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ローカル・モニター・サーバー(LMS)は、Oracle TSAM Plusエージェントによって提供されたOracle Tuxedoシステム・サーバーです。
Oracle TSAM Plusエージェントを適切にデプロイするには、LMSをすべてのOracle Tuxedoマシン・セクションのUBBCONFIGファイルに追加する必要があります。リスト1は、LMSをUBBCONFIGファイルに追加する方法の例を示します。
...
*MACHINES
MACHINEA
...
*GROUPS
...
LMSGRP LMID=MACHINEA
...
*SERVERS
LMS SRVGRP=LMSGRP SRVID=1 CLOPT=”-A -- -l tsamweb.abc.com:8080/tsam”
...
「-l」を指定すると、Oracle TSAM Plusマネージャに構成されているOracle TSAM Plusデータ・サーバーのアドレスを示します。詳細は、『Oracle TSAM Plusリファレンス・ガイド』を参照してください。Oracle TSAM Plusデータ・サーバーのポート番号は、Oracle TSAM Plusマネージャ・コンソールのポート番号と同じです。
| 注意: | TMIBを使用して、実行中のOracle TuxedoアプリケーションにLMSを追加することもできます。 |
Oracle TSAM Plusマネージャは、Servlet/JSPコンテナでWebアプリケーションとして機能します。それは、DBMS(データベース管理システム)を使って、Oracle Tuxedoの永続的なパフォーマンスおよびモニタリングのデータを格納します。Oracle TSAM Plusマネージャは、データベース・サーバーおよびWebアプリケーション・コンテナにデプロイしてから使用する必要があります。
インストール時にLDAP構成ファイルを入力すると、LDAPデプロイメントは自動的に実行されます。実行されない場合、LDAP認証を有効化するには、LDAPデプロイメント・ユーティリティを使用してLDAPデプロイメントを実行する必要があります。
インストール時に、「バンドルされたDerbyデータベース」、「既存のDerbyデータベース」、「既存のOracleデータベース」のいずれかを選択すると、指定したデータベース・サーバー上に自動的にOracle TSAM Plusマネージャがデプロイされます。自動的にデプロイされない場合はデータベース・デプロイメント・ユーティリティを使用してOracle TSAM Plusマネージャをデータベース・サーバーにデプロイする必要があります。
インストール時に、「バンドルされたTomcatサーバー」、「既存のTomcatサーバー」、「既存のWeblogicサーバー」のいずれかを選択すると、指定したアプリケーション・サーバー上にOracle TSAM Plusマネージャが自動的にデプロイされます。自動的にデプロイされない場合は、アプリケーション・サーバー・デプロイメント・ユーティリティを使用するか、手動で、アプリケーション・サーバーにOracle TSAM Plusマネージャをデプロイする必要があります。
LDAPデプロイメントでは、< TSAM_DIR >/deployにあるtsam.earファイル内の、LDAP構成情報が更新されます。
Oracle TSAM Plusには、次のLDAPデプロイメント・ユーティリティが用意されています。
リスト2およびリスト3に、それぞれUNIXおよびWindowsのLDAPデプロイメント・ユーティリティの例を示します。
| 注意: | LDAPデプロイメント・ユーティリティを実行すると、tsam.earファイルのLDAP情報は上書きされます。tsam.earファイルをアプリケーション・サーバーに再デプロイする必要があります。 |
LDAP構成ファイルの詳細は、『Oracle TSAM Plusインストレーション・ガイド』を参照してください。
cd < TSAM_DIR >/deploy
./LDAPDeployer.sh tpgauth
cd < TSAM_DIR >\deploy
LDAPDeployer.cmd c:\tpgauth
インストール後、既存のデータベース・サーバーにOracle TSAM Plus 12cR1をデプロイするように選択した場合、データベース・デプロイメント・ユーティリティを使用してOracle TSAM Plusデータベースを追加する必要があります。
Oracle TSAM Plusには、次のデータベース・デプロイメント・ユーティリティが用意されています。
データベース・デプロイメント・ユーティリティは、次の作業を実行します。
