ノード・アクセス・グループの管理

このセクションでは、次のトピックについて説明します。

ワークフロー・グループ・タイプのノード・アクセス・レベル

ノード・アクセス・グループの作成

ノード・アクセス・グループの編集

ノード・アクセス・グループの削除

ノード・アクセス・グループのセキュリティの割当て

Data Relationship Managementは、階層ノードとそのプロパティに対するユーザー・アクセスを粒度別に管理するためにノード・アクセス・グループを使用します。Data Relationship Managementのバージョン内で階層のサブセットにおける特定のノードへのアクセス権がグループに付与され、ユーザーはそのグループに割り当てることができます。ノード・アクセス・グループは継承を使用して、アクセス・レベルが明示的に割り当てられている階層ノードの子孫ノードに類似のアクセス権を付与します。このアクセス・レベルは、下位レベルで上書きできますが、上書きされないようにロックすることもできます。

通常、ノード・アクセス・グループは組織の機能上の範囲に該当し、ユーザーは複数のグループへの割当てが必要になる場合もあります。割り当てられたアクセス・レベルが競合する場合は、最も高いセキュリティ・レベルが使用されます。

ノード・アクセス・グループには2つのタイプがあります。グループ・タイプは、そのグループのユーザーに割当て可能なデータ・アクセスのタイプを制御します。各ノード・アクセス・グループは、次のいずれかのグループ・タイプになります。

表1.対話型グループ・タイプ–ノード・アクセス・レベル

レベル

説明

使用例

読取り

読取り専用アクセスが可能--変更不可

表示とレポート

制限付き挿入

ユーザーがグローバルな挿入権限(以上)を持っているノードに対して挿入が可能。

挿入

編集

プロパティ値の編集が可能

編集

挿入

ノードの挿入、移動、削除が可能

編集、挿入、コピー、移動、削除

非アクティブ化

ノードの非アクティブ化と再アクティブ化が可能

編集、挿入、移動、削除、非アクティブ化、再アクティブ化

追加

ノードの追加と削除が可能

編集、挿入、コピー、移動、削除、非アクティブ化、再アクティブ化、追加、削除

次の点に注意してください: