EPM Systemコンポーネントを別々のデータベース・スキーマを使用するように再構成

 EPM Systemコンポーネントを、別々のデータベース・スキーマを使用するように再構成するには:

  1. Foundation Servicesマシン(WebLogic管理サーバーが稼働)およびデータベースが再構成対象であるコンポーネントをホスティングしているすべてのマシンで、実行されている全プロセスを停止します。

  2. 標準のデータベース・ベンダーのメカニズムを使用して、コンポーネントごとにデータベース・テーブルを抽出します。

    たとえば、Oracleデータベースで、エクスポート・ユーティリティを使用します。

    表6のパターンを使用して各コンポーネントのテーブルを抽出します:

    表6. コンポーネントの接頭辞

    製品接頭辞
    Account Reconciliation ManagementARM%
    Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Edition AIF%
    Oracle Hyperion Calculation ManagerCALC%
    Disclosure ManagementDISCMAN%
    EPM WorkspaceWKS%
    EssbaseサーバーESS%
    Financial Close ManagementFCC%、S_ROW_ID%
    Financial ManagementHFM%、HSV%、LINSCRIPT%
    Financial ReportingFR%
    Performance Management ArchitectDS%、JM%、OR%、SM%およびPRODUCTという名前の単一のテーブル
    Oracle Hyperion Performance ScorecardHPS%
    PlanningアプリケーションのHSPSYS%、HSP%
    Oracle Hyperion Profitability and Cost ManagementHPM%
    Oracle Hyperion Reporting and Analysis Framework注釈のV8% + ANNOT%、BRIOSECG%、BRIOSECP%、BRIOSECR%
    Shared ServicesCSS%、CES%、QRTZ%、LCM%、HSS%、SMA%、HDB%
    Web AnalysisATF%、HYA%、OJB%
  3. 標準のデータベース・ベンダーのメカニズムを使用して、コンポーネントごとに新規データベース・スキーマを作成して、コンポーネントごとのテーブルを新規の別々のデータベース・スキーマにインポートします。

    たとえば、Oracleデータベースで、インポート・ユーティリティを使用します。

  4. データベースが再構成中であるコンポーネントをホスティングしているマシンの1つで、EPM Systemコンフィグレータを起動し、コンポーネントの1つに対して「データベースの構成」および「アプリケーション・サーバーへの配置」タスクを選択して、「次」をクリックします。

  5. 「データベースの構成」パネルで新規の個々のデータベースの資格証明を入力し、「既存のデータベースを再使用します」を選択します。

  6. 残りのパネルで「次」をクリックし、「要約」パネルで「終了」をクリックします。

  7. EPM Systemコンフィグレータを終了します。

  8. データベースを再構成する各コンポーネントに対して手順4から手順7を繰り返します。

  9. すべてのマシン上のすべてのプロセスを再起動します。

  10. Shared Services Registryデータベースに対してクエリー・ツールを実行し、分離されたコンポーネントのテーブルを削除します。

    表6で示された接頭辞を持つテーブル、ビュー、手順および順序を削除します。