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Oracle® Audit Vault and Database Firewall監査者ガイド
リリース12.1.0
B71712-01
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A Oracle Audit Vault and Database Firewallデータベース・スキーマ

この付録の内容は次のとおりです。

Oracle Audit Vault and Database Firewallスキーマについて

Oracle Audit Vault and Database Firewall (Oracle AVDF)には、セキュア・ターゲットから収集された監査データを管理する内部データ・ウェアハウス・スキーマがあります。データ・ウェアハウス・スキーマは、Oracle AVDF収集エージェントからデータを収集して分類した後で、第6章「レポートの生成」で説明したレポートのためにレポート形式で提供します。

Oracle Business Intelligence PublisherやOracle Business Intelligence Suiteなどのツールを使用してカスタム・レポートを作成する場合は、次の点に注意してください。

次の種類のカスタム・レポートを作成できます。

他の種類のレポートを作成するために必要なデータは、AVSYSスキーマにあります。

アクティビティ・レポートのメタデータ

この項では、アクティビティ・レポートを作成するために必要なメタデータについて説明します。

表A-1では、セキュア・ターゲットごとに1行が含まれるAVSYS.SECURED_TARGET表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-1 AVSYS.SECURED_TARGET表

データ型 説明

ACTIVE

CHAR(1 CHAR)

セキュア・ターゲットがアクティブな場合はY、それ以外はN。

CONNECT_STRING

VARCHAR2(4000 BYTE)

システムにセキュア・ターゲットを接続しようとする際にセキュア・ターゲットを指定する文字列。

CREATION_TIME

TIMESTAMPWITHLOCALTIMEZONE

セキュア・ターゲットとシステムの接続が確立した時刻。

DESCRIPTION

VARCHAR2(1024 BYTE)

セキュア・ターゲットの説明。

FIREWALL_POLICY_ID

INTEGER

セキュア・ターゲットに関連付けられたファイアウォール・ポリシーのID番号。存在しない場合はNULL。デフォルト: NULL

SECURED_TARGET

NUMBER

セキュア・ターゲットの数。

SECURED_TARGET_NAME

VARCHAR2(255 BYTE)

セキュア・ターゲットの名前。

SECURED_TARGET_TYPE_ID

NUMBER

セキュア・ターゲットのタイプのID番号。この値はAVSYS.SECURED_TARGET_TYPE.SECURED_TARGET_TYPE_IDに含まれる必要があります(表A-2を参照してください)。

SERVER_AUTH_USER

VARCHAR2(255 BYTE)

Audit Vault AgentからAudit Vault Serverへのイベントの転送を許可されているOracle AVDFユーザー。


表A-2では、セキュア・ターゲット・タイプごとに1行が含まれるAVSYS.SECURED_TARGET_TYPE表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-2 AVSYS.SECURED_TARGET_TYPE表

データ型 説明

FIREWALL_DIALECT

NUMBER(38)

Oracle Database FirewallタイプのID番号。

SECURED_TARGET_TYPE_ID

NUMBER(38)

セキュア・ターゲット・タイプのID番号。

SECURED_TARGET_TYPE_NAME

VARCHAR2(255 BYTE)

セキュア・ターゲット・タイプの名前。


表A-3では、監査証跡ごとに1行が含まれるAVSYS.AUDIT_TRAIL表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-3 AVSYS.AUDIT_TRAIL表

データ型 説明

AUDIT_TRAIL_ID

NUMBER

この監査証跡のID番号。

AUDIT_TRAIL_TYPE

VARCHAR2(255 BYTE)

この監査証跡のタイプ(例: TABLEまたはDIRECTORY)。

COLLECTION_AUTOSTART

CHAR(1 CHAR)

この監査証跡のデータ収集が自動的に開始する場合はY、それ以外の場合はN。

HOST_NAME

VARCHAR2(255 BYTE)

この監査証跡のエージェント・ホストの名前。

LOCATION

VARCHAR2(4000 BYTE)


