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Oracle Solaris 11.1 の管理: デバイスとファイルシステム Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
6. InfiniBand デバイスの使用 (概要/タスク)
11. COMSTAR を使用したストレージデバイスの構成 (タスク)
12. Oracle Solaris Internet Storage Name Service (iSNS) の構成と管理
多くの場合、ディスクは製造元または再販業者によってフォーマットされています。通常は再フォーマットしなくてもドライブを取り付けることができます。
次の作業の前にディスクをフォーマットしておかなければなりません。
データをディスクへ書き込みます。ただし、ほとんどのディスクはフォーマット済みです。
Oracle Solaris インストールユーティリティーを使ってシステムをインストールします。
注意 - フォーマットは、ディスク上のデータを上書きする、破壊的なプロセスです。このため、通常は製造元や再販業者のみがディスクをフォーマットします。ディスクに欠陥があるために問題が再発していると思われる場合は、format ユーティリティーを使用して表面解析を実行できますが、データを破壊しないコマンドだけを使用するように注意してください。 |
詳細は、『Oracle Solaris 11.1 の管理: セキュリティーサービス』の「割り当てられている管理権限を使用する方法」を参照してください。
# format
番号付きのディスクのリストが表示されます。
Specify disk (enter its number): 0
[disk formatted]
例 9-2 ディスクがフォーマット済みかを調べる
次の例は、ディスク c2t3d0 がフォーマット済みであることを示しています。
# format AVAILABLE DISK SELECTIONS: 0. c2t0d0 <SUN72G cyl 14087 alt 2 hd 24 sec 424> /pci@1c,600000/scsi@2/sd@0,0 1. c2t1d0 <SUN72G cyl 14087 alt 2 hd 24 sec 424> /pci@1c,600000/scsi@2/sd@1,0 2. c2t2d0 <SUN146G cyl 14087 alt 2 hd 24 sec 848> /pci@1c,600000/scsi@2/sd@2,0 3. c2t3d0 <SUN146G cyl 14087 alt 2 hd 24 sec 848> /pci@1c,600000/scsi@2/sd@3,0 Specify disk (enter its number): 3 selecting c2t3d0 [disk formatted]
ディスクは製造元によってフォーマットされています。ディスクの再フォーマットはまれにしか発生しないはずです。この処理を行うと、終了までに長い時間がかかるうえ、すべてのデータがディスクから削除されてしまいます。
詳細は、『Oracle Solaris 11.1 の管理: セキュリティーサービス』の「割り当てられている管理権限を使用する方法」を参照してください。
# format
番号付きのディスクのリストが表示されます。
Specify disk (enter its number): 3
注意 - ルートファイルシステムを含むディスクを選択しないでください。 ルートプールディスクをフォーマットすると、OS やこのディスク上のデータがすべて削除されます。 |
format> format The protection information is not enabled The disk will be formatted with protection type 0 Ready to format. Formatting cannot be interrupted and takes 169 minutes (estimated). Continue? yes
Beginning format. The current time is Fri Apr 1 ... Formatting... done Verifying media... pass 0 - pattern = 0xc6dec6de 14086/23/734 pass 1 - pattern = 0x6db6db6d 14086/23/734 Total of 0 defective blocks repaired.
format> quit