この付録の内容は、次のとおりです。
ウォッチリストは、自分、別のユーザーまたは管理者が設定した条件に一致する品目のコレクションを表します。JD Edwards EnterpriseOneレンタル管理のウォッチリストを作成するには、最初にクエリーを作成する必要があります。これらのクエリーを使用して、ウォッチリストを作成します。ウォッチリストを作成すると、これらが「マイ・ウォッチリスト」に表示されます。ウォッチリストは「レンタル管理」EnterpriseOneページに追加できます。
この項では、失効が近い契約、失効した契約、および遅延または期日超過契約に関するクエリーの設定方法の例を示します。
「略式コマンド」フィールドにP54R10と入力して、またはメニューから、レンタル契約入力プログラムを起動します。
「略式コマンド」フィールドの下の「クエリーの追加、編集」アイコンをクリックします。
「クエリー管理」フォームで、「クエリー」フィールドのドロップダウン・メニューをクリックし、「(新規クエリーの追加)」を選択します。
「レンタル契約の処理」フォームの各例示照会(QBE)フィールドに、青い「詳細クエリーに追加」アイコンが表示されます。
「クエリー管理」フォームの「条件」セクションで、「すべて一致」オプションを選択します。
「予定終了日付」カラムの「詳細クエリーに追加」アイコンをクリックします。
「クエリー管理」フォームの「条件」セクションに、「予定終了日付」(QBE)の新しいローが表示されます。このアクションを繰り返して、さらに1つの条件ローを追加します。
これらの条件を「予定終了日付」(QBE)フィールドに追加します。
予定終了日付 >= 本日
予定終了日付 <= 本日+14日
「クエリーの保存」ボタンをクリックします。
「クエリー名を入力」フィールドに、クエリー名として「失効が近い契約」と入力します。
「略式コマンド」フィールドにP54R10と入力して、またはメニューから、レンタル契約入力プログラムを起動します。
「略式コマンド」フィールドの下の「クエリーの追加、編集」アイコンをクリックします。
「クエリー管理」フォームで、「クエリー」フィールドのドロップダウン・メニューをクリックし、「(新規クエリーの追加)」を選択します。
「レンタル契約の処理」フォームの各例示照会(QBE)フィールドに、青い「詳細クエリーに追加」アイコンが表示されます。
「クエリー管理」フォームの「条件」セクションで、「すべて一致」オプションを選択します。
「実際終了日付」カラムの「詳細クエリーに追加」アイコンをクリックします。
「クエリー管理」フォームの「条件」セクションに、「実際終了日付」(QBE)の新しいローが追加されます。このアクションを繰り返して、さらに1つの条件ローを追加します。
これらの条件を「実際終了日付」(QBE)フィールドに追加します。
実際終了日付 < 本日
実際終了日付 > 本日-2000年
これは、ブランクの「実際終了日付」を持つレコードを除外します。
「クエリーの保存」ボタンをクリックします。
「クエリー名を入力」フィールドに、クエリー名として「失効した契約」と入力します。
「略式コマンド」フィールドにP54R10と入力して、またはメニューから、レンタル契約入力プログラムを起動します。
「略式コマンド」フィールドの下の「クエリーの追加、編集」アイコンをクリックします。
「クエリー管理」フォームで、「クエリー」フィールドのドロップダウン・メニューをクリックし、「(新規クエリーの追加)」を選択します。
「レンタル契約の処理」フォームの各例示照会(QBE)フィールドに、青い「詳細クエリーに追加」アイコンが表示されます。
「クエリー管理」フォームの「条件」セクションで、「すべて一致」オプションを選択します。
「予定終了日付」カラムの「詳細クエリーに追加」アイコンをクリックします。
「クエリー管理」フォームの「条件」セクションに、「予定終了日付」(QBE)の新しいローが表示されます。このアクションを繰り返して、さらに2つの条件ローを追加します。
これらの条件を「実際終了日付」(QBE)フィールドに追加します。
予定終了日付 < 本日
予定終了日付 > 本日-2000年
これは、ブランクの「予定終了日付」を持つレコードを除外します。
実際終了日付 < 本日-2000年
これは、「実際終了日付」を持つレコードを除外します。
「クエリーの保存」ボタンをクリックします。
「クエリー名を入力」フィールドに、クエリー名として「期日超過/遅延契約」と入力します。
ウォッチリストをパブリッシュするには、クエリーをパブリックにする必要があります。クエリーをパブリックにするには、次のようにします。
「略式コマンド」フィールドにP98950と入力して、またはメニューから、ユーザー一時変更の処理プログラムを起動します。
特定のユーザーが作成した「保存済みクエリー」レコードを検索します。
そのレコードを選択し、「コピー」ボタンをクリックします。
「ユーザー/ロール*」フィールドで、ターゲットのユーザーID、ロールまたは*PUBLICを入力します。
