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Oracle® Database Applianceスタート・ガイド
リリース2.5 for Linux x86-64
B69545-03
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D Oracle Database Appliance Manager (OAKCLI)リファレンス

この付録では、Oracle Database Applianceコマンドライン・インタフェース(OAKCLI)・ユーティリティを使用してOracle Database Applianceを管理する方法について説明します。この付録では、次の項目について説明します。

Oracle Appliance Manager (OAKCLI)について

この項には次のOAKCLIのトピックが含まれます。

Oracle Appliance Manager (OAKCLI)の概要

OAKCLIを使用して、コア・キーの構成、パッチの適用、アプライアンスのデプロイなどのOracle Database Appliance管理タスクを実行します。OAKCLIでは次のタスクを実行できます。

  • コア構成キーの適用

  • Oracle Database Applianceデプロイメント用のネットワークの構成

  • デプロイメント構成ファイルのコピー

  • Oracle Database Applianceのデプロイ

  • Oracle Database Applianceへのディスクの配置

  • Oracle Database Applianceリポジトリの管理

  • Oracle Database Appliance診断収集結果の管理

  • Oracle Database Applianceの更新

  • OAKCLIリポジトリへのパッケージの解凍

  • Oracle Database Applianceの検証

OAKCLIの使用上の注意

使用方法

OAKCLIユーティリティは、次のディレクトリにあります。

/opt/oracle/oak/bin/oakcli 

Oracle Database Applianceでは完了したOAKCLIコマンド実行のログが、次のディレクトリに保管されます。

/opt/oracle/oak/log/<hostname>/client/oakcli.log

OAKCLIヘルプの使用方法

OAKCLIの使用方法を表示するには、次のコマンドを実行します。

oakcli -h

特定のOAKCLIコマンドに関する詳細なヘルプを表示するには、次のコマンドを実行します。

oakcli command -h

特定のOAKCLIコマンドのオブジェクトおよびそのオプションに関する詳細なヘルプを表示するには、次のコマンドを実行します。

oakcli command object -h

権限およびセキュリティ

rootユーザーとしてログインすることでOAKCLIを使用します。root以外のユーザーでログインしている場合、ストレージ情報を表示できますが、構成を変更できません。

OAKCLIコマンド・リファレンス

OAKCLIのコマンド構文およびオプション

OAKCLIのコマンド、オブジェクト名およびオプションでは、大/小文字が区別されます。OAKCLIでは次のコマンド構文を使用します。

oakcli command object [parameters]