SOURCE_ID

NUMBER

この監査証跡のソースのID番号。

SECURED_TARGET_TYPE_NAME

VARCHAR2(255 BYTE)

この監査証跡のセキュア・ターゲットのタイプの名前。この値はAVSYS.SECURED_TARGET_TYPE.SECURED_TARGET_TYPE_NAMEに含まれる必要があります(表A-2を参照してください)。


イベント・レポートのデータ

この項では、イベント・レポートを作成するために必要なデータについて説明します。

表A-4では、監査イベントごとに1行が含まれるAVSYS.EVENT_LOG表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-4 AVSYS.EVENT_LOG表

データ型 説明

ACTION_TAKEN

VARCHAR2(255 BYTE)

イベントのために実行されたアクション(passwarnまたはblock)。

ALERT_RAISED

NUMBER

イベントに対してアラートが生成されなかった場合は0、それ以外の場合は1。デフォルト: 0

AUDIT_TRAIL_ID

NUMBER

イベントが収集された監査証跡のID。

AV_TIME

TIMESTAMPWITHLOCALTIMEZONE

Oracle AVDFリポジトリにイベントが記録された時刻。

CLIENT_HOST_NAME

VARCHAR2(255 BYTE)

ユーザーがアクションを開始したクライアント・ホストの名前。

CLIENT_IP

VARCHAR2(255 BYTE)

CLIENT_HOST_NAMEのIP(インターネット・プロトコル)アドレス。

CLIENT_PROGRAM

VARCHAR2(255 CHAR)

イベントが発生したクライアント・プログラム。

CLUSTER_ID

NUMBER

イベントが発生したクラスタのグローバルID番号。

CLUSTER_TYPE

NUMBER

イベントが発生したクラスタのタイプ番号(クラスタの文のタイプを識別)。

COMMAND_CLASS

VARCHAR2(255 BYTE)

イベントで実行されたアクション(例: SELECTまたはDELETE)。このフィールドにNULLが含まれる場合、監査レコードは無効です。

COMMAND_PARAM

CLOB

イベントを引き起こしたコマンド・パラメータ。

COMMAND_TEXT

CLOB

イベントを引き起こしたコマンドのテキスト(SQL文またはPL/SQL文であることもあります)。

ERROR_CODE

VARCHAR2(30 BYTE)

アクションのエラー・コード。

ERROR_MESSAGE

VARCHAR2(1000 BYTE)

アクションのエラー・メッセージ。

EVENT_NAME

VARCHAR2(255 BYTE)

イベントの名前(監査証跡でのイベント名と正確に同じ)。

EVENT_STATUS

VARCHAR2(30 BYTE)

イベントのステータス(SUCCESSFAILUREまたはUNKNOWN)。

EVENT_TIME

TIMESTAMPWITHLOCALTIMEZONE

イベントが発生した時刻。イベントに複数のタイム・スタンプがある場合(イベント開始のタイム・スタンプとイベント終了のタイム・スタンプなど)、コレクタ・プラグインがタイム・スタンプをこのフィールドに割り当てる必要があります。このフィールドにNULLが含まれると、Oracle AVDFはコレクタを停止します。

EXTENSION

CLOB

コア・フィールドまたは大容量フィールドに収容できないフィールドを格納します(デリミタで区切られた名前/値ペアなど)。

GRAMMAR_VERSION

NUMBER

Database Firewallがイベントを検出したときに使用した構文のバージョン。このバージョンはDatabase Firewall内部のものであり、データベース・バージョンとは関係ありません。

LOG_CAUSE

VARCHAR2(30 BYTE)

ログに記録されているイベントの原因(undefinedexceptionclusternoveltyunseeninvalidsqlwafloginまたはlogout)。

LOGFILE_ID

NUMBER

ランダムな内部ログ・ファイルID。

MARKER

VARCHAR2(255 BYTE)

