リファレンス・ガイド
CICS Runtime構成ファイル
概要
CICS Runtimeの管理は、Tuxedoネイティブのツールと、CICSに固有である機能のための、限られた数の構成表に基づいています。CICS構成では、従来、リソースは独立した表として定義されていましたが、現在はCSD内で定義されています。この後者の手法が、CICS Runtimeで使用される手法です。
リソース構成表は、トランザクション、トランザクション・クラス、プログラム、ファイル、TSキュー・モデルなど、それぞれ特定のタイプのリソースを記述しています。各表には、リソースに関連する特定のパラメータが含まれます。
Tuxedoとリソース・ファイルの担当内容
トランザクションのようなCICSリソースと、その特性すべて(優先プログラム、再起動可能など)は、リソース構成ファイルに記述されます。Tuxedo構成の要素、たとえば、どのマシン上にあるどのグループの何台のサーバーがこのトランザクションを提供するかは、Tuxedo構成ファイルUBBCONFIGに記述されます。
このようにして、担当内容は明確に分けられます。
- リソースの構成は、CICSアプリケーションの機能動作を保証します。
- Tuxedoシステムの構成は、本番での最適パフォーマンスと堅牢さを保証します。
リソース定義ディレクトリ
リソース構成ファイルはすべて、既知の環境変数${KIXCONFIG}
によって示される共通ディレクトリに格納されます。
CICSタイプの情報を記述する各表は、起動時にサーバーが読み取るファイルに格納されます。
構成ファイルの紹介
一般的な内容
各リソース構成表は、トランザクション、トランザクション・クラス、プログラム、ファイル、TSキューなどのリソース・タイプを、このリソースに関連するすべての固有パラメータとともに記述しています。
中央ファイルはリソース・グループのリストを定義します。ART CICSサーバーを構成するとき、管理者はどのリストをロードするか指定します。1つのリストには、何千もの個別リソースを含む複数のリソース・グループが含まれる場合があります。
構造
各リソース表には、パラメータの列が3つあります。
この項では、これらの構成ファイルの各々を詳細に説明していきます。
グループ構成ファイルのリスト
表4-1は、アプリケーション・サーバーがロードできるリソース・グループのリストを定義します。
ファイル名はlist_of_groups.desc
です。
list_of_groups.desc
定義の書式は、次のとおりです。
例:
表4-1 グループ・リスト・パラメータ
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アプリケーション・サーバーの- Lオプションによって参照されます。
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この表には、リスト内でグループごとに1行が含まれます。
同一のグループが1つ以上のリストに存在する場合があります。
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トランザクション構成ファイル
表4-2には、アプリケーション・ユーザーが利用できるトランザクションを、特性とともに示します。
ファイル名は、transactions.desc
です。
表4-2 トランザクション・パラメータ
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CICSのグループ概念で、関連するリソースのグループが、CICSシステムによって起動時に宣言され、インスタンス化されるかどうかを決定します。
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リソースの説明のための小さなテキスト・コメント領域。
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このトランザクションのために呼び出される最初のプログラムの名前。
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トランザクションの別名を定義するために使用されます(通常は小文字)。
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システム・プログラミング・リクエストのために呼び出されるESM。
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機密データ内で: CONFDATAシステム初期化パラメータにHIDETCが指定されているCICSトレース・エントリからのユーザー・データを、CICSが非表示にするかどうかを指定します。
システム初期化パラメータで CONFDATA=SHOW が指定されている場合、トランザクション定義の CONFDATA は無視されます。
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トランザクション優先度を指定します。0 - 255の範囲の1 - 3桁の10進値で、全体的なトランザクション処理優先度を確立する際に使用されます。(トランザクション処理優先度は、ターミナルの優先度、トランザクション優先度、および演算子優先度の合計に等しく、255以下です。)数が大きいほど、高い優先度を示します。
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このトランザクションによってアクセスされるリソースに、リソース・セキュリティ・チェックを使用するかどうかを指定します。
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異常終了に続いて動的なトランザクション・バックアウト・ファシリティによってバックアウトされたタスクを、トランザクション再起動ファシリティを使用して再起動するかどうかを指定します。
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- ENABLED: トランザクションの通常実行を可能にします。
- DISABLED: トランザクションの実行を阻止します。
デフォルト値は、ENABLED です。
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TRANSACTION属性の4文字長制限が不便すぎる場合に、APPCパートナが使用できるトランザクションの名前を指定します。この名前は、64文字以下です。
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このトランザクションのアクティビティをトレース対象にするかどうか指定します。
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トランザクションが属するトランザクション・クラスの名前を指定します。トランザクション・クラスに属するトランザクションは、スケジューリング制約に従っていないと実行できません。
ターゲット・プラットフォーム上でのこのパラメータの使用に関する詳細は、 「Tranclasses構成ファイル」を参照してください。