OAKCLI構文では次のようになります。

表D-1 OAKCLIユーティリティのコマンド

コマンド 説明

oakcli apply


Oracle Database Applianceコア容量を再構成します。

oakcli clone


仮想マシン・テンプレートをクローニングします。

oakcli configure


Oracle Database Applianceコンポーネントを構成します。

oakcli copy


デプロイ中に使用する構成ファイルのコピーを用意します。

oakcli create database


新規Oracleデータベースを作成します。

oakcli delete vm


仮想マシンを削除します。

oakcli delete vmtemplate


仮想マシン・テンプレートを削除します。

oakcli deploy


Oracle Database Applianceをデプロイします。

oakcli import vmtemplate


仮想マシン・テンプレートをインポートします。

oakcli locate


ディスクを配置します。

oakcli manage


OAKCLIリポジトリの管理や、診断の収集などを行います。

oakcli show


各種のOracle Database Applianceコンポーネントに関する情報を表示します。

oakcli start


仮想マシンを起動します。

oakcli stop


仮想マシンを停止します。

oakcli unpack


指定されたパッケージをOAKCLIリポジトリへ解凍します。

oakcli update


Oracle Database Applianceを更新します。

oakcli validate


Oracle Database Applianceを検証します。


oakcli apply

oakcli applyコマンドを使用して、Oracle Database Applianceコア容量を再構成します。

構文

次の構文を使用します。core_config_keyは構成キー・ファイルで、key fileは出力構成キー・ファイル名です。

oakcli apply core_config_key key file

パラメータ

表D-2 oakcli applyコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

-h

ヘルプを表示します。

core_config_key

構成キー・ファイル。

key file

構成キー・ファイル名。


使用上の注意

  • oakcli applyコマンドはオプションです。

  • oakcli applyコマンドを実行した後、Oracle Database Applianceは両方のノードを再起動します。

oakcli clone

oakcli cloneコマンドを使用して、仮想マシン・テンプレートをクローニングします。

構文

oakcli cloneコマンドでは次の構文を使用します。

oakcli clone vm vm_name -vmtemplate template_name -repo repo_name

パラメータ

表D-3 oakcli cloneコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

vm_name

vm_nameは仮想マシン名です。

-vmtemplate vmtemplate_name

vmtemplate_nameは、クローニングするテンプレートの名前です。

-repo repo_name

repo_nameは、クローニングするテンプレートのリポジトリ名です。


oakcli configure

oakcli configureコマンドを使用して、Oracle Database Applianceでコンポーネントを構成します。

表D-4 oakcli configureコマンド・サマリー

コマンド 説明

oakcli configure asr


asr情報を構成します。

oakcli configure cpupool


CPUプールを構成します。

oakcli configure firstnet


初期ネットワーク情報を構成します。

oakcli configure vm


仮想マシンを構成します。

oakcli configure vmtemplate


仮想マシン・テンプレートを構成します。


oakcli configure asr

oakcli configure asrコマンドを使用して、Oracle Database ApplianceでAuto Service Request (ASR)を構成します。

構文
oakcli configure asr [-h]

ここで、-hを指定すると、コマンドのオンライン・ヘルプが表示されます。

使用上の注意

  • oakcli configure asrコマンドは、ASRをOracle Database Applianceに実装するための情報を要求する対話型スクリプトを開始します。

oakcli configure cpupool

このコマンドを使用して、1つのOracle Database Appliance仮想化プラットフォーム・ノードにCPUプールを構成します。

構文
oakcli configure cpupool poolname -numcpu cpu_count -node nodenum [-h]
パラメータ

表D-5 oakcli configure cpupoolコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

poolname

CPUプールの一意の名前を指定します。

-numcpu cpu_count

CPUプールのコアの数を定義します。

-node nodenum

CPUプールが作成されるノード(0または1)を定義します。

-h

(オプション)このコマンドのヘルプ使用方法を表示します。


例1   2つのコアのCPUプールの構成:

Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームのノード1に2つのコアを含むCPUプールを構成します。

oakcli configure cpupool twonode -numcpu 2 -node 1

oakcli configure firstnet

oakcli configure firstnetコマンドを使用して、デプロイメント・ソフトウェアをダウンロードするための初期ネットワークをOracle Database Applianceに構成します。

構文
oakcli configure firstnet

例1   ベア・メタルOracle Database Applianceでの初期ネットワークの構成

次のコマンドは、新しいベア・メタルOracle Database Applianceでの初期ネットワークの作成を開始します。使用される対話型スクリプトも次に示します。

oakcli configure firstnet
Select the interface to configure network on [bond0 bond1 bond2 xbond0]:bond0
Configure DHCP on bond0?(yes/no):no
       INFO: Static configuration selected
       Enter the IP address to configure:192.0.2.18
       Enter the netmask address to configure:255.255.252.0
       Enter the gateway address to configure:192.0.2.1
Plumbing the IPs now
Restarting the network
:::::::::::::::::

oakcli configure vm

oakcli configure vmコマンドを使用して、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームで仮想マシンを構成します。

構文
oakcli configure vm name [-vcpu cpucount -maxvcpu maxcpu -cpuprio priority -cpucap cap -memory memsize -maxmemory max_memsize -os sys -keyboard lang -mouse mouse_type -domain dom -network netlist -autostart astart -disk disks -bootoption bootstrap -cpupool pool]
パラメータ

表D-6 oakcli configure vmコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

name

仮想マシンに割り当てられる名前。

-vcpu cpucount

仮想マシンに割り当てられるノード数(1~24)。

-maxvcpu maxcpu

仮想マシンが使用できるCPUの最大数(1~24)。

-cpuprio priority

CPU使用の優先度。値が大きいほど優先度が高くなります(1~256)。

-cpucap cap

仮想マシンが利用できるCPUのパーセンテージ(1~100)。

-memory memsize

仮想マシンに与えられるメモリー容量(1 GB~88 GBまたは1 MB~90112 MB)。

-maxmemory max_memsize

仮想マシンで使用できるメモリー容量。

-os sys

仮想マシンで使用されるオペレーティング・システム(WIN_2003、WIN_2008、WIN_7、WIN_VISTA、OTHER_WIN、OL_4、OL_5、OL_6、RHL_4、RHL_5、RHL_6、LINUX_RECOVERY、OTHER_LINUX、SOLARIS_10、SOLARIS_11、OTHER_SOLARISまたはNONE)。

-keyboard lang

仮想マシンで使用されるキーボード(en-us、ar、da、de、de-ch、en-gb、es、et、fi、fo、fr、fr-be、fr-ca、hr、hu、is、it、ja、lt、lv、mk、nl、n--be、no、pl、pt、pt-br、ru、sl、sv、thまたはtr)。

-mouse mouse_type

仮想マシンで使用されるマウス・タイプ(OS_DEFAULT、PS2_MOUSE、USB_MOUSEまたはUSB_TABLET)。

-domain dom

ドメイン・タイプ(次のオプション):

