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Oracle Solaris 11.1 の管理: デバイスとファイルシステム Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
6. InfiniBand デバイスの使用 (概要/タスク)
11. COMSTAR を使用したストレージデバイスの構成 (タスク)
COMSTAR のソフトウェア要件およびハードウェア要件の確認
COMSTAR を使用したストレージデバイスの構成 (タスク)
iSCSI ターゲット用のターゲットポータルグループを作成する方法
選択した FC ポートをイニシエータまたはターゲットモードに設定する方法
Ethernet インタフェース上で 802.3x PAUSE およびジャンボフレームを有効にする
12. Oracle Solaris Internet Storage Name Service (iSNS) の構成と管理
これは、COMSTAR によるストレージデバイスの構成に関する一般的なタスクのリストです。ネットワーク構成のニーズによって、一部のタスクはオプションになります。下の一部のリンクは、ネットワーク構成とイニシエータの構成について説明する個別のドキュメントに移動します。
『Oracle Solaris 11.1 の管理: SAN 構成およびマルチパス化』の第 6 章「Solaris iSCSI イニシエータの構成」
『Oracle Solaris 11.1 の管理: SAN 構成およびマルチパス化』の「iSCSI ベースのストレージネットワークにおける認証の構成」
『Oracle Solaris 11.1 の管理: SAN 構成およびマルチパス化』の「Oracle Solaris での iSCSI マルチパスデバイスの設定」
COMSTAR によってターゲットデバイスを構成する前に、次の用語を確認してください。
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デバイス発見を実行するために、動的デバイス発見方式のいずれかを構成するか、または静的 iSCSI イニシエータターゲットを使用するかを決定します。
動的デバイス発見 – 次の 2 つの動的デバイス発見方式を使用できます。
SendTargets - ファイバチャネルブリッジへの iSCSI などのように、iSCSI ノードが多数のターゲットを公開している場合、その iSCSI ノードに IP アドレスとポートの組み合わせを提供でき、その iSCSI イニシエータは SendTargets 機能を使ってデバイス発見を実行できるようになります。
iSNS - iSNS (Internet Storage Name Service) を使用すると、できるかぎり少ない構成情報で、iSCSI イニシエータがアクセス権を持つターゲットを発見できます。また、ストレージノードの動作状態が変更されたときに iSCSI イニシエータに通知する状態変更通知機能もあります。iSNS 発見方式を使用するために、iSNS サーバーのアドレスとポートの組み合わせを指定して、デバイス発見を実行するために指定した iSNS サーバーを iSCSI イニシエータで照会できるようにすることができます。iSNS サーバーのデフォルトポートは 3205 です。iSNS の詳細については、RFC 4171 を参照してください。
http://www.ietf.org/rfc/rfc4171.txt
iSNS 発見サービスは、ネットワーク上のすべてのターゲットを発見するための管理モデルを提供します。
Oracle Solaris での iSNS サポートの設定に関する詳細は、第 12 章Oracle Solaris Internet Storage Name Service (iSNS) の構成と管理を参照してください。
静的デバイス発見 – iSCSI ノードのターゲットが少数である場合や、イニシエータのアクセス対象となるターゲットを制限する場合には、次の静的ターゲットアドレス命名規則を使用して、target-name を静的に構成できます。
target,target-address[: port-number]
また、アレイの管理ツールから静的ターゲットアドレスを決定できます。
注 - 単一の iSCSI ターゲットが静的デバイス発見方式と動的デバイス発見方式の両方によって発見されるように構成しないでください。発見方式を重複して使用すると、イニシエータが iSCSI ターゲットデバイスと通信するときのパフォーマンスが低下する可能性があります。