. 次を入力します:

    -> set /System/ action=prepare_to_remove

  3. 取り外しステータスを確認します。次を入力します:

    -> show /System/ health

    /System

    Properties:

    health = Offline

    ->

    ブレードを取り外す前に、オフラインステータスで、ファームウェア更新が行われていないことを確認します。


    注意

    注意 - コンポーネントが損傷するか、データ損失が発生します。青色の LED が点灯するか、ファームウェア更新が進行中ではないことがたしかな場合のみサーバーモジュールを取り外してください。ファームウェアの更新中にサーバーモジュールをシャーシから引き出すと、サーバーモジュールが損傷することがあり、現場で修復不可能になる可能性があります。


  4. サーバーモジュールの電源を切断するか、スタンバイ電源モードにします。

    「サーバーモジュールの電源切断」を参照してください。

    サーバーモジュールがスタンバイ電源モードになっているときは、フロントパネルの OK LED が点滅します (0.1 秒オン、2.9 秒オフ)。

  5. 上下の緑色の取り外しボタンを押して、Sun Blade シャーシコネクタからサーバーモジュールを取り外します。

    注意

    注意 - コンポーネントが損傷するか、データ損失が発生します。サーバーモジュールのシャーシへの取り付けは、シャーシのミッドプレーンコネクタからサーバーモジュールを取り外してから 20 秒以上経過したあとに行なってください。


  6. サーバーモジュールの上下の取り外しアームを完全に伸びるまで同時に回転させます。

    注意

    注意 - コンポーネントが損傷したり、作業者がけがをしたりします。取り外しレバーだけを使用してサーバーモジュールを取り外すことはしないでください


  7. シャーシからサーバーモジュールを取り外すには、次のいずれかを行なってください:

    注意

    注意 - コンポーネントが損傷するか、データ損失が発生します。青色の取り外し可能 LED が点灯するか、ファームウェア更新が進行中ではないことがたしかな場合のみサーバーモジュールを取り外すべきです。ファームウェアの更新中にサーバーモジュールをシャーシから引き出すと、サーバーモジュールが損傷することがあり、現場で修復不可能になる可能性があります。


    • 完全な取り外し: 両手でサーバーモジュールをつかむことができるようになるまで、取り外しレバーを使用して、サーバーモジュールを Sun Blade シャーシから引き出します (約 5 から 6 インチ)。両手でサーバーモジュールをシャーシからゆっくり引き出します。

      注意

      注意 - コンポーネントが損傷したり、作業者がけがをしたりします。ブレードの重量は最大 22 lbs (10kg) です。シャーシにブレードを取り付けたり取り外したりするには、両手を使用してください。



      image:サーバーモジュールの完全な取り外し方法を示す図。
    • 部分的な取り外し: 取り外しレバーを使用して、サーバーモジュールをラックから 8 cm (3 インチ) 離します。両手でサーバーモジュールをシャーシからゆっくり引き出します。

      注 - この方法は、サーバーモジュールから電源を取り外す場合に使用します。


  8. 平らな静電気防止面の上にサーバーモジュールを置きます。

    「ESD および静電気の防止対策の実施」を参照してください。


    注意

    注意 - コンポーネントが損傷します。サーバーモジュールを取り扱う際には、正しい ESD の予防措置を確認してください。安全にアースされた ESD リストストラップを着用してください。コンポーネントを扱うときは、端部以外に触れないでください。金属の接合部分は触らないでください。正しく扱わないと、システムコンポーネントが損傷するおそれがあります。


  9. システム内の適切な通気を確保するために、使用されていないサーバースロットにサーバーモジュールのフィラーパネルを挿入します。

    「サーバーモジュールのフィラーパネルの挿入」を参照してください。


    注意

    注意 - 温度超過状態が発生します。サーバーモジュールがシャットダウンする可能性を低くするために、必ず、サーバーモジュールのフィラーパネルを 60 秒以内に空のスロットに挿入してください。スロットが空の状態でシャーシを稼働させないでください。サーバーモジュールスロットが空の状態でシャーシを使用した場合、システムの性能が低下する可能性があります。空のシャーシスロットによって、システムおよびコンポーネントで、加熱警告、シャットダウン、および熱関連の損傷が発生する可能性があります。


参照

Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.1 ドキュメントコレクション

次の手順

「サーバーモジュールの上部カバーを取り外します。」