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Oracle Solaris Cluster ソフトウェアのインストール Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 (日本語) |
1. Oracle Solaris Cluster 構成の計画
2. グローバルクラスタノードへのソフトウェアのインストール
次の表に、Oracle Solaris Cluster 構成用の Solaris Volume Manager ソフトウェアの構成を行うタスクの一覧を示します。ここに示す順に従って手順を実行します。
表 4-1 タスクマップ: Solaris Volume Manager ソフトウェアの構成
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グローバルクラスタ内の各ノード上で次の手順を実行します。
使用するスライスを指定するには、デバイス ID 名 ( dN) ではなく、物理名 (cNt XdY sZ) を使用してください。
phys-schost# metadb -af slice-1 slice-2 slice-3
ヒント - Solaris Volume Manager ソフトウェアの実行に必要な状態データを保護するには、ノードごとに少なくとも 3 つの複製を作成します。また、複数のデバイスに複製を配置することによって、いずれかのデバイスに障害が発生した場合に対する保護も提供できます。
詳細については、metadb(1M) のマニュアルページおよび『Solaris Volume Manager 管理ガイド』の「状態データベースの複製の作成」を参照してください。
phys-schost# metadb
metadb コマンドは複製の一覧を表示します。
例 4-1 状態データベースの複製の作成
以下に、状態データベースの複製の例を 3 つ示します。各複製は、異なるデバイス上に作成されています。
phys-schost# metadb -af c0t0d0s7 c0t1d0s7 c1t0d0s7 phys-schost# metadb flags first blk block count a u 16 8192 /dev/dsk/c0t0d0s7 a u 16 8192 /dev/dsk/c0t1d0s7 a u 16 8192 /dev/dsk/c1t0d0s7
次の手順
ルートディスクのファイルシステムをミラー化するには、「ルートディスクのミラー化」に進みます。
それ以外の場合は、「クラスタ内でのディスクセットの作成」に進んで、Solaris Volume Manager ディスクセットを作成します。
ルートディスクをミラー化すると、システムディスクの障害によってクラスタノード自体がシャットダウンすることを防止できます。ルートディスクには、4 種類のファイルシステムを配置できます。ファイルシステムタイプごとに異なる方法でミラー化されます。
それぞれのタイプのファイルシステムをミラー化するには、次の手順を使用します。
![]() | Caution - ローカルディスクのミラー化の場合、ディスク名を指定するときに、パスとして /dev/global を使用しないでください。クラスタファイルシステム以外にこのパスを指定した場合、システムはブートできません。 |
ルート (/) ファイルシステムをミラー化するには、次の手順を使用します。
注 - グローバルデバイスの名前空間が lofi 作成ファイル上にある場合、この手順には、グローバルデバイスの名前空間のミラー化も含まれます。
ルートディスクスライスの物理ディスク名 (cN tXdY sZ) を指定します。
phys-schost# metainit -f submirror1 1 1 root-disk-slice
phys-schost# metainit submirror2 1 1 submirror-disk-slice
phys-schost# metainit mirror -m submirror1
注 - デバイスが、グローバルデバイスファイルシステム (/global/.devices/node@ nodeid) のマウントに使用されるローカルデバイスである場合、ミラーのボリューム名はクラスタ全体で一意にする必要があります。
phys-schost# metaroot mirror
このコマンドは、メタデバイスまたはボリュームのルート (/) ファイルシステムを使用してシステムをブートできるように、/etc/vfstab および /etc/system ファイルを編集します。詳細については、metaroot(1M) のマニュアルページを参照してください。
phys-schost# lockfs -fa
このコマンドは、すべてのトランザクションをログからフラッシュし、マウントされているすべての UFS ファイルシステム上のマスターファイルシステムにそのトランザクションを書き込みます。詳細については、lockfs(1M) のマニュアルページを参照してください。
phys-schost# clnode evacuate from-node
リソースグループまたはデバイスグループを退避させるノード名を指定します。
このコマンドは、新しくミラー化されたルート (/) ファイルシステムを再マウントします。
phys-schost# shutdown -g0 -y -i6
phys-schost# metattach mirror submirror2
詳細は、metattach(1M) のマニュアルページを参照してください。