- admingidで指定されるグループIDを持つスーパー・ユーザーのグループ「administrator」を作成します。- viewergidで指定されるグループIDを持つビューア・ユーザーのグループ「viewer」を作成します。-adminpasswordで指定されるパスワードを設定されたスーパー・ユーザーを作成します。< TSAM_DIR >/deployにあるtsam.earファイル内のデータベース接続URLを更新します。-resetpassword yesに設定されている場合は、デフォルトの管理ユーザー・パスワードをパラメータ-adminpasswordで指定されるパスワードにリセットします。-wlsdsJNDInameパラメータを指定します。-wlsdsJNDInameが指定されている場合は、データベース・プロパティのパラメータは無視されます。| 注意: | データベース・デプロイメント・ユーティリティでこの設定を行う前に、TSAM PlusマネージャをデプロイするWebLogicドメインでWebLogicデータ・ソースを作成し、JNDI名を設定して、グローバル・トランザクションのサポートを無効化する必要があります。作成する際には次のことに注意してください。 |
リスト4およびリスト5に、それぞれUNIXおよびWindowsのデータベース・デプロイメント・ユーティリティの例を示します。
| 注意: | データベース・ユーティリティには、次の制約があります。 |
-overwrite yesを選択すると、既存のTSAM Plusデータベースは常に上書きされ、tsam.earファイルのデータベース接続URLが更新されます。パラメータ-overwrite noを選択すると、データベース接続URLは更新されますが、既存のTSAM Plusデータベースは上書きされません。tsam.earファイルのデータベース接続URLは上書きされます。tsam.earファイルをアプリケーション上に再デプロイする必要があります。詳細は、『Oracle TSAM Plusインストレーション・ガイド』を参照してください。
cd < TSAM_DIR >/deploy
./ DatabaseDeployer.sh -type derby -hostname localhost -port 1527 -dbname TSAM -overwrite no -admingid 0 -viewergid 1 -adminpassword admin1
app」およびパスワード「app」で、DerbyデータベースにTSAM Plusをデプロイします。cd < TSAM_DIR >/deploy
./ DatabaseDeployer.sh -type derby -hostname localhost -port 1527 -dbname TSAM -user app -password app -overwrite no -admingid 0 -viewergid 1 -adminpassword admin1
tsam」およびパスワード「tsam」で、OracleデータベースにTSAM Plusをデプロイします。cd < TSAM_DIR >/deploy
./ DatabaseDeployer.sh -type oracle -hostname localhost -port 1521 -dbname TSAM -user tsam -password tsam -overwrite no -admingid 0 -viewergid 1 -adminpassword admin1
cd < TSAM_DIR >/deploy
./DatabaseDeployer.sh -type oracle -hostname localhost -port 1521 -dbname TSAM -user tsam -password tsam -adminpassword admin1 -resetpassword yes
cd < TSAM_DIR >/deploy
./DatabaseDeployer.sh -wlsdsJNDIname ds_tsam
cd < TSAM_DIR >\deploy
DatabaseDeployer.cmd -type derby -hostname localhost -port 1527 -dbname TSAM -overwrite no -admingid 0 -viewergid 1 -adminpassword admin1
DatabaseDeployer.cmd -type derby -hostname localhost -port 1527 -dbname TSAM -user app -password app -overwrite no -admingid 0 -viewergid 1 -adminpassword admin1
DatabaseDeployer.cmd -type oracle -hostname localhost -port 1521 -dbname TSAM -user tsam -password tsam -overwrite no -admingid 0 -viewergid 1 -adminpassword admin1
cd < TSAM_DIR >\deploy
DatabaseDeployer.cmd -type oracle -hostname localhost -port 1521 -dbname TSAM -user tsam -password tsam -adminpassword admin1 -resetpassword yes
