Financial Close Management手動構成タスク

この項では、Financial Close Managementの構成に必要なその他のタスクについて説明します。Oracle SOA SuiteおよびFinancial Close Managementをインストールし、構成した後でこれらのタスクを実行します。

注意!

Financial Close Managementを開始および実行する前に、これらのタスクを実行する必要があります。記載されている順にタスクを実行します。

次の表に、Financial Close Management構成後のタスクを示します。

注意:

後述の手順で、WebLogicドメインの作成時に「本番モード」を選択した場合、WebLogic管理コンソールで変更を行うには、最初にチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックする必要があることに注意してください。変更後、チェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。

表24. Financial Close Management構成後のタスク

タスク参照

メッセージ保護のキーストアを設定します。

メッセージ保護のキーストアの設定
SOAサーバーを構成して、Oracle Internet Directory、Microsoft Active Directory (MSAD)またはSunOneに接続します。 OID、MSAD、SunOneへのWebLogicドメインの構成

監視対象サーバーを順番に起動します。

管理対象サーバーの起動

Microsoft SQL Serverを使用している場合は、EDNLocalTxDataSourceおよびEDNDataSourceを削除します。

 

場合によっては、SOAコンテキストはEPM Systemコンフィグレータによって構成されます。SOAコンテキストが自動的に構成されない場合は、手動でSOAコンテキストを構成する必要があります。

手動構成は、次の場合に必要です:

  • 手動でJava Webアプリケーションを配置した場合。

  • WebサーバーをFinancial Close Managementと異なるインスタンスで構成した場合。

  • SOAおよびWSM-PM Java Webアプリケーションが異なる管理対象サーバー/クラスタに配置されている場合。

Oracle HTTP Serverの手動構成の手順9

Java Webアプリケーションの論理アドレスを変更するために、任意の時点で構成を変更する場合(EPM SystemコンフィグレータのWebアプリケーションの論理アドレスの更新ページを使用)、次のタスクを実行する必要があります。

  • Close Managerの場合:

    1. 実行中のタスクまたはアラートがないことを確認します。

    2. EPM Systemコンフィグレータを起動し、「タスクの選択」ページの「Financial Close」、「Financial Close Management」セクションで、「SOAに配置」を選択します。

    3. 「次へ」をクリックして、構成を続行してから、「終了」をクリックします。

  • Account Reconciliation Managerの場合:

    1. オープン期間がないことを確認します。オープン期間が存在する場合は、それらをロックします。実行しているデータロードがないことを確認します。

    2. EPM Systemコンフィグレータを起動し、「タスクの選択」ページの「Financial Close」、「Financial Close Management」セクションで、「SOAに配置」および「FDM EEのSOAに配置」を選択します。

    3. 「次へ」をクリックして、構成を続行してから、「終了」をクリックします。

    4. ロックされた期間のロックを解除します。

  • 両方:soainfraデータソースに接続し、次のクエリーを実行します。

    UPDATE WFTASKDISPLAY SET httpport = <LWA Port> , httpsport=0, hostname = <LWA Host> WHERE URI like '/workflow/%'; 
 
接続プールの最大容量を増やします。 接続プールの最大容量を増やす
外部LDAPプロバイダの接続プールを増やします。外部LDAPプロバイダの接続プールの増加
Financial Close ManagementおよびSOAを使用するクラスタ環境で作業中の場合、電子メール・パスワードがすべてのサーバーに対して必ず構成されるように、電子メールの認証に使用されるパスワード(「共通設定」構成タスク・パネルで入力されている)は、タイプがクリア・テキスト・パスワードの使用である必要があります。パスワード・タイプを変更するには、Enterprise Managerを使用します。 Enterprise Managerのドキュメント

これらの手順を実行すると、Account Reconciliation ManagerもFDMEEとともに機能するように構成し、統合タイプを作成および管理できるようになります。Oracle Hyperion Financial Close Management管理者ガイドを参照してください。統合xmlファイルは、My Oracle Supportからダウンロードできます。