デバイスの保護を無効にすると、ブートデバイスが複数のノードに接続されている場合に、不意にノードがブートデバイスに誤って保護される状態を防止できます。
phys-schost# cldevice set -p default_fencing=nofencing submirror-disk
デバイスのプロパティーを指定します。
指定したデバイスの保護を無効にします。
default_fencing プロパティーの詳細については、cldevice(1CL) のマニュアルページを参照してください。
プライマリブートデバイスで失敗した場合は、この代替ブートデバイスからブートできます。代替ブートデバイスの詳細については、『Solaris Volume Manager 管理ガイド』の「RAID-1 ボリュームの作成」を参照してください。
phys-schost# ls -l /dev/rdsk/root-disk-slice
グローバルデバイスファイルシステム (/global/.devices/node@ nodeid) がマウントされるミラーの各ボリューム名が、クラスタ全体で一意であることを確認します。
例 4-2 ルート (/) ファイルシステムのミラー化
次に、パーティション c0t0d0s0 上のサブミラー d10 とパーティション c2t2d0s0 上のサブミラー d20 から構成されるミラー d0 をノード phys-schost-1 上に作成する例を示します。デバイス c2t2d0 は多重ホストディスクであるので、フェンシングは無効になっています。例には、記録用の代替ブートパスも表示されています。
phys-schost# metainit -f d10 1 1 c0t0d0s0 d11: Concat/Stripe is setup phys-schost# metainit d20 1 1 c2t2d0s0 d12: Concat/Stripe is setup phys-schost# metainit d0 -m d10 d10: Mirror is setup phys-schost# metaroot d0 phys-schost# lockfs -fa phys-schost# clnode evacuate phys-schost-1 phys-schost# shutdown -g0 -y -i6 phys-schost# metattach d0 d20 d0: Submirror d20 is attachedphys-schost# cldevice set -p default_fencing=nofencing c2t2d0 phys-schost# ls -l /dev/rdsk/c2t2d0s0 lrwxrwxrwx 1 root root 57 Apr 25 20:11 /dev/rdsk/c2t2d0s0 –> ../../devices/node@1/pci@1f,0/pci@1/scsi@3,1/disk@2,0:a,raw
次の手順
専用パーティション /global/.devices/node@ nodeid 上に構成されるグローバルデバイスの名前空間をミラー化するには、「専用パーティション上にグローバルデバイスの名前空間をミラー化する方法」に進みます。
アンマウントできないファイルシステムをミラー化するには、「アンマウントできないルート (/) 以外のファイルシステムをミラー化する方法」に進みます。
ユーザー定義のファイルシステムをミラー化するには、「アンマウントできるファイルシステムをミラー化する方法」に進みます。
それ以外の場合は、「クラスタ内でのディスクセットの作成」に進んで、ディスクセットを作成します。
注意事項
このミラー化方法の手順の中には、metainit: dg-schost-1: d1s0: not a metadevice のようなエラーメッセージが表示されるものがあります。このようなエラーメッセージは害がないので無視できます。
グローバルデバイスの名前空間用の専用パーティションを構成する場合は、次の手順を使用して、名前空間 /global/.devices/node@ nodeid/ をミラー化します。
ディスクスライスの物理ディスク名 (cN tXdY sZ) を使用します。
phys-schost# metainit -f submirror1 1 1 diskslice
phys-schost# metainit submirror2 1 1 submirror-diskslice
phys-schost# metainit mirror -m submirror1
注 - グローバルデバイスファイルシステム (/global/.devices/node@nodeid) がマウントされるミラーのボリューム名は、クラスタ全体で一意である必要があります。
この接続によりサブミラーの同期が開始されます。
phys-schost# metattach mirror submirror2
device to mount 列と device to fsck 列の名前をミラー名に置き換えます。
phys-schost# vi /etc/vfstab #device device mount FS fsck mount mount #to mount to fsck point type pass at boot options # /dev/md/dsk/mirror /dev/md/rdsk/mirror /global/.devices/node@nodeid ufs 2 no global
metastat(1M) コマンドを使用してミラーステータスを表示し、ミラー同期が完了したことを確認します。
phys-schost# metastat mirror