定義されたtranclassがないトランザクションは、それを提供するサーバーの数以外のスケジューリング制約を持ちません。
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このトランザクションのために獲得されるトランザクション作業領域のサイズを指定します(単位はバイト)。0 - 32767の範囲の、1 - 5桁の10進値を指定します。
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トランザクション・アタッチ・リクエストが送信される相互通信リンクを識別する名前を指定します。
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各トランザクションは、CICS Runtimeサーバー(ARTSTRN、ARTATRNなど)によってOracle Tuxedoサービスとして通知されます。「– l」
オプションを使用すると、トランザクションを別々のグループに分け、そのグループを別々のサーバーに割り当てることが可能です。これによって、各サーバーはそれぞれ独自のサービスを通知する処理に専念できます。
注意: |
全トランザクションを1つのグループに定義すると、全サービスが全サーバーによって通知され、Oracle Tuxedoサービスの負荷が膨大になるためお薦めしません。 |
Tranclasses構成ファイル
表4-3で、並列トランザクション・アクティビティを規制するために利用できるtranclassesを示し、定義します。
ファイル名は、tranclasses.desc
です。
表4-3 Transclassパラメータ
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トランザクション・クラスの名前。
tranclassは、並列動作を許されないトランザクションのカテゴリを定義します。理由は、おそらく一部のリソースを直列化できない手段で使用するためです。
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CICSのグループ概念で、関連するリソースのグループが、CICSシステムによって起動時に宣言され、インスタンス化されるかどうかを決定します。
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リソースの説明のための小さなテキスト・コメント領域。
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実行の並列度を定義します。
特別な処理をする唯一の値は値1ですが、詳細情報は下記を参照してください。
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セマンティック情報
ネイティブ・ソースのCICS定義
トランザクション・クラスに属するものとして定義されているトランザクションは、スケジューリング制約に従っていないと実行できません。アクティブなトランザクション・クラスに属するトランザクションがすでに実行されている場合、新しいトランザクションはすべてキューに登録されます。実行するトランザクションの最大数を指定するには、MAXACTIVE
属性を使用します。列のサイズを制限するには、PURGETHRESH
属性を使用できます。
トランザクションをトランザクション・クラスに入れることによって、CICSがタスクをディスパッチする方法を制御できます。
ターゲット・プラットフォームの概念へのマッピング
Tuxedoでは、トランザクションのスケジューリングと、リソースがトランザクションのグループに対して与える影響とは、異なる方法で実行されます。指定のトランザクションを提供するサーバーの数により、トランザクションのスケジューリングや、影響を受けるリソースの、トランザクションのグループに対する相対的な量が管理されます。
MAXACTIVE 1の特殊な事例
この事例は非常に特殊で、アプリケーションの機能特性に影響を与えます。
このクラスの2つのトランザクションが決して同時実行されないことが保証されます。ターゲット・プラットフォーム上で維持される相互排他的な動作を定義することで、アプリケーションの正しい動作が保証されます。
単一のサーバーARTSTR1
が、MAXACTIVE =1
である1つのTRANCLASSに属するトランザクションを提供します。
プログラム構成ファイル
表4-4で、トランザクションの最初のプログラムとして、またはEXEC CICS LINKとXCTLの起動対象として参照できるプログラムを示し、定義します。
ファイル名は、programs.desc
です。
表4-4 プログラム・パラメータ
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プログラムの名前。
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CICSのグループ概念で、関連するリソースのグループが、CICSシステムによって起動時に宣言され、インスタンス化されるかどうかを決定します。
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リソースの説明のための小さなテキスト・コメント領域。
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プログラムの言語で、通信方法を認識するために必要です。
現在のリリースは、COBOLおよびCをサポートします。
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- ENABLED: プログラムの通常実行を可能にします。
- DISABLED: プログラムの実行を阻止します。
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プログラムがローカルに提供されていず、DPLサーバーにあることを指定します。
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遠隔サイト上で、DPLプログラムのためにプログラムの名前を指定します。
リモート名がローカル名と異なる場合のみ役に立ちます。
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指定されたプログラムの RESCOUNT 情報を有効にするかどうかを指定します。デフォルト値は DISABLED で、このフィールドが指定されない場合に使用されます。
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TSキュー・モデル構成ファイル
表4-5には、CICSアプリケーションで参照できるTSキュー・モデルを示し、定義します。
ファイル名は、tsqmodel.desc
です。
表4-5 TSキュー・パラメータ
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TSキュー・モデルの名前。
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CICSのグループ概念で、関連するリソースのグループが、CICSシステムによって起動時に宣言され、インスタンス化されるかどうかを決定します。
