この章の内容は次のとおりです。
レンタル契約元帳プログラム(P54R099)により、レンタル契約見出しテーブル(F54R10)およびレンタル契約明細テーブル(F54R11)への更新を追跡できます。
元帳レコードは、F54R10テーブルに変更がある場合レンタル契約見出し元帳テーブル(F54R099)に追加され、F54R11テーブルに変更がある場合レンタル契約明細元帳テーブル(F54R199)に追加されます。
フォーム名 |
フォームID | ナビゲーション |
用途 |
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レンタル契約元帳の処理 | W54R099A | 「定期処理」(G54R20)、「レンタル契約元帳」
または、「レンタル契約の処理」フォームの「ロー」メニューで、「契約」、「契約元帳」をクリックして、「レンタル契約元帳の処理」にアクセスします。「日次処理」(G54R10)、「レンタル契約入力」から、「レンタル契約の処理」フォームにアクセスします。 |
レンタル契約を選択して、変更を検討します。 |
レンタル契約見出し/明細元帳 | W54R099B | 「レンタル契約元帳の処理」フォームで、レコードを選択し「選択」をクリックします。 | 選択したレンタル契約の見出しおよび明細に行われた追加または更新を検討します。 |
「レンタル契約見出し/明細元帳」フォームにアクセスします。フォームには次が含まれます。
見出し情報: レンタル契約番号、オーダー・タイプおよびレンタル契約に関連付けられている会社が含まれます。この情報は、レンタル契約見出しテーブル(F54R10)から取得されます。
レンタル契約の明細を表示するグリッド。レンタル契約明細テーブル(F54R11)からの契約の明細行がすべて取得されます。
デフォルトで最初の明細行が選択され、「レンタル契約明細元帳」サブフォームである3番目のグリッド上の選択された明細行に元帳レコードが自動入力されます。表示されている行の行番号は、「レンタル契約明細元帳」サブフォームの行番号例示照会(QBE)フィールドに自動入力されます。異なる明細行の元帳入力を表示するには、その行を選択します。
「レンタル契約見出し元帳」サブフォーム: このサブフォームには、レンタル契約見出し元帳テーブル(F54R099)からのレコードが表示されます。契約見出し情報が変更されるたびに、F54R099テーブルに変更のエントリが作成されます。見出し元帳エントリをトリガーするレンタル契約見出しの変更は、次のとおりです。
レンタル契約入力プログラム(P54R10)での見出しデータの追加または更新
F54R10テーブルが更新され、F54R099テーブルで更新のエントリも作成されます。
「レンタル契約の処理」フォームの「削除」ボタン、または「レンタル契約の処理」フォームの「ロー」メニューの「契約削除」オプションを使用したレンタル契約の削除
レコードはF54R10テーブルには存在しなくなりますが、削除はF54R099テーブルに記録されます。
「レンタル契約の処理」フォームの「ロー」メニューの「予約の変換」、「保留リリース」および「契約終了」オプションの使用
「元帳アクション」カラムに、見出し元帳エントリをトリガーしたアクションが示されます。元帳アクションUDCテーブル(54R/LA)の値がこのカラムに自動入力されます。このUDCテーブルの値の例として、追加、更新、削除、予約の変換、取消、保留リリース、契約終了、状況更新などがあります。
更新を行わずに「レンタル契約見出しの改訂」フォームで「OK」をクリックした場合、F54R10テーブルは更新されません。結果として、見出し元帳エントリは作成されません。
「レンタル契約明細元帳」サブフォーム: このサブフォームには、レンタル契約明細元帳テーブル(F54R199)のレコードが表示されます。契約明細情報が変更されるたびに、F54R199テーブルに変更のエントリが作成されます。明細元帳エントリをトリガーするレンタル契約明細の変更は、次のとおりです。
レンタル契約入力プログラム(P54R10)での明細データの追加または更新F54R11テーブルが更新され、F54R199テーブルで更新のエントリも作成されます。
F54R11テーブルが更新され、F54R199テーブルで更新のエントリも作成されます。
「レンタル契約の処理」フォームの「削除」ボタン、または「レンタル契約の処理」フォームの「ロー」メニューの「契約削除」オプションを使用したレンタル契約の削除
明細行が契約に存在していた場合、削除された明細行はF54R199テーブルに記録されますが、明細レコードはF54R11テーブルに存在しなくなります。
「レンタル契約明細の改訂」フォームの「ロー」メニューの「転送作成」、「関連オーダーのリンク」、「行の終了」、「行の削除」または「行の取消」オプションの使用
レンタル契約全体に影響する更新(「レンタル契約の処理」フォームの「ロー」メニューの「予約の変換」、「保留リリース」および「契約終了」オプションの使用など)を行うと、明細元帳レコードも作成されます。
「元帳アクション」カラムに、明細元帳エントリをトリガーしたアクションが示されます。元帳アクションUDCテーブル(54R/LA)の値がこのカラムに自動入力されます。このUDCテーブルの値の例として、追加、更新、削除、予約の変換、取消、保留リリース、契約終了、状況更新などがあります。
更新を行わずに「レンタル契約明細の改訂」フォームで「OK」ボタンをクリックした場合、レンタル契約明細テーブル(F54R11)は更新されません。F54R11テーブルが更新されていない場合、明細元帳入力は作成されません。
注意:
「レンタル契約元帳の処理」フォームは、レンタル契約見出し元帳テーブル(F54R099)に基づきます。