Financial Close Management検証ツールは、Financial Close Managementの正常な機能に必要なシステム構成設定をスキャンします。インストールおよび構成手順を実行して、Financial Close Managementのコンポーネントが正しく配置および構成されていることをテストした後、Financial Close Management検証ツールを実行することをお薦めします。
Financial Close Management検証ツールを使用するには:
FCMHOST : FCMPORT /fcc/faces/oracle/apps/epm/fcc/ui/page/FCCValidation.jspx
ここで、FCMHOSTはFinancial Close Managementを構成するマシンで、FCMPORTはポート8700です。WebLogic管理コンソールからこの情報を確認できます。この情報を表示するには、管理コンソールにログインし、「環境」、「サーバー」の順に移動します。
外部プロバイダのユーザーでFinancial Close Management検証ツールにログインします。外部プロバイダ構成に問題がある場合、シードされているユーザー(WebLogicサーバーおよびShared Servicesネイティブ・ディレクトリでシードされている)でログオンし、ツールを実行して外部プロバイダ構成の問題を識別します。
表 48. Financial Close Managementの検証テスト
検証項目 |
結果 |
---|---|
管理サーバー |
ホスト ポート ステータス(実行/シャットダウン) |
Foundation Servicesサーバー |
ホスト ポート ステータス ターゲットのデータ・ソース |
Financial Close管理対象サーバー |
ホスト ポート ステータス ターゲットのデータ・ソース |
SOAサーバー |
ホスト ポート ステータス ターゲットのデータ・ソース SOA-infraステータス |
FCM Webアプリケーション |
バージョン ステータス DBタイプ |
外部JNDI |
EDN JMS (SQL Server用) SOA JMS |
認証プロバイダ |
EPM IDアサータ・プロバイダ情報 Lib OVD構成ステータス |
外部Idstore |
外部IDストア構成をリストします。ツールは、構成に使用する値をリストします。入力された値が正しいことを確認する必要があります。 |
SOAコンポジット |
SOAコンポジットとステータスのリスト |
OWSMキーストア |
実際に存在する場合、jps-config.xmlで参照するキーストア。 |
すべてのテストに成功するまで、Financial Close Management検証ツールを再実行します。
Financial Close Management検証ツールの後半には、テストのメイン編成プロセスを生成して、SOAサーバーに配置し、テスト・タスクを開始するユーティリティがあります。表に、各タスクのステータス、エラーの考えられる原因およびエラーの修正手順が表示されます。先に進む前に、Financial Close Management検証ツールにログインしているユーザーがShared Servicesユーザーでもあることを確認します。
表48のすべての必要な構成テストがエラーなしで成功した場合のみ、「テスト・スケジュールの検証」ボタンを使用できます。
SOAコンポジット配置
ビジネス・イベント
コンポジット・インスタンス
FCM基本タスク
ヒューマン・ワークフロー
エラーがある場合、テストのSOAコンポジットおよびテストのFCCTaskExecutionCompositeインスタンスは削除されず、Enterprise Managerコンソールからエラーの詳細を確認できます。すべての検証項目が正常な場合、テストのコンポジットおよびインスタンスが削除されます。
Account Reconciliation検証ツールを使用するには:
Webブラウザから、次のURLを開いてAccount Reconciliation Manager検証ツールを実行します。
FCMHOST : FCMPORT /arm/faces/oracle/apps/epm/arm/ui/page/common/ARMValidation.jspx
ここで、FCMHOSTはFinancial Close Managementを構成するマシンで、FCMPORTはWebLogic管理コンソールのFinancialClose0管理対象サーバーのリスニング・ポートです。WebLogic管理コンソールからこの情報を確認できます。この情報を表示するには、管理コンソールにログインし、「環境」、「サーバー」の順に移動します。
表 49. Financial Close Managementの検証テスト
検証項目 |
結果 |
---|---|
管理サーバー |
ホスト ポート ステータス(実行/シャットダウン) |
Foundation Servicesサーバー |
ホスト ポート ステータス ターゲットのデータ・ソース |
Financial Close管理対象サーバー |
ホスト ポート ステータス ターゲットのデータ・ソース |
SOAサーバー |
ホスト ポート ステータス ターゲットのデータ・ソース SOA-infraステータス |
ARM Webアプリケーション |
バージョン ステータス DBタイプ |
認証プロバイダ |
プロバイダ(構成済/未構成) 制御フラグ(十分/不十分) |
外部認証 |
認証プロバイダをリストします |
SOAコンポジット |
SOAコンポジットとステータスのリスト |
外部JNDI |
EDN JMS (SQL Server用) SOA JMS |
OWSMキーストア |
外部IDストア構成をリストします。ツールは、構成に使用する値のみをリストします。入力した値が正しいことを確認するのは顧客の責務です。警告は無視できます。 |