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Oracle Solaris 11.1 ブート環境の作成と管理     Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  ブート環境の管理の概要

2.  beadm でのゾーンのサポート

3.  ブート環境とスナップショットの作成

4.  ブート環境の管理

既存のブート環境とスナップショットの表示

ブート環境の仕様を表示する

マシンで構文解析可能な出力で仕様を表示する

スナップショットの仕様を表示する

デフォルトのブート環境の変更

アクティブでないブート環境のマウントと更新

ブート環境をマウントして更新する方法

ブート環境のマウント解除

ブート環境の破棄

ブート環境のカスタム名の作成

ブート環境の追加データセットの作成

索引

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ブート環境のカスタム名の作成

beadm rename コマンドを使用すると、既存のブート環境の名前を、特定の状況に合わせてより意味のある名前に変更できます。たとえば、ブート環境の名前を変更して、ブート環境をどのようにカスタマイズしたかを示すこともできます。ブート環境のデータセット名も、新しいブート環境名に適合するように変更されます。

ブート環境の名前を変更しても、そのブート環境にあるゾーンの名前や、それらのゾーンに使用されているデータセットの名前は、変更による影響を受けません。ゾーンとそのブート環境との関係は、変更による影響を受けません。

アクティブなブート環境の名前を変更することはできません。アクティブでないブート環境の名前だけを変更できます。

現在ブートされているブート環境の名前を変更することはできません。アクティブなブート環境の名前を変更するには、まず別のブート環境をアクティブにし、その環境からブートする必要があります。その後、アクティブでないブート環境の名前を変更することができます。

このコマンドの構文は次のとおりです。

beadm rename BeName newBeName

コマンドによって、Bename という名前が newBeName に変更されます。

新しい名前がすでに使用中の場合、beadm rename コマンドは失敗します。


注 - pkg コマンドを使用してパッケージをインストール、更新、またはアンインストールすると、新しいブート環境またはバックアップブート環境が作成されることがあります。pkg コマンドに -be-name または -backup-be-name オプションを付けて使用することによって、新しいブート環境またはバックアップブート環境のカスタム名を作成することができます。詳細は、『Oracle Solaris 11.1 ソフトウェアパッケージの追加および更新』の「ブート環境オプション」を参照してください。