  • ハードウェア仮想化ゲスト(XEN_HVM)

    - カーネルまたはオペレーティング・システムが仮想化対応ではありません。変更せずに実行できます。

    - デバイス・ドライバがエミュレートされます。

  • 準仮想化ゲスト(XEN_PVM)

    - このゲストは仮想化対応であり、仮想化環境に最適化されています。

    - PVゲストは一般の理想的なデバイス・ドライバを使用します。

  • ハードウェア仮想化ゲスト(XEN_HVM_PV_DRIVERS)

    PVドライバはハイパーバイザー対応であり、エミュレートされたデバイスの入力/出力を大幅に減少します。

-network netlist

仮想マシンによって使用されるMACアドレスとネットワークのリスト。

-autostart ostart

仮想マシンの起動オプション(always、restoreまたはnever)。

-disk disks

仮想マシンによって使用されるディスク(スロット、ディスクタイプおよび内容)のリスト。

-bootoption bootstrap

仮想マシンのブートストラップに使用されるブート・オプション(PXE、DISKまたはCDROM)。

-cpupool pool

指定したCPUプールを仮想マシンに割り当てます。


例1   仮想マシンの数と仮想メモリー・サイズの変更

次のコマンドを入力して、sample_odarep01という名前の仮想マシンの仮想CPUの数を3に、仮想メモリー・サイズを4GBに変更します。

oakcli configure vm sample_odarep01 -vcpu 3 -memory 4196 

oakcli configure vmtemplate

oakcli configure vmtemplateコマンドを使用して、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームで仮想マシン・テンプレートを構成します。

構文
oakcli configure vmtemplate name [-vcpu cpucount -maxvcpu maxcpu -cpuprio priority -cpucap cap -memory memsize -maxmemory max_memsize -os sys -keyboard lang -mouse mouse_type -domain dom -network netlist -disk disks]
パラメータ

表D-7 oakcli configure vmコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

name

仮想マシンに割り当てられる名前。

-vcpu cpucount

仮想マシンに割り当てられるノード数(1~24)。

-maxvcpu maxcpu

仮想マシンが使用できるCPUの最大数(1~24)。

-cpuprio priority

CPU使用の優先度。値が大きいほど優先度が高くなります(1~256)。

-cpucap cap

仮想マシンが利用できるCPUのパーセンテージ(1~100)。

-memory memsize

仮想マシンに与えられるメモリー容量(1 GB~88 GBまたは1 MB~90112 MB)。

-maxmemory max_memsize

仮想マシンで使用できるメモリー容量。

-os sys

仮想マシンで使用されるオペレーティング・システム(WIN_2003、WIN_2008、WIN_7、WIN_VISTA、OTHER_WIN、OL_4、OL_5、OL_6、RHL_4、RHL_5、RHL_6、LINUX_RECOVERY、OTHER_LINUX、SOLARIS_10、SOLARIS_11、OTHER_SOLARISまたはNONE)。

-keyboard lang

仮想マシンで使用されるキーボード(en-us、ar、da、de、de-ch、en-gb、es、et、fi、fo、fr、fr-be、fr-ca、hr、hu、is、it、ja、lt、lv、mk、nl、n--be、no、pl、pt、pt-br、ru、sl、sv、thまたはtr)。

-mouse mouse_type

仮想マシンで使用されるマウス・タイプ(OS_DEFAULT、PS2_MOUSE、USB_MOUSEまたはUSB_TABLET)。

-domain dom

ドメイン・タイプ(次のオプション):

  • ハードウェア仮想化ゲスト(XEN_HVM)

    - カーネルまたはオペレーティング・システムが仮想化対応ではありません。変更せずに実行できます。

    - デバイス・ドライバがエミュレートされます。

  • 準仮想化ゲスト(XEN_PVM)

    - このゲストは仮想化対応であり、仮想化環境に最適化されています。

    - PVゲストは一般の理想的なデバイス・ドライバを使用します。

  • ハードウェア仮想化ゲスト(XEN_HVM_PV_DRIVERS)

    PVドライバはハイパーバイザー対応であり、エミュレートされたデバイスの入力/出力を大幅に減少します。

-network netlist

仮想マシンによって使用されるMACアドレスとネットワークのリスト。

-disk disks

仮想マシンによって使用されるディスク(スロット、ディスクタイプおよび内容)のリスト。


oakcli copy

oakcli copyコマンドを使用して、Oracle Database Applianceの構成中に使用する構成ファイルのコピーを用意します。

構文

oakcli copyコマンドを次のように実行します。absolute_conf_fileは既存の構成ファイルのフル・パス名です。

oakcli copy -conf absolute_conf_file [-h]

