次の項では、IDEでOracle Tuxedo SCAアプリケーション・プロジェクトを開発するための手順を簡単に説明します。すべての手順の詳細は、IDEのオンライン・ヘルプの「Oracle Tuxedoアプリケーションの開発」の項で説明しています。IDEでオンライン・ヘルプを開くには、「ヘルプ」→「ヘルプ目次」を選択します。
Tuxdo SCAアプリケーションは、一連のサーバーと、サーバーについて記述するubbconfig.ubb構成ファイルおよびroot.composite構成ファイルで構成されます。サーバーは、サービスが定義されている一連のコンポーネントで構成されます。
プラグインがインストールされていると、Oracle Solaris Studio IDEには、Oracle Tuxedo SCAアプリケーションの要素を作成するための次の3つのプロジェクト・テンプレートが含まれます。
これらのテンプレートを使用するには、「ファイル」→「新規プロジェクト」を選択し、新規プロジェクト・ウィザードでTuxedoカテゴリを選択します。
Webサービスとして使用するようにSCAサービスもプロモートできます。
注意: | アプリケーション・プロジェクト、サーバー・プロジェクト、およびコンポーネント・プロジェクトに作成されるすべてのソース・コード・ファイルを開いて編集できます。これには、IDEの「ファイル」タブをクリックし、エディタ・ウィンドウでファイルを開きます。 |
プロジェクト・ノードを右クリックして、「ビルド」を選択し、アプリケーション・プロジェクト、サーバー、・プロジェクトまたはコンポーネント・プロジェクトを構築します。
SCAアプリケーション・プロジェクトを実行するには、プロジェクト・ノードを右クリックして、「開始」を選択します。
実行中のSCAアプリケーション・プロジェクトを停止するには、プロジェクト・ノードを右クリックして、「停止」を選択します。
サーバー・プロジェクトのソース・コード・ファイルにブレークポイントを設定し、サーバー・ノードを右クリックして「デバッグ」を選択し、SCAアプリケーションのサーバー部分をデバッグします。
サーバー・プロジェクトの「テスト」フォルダのテストでクライアント実行可能ファイルをデバッグすることで、アプリケーションのクライアント部分をデバッグします。
IDEのデバッガの機能を使用して、コードのステップ実行、コール・スタックの表示、変数値の確認を行うことができます。
プロジェクトのデバッグの詳細は、IDEオンライン・ヘルプの「dbxによるプロジェクトのデバッグ」の項を参照してください。