タスクマップ: JumpStart インストールの準備
表 3-1 タスクマップ: JumpStart インストールの準備
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旧バージョンの Oracle Solaris ソフトウェアがシステム上にインストールされている場合は、システムをアップグレードする方法を決定します。 |
システムに以前の Oracle Solaris リリースがインストールされている場合は、システムをアップグレードする方法を決める必要があります。システムアップグレードの前と後に実施すべき作業を明確にしておいてください。計画を立てることによって、プロファイル、開始スクリプト、終了スクリプトなどの作成が容易になります。 |
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JumpStart ディレクトリを作成します。 |
サーバーの場合ネットワーク接続されたシステムに対して JumpStart インストールを実行する場合は、プロファイルサーバーを作成する必要があります。プロファイルサーバーには、JumpStart ファイル用の JumpStart
ディレクトリが入っています。 |
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フロッピーディスクの場合ネットワークに接続されていないシステムに対して JumpStart インストールを実行する場合は、プロファイルフロッピーディスクを作成する必要があります。プロファイルフロッピーディスクには、JumpStart ファイルが入っています。 |
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ルールを rules ファイルに追加します。 |
各システムグループまたは単一のシステムをどのようにインストールするか決定したあとで、インストールする各グループに対してルールを作成します。各ルールは、1 つ以上のシステム属性に基づいてグループを識別し、それぞれのグループを 1 つのプロファイルにリンクします。
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ルールごとにプロファイルを作成します。 |
プロファイルは、Oracle Solaris ソフトウェアをシステムにインストール方法 (たとえば、どのソフトウェアグループをインストールするか) を定義するテキストファイルです。すべてのルールはプロファイルを指定して、ルールが一致したときに Oracle Solaris がシステムにどのようにインストールされるかを定義します。通常は、ルールごとに異なるプロファイルを作成します。しかし、複数のルールで同じプロファイルを使用することも可能です。 |
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(オプション) プロファイルをテストします。 |
プロファイルの作成後、 pfinstall(1M) コマンドを使用すれば、プロファイルを使用してシステムをインストールまたはアップグレードする前に、プロファイルをテストできます。 |
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rules ファイルの妥当性を検査します。 |
rules.ok ファイルは、rules
ファイルから生成されたファイルで、JumpStart プログラムはこれを使用して、インストールするシステムとプロファイルとを一致させます。rules ファイルの妥当性を検査するには、check スクリプトを使用する必要があります。 |
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