パラメータ

表D-8 oakcli copyコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

-conf absolute_conf_file

構成ファイルのフル・パス名を指定します。

-h

(オプション)ヘルプを表示します。


例1   構成ファイルのコピーの用意

以前に構成ファイルを作成してそれをOracle Database Applianceにコピーした場合は、構成プロセス中に使用する構成ファイルを用意します。たとえば、ファイルmyserver1.conf/tmpにコピーした場合は、次のコマンドを入力します。

oakcli copy -conf /tmp/myserver1.conf

oakcli create database

oakcli create databaseコマンドを使用して、Oracle Database Applianceでデータベースを追加作成します。

構文

oakcli create database -db db_name [-oh home] [-version version] [-params params_file.out]

パラメータ

表D-9 oakcli create databaseコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

-db db_name

db_nameは、作成するデータベースの名前です。

-oh home

homeは、Oracle Databaseのインストール先のホームの名前です。デフォルトでは、既存のホームが使用されます。

-version version

versionは、インストールするバージョンです。デフォルトでは、最新のバージョン(11.2.0.3.3)が使用されます。

-params params_file.out

params_fileは、構成ファイルです。デフォルトでは、デフォルトの構成ファイルが使用されます。


例1   指定されたホームおよびバージョンからの新規データベースの作成

次のコマンドでは、バージョン11.2.0.3.3を使用するsales1というデータベースがsales1 Oracleホーム内に作成されます。

oakcli create database -db sales1 -oh sales1 -version 11.2.0.3.3
例2   テンプレートからの新規データベースの作成

次のコマンドでは、sales2というデータベースがsalesdbtemplated.outファイルから作成されます。

oakcli create database -db sales2 -params salesdbtemplate.out

oakcli delete vm

oakcli delete vmコマンドを使用して、仮想マシンを削除します。

構文

oakcli delete vmコマンドでは次の構文を使用します。

oakcli delete vm vm_name [-server=node_number][-h]

パラメータ

表D-10 oakcli deployコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

vm vm_name

vm_nameは、削除される仮想マシンの名前です。

-server node_number

node_numberは、仮想マシンを削除するOracle Database Applianceノードです。このオプション・パラメータが指定されない場合、両方のノードから仮想マシンが削除されます。

-h

(オプション)ヘルプ・テキストを表示します。


例1   仮想マシンの削除

次のコマンドは、ノード1からsample_odarep01仮想マシンを削除します。

oakcli delete vm sample_odarep01 -server 1

oakcli delete vmtemplate

oakcli delete vmtemplateコマンドを使用して、仮想マシン・テンプレートを削除します。

構文

oakcli delete vmtemplateコマンドでは次の構文を使用します。

oakcli delete vmtemplate template_name [-server=node_number][-h]

パラメータ

表D-11 oakcli deployコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

vmtemplate template_name

template_nameは、削除される仮想マシン・テンプレートの名前です。

-server node_number

node_numberは、仮想マシン・テンプレートを削除するOracle Database Applianceノードです。このオプション・パラメータが指定されない場合、両方のノードから仮想マシン・テンプレートが削除されます。

-h

(オプション)ヘルプ・テキストを表示します。


例1   仮想マシンの削除

次のコマンドは、ノード1からsample_odarep01仮想マシンを削除します。

oakcli delete vm sample_odarep01 -server 1

oakcli deploy

oakcli deployコマンドを使用して、Oracle Grid InfrastructureをOracle Database Appliance上のクラスタに対してデプロイします。

構文

oakcli deployコマンド用の次の構文を使用します。

oakcli deploy [config] [-conf config_file]

パラメータ

表D-12 oakcli deployコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

config

(オプション)デプロイメント構成の実行が必要かどうかを示します。

configオプションを指定しない場合、OAKCLIは完全なOracle Database Appliance構成をデプロイします。

-conf config_file

(オプション)デプロイメントに使用する既存の構成ファイルのファイル名および場所を示します。Oracle Appliance Manager構成インタビューの一部として使用する構成ファイルを指定することもできます。


oakcli import vmtemplate

oakcli import vmtemplateコマンドを使用して、仮想マシン・テンプレートをインポートします。

構文

oakcli import vmtemplateコマンドでは次の構文を使用します。

oakcli import vmtemplate vmtemplatename -files image_files -repo repo_name

パラメータ

表D-13 oakcli import vmtemplateコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

vmtemplatename

vmtemplatenameは、インポートするテンプレートの名前です。

-files image_files

image_filesは、イメージ・ファイルのカンマ区切りリストです。

-repo repo_name

repo_nameは、インポートするテンプレートのリポジトリ名です。


oakcli locate

oakcli locateコマンドでは、Oracle ASM disknameパラメータに対して指定するOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスクと関連付けられているディスクが配置されます。