cd < TSAM_DIR >\deploy
DatabaseDeployer.cmd -wlsdsJNDIname ds_tsam
インストール後、既存のアプリケーション・サーバーにOracle TSAM Plus 12cR1をデプロイするように選択した場合、アプリケーション・サーバー・ユーティリティを使用するか、手動でOracle TSAM Plus 12cR1を既存のアプリケーション・サーバー(WebLogicまたはTomcat)にデプロイする必要があります。
| 注意: | WebLogicサーバーには、次の制約があります。 |
| 注意: | 詳細は、 http://www.oracle.com/tools/toplink_adf.htmlを参照してください。 |
Oracle TSAM Plusには、次のアプリケーション・サーバー・デプロイメント・ユーティリティが用意されています。
UNIXアプリケーション・サーバー・デプロイメント: AppServerDeployer.sh
Windowsアプリケーション・サーバー・デプロイメント: AppServerDeployer.cmd
UNIXおよびWindowsのアプリケーション・デプロイメント・ユーティリティ例を、それぞれリスト6およびリスト7に示します。
cd < TSAM_DIR >/deploy
./AppServerDeployer.sh -type weblogic -adminurl localhost:7001 -directory /home/oracle/wlserver_10.3 -user weblogic -password weblogic1
cd < TSAM_DIR >/deploy
./AppServerDeployer.sh -type tomcat -directory /home/oracle/apache-tomcat-6.0.24
cd < TSAM_DIR >\deploy
AppServerDeployer.cmd -type weblogic -adminurl localhost:7001 -directory C:\oracle\wlserver_10.3 -user weblogic -password weblogic1
cd < TSAM_DIR >/deploy
AppServerDeployer.cmd -type tomcat -directory C:\oracle\apache-tomcat-6.0.24
Oracle TSAM Plusマネージャには、次のアプリケーション・サーバーのためのデプロイメント・スクリプトが用意されています。
リスト8およびリスト9(それぞれUnixおよびWindowsの場合)に示したコマンドを実行して、Apache TomcatサーバーにOracle TSAM Plusをデプロイします。
| 注意: | < TSAM_DIR >および< TOMCAT_DIR >を、使用するディスクの実際のTSAMパスとTOMCATパスに置き換えます。 |
TSAMDIR=< TSAM_DIR >; export TSAMDIR
TOMCATDIR=< TOMCAT_DIR >; export TOMCATDIR
JAVA_HOME=$TSAMDIR/jdk; export JAVA_HOME
PATH=$TSAMDIR/jdk/bin:$PATH; export PATH
cd $TSAMDIR/deploy
mkdir tsam
cd tsam
jar xf ../tsam.ear
mkdir tsam
cd tsam
jar xf ../tsam.war
cp ../../adflib/* WEB-INF/lib/
jar cf ../tsam.war *
cd ..
rm -rf $TOMCATDIR/webapps/tsam
rm -rf $TOMCATDIR/webapps/tsamhelp
cp tsam.war $TOMCATDIR/webapps/
cp tsamhelp.war $TOMCATDIR/webapps/
cd ..
cp adflib/* $TOMCATDIR/lib/
rm -rf tsam
set TSAMDIR=< TSAM_DIR >
set TOMCATDIR=< TOMCAT_DIR >
set JAVA_HOME=%TSAMDIR%\jdk
set PATH=%JAVA_HOME%\bin;%PATH%
cd /d %TSAMDIR%\deploy
mkdir tsam
cd tsam
jar xf ..\tsam.ear
mkdir tsam
cd tsam
jar xf ..\tsam.war
copy ..\..\adflib\* WEB-INF\lib\
jar cf ..\tsam.war *
cd ..
rd %TOMCATDIR%\webapps\tsam /s/q
rd %TOMCATDIR%\webapps\tsamhelp /s/q
copy tsam.war %TOMCATDIR%\webapps\
copy tsamhelp.war %TOMCATDIR%\webapps\
cd ..
