データベースの準備

ほとんどのEPM System製品は、インストールして構成する前に、サポートされているRDBMS (Oracle Database、Microsoft SQL Server、またはIBM DB2)を使用してデータベースを作成します。

EPM Systemでは、サポートされているすべてのデータベースの64ビット・バージョンのみでなく、32ビット・バージョンもサポートされていますが、データベースのバージョンはオペレーティング・システムと一致している必要があります。たとえば、64ビットのデータベース・バージョンを使用できるのは、64ビットのオペレーティング・システムのみです。

一般に、データベースはEPM Systemの配置と同じデータ・センター内にある必要があります。EPM Systemコンフィグレータで構成する際はタイムアウトの問題を防ぐために、待機時間の発生するリモートの場所でデータベースを探すことはできません。

簡単に配置するために、(次の場合を除いて)すべての製品に対して1つのデータベース・リポジトリを使用します。場合によっては、製品ごとに個別のデータベースを構成する必要があることがあります。パフォーマンス、シングル・アプリケーションまたは製品の場合のロールバック手順、および障害回復プランについて検討してください。

次の製品と製品コンポーネントには、一意のデータベースが必要です:

アップグレードについての注意

以前のリリースのEPM System製品からアップグレードする場合、データベースの複製または再利用に関する詳細は、EPM System製品のアップグレードを参照してください。