30LinkedIn Sales Navigator
この章の内容は次のとおりです。
LinkedIn Sales Navigatorの概要
LinkedIn Sales Navigatorは、営業チームが新しいビジネスを獲得し、既存の顧客関係を拡大し、営業の生産性を最大限に高めるのに役立ちます。営業担当は、LinkedIn Sales Navigatorを使用して、見込み客の識別、担当者またはリードとの連絡および営業関連の更新の表示を行うことができます。営業アプリケーションとLinkedIn Sales Navigatorの統合により、LinkedInプロファイルが担当者およびリードにマップされます。これはアプリケーション・コンポーザを使用して有効化されます。LinkedInプロファイルには、担当者のプロファイル・ページおよび営業アプリケーションの「リードの編集」ページでアクセスします。
営業アプリケーションのアカウントは、LinkedIn Sales Navigatorのアカウント・プロファイルにリンクできます。これは、個別のWebマッシュアップを使用して構成されます。マッシュアップは、独立した外部アプリケーションへのウィンドウです。マッシュアップを使用すると、営業担当は営業アプリケーションを終了せずにLinkedInを表示および使用できます。マッシュアップを構成するには、LinkedIn Sales Navigator Webアプリケーションを登録し、営業アプリケーションのアカウント・ページで構成するための管理権限が必要です。
営業担当がLinkedIn Sales Navigator統合を使用するには、LinkedInアカウントおよびLinkedIn Sales Navigatorのチーム・ライセンスまたはエンタープライズ・ライセンスが必要です。
担当者およびリードに対するLinkedIn Sales Navigatorの有効化
LinkedIn Sales Navigatorは、営業担当が見込み客および顧客との関係を確立して拡大するために設計および構築されたプラットフォームです。営業アプリケーションは、LinkedIn Sales Navigatorと統合されます。統合により、LinkedInプロファイルが営業レコードにマップされ、関連する担当者およびリードの詳細が営業担当にレンダリングされます。営業担当は、営業アプリケーション内で担当者およびリードを直接ターゲット設定して把握し、担当者およびリードと関与できます。営業担当は、担当者のプロファイル・ページまたは「リードの編集」ページから、LinkedIn Sales Navigatorにアクセスします。
営業担当がLinkedIn Sales Navigatorを使用するには、LinkedInアカウントが必要です。管理者は、アプリケーション・コンポーザを使用してナビゲータを有効化できます。
担当者に対するLinkedIn Sales Navigatorの有効化
担当者に対してLinkedIn Sales Navigatorを有効にするには:
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営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。
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サンドボックスを作成してアクティブ化します。
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「ナビゲータ」→「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」をクリックします。
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「オブジェクト」ナビゲーション・ツリーで、「標準オブジェクト」を展開して、「担当者」を展開します。
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「ページ」ノードをクリックします。
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「アプリケーション・ページ」タブが選択されていることを確認します。
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「担当者の編集」リージョンで、標準レイアウト・ページを選択し、「レイアウトの複製」アイコンをクリックして、結果のコピーを複製および編集します。
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新しい「詳細レイアウト」ページで、「プロファイル」サブタブのアイコンをクリックします。
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LinkedIn Sales Navigatorリージョンの「表示」リンクをクリックします。
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「完了」をクリックします。
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サンドボックスを公開します。
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担当者の「担当者の編集: プロファイル」ページでLinkedIn Sales Navigatorが有効になっていることを確認します。
リードに対するLinkedIn Sales Navigatorの有効化
LinkedIn Sales Navigatorで「リードの編集」ページを有効にするには:
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営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。
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サンドボックスを作成してアクティブ化します。
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「ナビゲータ」→「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」をクリックします。
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「オブジェクト」ナビゲーション・ツリーで、「標準オブジェクト」を展開し、次に「営業リード」を展開します。
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「ページ」ノードをクリックします。
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「アプリケーション・ページ」タブが選択されていることを確認します。
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「詳細ページ・レイアウト」リージョンで、標準レイアウト・ページを選択します。
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詳細レイアウトの複製アイコンをクリックして、結果のコピーを複製および編集します。
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新しい「詳細レイアウト」ページで、「要約」サブタブのアイコンをクリックします。
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LinkedIn Sales Navigatorリージョンの「表示」リンクをクリックします。
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「完了」をクリックします。
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サンドボックスを公開します。
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リードの「リードの編集」ページでLinkedIn Sales Navigatorが有効になっていることを確認します。
アカウントに対するLinkedIn Sales Navigatorの有効化
アカウントをLinkedIn Sales Navigatorと統合すると、営業担当はアカウントとアカウントの関係を分析できます。これにより、営業担当はアカウントをさらに理解できます。
この統合は、マッシュアップを使用して実行します。マッシュアップは、独立した外部アプリケーションへのウィンドウです。マッシュアップを使用すると、営業アプリケーションを終了せずにLinkedInを表示および使用できます。マッシュアップの作成方法の詳細は、『アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成』ガイドの「マッシュアップ」のトピックを参照してください。営業担当には、LinkedInの有効なSales Navigatorライセンスが必要です。管理者には、Webアプリケーションを登録してページを構成するための管理権限が必要です。
アカウントとLinkedInの間でマッシュアップ・コンテンツを統合する方法を次に示します。
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アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。
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「ナビゲータ」→「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」→「マッシュアップ・コンテンツ」をクリックします。
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「Webアプリケーション」ページで「Webアプリケーションの登録」をクリックします。
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WebアプリケーションにLinkedInなどの名前を付けます。
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適切なURLを指定します(例:
https://www.linkedin.com/sales/widget/companymatching?apikey=custkey&crmSourceType=ORACLE&version=2.0.0&name=) -
URLの顧客キーを、LinkedIn Sales Navigator機能の購入時にLinkedInから取得した値に置き換えます。
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Webアプリケーション・タイプを、crmSourceType、バージョン、名前などのパラメータを含むGroovy式として定義します。
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Webアプリケーションの登録を保存します。
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「アカウント詳細」ページレイアウトで、LinkedInの変更を含めるカスタムレイアウトを作成します。カスタム・レイアウトの作成の詳細は、『アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成』ガイドの「カスタム・オブジェクトの簡易ページの作成」を参照してください。
マッシュアップは、アカウント詳細プロファイル・ページなどの既存のページ内に埋め込むことができます。マッシュアップを完了するには、アカウント詳細プロファイル・ページで追加パラメータをスクリプト化する必要があります。
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アカウント詳細プロファイル・ページで、OrganizationNameおよびPartyNumberの追加パラメータを入力します。ページ上の完成したGroovyスクリプトは、OrganizationName + "&crmRecordId=" + PartyNumberのようになります
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「保存して閉じる」をクリックします。
カスタム・ページ・レイアウトはアクティブです。
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アカウント詳細プロファイル・ページを表示すると、Web登録URLとGroovyスクリプトがマージされ、
https://www.linkedin.com/sales/widget/company-matching?apiKey=custkey&crmSourceType=ORACLE&version=2.0.0&name=OrganizationName&crmRecordId=PartyNumberが生成されます -
統合をテストします。
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統合アカウントを開き、「プロファイル」タブをクリックして、「アカウントの編集: プロファイル」ページで「LinkedIn Sales Navigator」をクリックします。
「LinkedIn」ページが開きます。
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LinkedInレコードを選択し、アカウントに関連付けます。
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