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デバイスドライバの記述 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
パート I Oracle Solaris プラットフォーム用デバイスドライバの設計
2. Oracle Solaris カーネルとデバイスツリー
22. ドライバのコンパイル、ロード、パッケージ化、およびテスト
23. デバイスドライバのデバッグ、テスト、およびチューニング
B. Oracle Solaris DDI/DKI サービスのサマリー
rmallocmap() および rmallocmap_wait() 引数の変更内容
scsi_alloc_consistent_buf() 引数の変更内容
cv_timedwait() および cv_timedwait_sig() 引数の変更内容
多くの ioctl(9E) 処理は、デバイスドライバのクラスに共通しています。たとえば、ほとんどのディスクドライバは、ioctls の dkio(7I) ファミリの多くを実装しています。これらのインタフェースの多くは、データ構造体をカーネルにコピーしたりカーネルからコピーしたりします。これらのデータ構造体の一部では、LP64 データモデルでサイズが変わりました。次のセクションでは、ioctls の dkio、fbio(7I)、cdio(7I)、および mtio(7I) ファミリについて、64 ビットドライバの ioctl ルーチンで明示的な変換が必要になった ioctls を一覧表示します。
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nblocks プロパティーは、ブロックデバイスドライバの各スライスによってエクスポートされます。このプロパティーには、デバイスの各スライスがサポートできる 512 バイトのブロックの数が含まれています。nblocks プロパティーは、符号付きの 32 ビット量として定義され、スライスの最大サイズを 1T バイトに制限します。
ディスクあたり 1T バイトを超える記憶領域を提供するディスクデバイスは、Nblocks プロパティーを定義する必要があります。このプロパティーには、デバイスがサポートできる 512 バイトのブロックの数を引き続き含めてください。ただし、Nblocks は符号付きの 64 ビット量であり、ディスク容量に対する実際的な制限は削除されます。
nblocks プロパティーは推奨されなくなりました。すべてのディスクデバイスで Nblocks プロパティーを指定してください。