警告 - レーザー・トランシーバ付き光ファイバInfiniBandケーブルは必ずクラスIタイプを使用してください。
警告 - 銅線InfiniBandケーブルを半径5インチ(127mm)よりも鋭角に曲げないでください。光InfiniBandケーブルを半径3.4インチ(85mm)よりも鋭角に曲げないでください。鋭角に曲げるとケーブルの内部が損傷する場合があります。
警告 - InfiniBandケーブルの結束や支持にジップ・タイ(結束バンド)を使用しないでください。束ねた箇所が鋭角に曲がると、ケーブル内部が損傷する場合があります。マジックテープ・ストラップ(マジックテープ型結束バンド)を使用してください。
警告 - InfiniBandケーブルに極端な張力を加えないでください。InfiniBandケーブルを引っ張ったり、引きずったりしないでください。巻かれているInfiniBandケーブルを全体にわたって伸ばしてください。InfiniBandケーブルを引っ張ると、ケーブル内部が損傷する場合があります。
警告 - InfiniBandケーブル全体で1回以上巻かないでください。InfiniBandケーブルを巻くことにより、ケーブル内部が損傷する場合があります。
警告 - InfiniBandケーブルを、踏みつけられる場所や転動負荷のかかる場所に敷設しないでください。このような押しつぶしの影響によってケーブルの内部が損傷する場合があります。
ケーブルを扱うときは、次の点を考慮してください。
配線経路に曲がっている部分があると、必要なケーブル長が増加します。配線経路の曲がりは多くの場合必要となりますが、曲がりの部分ごとに全長が長くなります。コネクタ間の配線経路が直線になることはまれです。
結束すると、必要なケーブルの長さが増えます。結束によって1本以上のケーブルを同じ経路に沿わせることができます。ただし、結束の部材は様々なため、曲がり部分の半径も一定ではありません。結束が大きく、適切にまとめられていない場合、多くの曲がりふぞろいになり、あるケーブルは曲がりの内側ばかりを通り、他のケーブルは曲がりの外側ばかりを通ることもあります。この場合、ケーブルに必要な長さの違いが、かなりの長さになります。
InfiniBandケーブルを床下に敷設する場合は、上げ床の高さを考慮してください。
複数本のInfiniBandケーブルを結束するときは、マジックテープ・ストラップを使用してケーブルを揃えてください。可能であれば、色付きのストラップを使用して、ケーブルや配線を特定するのに役立ててください。InfiniBand 4X銅線ケーブルはかなり太く、長くなると重くなります。ケーブルを支持するときは、マジックテープ・ストラップの保持力を考慮してください。結束するケーブルは無理のない数本程度にしてください。
ケーブルは多数のマジックテープ・ストラップを使用して結束できます。マジックテープ・ストラップは、たとえば1フィート(0.3m)ごとなど、妥当な範囲で近づけて配置してください。ケーブルがストラップから外れた場合も、そのケーブルは大きく落ちることなく、他のストラップによって保持されます。InfiniBandケーブルがストラップから外れて、落ちてしまうと、床に叩きつけられたときや、張力による急激な引っ張りによって内部が破損する場合があります。