「OK」ボタンをクリックして保存します。
関連項目:
クエリーをパブリックにする方法は、My Oracle Supportのサイトで入手可能なドキュメント(ドキュメントID 1401833.1)の「*PUBLICへのプライベート詳細クエリーのコピー」の項を参照してください。
この項では、失効が近い契約、失効した契約および期日超過/遅延契約について設定したクエリーを使用してウォッチリストを設定する方法の例を示します。
「略式コマンド」フィールドにP54R10と入力して、またはメニューから、レンタル契約入力プログラムを起動します。
「略式コマンド」フィールドの下の「ウォッチリストの追加、編集」アイコンをクリックします。
「ウォッチリストの管理」フォームで、次のプロパティを持つ新しいウォッチリストを追加します。
ウォッチリストの記述 = 失効が近い契約
警告のしきい値 = ブランク
重要なしきい値 = ブランク
使用するクエリー = 「パブリック・クエリー」リストの失効が近い契約。
「ウォッチリストの保存」ボタンをクリックします。
「新しいウォッチリスト名の入力」フィールドに、ウォッチリスト名として「失効が近い契約」と入力します。
ウォッチリストをパブリッシュします。
ウォッチリスト名として「失効が近い契約」という名前を入力します。
ウォッチリストの共有可能コピーの作成に進むかどうかを確認するメッセージ・ウィンドウで、「はい」ボタンをクリックします。
失効した契約について、手順2から4を繰り返します。失効した契約では、次のプロパティを使用します。
ウォッチリストの記述 = 失効した契約
警告のしきい値 = ブランク
重要なしきい値 = ブランク
使用するクエリー = 「パブリック・クエリー」リストの失効した契約。
ウォッチリスト名として「失効した契約」を使用します。
ウォッチリストをパブリッシュします。
ウォッチリスト名として「失効した契約」という名前を入力します。
ウォッチリストの共有可能コピーの作成に進むかどうかを確認するメッセージ・ウィンドウで、「はい」ボタンをクリックします。
期日超過/遅延契約について、手順2から4を繰り返します。期日超過/遅延契約では、次のプロパティを使用します。
ウォッチリストの記述 = 期日超過/遅延契約
警告のしきい値 = ブランク
重要なしきい値 = ブランク
使用するクエリー = 「パブリック・クエリー」リストの期日超過/遅延契約。
ウォッチリスト名として「期日超過/遅延契約」を使用します。
ウォッチリストをパブリッシュします。
ウォッチリスト名として「期日超過/遅延契約」という名前を入力します。
ウォッチリストの共有可能コピーの作成に進むかどうかを確認するメッセージ・ウィンドウで、「はい」ボタンをクリックします。
「レンタル管理」EnterpriseOneページにウォッチリストを追加するには、次のようにします。
「略式コマンド」フィールドにP54R10と入力して、またはメニューから、レンタル契約入力プログラムを起動します。
「略式コマンド」フィールドの下の「ウォッチリストの追加、編集」アイコンをクリックします。
「ウォッチリストの管理」フォームで、「ウォッチリスト名」ドロップダウンから「失効が近い契約」を選択します。
「ウォッチリストの管理」フォームの右上にある「ウォッチリストについて」アイコンをクリックします。
ウォッチリストIDをコピーします。このIDは、EnterpriseOneページで使用されます。ウォッチリストIDの例は、6a640959-8ee6-4b83-8336-2cc33b0946c7です
失効した契約について、手順3から5を繰り返します。
期日超過/遅延契約について、手順3から5を繰り返します。
E1PageGenerator\dat_filesフォルダで、RentalManagement.datファイルを選択して編集します。
RentalManagement.datファイルには、ウォッチリストの3つのプレースホルダがあります。
手順に従って、適切なIDを入力します。
@K:watchlist= (失効が近い契約のウォッチリストIDを入力)
@L:watchlist= (失効した契約のウォッチリストIDを入力)
@M:watchlist= (期日超過/遅延契約のウォッチリストIDを入力)
RentalManagement.datファイルを保存します。
E1PageGeneratorフォルダで、generatePages.batを実行して.zipファイルを生成します。
ユーザー生成コンテンツ・マネージャ・プログラム(P982400)を使用して、.zipファイルをEnterpriseOneにアップロードします。
EnterpriseOneページをパス・コードにインポートする方法は、My Oracle Supportサイトで入手可能なドキュメント(ドキュメントID 1394280.1)の「パスコードへのE1ページのインポート」の項を参照してください。
関連項目:
E1ページ・ジェネレータの使用方法は、My Oracle SupportサイトでドキュメントID 1401833.1を参照してください。