構文

次のoakcli locateコマンド構文を使用します。disknameは配置するディスクの名前です。

oakcli locate disk diskname on|off 

パラメータ/オプション

表D-14 oakcli locateコマンド・パラメータおよびオプション

パラメータ 説明

disk diskname

配置するOracle ASMディスクの名前を指定します。

on

(オプション)指定されたディスクのLEDをオンにします。

off

(オプション)指定されたディスクのLEDをオフにします。


例1   選択されたディスクのLEDのオン

次のコマンドはディスクpd_23のLEDをオンにします。

oakcli locate disk pd_23 on

oakcli manage

oakcli manageコマンドを使用して、Oracle Database Applianceリポジトリを管理します。

表D-15 oakcli manageコマンド・サマリー

コマンド 説明

oakcli manage cleanrepo


特定のコンポーネントに対するリポジトリ情報を消去します。

oakcli manage diagcollect


Oracle Database Applianceの診断情報を収集します。


oakcli manage cleanrepo

oakcli manage cleanrepoコマンドを使用して、特定のコンポーネントまたはバージョンに対するリポジトリ情報を消去します。

構文
oakcli manage cleanrepo --ver version [--base | --factory | --patch]
 [--component=comp_name]
パラメータ

表D-16 oakcli manage cleanrepoコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

--ver version

バージョンを指定します...

--baseまたは--factoryまたは--patch

(オプション)バージョン情報のタイプを示します。デフォルトで、このコマンドは指定されたバージョンのパッチをクリーンアップします。

--component=comp_name

(オプション)バンドルと同梱されたコンポーネントの1つを指定します。有効な値はOAKOELDBGIBIOSなどです。


oakcli manage diagcollect

oakcli manage diagcollectコマンドを使用して、トラブルシューティングやOracle Supportとの連携のために、Oracle Database Applianceに関する診断情報を収集します。

構文
oakcli manage diagcollect [--all | --crs [--crshome crs_home_dir] [--core] | --install | --chmos [--incidenttime time [--incidentduration time] |
--adr adr_location [--afterdate date] [--aftertime time] [--beforetime time] ]
 [excl comp1,comp2,...] [--clean]
パラメータ

表D-17 oakcli manage diagcollectコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

--all

自動診断リポジトリ(ADR)およびクラスタ状態モニター(OS)を除くすべての診断情報の収集。これがデフォルトのオプションです。

--crs

Oracle Clusterware診断情報の収集。

--crshome crs_home_dir

Oracle Clusterwareホーム・ディレクトリの場所を指定します。

--core

コア・ファイルとOracle Clusterware診断データとのパッケージ化。

--install

スクリプトroot.shの実行前にインストールが失敗した際のインストール・ログの収集。

--adr adr_location

ADRの診断情報の収集。adr_locationはADR情報の場所を指定します。

--afterdate date

指定された日付からアーカイブを収集します。日付をmm/dd/yyyy形式で指定します。

--aftertime time

-adrパラメータとの併用のみでサポートされています。指定された時刻後にアーカイブを収集します。時刻をYYYYMMDDHHMISS24形式で入力します。

--beforetime time

-adrパラメータとの併用のみでサポートされています。指定された時刻前にアーカイブを収集します。時刻をYYYYMMDDHHMISS24形式で入力します。

--chmos

クラスタ状態モニター(OS)・データの収集。

--incidenttime time

指定された時刻からクラスタ状態モニター(OS)・データを収集します。時刻をYYYYMMDDHHMISS24形式で入力します。

--incidenttimeオプションを使用しない場合、OAKCLIは過去24時間のクラスタ状態モニター(OS)・データを収集します。

--incidentduration time

指定された時刻後の期間のクラスタ状態モニター(OS)・データを収集します。時刻をHH:MM形式で入力します。期間を指定しない場合、OAKCLIは指定されたインシデント時刻後のすべてのクラスタ状態モニター(OS)・データを収集します。

--excl [comp1,comp2]

指定されたコンポーネント・ログを除外します。有効なコンポーネントはacfsinvtsysocrcrshomeおよびbaseです。

--clean

このコマンドで集められた診断関連情報を削除しました。


oakcli show

oakcli showコマンドを使用して、各種のOracle Database Applianceコンポーネントのプロパティを表示します。

表D-18 oakcli showコマンド・サマリー

コマンド 説明

oakcli show controller


ディスク・コントローラに関する情報を表示します。

oakcli show core_config_key


コア・デプロイメントに関する情報を表示します。

oakcli show cpupool


コアと仮想マシンのマッピング情報を表示します。

oakcli show databases


データベースに関する情報を表示します。

oakcli show dbhomes


データベース・ホームに関する情報を表示します。

oakcli show disk


共有またはローカルのディスクに関する情報を表示します。

oakcli show diskgroup


Oracle ASMディスク・グループに関する情報を表示します。

oakcli show expander


エクスパンダに関する情報を表示します。

oakcli show storage


ストレージに関する情報を表示します。

oakcli show version


ソフトウェアおよびファームウェアのバージョン情報を表示します。

oakcli show vm


仮想マシンのバージョン情報を表示します。

oakcli show vmtemplate


仮想マシン・テンプレートのバージョン情報を表示します。


oakcli show controller

このコマンドを使用してコントローラに関する情報を表示します。

構文
oakcli show controller controller_id [-h]
パラメータ

表D-19 oakcli show controllerコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

