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Oracle Solaris 11.1 デスクトップユーザーズガイド     Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  デスクトップ入門

2.  デスクトップウィンドウの使用

ウィンドウの概要

ウィンドウの種類

ウィンドウの操作

ウィンドウの移動

ウィンドウのサイズ変更

ウィンドウをサイズ変更する方法

ウィンドウの最小化

ウィンドウの最大化

ウィンドウの最大化の解除

ウィンドウを閉じる

ウィンドウにフォーカスを与える

3.  デスクトップワークスペースの使用

4.  デスクトップパネルの使用

5.  デスクトップアプリケーションの使用

6.  メインメニューバーの使用

7.  タイムスライダの使用

8.  ファイルマネージャーの使用

9.  デスクトップツールおよびユーティリティーの使用

10.  デスクトップの構成

A.  マウスの使用

B.  キーボードの使用

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ウィンドウの操作

画面上のウィンドウのサイズと位置を変更できます。これにより、複数のアプリケーションを表示して、同時に別々のタスクを実行できます。たとえば、Web ページのテキストを読みながらワープロで入力したり、別のアプリケーションに切り替えて別のタスクを実行したり進捗状況をチェックしたりといったことができます。

ほとんどの操作は、ウィンドウフレームのさまざまな部分でマウスを使用して実行します。ウィンドウフレームの上端はタイトルバーと呼ばれ、ウィンドウの表示方法を変更するいくつかのボタンを含みます。

次の図に、一般的なアプリケーションウィンドウのタイトルバーを示します。左から右に、ウィンドウメニューボタン、ウィンドウタイトル、最小化ボタン、最大化ボタン、閉じるボタンが含まれます。

図 2-1 アプリケーションウィンドウのタイトルバー

image:Windows アプリケーションのタイトルバー

すべての操作は、「ウィンドウ」メニューから実行することもできます。よく使う操作は、キーボードショートカットを使用して実行することもできます。ショートカットキーの例のリストについては、「ウィンドウショートカットキー」を参照してください。以降のセクションでは、マウスやキーボードを使用してウィンドウで実行できる操作を一覧表示します。

ウィンドウの移動

タイトルバーの両端のボタン以外の任意の部分をクリックすると、ドラッグ操作を開始できます。ウィンドウは、マウスのドラッグに合わせて画面上を移動します。一部のコンピュータでは、ウィンドウの移動がフレームのアウトラインの動きで表されることがあります。

次のいずれかの操作を実行してウィンドウを移動することもできます。


注 - Num Lock キーがオフの場合、数字キーパッドの矢印、および 7、9、 1、および 3 キーを使用して対角に移動できます。


ウィンドウのサイズ変更

いずれかの境界をドラッグすると、ウィンドウの 1 辺で展開または折り畳むことができます。コーナーをドラッグすると、一度に 2 辺が変化します。ドラッグ操作を開始するのに適切な位置にマウスがあると、サイズ変更ポインタが表示されます。

ウィンドウをサイズ変更する方法

  1. 「ウィンドウ」メニューから「サイズ変更」を選択するか、Alt + F8 を押します。

    サイズ変更ポインタが表示されます。

  2. サイズ変更する端の方向にマウスを移動するか、キーボードのいずれかの矢印キーを押します。

    ポインタが変化して選択した端を示します。これで、マウスまたは矢印キーを使用してウィンドウの端を移動できます。

  3. マウスをクリックするか Return を押して、変更を受け入れます。

    注 - Esc を押すと、サイズ変更操作をキャンセルして、ウィンドウを元のサイズや形状に戻すことができます。


ウィンドウの最小化

タイトルバーの最小化ボタンをクリックすると、ウィンドウが視界から消去されます。上パネルのウィンドウリストまたはウィンドウセレクターからウィンドウを画面上の元の位置とサイズに復元できます。

また、「ウィンドウ」メニューの「最小化する」を選択するか、Alt + F9 を押すこともできます。


注 - 最小化されたウィンドウは、タイトルに [ ] を付けた状態でウィンドウリストおよびウィンドウセレクターに表示されます。


ウィンドウの最大化

タイトルバーの最大化ボタンをクリックすると、ウィンドウを展開できます(パネルは表示されたままです)。

次のいずれかの操作を実行してウィンドウを最大化できます。


注 - ダブルクリック操作をウィンドウの巻き上げに割り当てて、タイトルバーのみが表示されるようにすることもできます。ウィンドウ設定の詳細は、「ウィンドウの操作」を参照してください。


ウィンドウの最大化の解除

ウィンドウが最大化されているときに、もう一度最大化ボタンをクリックすると、画面上の前の位置とサイズに復元されます。

次のいずれかの操作を実行してウィンドウの最大化を解除できます。

ウィンドウを閉じる

閉じるボタンをクリックすると、ウィンドウを閉じることができます。未保存の作業がある場合は保存するようにアプリケーションから求められます。

ウィンドウにフォーカスを与える

アプリケーションを操作するには、そのウィンドウにフォーカスを与える必要があります。ウィンドウにフォーカスがある場合は、マウスのクリック、テキストの入力、キーボードショートカットなどのあらゆる操作がそのウィンドウのアプリケーションに渡されます。一度にフォーカスを持つのは 1 つのウィンドウのみです。フォーカスを持つウィンドウは、その他のウィンドウの上位に表示されます。選択したテーマによっては、その他のウィンドウとは異なる外観を持つこともあります。

次のいずれかの方法で、ウィンドウにフォーカスを与えることができます。


注 - 選択したウィンドウが別のワークスペースにある場合は、そのワークスペースに切り替わります。ワークスペースを使用する詳細は、「ワークスペースの概要」を参照してください。



注 - この操作を実行するために使用するショートカットは、「キーボードショートカット」設定ツールでカスタマイズできます。