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Oracle Solaris 11.1 パッケージリポジトリのコピーおよび作成 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
このセクションでは、ローカルネットワーク上のディレクトリからローカルリポジトリパッケージを提供する方法について説明します。
クライアントが NFS 経由でローカルリポジトリにアクセスできるようにするには、sharenfs プロパティーを設定して共有を作成および公開します。
$ pfexec zfs create -o mountpoint=/export/repoSolaris11 rpool/repoSolaris11 $ pfexec zfs set share=name=s11repo,path=/export/repoSolaris11,prot=nfs rpool/repoSolaris11 name=s11repo,path=/export/repoSolaris11,prot=nfs $ pfexec zfs set sharenfs=on rpool/repoSolaris11
次のいずれかのテストを使用して、共有が公開されたことを確認します。
共有ファイルシステムテーブル内のリポジトリを検索します。
$ grep repo /etc/dfs/sharetab /export/repoSolaris11 s11repo nfs sec=sys,rw
リポジトリがリモートシステムからアクセス可能かどうかを確認します。
$ dfshares solaris RESOURCE SERVER ACCESS TRANSPORT solaris:/export/repoSolaris11 solaris - -
クライアントシステムでローカルファイルリポジトリからパッケージを取得できるようにするには、発行元の起点を設定します。次のコマンドを使用して、新しいリポジトリ内にあるパッケージの発行元の名前を確認します。
$ pkgrepo info -s /export/repoSolaris11 PUBLISHER PACKAGES STATUS UPDATED solaris 4400 online 2012-07-25T23:40:03.496688Z
各クライアントで次のコマンドを実行して、solaris 発行元の起点をリセットします。
$ pfexec pkg set-publisher -G '*' -M '*' -g /net/host1/export/repoSolaris11/ solaris
solaris 発行元についての既存の起点をすべて削除します。
solaris 発行元についての既存のミラーをすべて削除します。
新しく追加されたローカルリポジトリの URI を solaris 発行元の新しい起点として追加します。
発行元の構成方法の詳細は、『Oracle Solaris 11.1 ソフトウェアパッケージの追加および更新』の「発行元の構成」を参照してください。