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使用する記憶域の種類を指定します(ファイルまたはメモリー)。
コントロールとしてのみ使用されます。MAIN TSは回復可能にはなれません。
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このモデルの接頭辞として使用される文字列を指定します。接頭辞は、最長16文字です。
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このモデルと一致するキューがリカバリ可能であるかどうかを指定します。ターゲット・プラットフォームでは、リカバリ可能なキューはリカバリ機能を提供するためにRDBMSに格納されますが、デフォルト・キューはファイルに書き込まれます。
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非推奨。ターゲットで同じ結果に到達するためには他に方法があります。
このTSMODEL定義で使用する共有TSプール定義の8文字の名前を指定します。
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ソース・プラットフォームで、ローカル・システムと、一時記憶域キューが存在するリモート・システムをリンクする接続の名前を指定します。
ターゲット・プラットフォームでは、別のシステム(別のTUXEDOシステムまたはネイティブのCICSシステム)へのTS出荷の場合のみ使用されます。
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REMOTEPREFIX XREMOTEPREFIX
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リモート・システムで接頭辞として使用される文字列を指定します。接頭辞は、最長16文字です。
これらのオプションは、システム間でTSキュー・アクセスを出荷するときにキュー名を変換する場合のみ役に立ちます(ソースとターゲットの両プラットフォーム上で)。
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このモデルと一致するキューに対してセキュリティ・チェッキングが実行されるかどうかを指定します。
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ENQモデル構成ファイル
表4-6には、CICSアプリケーションで参照できるENQモデルを示し、定義します。
ファイル名は、enqmodel.desc
です。
表4-6 ENQモデル・パラメータ
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CICSのグループ概念で、関連するリソースのグループが、CICSシステムによって起動時に宣言され、インスタンス化されるかどうかを決定します。
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省略されたか、空白として指定された場合、一致するエンキュー・モデルはローカルなスコープを持ち、それ以外の場合は、グローバルなスコープを持ちます
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TDキュー・エクストラ・パーティション構成ファイル
表4-7で、CICSアプリケーションが利用できるエクストラ・パーティションTDキューを示し、定義します。
ファイル名は、tdqextra.desc
です。
表4-7 TDキュー・パラメータ
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一時データ・キューの名前を1 - 4文字で指定します。
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CICSのグループ概念で、関連するリソースのグループが、CICSシステムによって起動時に宣言され、インスタンス化されるかどうかを決定します。
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起動JCLで定義されたデータ・セットを参照する可能性がある1文字から8文字の値を指定します。
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- MOD: ART-CICSは、まずデータ・セットが存在すると想定します。既存の順編成データ・セットについては、MODにより、読取り/書込みメカニズムがデータ・セット最後のレコードの後に置かれます。読取り/書込みメカニズムは、データ・セットが出力のために開かれるたびに、最後のレコードの後に置かれます。ART-CICSがデータ・セットのボリューム情報を検出できない場合は、次のとおりです。
- DD文の場合。
キューが閉じられると、この方法で動的に割り当てられたデータ・セットは削除され、すべてのレコードは失われます。新規データ・セットの場合、MODにより、読取り/書込みメカニズムがデータ・セットの先頭に置かれます。
- OLD: データ・セットが、このジョブ手順以前に存在しました。
- SHR: データ・セットはこのジョブ手順以前に存在し、他の同時ジョブからも読み取れます。
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I/Oエラーが発生したときに実行されるアクションを指定します。これは、次のいずれかです。
- I = IGNORE: エラーを引き起こしたブロックは、受け入れられます。
- S = SKIP: エラーを引き起こしたブロックは、スキップされます。
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データ・セットの初期ステータスを指定します。初期ステータスは、次のいずれかです。
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D = DEFERRED : データ・セットは、CEMT INQUIRE|SET TDQUEUEコマンドを使用してそれを開きたいことを表明するまでは、閉じたままです。
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I = INITIAL : データ・セットはインストール時に開かれます。ただし、DSNAME属性が指定されていず、起動JCLのDD文でデータ・セット名が指定されていない場合、一時データ・キューはCICS起動時にJESに割り当てられます。
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F= FIXED : 固定レコード。RECORDFORMAT FIXEDを指定する場合、ブロック書式も指定する必要があります。
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V= VARIABLE : 可変レコード。RECORDFORMAT VARIABLEを指定する場合、ブロック書式も指定する必要があります。
