Exalogicシステムの表示

Exalogicシステムを表示すると、中央ペインの4つのタブ(つまり、「Dashboard」、「Details」、「Controls」および「Networks」)を使用して仮想ExalogicシステムをExalogic ControlのBUIにどのように表示するかが列挙されます。また、「Actions」ペインで各アクションをクリックすることにより、関連アクションを実行することもできます。「Actions」ペインから実行できる処理は、「Navigation」ペインの選択したアセットに対してコンテキスト依存があります。処理はロール・ベースでもあり、すべてのユーザーがすべての処理を実行できるわけではありません。ロールの詳細は、「ユーザー・プロファイル」を参照してください。

Exalogic ControlのBUIにExalogicシステムを表示するには、次のステップを完了します。

「Navigation」ペインの「Assets」の下で、ドロップダウン・リストから「Exalogic Systems」を選択します。
表示するExalogicシステムを選択します。
図8-2 特定のExalogicシステムへの移動

「図8-2 特定のExalogicシステムへの移動」の説明
- 中央ペインに「Dashboard」、「Details」、「Controls」、「Networks」および「Incidents」のタブが表示されます。
図8-3 ダッシュボード・タブが選択された中央ペイン

「図8-3 ダッシュボード・タブが選択された中央ペイン」の説明
中央ペインの各タブをクリックして詳細情報を表示します。
- 「Dashboard」タブには、Exalogicシステム、メンバーシップ・グラフおよびシステムのステータスのサマリーが表示されます。
- 「Details」タブには、Exalogicシステムの名前、説明、マスター・サブセット・マネージャのアドレスおよびシステムにあるラック、計算ノード、ストレージ・ノード、スイッチならびにPDUの数が表示されます。
- 「Controls」タブには、Exalogic Controlソフトウェアの詳細(ソフトウェアの名前、バージョン番号、説明、仮想マシンの名前、サーバー名など)が表示されます。
- 「Networks」タブには、インフラストラクチャ・ネットワーク表およびネットワークの接続性表が表示されます。
- 「Incidents」タブには、Exalogicシステムにレポートされたすべてのインシデントおよびアラートが表示されます。

システム・サマリー、メンバーシップ・グラフおよびステータスの表示

中央ペインの「Dashboard」タブをクリックし、Exalogicマシンに関する次の情報を表示できます。

システム・サマリー
メンバーシップ・グラフ
システム・ステータス

「Dashboard」タブをクリックすると、図8-4に示すように3つのセクション(「Summary」、「Membership Graph」および「Status」)が表示されます。

図8-4 「Dashboard」ビュー

「図8-4 「Dashboard」ビュー」の説明

表8-1 「Dashboard」ビューに表示される情報

セクション	説明
Summary	「Summary」セクションには、Exalogicシステムの名前、システム識別子の説明または名前、システムの一部であるラックの数および未割当てのインシデントの数が表示されます。「Summary」ペインの「Unassigned incidents」アイコンには、ハードウェアの障害の結果としてのインシデントが含まれます。3つのアイコンは、それぞれクリティカル・インシデント、警告および情報インシデントを示しています。これらのインシデントは、すべてのExalogicラックに属しているアセットからのものです。
Membership Graph	「Membership Graph」ペインは、Exalogicシステムをこのコンポーネントの階層として表示します。これは、OVMマネージャ、物理インフィニバンド・ファブリックとラックでグループ化されたハードウェアの間の関係を示します。メンバーシップ・グラフの任意のアセットをダブルクリックすることによって即座にそのアセットに移動できます。グラフィック・ペインの右上のコントロールを使用して、グラフの表示を水平方向または垂直方向に変更できます。「Refresh」アイコンをクリックしてビューをリフレッシュすることも可能です。グラフの深度またはイメージのサイズを変更することも可能です。
Status	「Status」ペインには、未割当てのインシデントの合計をグラフ・フォーマットで表示し、また、Exalogicシステムで最近発生したインシデントを表示します。「Recent Incidents」セクションで、次の詳細が表示されます。「Severity」: インシデントの重大度を表示します「State」: インシデントの状態を表示します「ID」: インシデントIDを表示します「Description」: インシデントの説明を表示します「Source」: インシデントのソースを表示します「Owner」: インシデントをレポートした所有者の名前を表示します「Creation Date」: インシデントが作成された日付を表示します

セクション

説明

Summary

「Summary」セクションには、Exalogicシステムの名前、システム識別子の説明または名前、システムの一部であるラックの数および未割当てのインシデントの数が表示されます。「Summary」ペインの「Unassigned incidents」アイコンには、ハードウェアの障害の結果としてのインシデントが含まれます。3つのアイコンは、それぞれクリティカル・インシデント、警告および情報インシデントを示しています。これらのインシデントは、すべてのExalogicラックに属しているアセットからのものです。

Membership Graph

「Membership Graph」ペインは、Exalogicシステムをこのコンポーネントの階層として表示します。これは、OVMマネージャ、物理インフィニバンド・ファブリックとラックでグループ化されたハードウェアの間の関係を示します。メンバーシップ・グラフの任意のアセットをダブルクリックすることによって即座にそのアセットに移動できます。

グラフィック・ペインの右上のコントロールを使用して、グラフの表示を水平方向または垂直方向に変更できます。「Refresh」アイコンをクリックしてビューをリフレッシュすることも可能です。グラフの深度またはイメージのサイズを変更することも可能です。

Status

「Status」ペインには、未割当てのインシデントの合計をグラフ・フォーマットで表示し、また、Exalogicシステムで最近発生したインシデントを表示します。「Recent Incidents」セクションで、次の詳細が表示されます。

「Severity」: インシデントの重大度を表示します
「State」: インシデントの状態を表示します
「ID」: インシデントIDを表示します
「Description」: インシデントの説明を表示します
「Source」: インシデントのソースを表示します
「Owner」: インシデントをレポートした所有者の名前を表示します
「Creation Date」: インシデントが作成された日付を表示します

Exalogicシステムの情報の表示

中央ペインの「Details」タブをクリックし、Exalogicマシンに関する次の情報を表示できます。

マシン名
説明
マスター・サブセット・マネージャが実行されているIBスイッチのIPアドレス
ラック数
計算ノード数
ストレージ・ノード数
スイッチ数
配電設備数
ファブリック数

図8-5 Exalogicシステムの情報

「図8-5 Exalogicシステムの情報」の説明

「Tags」ペインにタグ名およびそれぞれの値が表示されます。「Search」機能を使用して特定のタグを検索できます。

Exalogic Controlの情報の表示

中央ペインの「Controls」タブをクリックし、Exalogic Controlに関する次の情報を表示できます。

Exalogic Controlのソフトウェア・コンポーネントの名前およびバージョン番号
Exalogic Controlコンポーネントをホストしている仮想マシンの名前
これらの仮想マシンをホストしているOracle VMサーバーの名前

図8-6 Exalogic Controlの情報

「図8-6 Exalogic Controlの情報」の説明

表にある任意のExalogic Controlコンポーネントを選択してダブルクリックし、各コンポーネントのダッシュボードを表示できます。この表は、ExalogicマシンでExalogic Controlソフトウェア・コンポーネントが動作している場所を特定する際に役立ちます。必要に応じて、「Exalogic Control Software」ペインの「Refresh」アイコンを使用してリストをリフレッシュします。