Oracle VM Managerは、UI内での特定の操作の実行中または特定の画面の表示中に、特定のデフォルト値を使用します。デフォルト値はほとんどの環境にとって十分な値である必要がありますが、これらのデフォルト値を変更するとユーザビリティが向上する場合があります。Oracle VM Managerで使用されるデフォルト値は、「Tools and Resources」タブの下にあるOracle VM Manager UI内で変更できます。
ここでリストされているオプションは、Oracle VM Manager内の様々な機能に適用されます。次に、これらについて説明します。
Show Management Server URI: このチェックボックスは、ログイン・ページにOracle VM ManagerサーバーURIを表示するかどうかを制御します。デフォルトでは、URIオプションは表示されません。これは、Oracle VM Managerユーザー・インタフェースをOracle VM Managerのリモート・インスタンスの管理にも使用する場合に役立ちます。詳細は、「リモート・ログインの有効化」を参照してください。
Refresh Timeout Value: このラジオ・ボタンは、使用できるファイル・システムのリストをリフレッシュするときに、タイムアウト値を適用するかどうかを制御します。タイムアウト値を設定する場合は、提供されているフィールドに、タイムアウトになるまで待機する秒数を指定する必要があります。
Statistics Collection Interval: このフィールドでは、サーバーの統計を収集する頻度を指定できます。統計は、Oracle VM Manager内の「Health」タブで使用されます。このフィールドの値は、20秒から86,400秒(1日)の間に設定できます。サーバーの統計の詳細は、3.6.1項「Healthタブ」を参照してください。
デフォルトのOracle VM Managerのパラメータは、「Tool and Resources」タブをクリックしてから、ツールバーの「Preferences」リンクをクリックすると、Oracle VM Managerユーザー・インタフェース内で簡単に編集できます。
構成パラメータは、変更してすぐに有効化できます。Oracle VM Managerの再起動は必要ありません。
これらのUIプリファレンスを変更する必要がある場合の詳細は、B.3.1項「デフォルトのUI動作の変更」を参照してください。