5 One Viewウォッチリスト・セキュリティの設定

この章の内容は次のとおりです。

5.1 ウォッチリスト・セキュリティの概要

ウォッチリストに使用されるセキュリティは2種類あります。

  • 表示セキュリティ: ユーザーが共有ウォッチリストを表示できます。

  • 操作セキュリティ: ユーザーがウォッチリストを作成、またはウォッチリストを作成して共有することができます。

ウォッチリストへのアクセスを提供するにはセキュリティ・レコードを設定する必要があります。レコードが設定されていないユーザーは、どのウォッチリストにもアクセスできません。

Webオブジェクト・セキュリティ・アプリケーションには、2つのバージョンがあります。

  • ZJDE0001: これはデフォルトのバージョンで、機能がドキュメント化されています(例: 「表示」アイコンをクリックすると緑色の丸に変わります)。

  • ZJDE0002: このバージョンを使用すると、入力フォームではクリック可能なオプションが機能しなくなります。改訂フォームを表示するには、グリッド・ロー入力を選択する必要があります。こうすることにより、クリックしたアイコンが緑色の四角に変わります。このオプションは、より慎重に操作を行う必要がある場合のために用意されています。

5.2 ウォッチリスト表示セキュリティの設定

ウォッチリスト表示セキュリティを設定するには、次のようにします。

  1. 「略式コマンド」にP00950と入力してセキュリティ・ワークベンチを開きます。

  2. 「フォーム」メニューから、「Webオブジェクト・セキュリティ」、「Webオブジェクト・ビュー」の順に選択します。

  3. 「追加」を選択します。

  4. 「Webオブジェクト表示セキュリティ」フォームで、「カテゴリ」フィールドにONEVIEWと入力します。

  5. 「サブカテゴリ」フィールドにWATCHLISTと入力します。

  6. 「アプリケーション」フィールドにアプリケーション、「ユーザー/ロール」フィールドにユーザーまたはロールを入力することもできます。

  7. 次のグリッド・カラムに入力します。

    グリッド・カラム

    ユーザー/ロール セキュリティを設定するユーザーまたはロールを入力するか、*PUBLICと入力します
    アプリケーション名 必要な場合はアプリケーション名を入力します。
    フォーム名 必要な場合はフォーム名を入力します。
    バージョン 必要な場合はアプリケーションのバージョンを入力します。
    Webオブジェクト名 必要な場合はOne Viewウォッチリスト名を入力します。
    製品コード 必要な場合は製品コードを入力します。
    ビュー ユーザーが共有ウォッチリストを表示できるようにするには、「ビュー」カラムを選択します。選択すると、このカラムに緑色の四角が表示されます。

重要:

新しいレコードを設定しても、ユーザーにウォッチリストの表示アクセス権が付与されない場合、そのユーザーがJD Edwards EnterpriseOneを一度サインアウトして再度サインインするか、Server ManagerにアクセスしてJDBjセキュリティ・キャッシュをクリアする必要があります。

5.3 ウォッチリスト操作セキュリティの設定

ウォッチリスト操作セキュリティを設定するには、次のようにします。

  1. 「略式コマンド」にP00950と入力してセキュリティ・ワークベンチを開きます。

  2. 「フォーム」メニューから、「Webオブジェクト・セキュリティ」、「Webオブジェクト操作」の順に選択します。

  3. 「追加」を選択します。

  4. 「Webオブジェクト操作セキュリティ」フォームで、「カテゴリ」フィールドにONEVIEWと入力します。

  5. 「サブカテゴリ」フィールドにWATCHLISTと入力します。

  6. 「アプリケーション」フィールドにアプリケーション、「ユーザー/ロール」フィールドにユーザーまたはロールを入力することもできます。

  7. 次のグリッド・カラムに入力します。

    グリッド・カラム

    ユーザー/ロール アクセス権を付与するユーザーまたはロールを入力するか、*PUBLICと入力します。
    アプリケーション名 必要な場合はアプリケーション名を入力します。
    フォーム名 必要な場合はフォーム名を入力します。
    バージョン 必要な場合はアプリケーションのバージョンを入力します。
    製品コード 必要な場合は製品コードを入力します。
    作成 ユーザーが個人ウォッチリストを作成できるようにするには、「作成」カラムを選択します。選択すると、このカラムに緑色の丸が表示されます。
    共有 ユーザーが共有ウォッチリストを共有、予約および更新できるようにするには、「共有」カラムを選択します。選択すると、このカラムに緑色の丸が表示されます。
    アクセス・レベル 付与するアクセス権のタイプに応じて、ドロップダウン・メニューから値を選択します。「作成」または「共有」カラムを選択すると、この値が自動的に移入されます。

重要:

新しいレコードを設定しても、ユーザーにウォッチリストの作成または供給アクセス権が付与されない場合、そのユーザーがJD Edwards EnterpriseOneを一度サインアウトして再度サインインするか、Server ManagerにアクセスしてJDBjセキュリティ・キャッシュをクリアする必要があります。