WebSphereの配置の拡張

配置を他のマシンに拡張するには、Websphere構成ウィザードを使用します。

配置を他のマシンに拡張するには:

  1. 最初のマシンで、まだJava Webアプリケーションを配置していない場合、次の手順を実行します。最初のマシンにすでにJava Webアプリケーションを配置している場合は、この手順をスキップします。

    1. EPM_ORACLE_INSTANCE/bin/was_config_epm.bat|shを実行して、WebSphere構成ウィザードを開きます。

    2. 「セルの作成と構成」を選択します。

    3. プロファイルを作成した後、「終了」をクリックします。

  2. 最初のマシンで、WAS_HOME/profiles/DM_PROFILE_NAME/bin/startManager.bat|shおよびWAS_HOME/profiles/PROFILE_NAME/bin/startNode.bat|shを実行します。

  3. 2番目のマシン:

    1. EPM_ORACLE_INSTANCE/bin/was_config_epm.bat|shを実行して、WebSphere構成ウィザードを開きます。

    2. 「マシンのフェデレートとセルの構成」を選択します。

    3. 一意のプロファイルおよびノード名(たとえば、EPMSystemProfile2EPMSystemAppNode2など)を挿入します。

    4. 最初のマシンのデプロイメント・マネージャ・ホスト名、SOAPポート(デフォルトは8879、WAS_HOME/profiles/DM_PROFILE_NAME/properties/portdef.props, SOAP_CONNECTOR_ADDRESSを参照)および最初のマシンに使用するユーザー名とパスワードを挿入します。

    5. プロファイルを作成した後、「終了」をクリックします。

    6. WAS_HOME/profiles/PROFILE_NAME/bin/startNode.bat|shを実行します。

  4. 最初のマシン:

    1. EPM_ORACLE_INSTANCE/bin/was_config_epm.bat|shを実行して、WebSphere構成ウィザードを開きます。

    2. 既存のプロファイルを選択します。

    3. 配置するEPM SystemJava Webアプリケーションを選択して、配置を拡張します。

      注意:

      WebSphere構成ウィザードは、一度に4つまたは5つ以上のEPM SystemJava Webアプリケーションを配置できません。4つまたは5つのJava Webアプリケーションごとにこれらの手順を繰り返します。

    4. 「オプションの構成を選択」パネルで、「アプリケーション・サーバー、クラスタおよびエンド・ポイント」チェック・ボックスを選択します。

    5. 「クラスタの構成」パネルで、各アプリケーション・サーバーのクラスタを作成します。最初のクラスタ・メンバー・ドロップダウンを使用して、適切なサーバーを割り当てます。

    6. 「メモリー間のレプリケーションの有効化」チェック・ボックスを選択します。

    7. 「追加のクラスタ・メンバーの構成」パネルで、各アプリケーション・サーバーのメンバーを追加します。2番目のノード名(たとえば、EPMSystemAppNode2など)および適切なクラスタ名を選択して、構成を完了します。

      ヒント:

      最初のクラスタ・メンバーと同じ名前を指定し、名前の最後に異なる索引を付けることをお薦めします。たとえば、最初のクラスタ・メンバーの名前がFoundationServices0の場合、2番目のクラスタ・メンバーの名前はFoundationServices1になります。

  5. WebSphere管理コンソールで、「サーバー」「クラスタ」WebSphereアプリケーション・サーバー・クラスタの順に選択します。

  6. クラスタ名をクリックし、「適用」「保存」の順にクリックします。

  7. 各クラスタに対して手順6を繰り返します。

  8. 「システム管理」マスター・リポジトリへの変更の保存の順に選択します。

  9. ノードの変更の同期化を選択して、「保存」をクリックします。

  10. 「システム管理」ノード・エージェントの順に選択します。

  11. すべてのノードを選択して再起動します。

  12. WebSphere管理コンソールで、「サーバー」「クラスタ」WebSphereアプリケーション・サーバー・クラスタの順に選択します。

  13. すべてのクラスタを起動します。

  14. system-jazn-data.xmlおよびjps-config.xmlの更新: (最初のマシンでrunWASDeploymentスクリプトを使用してJava Webアプリケーションを配置した場合は、この手順をスキップします。)

    1. 最初のマシン(DM_PROFILEが存在する場所)から、次のパラメータを使用してrunWASDeployment.bat|shを実行します:

      runWASDeployment.bat[sh] -cellName EPMSystemCell -profileName EPMSystemDMProfile -nodeName EPMSystemNode -customProfile EPMSystemProfile -appNode EPMSystemAppNode -username admin -password password -updateFiles
    2. 統合ソリューション・コンソールにログインします。「システム管理」マスター・リポジトリへの変更の保存の順に選択します。ノードの変更の同期化を選択して、「保存」をクリックします。