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Oracle® Exalogic Elastic Cloudマシン・オーナーズ・ガイド
リリース2.0.6.4
B71906-08
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16.9 結合されたExalogicとExadataのファブリック・ユーザーへの重要な注意

Exalogicマシンが同じInfiniBandファブリック上のOracle Exadata Database Machineに接続されているシナリオでパーティションを使用している場合は、次の注意を読んでください。

  • Oracle Exadata Database Machineは現在、デフォルトのInfiniBandパーティションのみを使用しています。したがって、Oracle Exadata Database Machineの各ノードはデフォルト・パーティションの完全なメンバーです。

  • Exalogicマシンが同じInfiniBandファブリック上のOracle Exadata Database Machineに接続されている場合は、Exalogicのすべての計算ノードがデフォルト・パーティションの制限されたメンバーであることを確認してください。デフォルトでは、Exalogicのすべての計算ノードは、デフォルト・パーティションの完全なメンバーです。Exalogicの計算ノードをデフォルト・パーティションの制限されたメンバーにするために、計算ノードのポートGUIDをデフォルト・パーティションの制限されたメンバーとして追加してください。さらに、IPoIBがデフォルト・パーティションで有効化されていることを確認してください。

  • デフォルト・パーティションの制限されたメンバーであるExalogicノードは、デフォルト・パーティション内の他のExalogicノードと通信できません。しかし、Oracle Exadata Database Machineへのクライアント・アクセスは、デフォルト・パーティションのIPoIBを経由して提供されます。

  • ファームウェア2.0.4以降を使用していないInfiniBandスイッチでは、サブネット・マネージャ(SM)を無効化する必要があります。ExalogicのInfiniBandスイッチは、パーティション化のサポート用にファームウェア2.0.4以降を使用しているため、SMはExalogicのいずれかのInfiniBandスイッチで実行する必要があります。