監査証跡のレコードを一意に識別します。リカバリ・プロセスではOracle AVDFがこのフィールドを使用して重複レコードをフィルタ処理します。コレクタ・プラグインで提供されるマーカー・フィールドは、通常、監査レコードのフィールドの連結されたサブセットです。たとえば、Oracleデータベースでは、セッションIDとエントリID (セッション内の一意の識別子)によってマーカーが定義されます。

MONITORING_POINT_ID

NUMBER

これは内部列です。この値がNULLでない場合、イベントはDatabase Firewallのものです。値がNULLの場合、AUDIT_TRAIL_IDに含まれるIDの監査証跡のイベントです。

NETWORK_CONNECTION

VARCHAR2(255 BYTE)

監査レコードが生成されたオペレーティング・システムにログインしたユーザーの名前。ユーザーがオペレーティング・システムにJOHNとしてログインし、アクションをSCOTTとして実行した場合、このフィールドにはJOHNUSER_NAMEフィールドにはSCOTTが含まれます。

POLICY_NAME

VARCHAR2(1024 CHAR)

Database Firewallがイベントを検出したときに使用したポリシー・ファイルの名前。

RECORD_ID

NUMBER

イベントの監査レコードのID番号。

SECURED_TARGET_NAME

VARCHAR2(255 BYTE)

イベントが発生したセキュア・ターゲットの名前。

SECURED_TARGET_TYPE

VARCHAR2(255 BYTE)

イベントが発生したセキュア・ターゲットのタイプ。

SERVICE_NAME

VARCHAR2(255 CHAR)

クライアント・セッションの接続先データベース・サービスの名前。

TARGET_OBJECT

VARCHAR2(255 BYTE)

アクションが実行されたオブジェクトの名前。たとえば、ユーザーが表から選択した場合、このフィールドには表の名前が含まれます。

TARGET_OWNER

VARCHAR2(255 BYTE)

アクションが実行されたターゲットの所有者の名前。たとえば、ユーザーが選択した表の所有者がユーザーJOHNの場合、このフィールドにはユーザー名JOHNが含まれます。

TARGET_TYPE

VARCHAR2(255 BYTE)

アクションが実行されたターゲット・オブジェクトのタイプ。たとえば、ユーザーが表から選択した場合、このフィールドにはTABLEが含まれます。

THREAT_SEVERITY

VARCHAR2(30 CHAR)

Database Firewallが検出した脅威の重大度(undefinedinsignificantminormoderatemajorまたはcatastrophic)。

USER_NAME

VARCHAR2(255 BYTE)

監査レコードを生成したアプリケーションまたはシステムでアクションを実行したユーザーの名前。このフィールドにNULLが含まれる場合、監査レコードは無効です。


アラート・レポートのデータ

この項では、アラート・レポートを作成するために必要なデータについて説明します。

表A-5では、アラート・インスタンスごとに1行が含まれるAVSYS.ALERT_STORE表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-5 AVSYS.ALERT_STORE表

データ型 説明

ALERT_DEFINITION_ID

NUMBER

このアラートの定義のID番号。

ALERT_ID

NUMBER

アラート・インスタンスのID番号。

ALERT_NAME

VARCHAR2(255)

アラート定義でのこのアラートの名前。

ALERT_OWNER

VARCHAR2(30)

アラートの所有者(アラート定義の所有者と同じ)。

ALERT_SEVERITY

NUMBER

アラートの重大度(1=警告、2=クリティカル)。

ALERT_STATUS

VARCHAR2(255)

アラート・ステータス(OPENまたはCLOSED)。

AV_ALERT_TIMESTAMP

TIMESTAMPWITHLOCALTIMEZONE

アラート・インスタンスが生成した時刻。

CLEARED_TIMESTAMP

TIMESTAMPWITHLOCALTIMEZONE


EMAIL_CC_LIST

VARCHAR2(4000 BYTE)

このアラート・インスタンスに関する電子メールの「Cc」フィールドのアドレス・リスト。

EMAIL_MESSAGE

VARCHAR2(4000 BYTE)

このアラート・インスタンスに関する電子メールのメッセージ。

EMAIL_STATUS

VARCHAR2(30 BYTE)

