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Oracle Solaris 11.1 パッケージリポジトリのコピーおよび作成 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
新しいパッケージをローカルリポジトリに転送する前に、コピーする予定のパッケージが構築される対象のバージョンと同じかそれよりも新しい Oracle Solaris 11 OS をリポジトリサーバーが実行しているようにします。たとえば、サーバーが Oracle Solaris 11 OS を実行していて、リポジトリを Oracle Solaris 11.1 リポジトリに更新する場合、リポジトリを更新する前にサーバーを Oracle Solaris 11.1 に更新します。システムの更新については、『Oracle Solaris 11.1 ソフトウェアパッケージの追加および更新』の「イメージの更新」を参照してください。
ローカル IPS パッケージリポジトリを作成する際、pkgrecv コマンドまたは .iso ファイルのいずれを使用した場合であっても、リポジトリを更新するには pkgrecv(1) コマンドを使用します。更新されたパッケージのみが更新されます。「リポジトリのコピー」にあるパフォーマンスのヒントを参照してください。
リポジトリの内容を変更する前に、リポジトリファイルシステムのスナップショットを作成するようにしてください。そのスナップショットにわかりやすい名前 (SRU (Support Repository Update) 番号を含めるなど) を付けてください。ZFS のスナップショットとロールバックの詳細は、『Oracle Solaris 11.1 の管理: ZFS ファイルシステム』を参照してください。
$ pkgrecv -s http://pkg.oracle.com/solaris/support/ -d /export/repoSolaris11 \ --key /var/pkg/ssl/Oracle_Solaris_11_Support.key.pem \ --cert /var/pkg/ssl/Oracle_Solaris_11_Support.certificate.pem '*'
この更新を定期的に実行する場合、PKG_SRC および PKG_DEST 環境変数を使用する場合もあります。
$ export PKG_SRC=http://pkg.oracle.com/solaris/support/ $ export PKG_DEST=/export/repoSolaris11 $ pkgrecv '*'
リポジトリを更新した後、次のコマンドを実行して、リポジトリ内で検出された新しいパッケージをカタログ化し、すべての検索インデックスを更新します。
$ pkgrepo rebuild -s /export/repoSolaris11
HTTP インタフェースを介してリポジトリを提供する場合は、SMF サービスを再起動します。
$ svcadm restart application/pkg/server:default
複数のリポジトリを作成した場合は、サービスを再起動するときに適切なサービスインスタンスを必ず指定するようにしてください。