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使用する制御文字を指定します。デフォルトはありません。デフォルトでRECORDFORMATが空白になることを許容する場合、PRINTCONTROLフィールドには何も指定できません。使用できる制御文字は、次のとおりです。
- A= ASA: ASA制御文字。
- 空白: 制御文字は使用されません。
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レコード長を0 - 32767の範囲のバイト数で指定します。
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キューが関連付けられるデータ・セットのタイプを指定します。
- INPUT: 入力データ・セット。
- OUTPUT: 出力データ・セット。
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このエクストラ・パーティション・キューに書き込まれるレコードを格納するために使用されるファイルの名前を指定します。
このファイルは、空でもよいから存在する必要があります。
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エクストラ・パーティション・キューを物理データ・セットに割り当てるのでなく、システム出力データ・セット(SYSOUTと呼ばれる)に割り当てることもできます。SYSOUT CLASS属性を使用して、SYSOUTデータ・セットのクラスを指定します。
A..Z|0..9 CICS Runtimeジョブが実行されるはずのz/OSシステム上で設定された出力クラスを表す英数字1文字。
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新しいオプションのCICS Runtime引数で、インテグレータや顧客による、エクストラ・パーティション・キューの独自の特定の実装を可能にします。
値がないか、S (StandardのS)の場合、通常のCICS Runtime TDQueue機能が起動されます
値Iを設定すると、関数 td_extra_actions_int (インテグレータが提供する必要があります)の呼出しが起動されます。
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TDQをJCLの内部リーダーとして定義するかどうかを指定します。
- Y: 追加のTDQがJCLの内部リーダーです。
- Nまたは指定なし: 通常のTDQ。
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TDキュー・イントラ・パーティション構成ファイル
表4-8には、CICSアプリケーションが利用できるイントラ・パーティションTDキューを示し、定義します。
ファイル名は、tdqintra.desc
です。
表4-8 TDキュー・パラメータ
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一時データ・キューの名前を1 - 4文字で指定します。
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CICSのグループ概念で、関連するリソースのグループが、CICSシステムによって起動時に宣言され、インスタンス化されるかどうかを決定します。
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キューが論理的に回復可能である場合、その要素はトランザクションのコンテキスト内でtuxedo /Qに書き込まれ、ロールバックの場合は、トランザクションの残りとともにロールバックされます。
キューが回復不可能の場合、/Qキュー内の各エンキューは恒久的になり、ロールバックまたは中止の場合、ロールバックされません。
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トリガー・レベルに達した場合に自動的に開始されるトランザクションの名前を指定します。トランザクションはこの方法で開始され、キューからレコードを読み取ります。TRANSID属性が指定されない場合(または、TRIGGERLEVEL(0)が指定された場合)、別の方法でトランザクションをスケジュールし、一時データ・キューからレコードを読み取る必要があります。
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ここで指定した数のレコードが蓄積されると、タスクが開始されてそれを処理します。(この数はトリガー・レベルと呼ばれます。)TRANSID属性を指定すると、TRIGGERLEVELのデフォルトが1になります。ATI処理を無効にする場合、トリガー・レベルに0を指定します。トランザクションIDを指定しない場合、トリガー・レベルは無視されます。
論理的に回復可能な一時データ・キューの場合、ATIタスクが前方コミットするまで、ATIタスクはアタッチされません。これは、ATIが発生する前に、トリガー・レベルをはるかに超過していることを意味する場合があります。
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TRANSIDフィールドで指定されたトリガー・レベル・トランザクションを検証するときに、CICSがセキュリティ・チェックのために使用するユーザーIDを指定します。
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新しい必須のCICS Runtime引数で、このキューが物理的に格納されるtuxedo /Q QSPACEの名前を指定します。
qspacesとキュー管理の詳細情報は、Tuxedo/Qのドキュメントを参照してください。
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新しいオプションのCICS Runtime引数で、インテグレータや顧客による、イントラ・パーティション・キューの独自の特定の実装を可能にします。
値がないか、S (StandardのS)の場合、通常のCICS Runtime TSQueue機能が起動されます
値Iを設定すると、関数 td_intra_actions_int (インテグレータが提供する必要があります)の呼出しが起動されます。
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T に設定されている場合、 TERMINAL を指定します。
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ATIFACILITY が T に設定されている場合のターミナル名。
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マップセット構成ファイル
表4-9で、CICSアプリケーションで参照できるマップセットを示し、定義します。詳細は、「システム・コマンドとトランザクション」のtcxmapgen(1)
を参照してください。
ファイル名は、mapsets.desc.