controller_id

情報が表示される対象のコントローラを指定します。

-h

(オプション)このコマンドのヘルプ使用方法を表示します。


例1   コントローラ0またはコントローラ1に関する情報の表示

次のコマンドはコントローラ0の詳細を表示します。

oakcli show controller 0

oakcli show core_config_key

oakcli show core_config_keyコマンドを使用して、Oracle Database Applianceコアのデプロイ方法に関する情報を表示します。

構文
oakcli show core_config_key

例1   Oracle Database Applianceコア構成キーが適用されているかどうかの確認

次のコマンドは、構成されていない新規Oracle Database Applianceでのコア数ステータスを表示します。

oakcli show core_config_key
Optional core_config_key is not applied on this machine yet!
例2   構成済アプライアンスでのOracle Database Applianceコア数ステータスの表示

次のコマンドは、事前に構成済のOracle Database Applianceでのコア数ステータスを表示します。

oakcli show core_config_key
Host's serialnumber = 1132FMW003
Configured Cores = 20

oakcli show cpupool

oakcli show cpupoolコマンドを使用して、仮想マシン・マッピングのコア割当てを表示します。

構文
oakcli show cpupool -node nodenum

ここで、nodenumは、調査するOracle Database Applianceノードの番号(0または1)です。

例1   ノードの仮想マシン・マッピングのコア割当ての表示:

ノード0のコア・マッピング情報を表示します。

oakcli show cpupool -node 0
         Pool           Cpu List          VM List
default-unpinned-pool   [14, 15, 16, 17,  ['test1_odarepo1','sample5_odarepo1', 
                         18, 19, 20, 21,   'vm_very_long_name_sample1_odarepo1',
                         22, 23]           'win_vm1']
         twocpu          [12, 13]         ['vm1_odarepo1']
      odaBaseCpuPool     [0, 1, 2, 3, 10  ['oakDom1']
                          , 11]

oakcli show databases

このコマンドを使用して、データベース名、データベース・タイプ、データベース・ホームの名前および場所、データベース・バージョンなどの各既存データベースに関する情報を表示します。

構文
oakcli show databases [-h]
パラメータ

表D-20 oakcli show databasesコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

-h

(オプション)このコマンドのヘルプ使用方法を表示します。


oakcli show dbhomes

このコマンドを使用して、ホームの名前、ホームの場所、データベース・バージョンなどの各既存Oracleデータベース・ホームに関する情報を表示します。

構文
oakcli show dbhomes [-h]
パラメータ

表D-21 oakcli show dbhomesコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

-h

(オプション)このコマンドのヘルプ使用方法を表示します。


oakcli show disk

oakcli show diskコマンドを使用して、ディスク情報を表示します。

構文
oakcli show disk [-local | -shared | shared_disk_name [-all]| -h]
パラメータ

表D-22 oakcli show diskコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

-local

(オプション)表示されるローカル・ディスクすべての情報を指定します。

-shared

(オプション)表示される共有ディスクすべての情報を指定します。

shared_disk_name

(オプション)表示される特定の共有ディスクの情報を指定します。

-all

(オプション)表示される特定の共有ディスクの物理情報を指定します。

-h

(オプション)このコマンドのヘルプ使用方法を表示します。


使用上の注意
  • パラメータを使用しないコマンドの実行は、oakcli show disk -sharedコマンドの実行と同等です。

  • -allパラメータはshared_disk_nameパラメータと併用される場合のみ有効な出力を生成し、その他のすべてのパラメータはオプションで、他のパラメータと組み合せることはできません。