copy adflib\* %TOMCATDIR%\lib\
rd tsam /s/q
Oracle WebLogic Serverのインストール後、次の手順に従って、Oracle TSAM Plusをデプロイします。
http://localhost:7001/consoleを使用して、Oracle WebLogic Server管理コンソールを開始します。$TSAMDIR/deployディレクトリにあるtsam.earファイルを探します。tsam.earファイルをデプロイするサーバーを選択します。「TSAM Plusの設定」ページでは、「構成」→「全般」を選択してTSAM Plusの特定の構成を変更できます。例えば、セッション・タイムアウト(秒単位)が変更できます。
Apache Tomcatの構成パラメータを変更せずに、直接Oracle TSAM Plusマネージャを実行できます。
Apache Tomcatサーバーの構成パラメータは、次のファイルにあります。
Tomcatサーバーを使用してOracle TSAM Plusをインストールするとき、デフォルトのJVMメモリー・サイズではOracle TSAM Plusの実行には十分ではありません。JAVA_OPTS環境変数値を次のように指定することで、メモリーを拡張できます。
-Xms2048m -Xmx2048mTomcatサーバーのヒープ・メモリー・サイズには、少なくとも2048MBのメモリーを割り当てることを強くお薦めします。
Apache Tomcatのデフォルト・ポート番号は「8080」です。環境に応じてデフォルトを変更できます。ポートは、<TSAM_DIR>/apache-tomcat-6.0.24/conf/server.xml ファイルで定義されています。例えば、ポートを「9090」に変更するには、次のステップを実行します:
<!-- Define a non-SSL HTTP/1.1 Connector on port 8080 -->
<Connector port=”9090” acceptCount="100" connectionTimeout="20000" disableUploadTimeout="true" enableLookups="false" maxHttpHeaderSize="8192" maxSpareThreads="75" maxThreads="150" minSpareThreads="25" redirectPort="8443"/> Oracle TSAM Plusマネージャ・コンソールおよびデータ・サーバーのURLは、Apache Tomcatのポートの設定に依存します。次の例では、デフォルト・ポートに「8080」が使用されていると仮定しています。
「host」は、Oracle TSAM Plusマネージャがインストールされているドメインのフル・ネームまたはIPアドレスを示します。Oracle TSAM PlusエージェントのLMSをOracle TSAM Plusマネージャ・データ・サーバーのURLを使用して正確に設定する必要があります。
Tomcatのデフォルト・セッション・タイムアウトは30分です。デフォルト値は<TSAM_DIR>/apache-tomcat-6.0.24/conf/web.xmlで変更できます。 デフォルト・タイムアウトを40分に設定する例は次のとおりです。
<!-- ==================== Default Session Configuration ================= -->
<!-- You can set the default session timeout (in minutes) for all newly -->
<!-- created sessions by modifying the value below. -->
<session-config>
<session-timeout>40</session-timeout>
</session-config>
TSAM Plus Webアプリケーションのセッション・タイムアウトのみを変更するには、<TSAM_DIR>/apache-tomcat-6.0.24/webapps/tsam/WEB-INF/web.xmlを変更する必要があります。次に例を示します。
<session-config>
<session-timeout>60</session-timeout>
</session-config>"
サーバーによって接続が切断されるまでにパイプラインを通る可能性のあるHTTPリクエストの最大数です。Apache Tomcatでは、カスタム・コントロールのために<TSAM_DIR>/apache-tomcat-6.0.24/conf/server.xmlファイルにmaxKeepAliveRequests属性を備えています。この属性を「1」に設定すると、HTTP/1.0 keep-alive、HTTP/1.1 keep-aliveおよびpipeliningが無効になります。この属性を「-1」に設定すると、パイプラインのリクエスト数またはkeep-alive HTTPリクエスト数への制限がなくなります。指定しない場合、属性には「100」が設定されます。
<Connector port="8080" ... maxKeepAliveRequests="-1"/>
「maxPostSize」を使用してPOSTの最大サイズ(バイト単位)を構成する必要があります。これは、コンテナFORM URLのパラメータの解析によって処理されます。この属性に0以下の値を設定すると、上限値が無効になります。指定しない場合、この属性は2097152バイト(2MB)に設定されます。maxPostSizeは、<TSAM_DIR>/apache-tomcat-6.0.24/conf/server.xmlファイルで変更されます。
<!-- Define a non-SSL HTTP/1.1 Connector on port 8080 -->
<Connector maxPostSize="0" acceptCount="100" connectionTimeout="20000" disableUploadTimeout="true" enableLookups="false" maxHttpHeaderSize="8192" maxSpareThreads="75" maxThreads="150" minSpareThreads="25" port="8080" redirectPort="8443"/> Oracle TSAM Plusのデータベースに大量のモニタリング・データがあり、maxPostSizeが適切に設定されていないと、処理に失敗した場合、例外メッセージ「javax.servlet.ServletException: Post too large」が送出されます。
| 注意: | maxPostSize を「0」に設定することをお薦めします。 |
Apache Tomcatによって作成されるリクエスト処理スレッドの最大数、maxThreadsで、Apache Tomcatが同時に処理できるリクエストの最大数を決定します。指定しない場合、この属性には「200」が設定されます。maxThreadsは、Apache Tomcatのserver.xmlファイルで変更されます。Oracle TSAM Plusでは、スレッドがデータベースにアクセスできる場合、スレッド・レベルのJDBC接続が使用されます。この属性を構成するときに、DBMSの性能を考慮する必要があります。
Apache Tomcat内の使用可能なリクエスト処理スレッドがすべて使用中である場合、受信接続リクエストに対するキューの最大長、acceptCountを示します。キューがいっぱいのときに受信されたリクエストは拒否されます。デフォルト値は「100」です。acceptCountに大きな値を設定すると、Apache Tomcatがビジー状態の場合、Apache Tomcatのキューにより多くのHTTPリクエストを受け付けることができます。acceptCountパラメータは、Apache Tomcatのserver.xmlファイルで変更されます。
maxPostSize、maxThreads、acceptCountの例を以下に示します。
<!-- Define a non-SSL HTTP/1.1 Connector on port 8080 -->
<Connector maxPostSize="0" acceptCount="1000" connectionTimeout="20000" disableUploadTimeout="true" enableLookups="false" maxHttpHeaderSize="8192" maxSpareThreads="75" maxThreads="130" minSpareThreads="25" port="8080" redirectPort="8443"/>
詳細については、「Apache TomcatのWebサイト」を参照してください。
Oracle WebLogicの構成パラメータを変更せずに、直接Oracle TSAM Plusマネージャを実行できます。
Weblogicサーバーを使用してOracle TSAM Plusをインストールする際に、Weblogicサーバーのヒープ・メモリーを少なくとも2048MBに指定します。
-Xms2048m -Xmx2048m
ヒープ・サイズの変更方法の詳細は、Oracle Weblogicドキュメントを参照してください。
Oracle WebLogic Serverのデフォルト受信ポートの番号は「7001」です。デフォルト受信ポートを変更するには、以下の手順に従います。
http://localhost:port/consoleを使用してOracle WebLogic Serverの管理コンソールを起動します。ここでlocalhostはWebLogic Serverを実行しているマシンのホスト名で、portは、WebLogic Serverがリクエストをリスニングするポートの番号です。exampleServer)をクリックします。セッション・タイムアウトを設定するには、次の手順を実行します。
http://localhost:7001/consoleを使用して、Oracle WebLogic Server管理コンソールを開始します。HTTP KeepAliveを有効または無効に設定するには、以下の手順に従います。
http://localhost:port/consoleを使用してOracle WebLogic Serverの管理コンソールを起動します。ここでlocalhostはWebLogic Serverを実行しているマシンのホスト名で、portは、WebLogic Serverがリクエストをリスニングするポートの番号です(デフォルトは7001)。exampleServerをクリックします。POSTの最大サイズ(バイト単位)の値を無制限に設定するには、以下の手順に従います。
http://localhost:7001/consoleを使用して、Oracle WebLogic Server管理コンソールを開始します。exampleServerをクリックします。最大同時処理スレッド数は、WebLogic Serverの最大スレッド数制約にマッピングされます。最大スレッド数制約を構成するには、以下の手順に従います。
