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Oracle Solaris 11.1 カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
1. Oracle Solaris システムのチューニングの概要
2. Oracle Solaris カーネルチューニング可能パラメータ
3. Oracle Solaris ZFS チューニング可能パラメータ
ZFS ログデバイスまたはキャッシュデバイスとしてのフラッシュデバイスの追加
フラッシュおよび NVRAM ストレージデバイスの適切なキャッシュフラッシュ動作の保証
フラッシュデバイスの SCSI マッピング解除に関する考慮事項
ZFS をチューニングする前に、次の考慮事項を検討してください。
一般的に、デフォルト値が最適値です。より適切な値が存在する場合、それがデフォルトになっているはずです。代替の値は特定のワークロードに役立つ場合もありますが、何らかの別の側面でパフォーマンスを低下させる可能性がきわめて高くなります。場合によっては、破局的な結果となります。
ZFS のチューニングを適用する前に、ZFS のベストプラクティスに従うようにします。これらの方法は、さまざまな環境で動作することが証明された一連の推奨で、予見できる将来にわたって動作し続けることが見込まれています。したがって、チューニングを行う前に、ベストプラクティスを読んで理解するようにしてください。詳細は、『Oracle Solaris 11.1 の管理: ZFS ファイルシステム』の第 12 章「推奨の Oracle Solaris ZFS プラクティス」を参照してください。
別途記載のないかぎり、チューニング可能パラメータはグローバルであり、システム全体にわたって ZFS の動作に影響を及ぼします。