です。
MAPSET
定義の書式は、次のとおりです。
例:
表4-9 マップセット・パラメータ
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リソースの説明のための小さなテキスト・コメント領域。
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tcxmapgenツールによって生成されるマップセットの物理的な(バイナリ)ファイル名を指定します。
絶対パスが指定されない場合、 KIX_MAP_PATH 環境変数で定義されたディレクトリでこのマップセットが検索されます。
このフィールドを指定しない場合、デフォルトのマップセット・バイナリ・ファイル名 <MAPSET_name> .mpdefが使用されます。 <MAPSET_name> は、CICS MAP関連のAPIで指定されたMAPSET名のパラメータです。
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- NO: マップセットは常駐しません。
- YES: マップセットは最初リファレンスでロードされ、その後仮想記憶域に常駐します。ただし、システムからページング可能である必要があります。
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ENABLED に設定されている場合、リソースは使用可能です。
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DISABLED に設定されている場合、システムはリソースを使用できません。
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この属性は、MAPSETが読み込まれてから使用するキャッシング・スキームを指定します。NORMALでは、キャッシュにMAPSETがロードされたままの状態になります。キャッシュがオーバーフローし、それがキャッシュ内で最も古くて使用頻度の少ないMAPSETである場合、アップロードします。TRANSIENTは、MAPSETが使用中でなければそれをアンロードします。
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システム構成ファイル
表4-10には、CICSアプリケーションに有効なsystem
のリストと定義が示されています。
ファイル名は、system.desc
です。
system.desc
定義の書式は、次のとおりです。
例:
注意: |
空の行およびコメント行がサポートされます。1列目にアスタリスクを記述すれば、コメントを書き込んだり、CICSの特定の実行から一時的に初期化パラメータを削除できます。 |
注意: |
「\ 」を使用すると、次の行に続けてパラメータを記述できます。Oracle Tuxedo Application Runtime for CICSでは、現在の行の「\ 」より後ろの空白を省略して、オペランドを連結できます。この場合、現在の行の「\ 」の後ろには空白のみ記述できます。それ以外の場合は、「\ 」はバックスラッシュとして扱われます。 |
定義済のシステム初期化パラメータをロードまたは表示(あるいはその両方)を実行するには、CLOPT -s
を指定する必要があります。
例:
この例では、ARTSTRN
はKIXA
という名前のシステム・セクションのみロードします(KIXB
はロードしません)。
現在のCICSリージョンのAPPLID
を定義するには、CLOPT -a
(リスト4-1)を指定するか、またはAPPLID
パラメータをsystem.desc
に指定できます(リスト4-2)。
Oracle Tuxedo Application Runtime for CICSでは、まずCLOPT -a
が指定されているかどうかが確認されます。指定されている場合、値はJOBNAME
として使用されます。指定されていない場合、system.desc
ファイルに設定されているAPPLID
の値はJOBNAME
として使用されます。-a
またはAPPLID
のどちらもsystem.desc
に設定されていない場合は、デフォルト値DBDCCICS
が使用されます。
どちらにしても、値が9文字以上の場合、最初の8文字のみが含まれるようにそれ以降は切り捨てられます。値が7文字以下の場合、8文字になるようにAPPLID
には空白が追加されます。
表4-10 システム・パラメータ
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CICSリージョンを定義するためのシステム・セクションの名前。名前の長さは1から4文字です。デフォルト名は、 CICS です。
システム・セクションの名前と定義したCICSリージョンの名前は同じである必要があります。
注意: |
SYSIDNT という名前のセクションが複数存在する場合、このCICSリージョンの最終構成には、それらセクションに定義されているすべてのパラメータが含まれます。これらのセクションに同じパラメータが複数定義されている場合は、最後のパラメータのみが有効です。 |
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VTAMネットワーク内のCICSリージョンを識別します。名前の長さは1から8文字です。デフォルト値は DBDCCICS です。
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ASSIGN INITPARM を実行する各CICSアプリケーション・プログラムのシステム初期化表(SIT)に含まれている初期化パラメータを指定します。
INITPARM の書式は、 INITPARM=(pgmname_1='parmstring_1'[,...,pgmname_n='parmstring_n']) です。現在 program='parmstring' のセットを255までサポートします。
program の値は、1から8文字の英数字である必要があります。9文字以降は切り捨てられます。
parmstring の値の最大長は60文字です。それ以降は切り捨てられます。パラメータの文字列は一重引用符で囲みます。文字列内に含まれる引用符はすべて重複している必要があります。
注意: |
各セクションにINITPARM パラメータが複数指定されている場合は、最後の定義が有効になります。 |