例1   ローカル・ディスクに関する情報の表示

次のコマンドではすべてのローカル・ディスクに関する情報が表示されます。

oakcli show disk -local
例2   共有ディスクに関する情報の表示

次のコマンドではすべての共有ディスクに関する情報が表示されます。

oakcli show disk -shared
例3   特定の共有ディスクに関する情報の表示

次のコマンドではpd_01という共有ディスクに関する情報が表示されます。

oakcli show disk pd_01

oakcli show diskgroup

oakcli show diskgroupコマンドを使用して、Oracle ASMディスク・グループ情報を表示します。

構文
oakcli show diskgroup [disk_group_name]
パラメータ

表D-23 oakcli show disk groupコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

disk_group_name

(オプション)完全な詳細が表示される対象のOracle ASMディスク・グループの名前。このパラメータを指定しない場合、すべてのOracle ASMディスク・グループの情報が表示されます。


oakcli show expander

oakcli show expanderコマンドを使用して、エクスパンダに関する情報を表示します。

構文
oakcli show expander expander_id

expander_idを使用して特定のエクスパンダを識別します。

oakcli show storage

oakcli show storageコマンドを使用して、ストレージ・ハードウェアに関する情報を表示します。

構文
oakcli show storage [-errors]

デフォルトで、oakcli show storageコマンドはコントローラ、エクスパンダおよびディスクに関する情報を表示します。-errorsオプションを指定すると、コマンドではストレージ・エラーも表示されます。

oakcli show version

oakcli show versionコマンドを使用して、Oracle Database Applianceソフトウェアおよびファームウェアのパッチ・バージョンを表示します。

構文
oakcli show version [-detail]

-detailオプションを使用して、詳細なバージョン情報を表示します。

例1   基本バージョン情報の表示

使用するOracle Database Applianceのソフトウェアおよびファームウェアのバージョン情報を表示します。

oakcli show version

oakcli show vm

oakcli show vmコマンドを使用して、仮想マシンの情報を表示します。

構文
oakcli show vm [vm_name | -h]
パラメータ

表D-24 oakcli show vmコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

vm_name

(オプション)詳細を表示する仮想マシンの名前。このパラメータを指定しない場合、すべての仮想マシンの情報が表示されます。

-h

(オプション)このコマンドのヘルプ使用方法を表示します。


例1   すべての仮想マシンの詳細の表示:

すべての仮想マシンの仮想マシン名、メモリーとvCPUの割当て、ステータスおよびリポジトリ名を表示します。

oakcli show vm

NAME                    MEMORY          VCPU         STATE           REPOSITORY
 
sample5_odarepo1          2048             2         OFFLINE         odarepo1      
sample6_odarepo1          2048             2         OFFLINE         odarepo2      
test1_odarepo1            2048             2         OFFLINE         odarepo1      
test2_odarepo2            2048             2         OFFLINE         odarepo2      
vm1_odarepo1              4096             4         ONLINE          odarepo1      
vm2_odarepo2              2048             2         OFFLINE         odarepo2      
win_vm1                   1500             1         ONLINE          odarepo1       
例2   1つの仮想マシンの情報の表示:

次のコマンドは、vm1_odarepo1仮想マシンの情報を表示します。

oakcli show vm vm1_odarepo1
Resource: vm1_odarepo1
        AutoStart       :       restore       
        CPUPriority     :       100           
        Disks           :       |file:/OVS/Repositories/odarepo1/Vi
                                rtualMachines/vm1_odarepo1/System.i
                                mg,xvda,w||file:/OVS/Repositories/o
                                darepo1/VirtualMachines/vm1_odarepo
                                1/u01.img,xvdb,w|
        Domain          :       XEN_PVM       
        ExpectedState   :       offline       
        Keyboard        :       en-us         
        MaxMemory       :       3000           
        MaxVcpu         :       4             
        Memory          :       4096          
        Mouse           :       OS_DEFAULT    
        Name            :       vm1_odarepo1  
        Networks        :       |bridge=priv1||bridge=net1||bridge=
                                net2|         
        NodeNum         :       0             
        OS              :       OL_5          
        PrivateIP       :       None          
        ProcessorCap    :       100           
        RepoName        :       odarepo1      
        State           :       Online        
        TemplateName    :       otml_sample1_odarepo1
        Vcpu            :       4             
        cpupool         :       twocpu        
        vncport         :       0              

oakcli show vmtemplate

oakcli show vm templateコマンドを使用して、仮想マシン・テンプレートの情報を表示します。

構文
oakcli show vmtemplate [vmtemplate_name | -h]
パラメータ

表D-25 oakcli show vmコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

vmtemplate_name

(オプション)詳細を表示する仮想テンプレートの名前。このパラメータを指定しない場合、すべての仮想テンプレートの情報が表示されます。

-h

(オプション)このコマンドのヘルプ使用方法を表示します。


例1   1つの仮想テンプレートの詳細の表示:

