Essbaseをデータ・ソースとして使用する製品の再ホスティング処理を単純化するには、次のタスクを実行して、サーバー・ホスト名をクラスタ名にマッピングします。これにより、他のEPM System製品は、クラスタ名でEssbaseに接続できます。
他の製品の参照を更新する前に、この手順を実行する必要があります。この手順によって、他の製品がEssbaseホスト環境を更新するために使用するShared Servicesレジストリに、ホストの検索と置換のペアが追加されます。
注: | Essbaseサーバーが再ホスティングされていない場合でも、Performance Management Architectではこの手順が必要です。 |
Essbaseサーバー・ホスト名をクラスタ名にマッピングするには:
ApsResolverプロパティを、essbase.cfgおよびessbase.propertiesに追加します。
クライアントによるクラスタ名を使用した検索の有効化を参照してください。
Shared Servicesをホストしているマシンでコマンド・プロンプトを使用して、次のディレクトリに移動します: EPM_ORACLE_INSTANCE/bin/upgrades。
updateEssbaseServer oldEssbaseServerHost ClusterNameForNewHost
デフォルト・ポートを使用して製品をEssbaseサーバーに接続する場合、oldEssbaseServerHostに対して、Servernameを指定します。スクリプトを再実行し、oldEssbaseServerHostに対してserver name:portを指定します。
デフォルト以外のポートを使用して製品をEssbaseサーバーに接続する場合、一度だけスクリプトを実行し、oldEssbaseServerHostに対して、server name:portを指定します。
ヒント: | デフォルトのクラスタ名はEssbaseCluster-1です。クラスタ名では大文字と小文字が区別されます。 |
ユーティリティにより、前のリリースのEssbaseサーバーと、Shared Servicesレジストリ内の新しい論理クラスタ名との間のマッピング情報が保存されます。