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アプリケーション・プログラムでログオン・データを使用できるかどうかを指定するシステム初期化パラメータ。
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ターミナルがART CICSにログオンしている場合、ATIによって開始されるトランザクションの名前を指定するシステム初期化パラメータ。 GMTRAN の書式は、 GMTRAN={CSGM|CESN|transaction-id} です。デフォルト値は、 CSGM です。
注意: |
GMTRAN を有効にするには、LOGONMSG=YES もtypeterms.desc で指定する必要があります。ただし、LOGONMSG がNO に指定されると、画面が消去されます。 |
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DDS (入出力装置依存サポート)を有効にするかどうかを指定します。デフォルト値はDDSで、DDSが有効です。
DDSが有効な場合、BMSは次のルールを使用して物理マップを選択します。
- 使用されている画面サイズが代替の画面サイズと同じ場合、BMSは
ALTSUFFIX で指定される接尾辞をマップセット名に追加します。つまり、トランザクションがTYPETERM 定義で指定されるSCRNSIZE(ALTERNATE) を持つ場合、またはデフォルト画面と代替画面のサイズが同じ場合、BMSのマップ選択ルーチンは、ALTSUFFIX で指定される接尾辞を使用して、マップセットのロードを試みます。
- このようなマップセットが見つからない場合、BMSは接尾辞がないマップセットのバージョンのロードを試みます。
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注意: |
セクション名とキーの大文字と小文字は区別されませんが、値では区別されます。各キーの最大長は64文字で、それぞれの値の最大長は32767文字です。 |
ターミナル構成ファイル
表4-11で、CICSアプリケーションで利用できるterminal
を示し、定義します。
ファイル名は、terminals.desc
です。
terminal
定義の書式は、次のとおりです。
例:
ART CICSは、すべてのターミナル・ランタイム・ステータスをTuxedo /Qを使用して格納します。Tuxedo /Qの構成および使用の詳細は、 非同期CICS遅延トランザクションの実装に関する項を参照してください。
表4-11 Terminalパラメータ
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ターミナルの1文字の ALTSUFFIX 名を指定します。英数字または空白(接尾辞なし)のみ指定できます。値は大文字と小文字が区別されず、自動的に大文字に変換されます。
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KATAKANA サポートが必要かどうかを指定します。
NO : デフォルト値。 KATAKANA 機能は無効です。
その他の値 : 無効な値。システムは自動的に typeterms.desc 内で KATAKANA を検索します。
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CICSのグループ概念で、関連するリソースのグループが、CICSシステムによって起動時に宣言され、インスタンス化されるかどうかを決定します。
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注意: |
同じTERMID のエントリが複数存在する場合、最後のエントリが有効です。 |
長さが超えると、値は無視され、警告メッセージがULOGに記録されます。長さが4文字より短い場合は、右側に空白が追加されます。
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注意: |
NETNAME の値は一意である必要があります。一意でない場合、ARTCNX サーバーは起動できず、ULOGおよびstdoutにエラー出力をレポートします。 |
長さが超えると、値は無視され、警告メッセージがULOGに記録されます。長さが8文字より短い場合は、右側に空白が追加されます。
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定義されているターミナルのステータスを指定します。
YES : トランザクションが開始され、メッセージが自動的にターミナルに送信されます。
NO : ターミナルはメッセージを受信したり、入力を送信したりできません。
デフォルト値は YES です。このフィールドが前述のどちらの値にも定義されていない場合は、 YES として処理されます。
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CICSで自動的に開始されたトランザクションでターミナルが使用可能かどうかを指定します。
YES : CICSで自動的に開始されたトランザクションでターミナルを使用できます。
NO : CICSで自動的に開始されたトランザクションでターミナルを使用できません。
このフィールドが前述のどちらの値にも定義されていない場合は、 UNKNOWN として処理されます。ただし、 typeterms.desc 内の同じフィールドも UNKNOWN に定義されている場合、このフィールドの値は最終的に YES です。
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トランザクションをユーザーがターミナルで開始できるかどうかを指定します。
トランザクションをユーザーがターミナルで開始できます。 ATI(YES) も指定すると、トランザクションを自動的に開始できます。この場合、一時データ制御と間隔制御のどちらによる場合でも、自動トランザクション開始は、ターミナル制御表の適切なターミナル・エントリに条件を設定します。 ATI と TTI の両方が YES として指定され、ターミナルにトランザクションがない場合、ターミナル制御はユーザー定義タスクを開始します。このタスクは、ターミナルにメッセージを送信することが想定されます。