デバイスの保護を無効にすると、ブートデバイスが複数のノードに接続されている場合に、不意にノードがブートデバイスに誤って保護される状態を防止できます。
phys-schost# cldevice set -p default_fencing=nofencing submirror-disk
デバイスのプロパティーを指定します。
指定したデバイスの保護を無効にします。
default_fencing プロパティーの詳細については、cldevice(1CL) のマニュアルページを参照してください。
例 4-3 専用パーティションに構成されるグローバルデバイスの名前空間のミラー化
次に、パーティション c0t0d0s3 上のサブミラー d111 と、パーティション c2t2d0s3 上のサブミラー d121 から構成されるミラー d101 を作成する例を示します。/global/.devices/node@1 の /etc/vfstab ファイルエントリは、ミラー名 d101 を使用するように更新されます。デバイス c2t2d0 は多重ホストであるので、フェンシングは無効になっています。
phys-schost# metainit -f d111 1 1 c0t0d0s3 d111: Concat/Stripe is setup phys-schost# metainit d121 1 1 c2t2d0s3 d121: Concat/Stripe is setup phys-schost# metainit d101 -m d111 d101: Mirror is setup phys-schost# metattach d101 d121 d101: Submirror d121 is attached phys-schost# vi /etc/vfstab #device device mount FS fsck mount mount #to mount to fsck point type pass at boot options # /dev/md/dsk/d101 /dev/md/rdsk/d101 /global/.devices/node@1 ufs 2 no global phys-schost# metastat d101 d101: Mirror Submirror 0: d111 State: Okay Submirror 1: d121 State: Resyncing Resync in progress: 15 % done … phys-schost# cldevice show phys-schost-3:/dev/rdsk/c2t2d0 === DID Device Instances === DID Device Name: /dev/did/rdsk/d2 Full Device Path: phys-schost-1:/dev/rdsk/c2t2d0 Full Device Path: phys-schost-3:/dev/rdsk/c2t2d0 … phys-schost# cldevicegroup show | grep dsk/d2 Device Group Name: dsk/d2 … Node List: phys-schost-1, phys-schost-3 … localonly: false phys-schost# cldevicegroup remove-node -n phys-schost-3 dsk/d2 phys-schost# cldevice set -p default_fencing=nofencing c2t2d0
次の手順
アンマウントできないルート (/) 以外のファイルシステムをミラー化するには、「アンマウントできないルート (/) 以外のファイルシステムをミラー化する方法」に進みます。
ユーザー定義のファイルシステムをミラー化する場合は、「アンマウントできるファイルシステムをミラー化する方法」に進みます
それ以外の場合は、「クラスタ内でのディスクセットの作成」に進んで、ディスクセットを作成します。
注意事項
このミラー化方法の手順の中には、metainit: dg-schost-1: d1s0: not a metadevice のようなエラーメッセージが表示されるものがあります。このようなエラーメッセージは害がないので無視できます。
/usr、/opt、 swap など、通常のシステム使用時にアンマウントできない、ルート ( /) 以外のファイルシステムをミラー化するには、次の手順を使用します。
ディスクスライスの物理ディスク名 (c NtX dYsZ ) を指定します。
phys-schost# metainit -f submirror1 1 1 diskslice
phys-schost# metainit submirror2 1 1 submirror-diskslice
phys-schost# metainit mirror -m submirror1
注 - このミラーのボリューム名は、クラスタ全体で一意である必要はありません。
device to mount 列と device to fsck 列の名前をミラー名に置き換えます。
phys-schost# vi /etc/vfstab #device device mount FS fsck mount mount #to mount to fsck point type pass at boot options # /dev/md/dsk/mirror /dev/md/rdsk/mirror /filesystem ufs 2 no global
phys-schost# clnode evacuate from-node
