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Oracle Solaris 11.1 での Image Packaging System を使用したソフトウェアのパッケージ化および配布 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
最初に、インストール、更新、または削除されるときにシステムへの変更をもたらすアクションを特定します。たとえば、一部のシステム変更は 「ソフトウェアの自己アセンブリ」で説明しているソフトウェアの自己アセンブリの概念を実装するために必要です。
それらのパッケージアクションごとに、必要なシステム変更を提供する既存の SMF サービスを特定します。あるいは、必要な機能を提供する新しいサービスを作成し、「SMF サービスの提供」の説明に従ってそのサービスがシステムに配布されるようにします。
インストールされるときにシステムへの変更をもたらす一連のアクションを特定したら、システム変更を生じさせるために、パッケージマニフェスト内のそれらのアクションにタグを付けます。システム変更を生じさせるタグの値は、アクチュエータと呼ばれます。
次のアクチュエータタグは、マニフェスト内のどのアクションにも追加できます。
このアクチュエータは true または false の値を取ります。このアクチュエータは、パッケージシステムがライブイメージ上で動作している場合、タグ付きアクションの更新または削除を新しいブート環境で実行する必要があることを宣言します。新しいブート環境の作成は、be-policy イメージプロパティーによって制御されます。be-policy プロパティーについての詳細は、pkg(1) のマニュアルページの「イメージプロパティー」セクションを参照してください。
これらのアクチュエータは SMF サービスに関連しています。
SMF アクチュエータは値として単一のサービス FMRI を取りますが、場合により複数の FMRI に一致するグロッビング文字を含むこともあります。同じサービス FMRI が複数のアクションによって (場合により操作されている複数のパッケージにわたって) タグ付けされる場合、IPS はそのアクチュエータを一度だけトリガーします。
次の SMF アクチュエータのリストには、指定された各アクチュエータの値である、サービス FMRI への影響が説明されています。
パッケージ操作を行う前に指定のサービスを無効にします。
パッケージ操作を完了したあとに指定のサービスをリフレッシュします。
パッケージ操作を完了したあとに指定のサービスを再起動します。
パッケージ操作を実行する前に指定のサービスを一時的に中断し、パッケージ操作が完了したあとでそのサービスを有効にします。