問合せやオーダー・エントリなどのトランザクション処理で使用されるターミナルの場合は、 TTI(YES) および ATI(NO) を指定します。これは、ターミナル・リクエストなしではメッセージが送信されなかったり、それを経由してトランザクションが入力される、ディスプレイ・ステーションやハードコピー・ターミナルにも適用されます。3790問合せ論理ユニットに指定できるのはこれのみです。
トランザクションをユーザーがターミナルで開始できません。 NO を指定した場合、 ATI(YES) を指定すると、トランザクションは自動的に開始できます。このようなターミナルの例には、ウェアハウスなど、遠隔地にあり、無人だがメッセージを受信できるターミナルがあります。
このフィールドが前述のどちらの値にも定義されていない場合は、 UNKNOWN として処理されます。ただし、 typeterms.desc 内の同じフィールドも UNKNOWN に定義されている場合、このフィールドの値は最終的に YES です。
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注意: |
セクション名はterminalに設定する必要があります。すべてのキーワードは、大文字と小文字が区別されません。 |
注意: |
ART CICSでは「. 」が予約されています。terminals.desc を定義する際、ユーザーはNAME でもNETNAME でもこれを使用できません。 |
Typeterm構成ファイル
表4-12で、ARTTCPによってサポートされるTypetermsを示し、定義します。
ファイル名は、typeterms.desc
です。
typeterm
定義の書式は、次のとおりです。
例:
表4-12 Typetermパラメータ
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端末の画面サイズの合計列数を指定します。 SCRNSIZE=alternate の場合、このパラメータは必須パラメータです。
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端末の画面サイズの合計行数を指定します。 SCRNSIZE=alternate の場合、このパラメータは必須パラメータです。
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typeterm の1文字の ALTSUFFIX を指定します。英数字または空白(接尾辞なし)のみ指定できます。値は大文字と小文字が区別されず、自動的に大文字に変換されます。
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{ibm-37 | ibm-1388|ibm-1380|…}
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アウトバウンド・データのどのエンコーディング・タイプを使用するかを指定します。この属性の値は、z/OSプラットフォームで使用されるどのEBCDICエンコーディング・タイプでもかまいません。デフォルト値は、ibm-37です。
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{ASCII | UTF-8|Shift-JIS|…}
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インバウンド・データのどのエンコーディング・タイプを使用するかを指定します。この属性の値は、一般的なプラットフォームで使用されるどのエンコーディング・タイプでもかまいません。デフォルト値は、ASCIIです。
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Programmed Symbol (PS)ファシリティをサポートするかどうかを指定します。デフォルト値は NO です。
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オプション。代替の画面サイズでマップ/テキストを送信/受信するかどうかを指定します。
デフォルト値は DEFAULT で、代替の画面サイズでマップ/テキストを送信/受信しません。
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EBCDICと2バイトの混合文字セット(DBCS)がサポートされるかどうか指定します。デフォルト値は NO です。
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ターミナルがハイライト機能をサポートするかどうか示します。
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ターミナル上でGood Morning ( CSGM )トランザクションが自動的に起動されるかどうかを示します。
Oracle Tuxedo ARTには、デフォルトの CSGM トランザクションが用意されています。デフォルトのGood Morning ( CSGM )トランザクションの構成に関する項を参照してください。
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ターミナルがフィールドの外枠表示をサポートするかどうか示します。
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ENABLED に設定されている場合、リソースは使用可能です。
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DISABLED に設定されている場合、システムはリソースを使用できません。
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YES : アルファベットの小文字を大文字に変換します。
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NO : アルファベットの小文字を大文字に変換しません。
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TRAN : トランザクションIDのみ、小文字から大文字に変換します。
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ターミナル制御表ユーザー領域(TCTUA)の、ターミナル用の領域サイズ。