リソースグループまたはデバイスグループを移動させるノード名を指定します。
phys-schost# shutdown -g0 -y -i6
この接続によりサブミラーの同期が開始されます。
phys-schost# metattach mirror submirror2
metastat(1M) コマンドを使用してミラーステータスを表示し、ミラー同期が完了したことを確認します。
phys-schost# metastat mirror
デバイスの保護を無効にすると、ブートデバイスが複数のノードに接続されている場合に、不意にノードがブートデバイスに誤って保護される状態を防止できます。
phys-schost# cldevice set -p default_fencing=nofencing submirror-disk
デバイスのプロパティーを指定します。
指定したデバイスの保護を無効にします。
default_fencing プロパティーの詳細については、cldevice(1CL) のマニュアルページを参照してください。
例 4-4 アンマウントできないファイルシステムのミラー化
次に、c0t0d0s1 に置かれた /usr をミラー化するミラー d1 をノード phys-schost-1 に作成する例を示します。ミラー d1 は、パーティション c0t0d0s1 上のサブミラー d11 とパーティション c2t2d0s1 上のサブミラー d21 から構成されます。/usr の /etc/vfstab ファイルエントリは、ミラー名 d1 を使用するように更新されます。デバイス c2t2d0 は多重ホストディスクであるので、フェンシングは無効になっています。
phys-schost# metainit -f d11 1 1 c0t0d0s1 d11: Concat/Stripe is setup phys-schost# metainit d21 1 1 c2t2d0s1 d21: Concat/Stripe is setup phys-schost# metainit d1 -m d11 d1: Mirror is setup phys-schost# vi /etc/vfstab #device device mount FS fsck mount mount #to mount to fsck point type pass at boot options # /dev/md/dsk/d1 /dev/md/rdsk/d1 /usr ufs 2 no global … phys-schost# clnode evacuate phys-schost-1 phys-schost# shutdown -g0 -y -i6 phys-schost# metattach d1 d21 d1: Submirror d21 is attached phys-schost# metastat d1 d1: Mirror Submirror 0: d11 State: Okay Submirror 1: d21 State: Resyncing Resync in progress: 15 % done … phys-schost# cldevice show phys-schost-3:/dev/rdsk/c2t2d0 … DID Device Name: /dev/did/rdsk/d2 phys-schost# cldevicegroup show dsk/d2 Device Group Name: dsk/d2 … Node List: phys-schost-1, phys-schost-3 … localonly: false phys-schost# cldevicegroup remove-node -n phys-schost-3 dsk/d2 phys-schost# cldevice set -p default_fencing=nofencing c2t2d0
次の手順
ユーザー定義のファイルシステムをミラー化するには、「アンマウントできるファイルシステムをミラー化する方法」に進みます。
それ以外の場合は、「クラスタ内でのディスクセットの作成」に進んで、ディスクセットを作成します。
注意事項
このミラー化方法の手順の中には、metainit: dg-schost-1: d1s0: not a metadevice のようなエラーメッセージが表示されるものがあります。このようなエラーメッセージは害がないので無視できます。
アンマウントできるユーザー定義のファイルシステムをミラー化するには、次の手順を使用します。この手順では、ノードをリブートする必要はありません。
ファイルシステムでプロセスが実行されていないことを確認します。
phys-schost# umount /mount-point
詳細については、umount(1M) のマニュアルページと、『Oracle Solaris の管理: デバイスとファイルシステム』の「Oracle Solaris ファイルシステムのマウントおよびマウント解除」を参照してください。
ディスクスライス (cNt X dY sZ) の物理ディスク名を指定します。
phys-schost# metainit -f submirror1 1 1 diskslice
phys-schost# metainit submirror2 1 1 submirror-diskslice
phys-schost# metainit mirror -m submirror1
注 - このミラーのボリューム名は、クラスタ全体で一意である必要はありません。
device to mount 列と device to fsck 列の名前をミラー名に置き換えます。