http://<hostname>:<port>/consoleを使用して、Oracle WebLogic Server管理コンソールを起動します。<hostname>はWebLogic Serverを実行しているマシンのホスト名で、<port>はWebLogic Serverがリクエストをリスニングするポートの番号です(デフォルトは7001)。WebLogic.wsee.mdb.DispatchPolicy」と呼ばれている)が存在しない場合、新しいワーク・マネージャを作成して、これを適切なサーバーに割り当てます。最大受信接続要求数は、WebLogic Serverの容量制約にマッピングされます。容量制約を構成するには、以下の手順に従います:
http://<hostname>:<port>/consoleを使用して、Oracle WebLogic Server管理コンソールを起動します。<hostname>はWebLogic Serverを実行しているマシンのホスト名で、<port>はWebLogic Serverがリクエストをリスニングするポートの番号です(デフォルトは7001)。WebLogic.wsee.mdb.DispatchPolicy」と呼ばれている)が存在しない場合、新しいワーク・マネージャを作成して、これを適切なサーバーに割り当てます。| 注意: | 管理コンソールの「チェンジ・センター」に「ロックして編集」が表示されていない場合は、WebLogic Serverの構成の編集が有効になっています。 |
| 注意: | 「プリファレンス」をクリックします。「ロックを自動取得して変更をアクティブ化」チェックボックスの選択を解除して、「保存」をクリックします。 |
詳細については、Oracle WebLogicのWebサイトを参照してください。
インストール時に、バンドルされているApache TomcatサーバーおよびバンドルされているDerbyデータベースを選択すると、対応する起動/停止スクリプト・ファイルが、Oracle TSAM Plus binフォルダにインストールされます。
バンドルされているApache Tomcatサーバーのみを選択すると、インストールされる起動/停止スクリプトはApache Tomcatサーバーのみを対象にします。バンドルされているDerbyデータベースのみを選択すると、startup derby/shutdown derbyスクリプト・ファイルがOracle TSAM Plus binフォルダにインストールされます。
バンドルされているApache TomcatサーバーとともにOracle TSAM Plusマネージャを実行する場合(バンドルされているDerbyデータベースの有無にかかわらず)、Oracle TSAM Plusマネージャを起動および停止するには、次の手順を使用します。
バンドルされているDerbyデータベースとともにOracle TSAM Plusマネージャを実行する場合(バンドルされているApache Tomcatサーバーの有無にかかわらず)、Derbyを起動および停止するには、次の手順を使用します。
| 注意: | バンドルされているApache Tomcatサーバーを選択しない場合、JAVA環境(JDK 1.6以上)をセットアップして、手動で既存のアプリケーション・サーバーを起動する必要があります。 |
データ管理拡張(DME)ツールにより、Oracle時間パーティションを使用してTSAM Plusモニタリング表が作成されます。このツールでは自動的に、TSAM Plusモニタリング表のサイズを制御し、膨大な量のデータで表がいっぱいにならないようにします。
DMEツールは、TSAM Plusインストーラとは別に提供されます。TSAM Plusマネージャをインストールしてから、必要に応じて、DMEツールの実行を選択できます。
次のTSAM Plus表は、DMEを有効にした際にパーティション化されます。
DMEツールは、Oracle Database 11.2.0.1.0、11.1.0.6.0および10.2.0.1.0でサポートされています。
ディレクトリ$TSAM_MANAGER_INSTALLED_DIR/deploy/dme/binの下で、AutoPurgeManagerスクリプトを実行します。スクリプト・フォーマットは次のとおりです。
AutoPurgeManager <repHost> <repPort> <repSID> [options]
-action <actioncode>
-dbPassword <dbPassword>
-reposName <reposName>
-reposPassword <reposPassword>
-adminGroupId <adminGroupId>
createの実行時に設定されない場合は、0がデフォルトです。enableAutoPurge/disableAutoPurgeを使用して設定される場合は、既存のグループIDは上書きされます。 | 注意: | LDAP認証を使用する場合は、グループIDはLDAPのGIDと同じである必要があります。 |
-viewerGroupId <viewerGroupId>
createの実行時に設定されない場合は、1がデフォルトです。enableAutoPurge/disableAutoPurgeを使用して設定される場合は、既存のグループIDは上書きされます。 | 注意: | LDAP認証を使用する場合は、グループIDはLDAPのGIDと同じである必要があります。 |
-adminPassword <adminPassword>
