「Navigation」ペインには、次のセクションがあります。
Message Center: このセクションには、インシデントの表示と管理、通知の生成、サービス・リクエストの表示およびアセットの保証情報が表示されます。
Assets: このセクションには、Exalogic Control BUIのすべてのアセットがリストされます。「Assets」には、標準ビュー、ユーザー定義グループおよびリソース管理ビューが表示されます。「Assets」には、アセットではなく管理対象アセットの異なるグループであるサーバー・プールが表示されます。サーバー・プールの場合、「Assets」ではサーバー・プール・メンバーのネットワークと記憶域に加え、ゲストの配置と移行も制御します。
Plan Management: このセクションには、Exalogic Control BUIのサーバーをインストール、プロビジョニングおよび更新するために使用する、「Deployment Plans」と「Profiles」が表示されます。さらに、「Monitoring Policies」、「Operational Plans」、「Incidents Knowledge Base」、およびExalogic Control BUIで使用する資格証明も表示されます。
Networks: ネットワークはプライベートまたはパブリックのどちらかになります。「Networks」セクションには、Exalogic Control BUIで検出、宣言、および作成したすべてのネットワークが表示されます。さらに、検出したファブリックも表示されます。
Libraries: ソフトウェア・ライブラリには、イメージとオペレーティング・システム更新コンポーネント(ポリシーおよびプロファイル)が格納されます。ストレージ・ライブラリには、Exalogic Control BUIで認識される各種のNASストレージがリストされます。
Reports: このセクションには、「Operating System Reports」、「Incident Reports」、「Firmware Reports」、「Additional Reports」など、作成可能な各種のレポートがリストされます。
vDC Management: このセクションでは、物理リソースのセットを格納して管理します。また、それらの物理リソースを仮想リソースとして、仮想データ・センターのアカウントで使用できるようにします。
Administration: このセクションでは、ユーザー管理、ログ、サービスのステータス、Agent Controllerに使用できるバージョンおよびアップグレードなどの管理機能を実行します。
「Administration」ドローワには、Exalogic Control BUIの管理者のみがアクセス可能です。管理者は、Enterprise Controller、Proxy Controller、LDAPディレクトリ、ユーザーなどについて、任意の構成を変更できます。
セクション・タイトルの横にある右矢印をクリックすると、セクションが開かれ、そのセクションで使用可能なリソースとオプションが表示されます。一度に開けるセクションは、1つのみです。
新しいアセットの検出時や、ジョブまたはタスクの完了時には、Exalogic Control BUI内の情報が変化しますが、このユーザー・インタフェースは自動的にリフレッシュを実行します。「Assets」ペイン内に新しいアセットが表示されない場合は、「Navigation」ペインの「Asset」セクションにある「Refresh」の記号をクリックすると、アセットの最新リストが表示されます。同様に、「Jobs」ペインにある「Refresh」の記号をクリックすると、ジョブの最新リストが表示されます。
「Navigation」ペインの「Assets」セクションには、Exalogic Control BUIによって管理されるすべてのアセットがタイプおよび必要な基準ごとにグループ化されてリストされます。非常に小さなデータ・センターでも、Exalogic Control BUIは管理対象アセットのリストを表示できます。各カテゴリで次のビューのいずれかを選択して、アセットのリストを表示できます。
標準ビュー: 「All Assets」ビューを使用すると、あらゆるタイプの管理対象アセットをすべて表示できます。1つのタイプのアセットを表示するようにビューにフィルタを適用するには、その他の標準ビュー(「Operating Systems」、「Chassis」および「Servers」)のいずれかを使用します。プラス記号をクリックすると、下位のアセットや個別のアセットを表示できます。
リソース管理ビュー: 「Resource Management」ビューを使用すると、「Server Pools」、「Storage」および「Racks」の形式でアセットにフィルタを適用できます。
ユーザー定義グループ: 「User Defined Group」を使用すると、ユーザーの定義に応じてアセットにフィルタを適用できます。グループを作成すると、このカスタマイズされたリストが、新しいデフォルトのビューになります。リストには、アセットの階層が表示されます。
各アセットと、そのアセットのステータスは、アイコンで示されます。これらのアイコンは、アセットのタイプを識別するために役立ちます。Oracle Enterprise Manager Ops Center機能リファレンス・ガイドの「付録F」には、製品のアイコンとバッジが示されています。
アセット階層のクイック・スキャンにより、Oracle Linuxを実行しているサーバーのリストが表示されます。このスキャンでは、未構成のアセットについての情報も提供されます。
「Asset」階層では、アセットに関連付けられたインシデントが、アセット・アイコンの横に表示されるバッジで通知されます。これらのバッジは、各アセットの現在のステータス(実行中、停止、ロック済、一時停止など)を示します。メンバーシップ・グループ内に優先度が高いインシデントがあるときには、そのアセット階層の親アセットの横にバッジが表示されます。インシデントが確認済、マーク済、修正済、またはクローズ済になると、システムによりバッジが削除されます。
注意:
これらのバッジは、デフォルトで無効にされています。「Navigation」ペインにバッジを表示するには、「Setup」、「My Preferences」の順にクリックして、「User Interface Preferences」をクリックします。チェック・ボックスを選択して、ユーザー・インタフェースにバッジが表示されるようにします。
「Navigation」ペインには、アセットとともに、Exalogic Control BUIによって管理されている他のすべての要素(計画とプロファイル、ネットワーク、イメージとデータのライブラリ、管理機能など)が表示されます。タイトル・バーの右矢印をクリックすると、これらのアイテムの階層が表示されます。
中央ペインには、「Navigation」ペインでの選択内容に応じた情報が表示されます。
たとえば、「Navigation」ペインの「Assets」セクションで「Server」ノードを選択すると、管理対象メンバーと管理対象外メンバーに関する情報が中央ペインに表示されます。「Server」ノードでサーバーを選択すると、「Server's Hardware」、「Incidents」、「Service Requests」、「Rules」、「Jobs」、「Configurations」および「Summary」の詳細に関する情報が中央ペインに表示されます。「Navigation」ペインの「Asset」セクションで「Operating System」を選択すると、オペレーティング・システムについて、「Analytics」、「Incidents」、「Terminal」、「Storage」、「Jobs」、「Configuration」、「Summary」の詳細情報が中央ペインに表示されます。
同様に、「Assets」セクションで「All Assets」ノードを選択すると、「Action」ペインには、アセットの作成、検索、および追加のオプションが表示されます。「Assets」セクションの「Server」を選択すると、「Actions」ペインには、「Execute Operation」、「Edit Tags」、「Refresh」などに関連するアクションが表示されます。「Navigation」ペインの「Assets」セクションで、さらに詳細にオペレーティング・システムを選択すると、オペレーティング・システムに関連する操作(「Creating New Boot Environment」、「Executing Operation」、「Attach New Network」、「Edit Tags」、「Edit Attributes」など)が表示されます。