phys-schost# vi /etc/vfstab #device device mount FS fsck mount mount #to mount to fsck point type pass at boot options # /dev/md/dsk/mirror /dev/md/rdsk/mirror /filesystem ufs 2 no global
この接続によりサブミラーの同期が開始されます。
phys-schost# metattach mirror submirror2
metastat(1M) コマンドを使用して、ミラーステータスを表示します。
phys-schost# metastat mirror
デバイスの保護を無効にすると、ブートデバイスが複数のノードに接続されている場合に、不意にノードがブートデバイスに誤って保護される状態を防止できます。
phys-schost# cldevice set -p default_fencing=nofencing submirror-disk
デバイスのプロパティーを指定します。
指定したデバイスの保護を無効にします。
default_fencing プロパティーの詳細については、cldevice(1CL) のマニュアルページを参照してください。
phys-schost# mount /mount-point
詳細については、mount(1M) のマニュアルページと、『Oracle Solaris の管理: デバイスとファイルシステム』の「Oracle Solaris ファイルシステムのマウントおよびマウント解除」を参照してください。
例 4-5 アンマウントできるファイルシステムのミラー化
次に、c0t0d0s4 に置かれた /export をミラー化するミラー d4 を作成する例を示します。ミラー d4 は、パーティション c0t0d0s4 上のサブミラー d14 とパーティション c2t2d0s4 上のサブミラー d24 から構成されます。/export の /etc/vfstab ファイルエントリは、ミラー名 d4 を使用するように更新されます。デバイス c2t2d0 は多重ホストであるので、フェンシングは無効になっています。
phys-schost# umount /export phys-schost# metainit -f d14 1 1 c0t0d0s4 d14: Concat/Stripe is setup phys-schost# metainit d24 1 1 c2t2d0s4 d24: Concat/Stripe is setup phys-schost# metainit d4 -m d14 d4: Mirror is setup phys-schost# vi /etc/vfstab #device device mount FS fsck mount mount #to mount to fsck point type pass at boot options # # /dev/md/dsk/d4 /dev/md/rdsk/d4 /export ufs 2 no global phys-schost# metattach d4 d24 d4: Submirror d24 is attached phys-schost# metastat d4 d4: Mirror Submirror 0: d14 State: Okay Submirror 1: d24 State: Resyncing Resync in progress: 15 % done … phys-schost# cldevice show phys-schost-3:/dev/rdsk/c2t2d0 … DID Device Name: /dev/did/rdsk/d2 phys-schost# cldevicegroup show dsk/d2 Device Group Name: dsk/d2 … Node List: phys-schost-1, phys-schost-2 … localonly: false phys-schost# cldevicegroup remove-node -n phys-schost-3 dsk/d2 phys-schost# cldevice set -p default_fencing=nofencing c2t2d0 phys-schost# mount /export
次の手順
ディスクセットを作成するには、「クラスタ内でのディスクセットの作成」に進みます。または、Oracle Real Application Clusters, で使用するために複数所有者ディスクセットを作成する場合は、『Oracle Solaris Cluster Data Service for Oracle Real Application Clusters ガイド』の「Oracle RAC データベース用の Solaris Volume Manager for Sun Cluster 複数所有者ディスクセットを作成する方法」に進みます。
ニーズに応じた十分なディスクセットがある場合は、次のいずれかに進みます。
正確に 2 つのディスク格納装置と 2 つのノードで構成されたディスクセットがクラスタに含まれる場合は、二重列メディエータを追加する必要があります。「二重列メディエータの構成」に進みます。
クラスタ構成で二重列メディエータが必要でない場合は、「クラスタファイルシステムを追加する方法」に進みます。
注意事項
このミラー化方法の手順の中には、metainit: dg-schost-1: d1s0: not a metadevice のようなエラーメッセージが表示されるものがあります。このようなエラーメッセージは害がないので無視できます。