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KATAKANA サポートが必要かどうかを指定します。デフォルト値は NO です。 KATAKANA 機能は、 KATAKANA が YES に指定されている場合のみ有効です。
注意: |
KATAKANA はterminals.desc またはtypeterms.desc で設定できます。ただし、terminals.desc 内でKATAKANA がYES またはNO に設定されていない場合、typeterms.desc 内のKATAKANA が有効になります。 |
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自動トランザクション開始により、トランザクションがターミナルで起動できるかどうかを指定します。
YES : 自動トランザクション開始により、トランザクションはターミナルで起動できます。
NO : 自動トランザクション開始により、トランザクションはターミナルで起動できません。
ATI(YES) を指定すると、トランザクションは、一時データ制御によって、または別のトランザクションが発行した EXEC CICS START コマンドによって、ターミナルで起動できます。ターミナルにすでにトランザクションがある場合は、それが終了するまで、 ATI トランザクションは保留されます。 ATI(YES) を指定する場合は、1バイト以上の IOAREALEN を指定する必要があります。ただし、 ATI および IOAREALEN が、 YES および 0 という強制的なデフォルト値を持つ DEVICE(APPC) の場合は除きます。
ATI が YES として指定され、 CREATESESS が YES として指定されている場合、ターミナルが ACQUIRED でないときにトランザクションが開始されると、取得は自動的に行われます。
このフィールドが前述のどちらの値にも定義されていない場合は、 YES として処理されます。
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トランザクションをユーザーがターミナルで開始できるかどうかを指定します。
トランザクションをユーザーがターミナルで開始できます。 ATI(YES) も指定すると、トランザクションは自動的に開始することもできます。この場合、一時データ制御と間隔制御のどちらによる場合でも、自動トランザクション開始は、ターミナル制御表の適切なターミナル・エントリに条件を設定します。 ATI と TTI の両方が YES として指定され、ターミナルにトランザクションがない場合、ターミナル制御はユーザー定義タスクを開始します。このタスクは、ターミナルにメッセージを送信することが想定されます。
問合せやオーダー・エントリなどのトランザクション処理で使用されるターミナルの場合は、 TTI(YES) および ATI(NO) を指定します。これは、ターミナル・リクエストなしではメッセージが送信されなかったり、それを経由してトランザクションが入力される、ディスプレイ・ステーションやハードコピー・ターミナルにも適用されます。3790問合せ論理ユニットに指定できるのはこれのみです。
トランザクションをユーザーがターミナルで開始できません。 NO を指定した場合、 ATI(YES) を指定すると、トランザクションは自動的に開始できます。このようなターミナルの例には、ウェアハウスなど、遠隔地にあり、無人だがメッセージを受信できるターミナルがあります。
このフィールドが前述のどちらの値にも定義されていない場合は、 YES として処理されます。
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接続構成ファイル
表4-13で、ART CICSアプリケーション・サーバーでロードできるconnections
を示し、定義します。接続構成ファイルは、ARTCTRN
の設定では必須ですが、他のサーバーの設定ではオプションです。
ファイル名は、connections.desc
です。
connection
定義の書式は、次のとおりです。
表4-13 接続パラメータ
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CICSのグループ概念で、関連するリソースのグループが、CICSシステムによって起動時に宣言され、インスタンス化されるかどうかを決定します。
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接続を 受信する、CICSリージョンの APPLID を指定します。
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モードセット内の最大セッション数を指定します。書式は MAXIMUM=value_1,value_2 です。 value_1 には value_2 以上の値を指定する必要があります。
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受信セッション数を指定します。受信セッションは送信前にのみ受信できます。
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送信セッション数を指定します。送信セッションを送信してからでないと、受信できません。
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Webサービス構成ファイル
表4-14で、CICSアプリケーションで利用できるweb services
を定義します。
ファイル名は、webservice.desc
です。
表4-14 接続パラメータ
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- YesまたはY: コピーブックはviewc32によって生成されます。
- Nまたは指定なし: 古いコピーブックです。
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サービスがトランザクションをサポートするかどうかを指定します。このフィールドが指定されない場合、サービスはトランザクションをサポートしません。
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