このアラート・インスタンスの電子メールが送信されたかどうかを示します。

EMAIL_TIMESTAMP

TIMESTAMPWITHLOCALTIMEZONE

このアラート・インスタンスの電子メールが送信された時刻。

EMAIL_TO_LIST

VARCHAR2(4000 BYTE)

このアラート・インスタンスに関する電子メールの「宛先」フィールドのアドレス・リスト。

ILM_TARGET

VARCHAR2(12)

パーティションの情報ライフサイクル管理(ILM)文字列。

OLDEST_EVENT_TIMESTAMP

TIMESTAMPWITHLOCALTIMEZONE

このアラート・インスタンスをトリガーした最初のイベントの時刻。


表A-6では、各アラート・インスタンスと関連イベントを対応させるAVSYS.ALERT_EVENT_MAP表について説明します。アラート・インスタンスが複数のイベントに関連する場合、各イベントのRECORD_IDが異なります。列はアルファベット順です。

表A-6 AVSYS.ALERT_EVENT_MAP表

データ型 説明

ALERT_ID

NUMBER

アラート・インスタンスのID。

ALERT_OWNER

VARCHAR2(30)

アラートの所有者(アラート定義の所有者と同じ)。

EVENT_TIMESTAMP

TIMESTAMPWITHLOCALTIMEZONE

このアラート・インスタンスをトリガーしたイベントの時刻。

ILM_TARGET

VARCHAR2(12)

パーティションのILM文字列。

OLDEST_EVENT_TIMESTAMP

TIMESTAMPWITHLOCALTIMEZONE

このアラート・インスタンスをトリガーした最初のイベントの時刻。このアラート・インスタンスが1つのイベントだけに関連する場合、この値はEVENT_TIMESTAMPの値と同じです。

RECORD_ID

NUMBER

このアラート・インスタンスに関連するイベントのレコードID。


表A-7では、アラート・インスタンスのノートを格納するAVSYS.ALERT_NOTE表について説明します。各アラート・インスタンスには複数のノートが含まれることがあります。列はアルファベット順です。

表A-7 AVSYS.ALERT_NOTE表

データ型 説明

ALERT_ID

NUMBER

このノートのID。

ALERT_NOTE_ID

NUMBER

このノートが関連付けられているアラート・インスタンスのID。

HEADER

VARCHAR2(4000 BYTE)

このノートのヘッダー。

ILM_TARGET

VARCHAR2(12)

パーティションのILM文字列。

NOTE_CONTENT

VARCHAR2(4000 BYTE)

このノートの内容。

NOTE_CREATOR

VARCHAR2(30)

このノートを作成したユーザー。

NOTE_OWNER

VARCHAR2(30)

このノートの所有者(アラート定義と同じ)。

NOTE_TIMESTAMP

TIMESTAMPWITHLOCALTIMEZONE

このノートが作成された時刻。

OLDEST_EVENT_TIMESTAMP

TIMESTAMPWITHLOCALTIMEZONE

このアラート・インスタンスをトリガーした最初のイベントの時刻。


権限レポートのデータ

この項では、権限レポートを作成するために必要なデータについて説明します。


注意:

これらの表名それぞれの「UE」は「ユーザー権限」を表します。

表A-8では、Oracle Databaseパッケージに付与されたロールの情報を格納するAVSYS.UE_DBA_APPLICATION_ROLES表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-8 AVSYS.UE_DBA_APPLICATION_ROLES

データ型 説明

PACKAGE

VARCHAR2 (30)

ロールが付与されているOracle Databaseパッケージの名前

ROLE

VARCHAR2 (30)

パッケージに付与されたロール

SCHEMA

VARCHAR2 (30)

パッケージが所属しているスキーマ

SNAPSHOT_ID

NUMBER

スナップショットID


表A-9では、Oracle Database表の個々の列に関してユーザーに付与された権限の情報を格納する、AVSYS.UE_DBA_COL_PRIVS表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-9 AVSYS.UE_DBA_COL_PRIVS