次のコマンドは、sample1_odarepo1仮想テンプレートの情報を表示します。

oakcli show vmtemplate sample_odarepo1
Resource: sample1_odarepo1
        CPUPriority     :       100           
        Disks           :       |file:/OVS/Repositories/odarepo1/Te
                                mplates/otml_sample1_odarepo1/Syste
                                m.img,xvda,w||file:/OVS/Repositorie
                                s/odarepo1/Templates/otml_sample1_o
                                darepo1/u01.img,xvdb,w|
        Domain          :       XEN_PVM       
        Keyboard        :       en-us         
        MaxMemory       :       2048          
        MaxVcpu         :       2             
        Memory          :       2048          
        Mouse           :       OS_DEFAULT    
        Name            :       sample1_odarepo1
        Networks        :       |bridge=priv1||bridge=net1||bridge=
                                net2|         
        NodeNum         :       0             
        OS              :       OL_5          
        ProcessorCap    :       100           
        RepoName        :       odarepo1      
        Vcpu            :       2 

oakcli start

oakcli startコマンドを使用して、仮想マシンを起動します。

構文

oakcli start [vm vm_name | -h]

vm_nameは、起動する仮想マシンの名前です。-hを指定すると、このコマンドの使用方法のヘルプが表示されます。

例1   仮想マシンの起動

次のコマンドは、仮想マシンvm1_odarepo1を起動します。

oakcli start vm vm1_odarepo1

oakcli stop

oakcli stopコマンドを使用して、仮想マシンを停止します。

構文

次のoakcli stopコマンドを使用して、仮想マシンを停止します。

oakcli stop [vm vm_name [-force] | -h]

パラメータ/オプション

表D-26 oakcli validateコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

-h

(オプション)オンライン・ヘルプを表示します。

vm vm_name

vm_nameは、停止する仮想マシンの名前を指定します。

-force

(オプション)仮想マシンを強制的に停止します。


例1   仮想マシンの正常停止

次のコマンドを入力して、仮想マシンvm1_odarepo1を正常に停止します。

oakcli stop vm vm1_odsrepo1
例2   仮想マシンの強制停止

次のコマンドを入力して、仮想マシンvm1_odarepo1を強制的に停止します。

oakcli stop vm vm_odarepo1 -force

oakcli unpack

oakcli unpackコマンドを使用して、パッケージをOAKCLIリポジトリに解凍します。

構文

oakcli unpack -package absolute_package_name

例1   OAKCLIリポジトリへのパッチ・パッケージの解凍

次のコマンドは、現行ノード上の/tmpに事前にコピーされたp13982331_23000_Linux-86-64.zipパッケージを、ノードのOAKCLIリポジトリに解凍します。

oakcli unpack -package /tmp/p13982331_23000_Linux-86-62.zip

oakcli update

oakcli updateコマンドを使用して、Oracle Database Applianceパッチを適用します。

構文

oakcli update -patch version [[--infra] | [[--gi][--database]]] [--noreboot] | [--clean] | [--verify]

パラメータ

表D-27 oakcli updateコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

-patch version

インストールするパッチ更新を指定します。

--infra

パッチ適用対象のインフラストラクチャ(ファームウェア、OS、ASR、HMP、OAKなど)を指定します。これがデフォルトのオプションです。

--gi

パッチ適用対象のGrid Infrastructureを指定します。

--database

パッチ適用対象のデータベース・ホームを指定します。

--noreboot

パッチ適用後にノードが再起動しません。

--clean

ローカル・ノード上の一時ファイルをすべてクリーンアップします。

--verify

ノード上のパッチ適用可能なコンポーネントを表示します。


例1   ノードのパッチ適用

次のコマンドは、2.3.0.0.0パッチで現行ノードを更新します。

oakcli update -patch 2.3.0.0.0

oakcli validate

oakcli validateコマンドを使用して、Oracle Database Applianceの状態を検証します。

構文

次のoakcli validate構文を使用して、Oracle Database Applianceを検証します。

oakcli validate
oakcli validate [-V | -l | -h]
oakcli validate [-f absolute output_file_name] [-a | -d | -c checklist]

パラメータ/オプション

表D-28 oakcli validateコマンド・パラメータ

パラメータ 説明

-h

(オプション)オンライン・ヘルプを表示します。

引数


-f

output_file_name。出力は標準出力ではなくファイルに送信されます。

-a

すべてのチェックを実行します。

-d

デフォルトのチェックのみを実行します。

-c checklist

チェックを実行します。またはchecklistに指定されたカンマ区切りリストのチェックを実行します。

-l

チェックおよびその説明を一覧表示します。

-V

バージョンを表示します。


例1   すべてのチェックおよびその説明の一覧表示

次の構文を入力して、すべてのチェックおよびその説明を一覧表示します。

oakcli validate -l
例2   すべてのチェックの実行

次の構文を入力して、すべてのチェックを実行します。

oakcli validate -a
例3   すべてのディスクの測定

次の構文を入力して、すべてのディスクを測定します。

oakcli validate -c