createアクションが指定される場合は必須です。 enableAutoPurge/disableAutoPurgeを使用して設定される場合は、既存のパスワードは上書きされます。
-partitionsRetained <partitionsRetained>
createの実行時に設定されない場合は、32日がデフォルトです。 enableAutoPurgeを使用して設定される場合は、既存の保持期間は上書きされます。
-defaultTablespaceName <default tablespace name>
-defaultDatafileName <default tablespace filename>
-defaultDatafileSize <default tablespace data file size>
-defaultDatafileExtdSize <default tablespace data file extension size>
./AutoPurgeManager bejxxxx.cn.oracle.com 1521 tsam -action enableAutoPurge -dbPassword tsam -reposName tsam -reposPassword tsam -adminGroupId 5 -viewerGroupId 6 -adminPassword admin11 -partitionsRetained 1 -verbose -defaultTablespaceName TUX_TABLESPACE -defaultDatafileName /testarea/em/app/oradata/tsam/tuxedo.dbf
./AutoPurgeManager xxx.xxx.com 1521 orcl -action create -dbPassword 123 -reposName tsam -reposPassword tsam -adminPassword admin11 TSAM_DAILY_MAINTENANCEは、DMEにより作成されたOracle Database Schedulerですが、DMEが有効である間は停止できません。
DMEにより作成されたTSAM PlusスキーマがOracle Enterprise Manager (バンドル・パッチ1を持つ12.1.0.1.0)と同じOracleデータベース・インスタンスを共有する場合、DME削除のアクションを使用してTSAM Plusスキーマを削除すると、DBの停止などのためDMEはハングされます。このような問題を回避するには、[Ctrl]キーを押しながら[C]キーを押して中断をブレークさせ、残りのタスクを続行します。
Oracle TSAM Plusマネージャ12cR1を利用して、Oracle TSAM 1.1/10gR3のアラート定義項目またはイベント・トリガー・ルール・ファイルをインポートし、Oracle TSAM Plus 12cの形式に変換できます。この変換を実行するには、次の手順を実行する必要があります。
cd <TSAM12c_DIR >/deploy-srcdbtype SRCDBTYPE -srcdbhostname SRCDBHOSTNAME -srcdbport SRCDBPORT -srcdbdbname SRCDBNAME -srcdbuser SRCDBUSER -srcdbpassword SRCDBPASSWORD -dstdbtype DSTDBTYPE -dstdbhostname DSTDBHOSTNAME -dstdbport DSTDBPORT -dstdbdbname DSTDBNAME -dstdbuser DSTDBUSER -dstdbpassword DSTDBPASSWORD.
1. Oracle TSAM Plus 12cデータベース・サーバーが稼働していることを確認します。
3. リスト11に示したコマンドを実行します。
-srcfile SRCFILE -dstdbtype DSTDBTYPE -dstdbhostname DSTDBHOSTNAME -dstdbport DSTDBPORT -dstdbdbname DSTDBNAME -dstdbuser DSTDBUSER -dstdbpassword DSTDBPASSWORD.
表1に、AlertMigration.sh/cmdのパラメータを示します。
| 注意: | 指定されたデータベースでOS認証が使用されている場合、ユーザー名(パラメータsrcdbuserまたはdstdbuser)およびパスワード(パラメータsrcdbpasswordまたはdstdbpassword)はNULLである必要があります。 |
TSAM 1.1/10gR3のポリシー・ファイルは、Oracle TSAM Plus 12cR1 (12.1.1.1)の「ポリシー管理」ページでインポートできます。詳細は、『Oracle TSAM Plusユーザーズ・ガイド』のTuxedoモニタリング・ポリシーに関する項を参照してください。
TSAM 11gR1 (11.1.1)によって作成されたOracleデータベースは、アップグレード後にTSAM Plus 12cR1 (12.1.1.1)で再利用できます。Oracle TSAM Plus 12cR1 (12.1.1.1)データベースは、Oracle TSAM 11gR1 (11.1.1)データベースとは異なります。データベースを再利用する前に、データベース移行スクリプトを実行する必要があります。
| 注意: | TSAM 11g Derbyデータベースのアップグレードはサポートされていません。 |
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