データ型 説明

COLUMN_NAME

VARCHAR2 (30)

権限が付与された列の名前

GRANTABLE

VARCHAR2 (3)

権限がGRANTABLEオプションを含めて付与されたかどうか(YESまたはNO)

GRANTEE

VARCHAR2 (30)

列権限が付与されたユーザー

GRANTOR

VARCHAR2 (30)

GRANTEEに列権限を付与したユーザー

OWNER

VARCHAR2 (30)

列権限の所有者

PRIVILEGE

VARCHAR2 (40)

列権限

SNAPSHOT_ID

NUMBER

スナップショットID

TABLE_NAME

VARCHAR2 (30)

列が含まれるOracle Database表の名前


表A-10では、Oracle Databaseプロファイルの情報を格納するAVSYS.UE_DBA_PROFILES表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-10 AVSYS.UE_DBA_PROFILES

データ型 説明

LIMIT

VARCHAR2 (40)

プロファイルの制限

PROFILE

VARCHAR2 (30)

プロファイル名

RESOURCE_NAME

VARCHAR2 (32)

リソース名

RESOURCE_TYPE

VARCHAR2 (8)

リソース・タイプ

SNAPSHOT_ID

NUMBER

スナップショットID


表A-11では、Oracle Databaseロールの情報を格納するAVSYS.UE_DBA_ROLES表について説明します。この表には、各ロールに対して1行が含まれます。列はアルファベット順です。

表A-11 AVSYS.UE_DBA_ROLES

データ型 説明

PASSWORD_REQUIRED

VARCHAR2 (8)

ロールでパスワードが必要かどうか(YESまたはNO)

ROLE

VARCHAR2 (30)

ロールの名前

SNAPSHOT_ID

NUMBER

スナップショットID


表A-12では、ユーザーとロールに付与されたロールの情報を格納するAVSYS.UE_DBA_ROLE_PRIVS表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-12 AVSYS.UE_DBA_ROLE_PRIVS

データ型 説明

ADMIN_OPTION

VARCHAR2 (3)

権限がADMINオプションを含めて付与されたかどうか(YESまたはNO)

DEFAULT_ROLE

VARCHAR2 (3)

ロールがユーザーのデフォルト・ロールかどうか(YESまたはNO)

GRANTED_ROLE

VARCHAR2 (30)

ユーザーまたはロールに付与されたロールの名前

GRANTEE

VARCHAR2 (30)

GRANTED_ROLEが付与されたユーザーまたはロールの名前

SNAPSHOT_ID

NUMBER

スナップショットID


表A-13では、ユーザーとロールに付与されたシステム権限の情報を格納するAVSYS.UE_DBA_SYS_PRIVS表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-13 AVSYS.UE_DBA_SYS_PRIVS

データ型 説明

ADMIN_OPTION

VARCHAR2 (3)

権限がADMINオプションを含めて付与されたかどうか(YESまたはNO)

GRANTEE

VARCHAR2 (30)

システム権限が付与されたユーザーまたはロールの名前

PRIVILEGE

VARCHAR2 (40)

システム権限

SNAPSHOT_ID

NUMBER

スナップショットID


表A-14では、オブジェクトについてユーザーに付与された権限の情報を格納するAVSYS.UE_DBA_TAB_PRIVS表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-14 AVSYS.UE_DBA_TAB_PRIVS

データ型 説明

GRANTABLE

VARCHAR2 (3)

権限がGRANTABLEオプションを含めて付与されたかどうか(YESまたはNO)

GRANTEE

VARCHAR2 (30)

権限が付与されたユーザー

GRANTOR

VARCHAR2 (30)

GRANTEEに権限を付与したユーザー

HIERARCHY

VARCHAR2 (3)

権限がHIERARCHYオプションを含めて付与されたかどうか(YESまたはNO)

OWNER

VARCHAR2 (30)

オブジェクトの所有者

PRIVILEGE

VARCHAR2 (40)

