| Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド 11g リリース2(11.1.2) B70751-01 |
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この項では、インストール後のいくつかの手順について説明します。これらの手順はオプションであり、第16.2.2項「設定プロセス」での選択に応じて、これらの手順の実行が必要になることがあります。この項の内容は次のとおりです。
認証サーバー用に、アクセス・クライアント・ファイルを生成する必要があります。アクセス・クライアント・ファイルの生成手順は、OracleAS Single Sign-On 10gまたはOracle Access Manager 11gのいずれを使用しているかによって異なります。
OracleAS Single Sign-On Server 10g用のosso.confファイルの生成
次の手順を実行して、OSSO Server用のosso.confファイルを生成します。
認証サーバーのORACLE_HOME/sso/binにあるssoreg.shスクリプトを実行します。
ORACLE_HOME/sso/bin/ssoreg.sh
-oracle_home_path <ORACLE_HOME>
-site_name www.example.com
-config_mod_osso TRUE
-mod_osso_url http://www.oidtierexample.com:7777
-config_file osso.conf
-remote_midtier
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注意: Windowsでssoreg.batファイルを実行します。 |
生成されたosso.confファイルをORACLE_INSTANCE/config/OHS/<OHS_INSTANCEにコピーします。詳細は、『Oracle Application Server Single Sign-On管理者ガイド』を参照してください。
OHSを再起動して、変更を有効にします。
Oracle Access Manager用のosso.confファイルの生成
次の手順を実行して、OAM Server用のosso.confファイルを生成します。
OAMコンソールにログインします。
「システム構成」タブにナビゲートします。「エージェント」を選択し、「OSSOエージェント」ノードにナビゲートします。「作成」をクリックします。
ベースURLなどの詳細すべてを指定します。「ポリシーの自動作成」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
「適用」をクリックします。
OAMサーバー用にosso.confファイルが生成されます。このファイルの場所は、OAMコンソールに示されます。
生成されたosso.confファイルをORACLE_INSTANCE/config/OHS/<OHS_INSTANCE>にコピーします。
OHSを再起動して、変更を有効にします。
OAMコンソールを使用したosso.confファイルの生成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Access Manager管理者ガイドの管理者コンソールを使用したOSSOエージェントの登録と管理に関する説明を参照してください。
Reportsを非SSOモードでインストールして構成することを選択した後で、SSOを有効にする必要がある場合は、次のタスクを実行する必要があります。後でSSOを有効化するには、mod_ossoをOHS内のパートナ・アプリケーションとして認証サーバーに登録する必要があります。これを実行する手順を次に示します。
第16.5.1項「アクセス・クライアント・ファイルの生成」に記載されている手順に従って、osso.confファイルを生成してコピーします。
mod_osso.confファイルをORACLE_INSTANCE/config/OHS/<OHS_INSTANCE>/moduleconfディレクトリに作成します。ファイルは次の例のようになります。
LoadModule osso_module ${ORACLE_HOME}/ohs/modules/mod_osso.so
<IfModule mod_osso.c>
OssoIpCheck off
OssoSecureCookies off
OssoIdleTimeout off
OssoConfigFile osso.conf
#
# Insert Protected Resources: (see Notes below for
# how to protect resources)
#
#______-
#
# Notes
#
#______-
#
# 1. Here's what you need to add to protect a resource,
# e.g. <ApacheServerRoot>/htdocs/private:
#
<Location /reports/rwservlet>
require valid-user
AuthType Osso
</Location>
</IfModule> # # If you would like to have short hostnames redirected to # fully qualified hostnames to allow clients that need # authentication via mod_osso to be able to enter short # hostnames into their browsers uncomment out the following # lines # #PerlModule Apache::ShortHostnameRedirect #PerlHeaderParserHandler Apache::ShortHostnameRedirect
変更を有効にするために、Oracle WebLogic管理対象サーバー(WLS_REPORTS)とフロントエンドOHSを再起動します。
webgateをOracle Access Manager 11gと連携させるには、webgateを手動でインストールして構成する必要があります。webgateをアクセス・クライアントとしてインストールして構成する方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managmentインストレーション・ガイド』のOAM用のOracle HTTP Server 11g Webgateのインストールと構成に関する説明を参照してください。
インストール後に、webgateをOAM 11gに対して登録し、webgateがOracle Access Manager 11gサービスと直接通信できるようにします。OAMへの登録は、RREGツールまたはOAMコンソールを使用してOAM 11gエージェントを作成することで実行できます。
OAMコンソールまたはRREGツールを使用してwebgateをエージェントとして登録する方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managmentインストレーション・ガイド』の新しいWebgateエージェントの登録に関する説明を参照してください。
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注意: mod_ossoをアクセス・クライアントとしてOAMサーバーに登録し、後からwebgateアクセス・クライアントに変更できます。これには、osso.confファイルとmod_osso.confファイルを、ORACLE_INSTANCE/config/OHS/ohs1にあるbackupフォルダにコピーします。 |