オブジェクトについての権限

SNAPSHOT_ID

NUMBER

スナップショットID

TABLE_NAME

VARCHAR2 (30)

権限が付与されたオブジェクトの名前


表A-15では、すべてのOracle Databaseユーザーごとに1行が含まれるAVSYS.UE_DBA_USERS表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-15 AVSYS.UE_DBA_USERS

データ型 説明

ACCOUNT_STATUS

VARCHAR2 (32)

ユーザー・アカウントのステータス(次のいずれか):

  • OPEN

  • EXPIRED

  • EXPIRED(GRACE)

  • LOCKED(TIMED)

  • LOCKED

  • EXPIRED & LOCKED(TIMED)

  • EXPIRED(GRACE) & LOCKED(TIMED)

  • EXPIRED & LOCKED

  • EXPIRED(GRACE) & LOCKED

CREATED

TIMESTAMP (0) WITH LOCAL TIME ZONE

ユーザー・アカウントが作成された日付

DEFAULT_TABLESPACE

VARCHAR2 (30)

ユーザーのデフォルト表領域

EXPIRY_DATE

TIMESTAMP (0) WITH LOCAL TIME ZONE

ユーザー・アカウントの期限

EXTERNAL_NAME

VARCHAR2 (4000)

ユーザーの外部名

INITIAL_RSRC_CONSUMER_GROUP

VARCHAR2 (30)

初期リソース・コンシューマ・グループ

LOCK_DATE

TIMESTAMP (0) WITH LOCAL TIME ZONE

ユーザー・アカウントがロックされた日付

PROFILE

VARCHAR2 (30)

ユーザー・プロファイル

SNAPSHOT_ID

NUMBER

スナップショットID

TEMPORARY_TABLESPACE

VARCHAR2 (30)

ユーザーの一時表領域

USER_NAME

VARCHAR2 (30)

Oracle Databaseのユーザー名。


表A-16では、ロールに付与されたシステム権限の情報を格納するAVSYS.UE_ROLE_SYS_PRIVS表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-16 AVSYS.UE_ROLE_SYS_PRIVS

データ型 説明

ADMIN_OPTION

VARCHAR2 (3)

権限がADMINオプションを含めて付与されたかどうか(YESまたはNO)

PRIVILEGE

VARCHAR2 (40)

ロールに付与されたシステム権限

ROLE

VARCHAR2 (30)

ロールの名前

SNAPSHOT_ID

NUMBER

スナップショットID


表A-17では、ロールに付与された表権限の情報を格納するAVSYS.UE_ROLE_TAB_PRIVS表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-17 AVSYS.UE_ROLE_TAB_PRIVS

データ型 説明

COLUMN_NAME

VARCHAR2 (30)

権限が付与された列の名前

GRANTABLE

VARCHAR2 (3)

権限がGRANTABLEオプションを含めて付与されたかどうか(YESまたはNO)

OWNER

VARCHAR2 (30)

表権限の所有者

PRIVILEGE

VARCHAR2 (40)

表権限

ROLE

VARCHAR2 (30)

表権限が付与されたロール

TABLE_NAME

VARCHAR2 (30)

権限が付与されたOracle Database表の名前

UE_SNAPSHOT_SNAPSHOT_ID

NUMBER

スナップショットID


表A-18では、パスワード・ファイルのすべてのユーザーの情報を格納するAVSYS.UE_SYS_DBA_OPER_USERS表について説明します。列はアルファベット順です。

表A-18 AVSYS.UE_SYS_DBA_OPER_USERS

データ型 説明

SNAPSHOT_ID

NUMBER

スナップショットID

SYSDBA

VARCHAR2 (8)

ユーザーがデータベースにSYSDBA権限で接続できるかどうか(TRUEまたはFALSE)。

SYSOPER

VARCHAR2 (8)

ユーザーがデータベースにSYSOPER権限で接続できるかどうか(TRUEまたはFALSE)。

USER_NAME

VARCHAR2 (30)

パスワード・ファイルのユーザー名