次の表に、WebLogicアプリケーション・サーバー配置の構成オプションを示します。
すべてのEPM System製品を単一のWebLogicドメインに配置します。この要件の例外は、UNIXベースのEPM System配置でのFinancial Management、Financial ReportingおよびWeb AnalysisのWindowsへの配置に記載されています。
EPM Systemコンフィグレータのフィールド | 説明 | ユーザーの情報 |
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Webアプリケーションを単一の管理対象サーバーに配置してください | 単一の管理対象サーバーへの配置の場合はこのオプションを選択します。 このオプションを選択すると、選択したすべてのJava WebアプリケーションがWebLogicで単一の管理対象サーバーに配置されます。 このオプションは次の場合のみ使用できます:
Foundation Servicesをホストしているマシン以外のマシン上の単一管理対象サーバーに製品を追加するには、「このマシンでのコンパクト・サーバーのスケール・アウト」を選択します。 Java Webアプリケーションを単一の管理対象サーバーに配置することで、メモリー要件が軽減され、起動時間が短縮されます。1つのEPM System配置で使用できる管理対象サーバーは1つのみです。単一の管理対象サーバーをスケールアウトできます。 このオプションを選択すると、すべての管理対象サーバー名がEPMServer0に変更され、すべてのポートが9000または9443 (SSL)に変更されます。ポートを変更した場合、変更はすべての行に反映されます。 このオプションを一度選択してから選択解除すると、ポートの値はデフォルトの個々のポートに戻ります。別のポートがすでに構成されている場合、値はユーザー指定のポートに戻ります。 | |
EAR/WAR | 配置するコンポーネントを選択します。 | |
管理対象サーバー名 | WebLogic管理対象サーバーの名前を表示します。 | |
ポート | デフォルト・ポートを使用するか、または、マシン上にインストールされている他のアプリケーションと競合しないポート番号を入力して、デフォルト値を変更します。 ポートを参照してください。 | |
デフォルト・ポートのままにするか、配置用に使用するSSLポートを指定します。このポートを指定すると、Javaアプリケーション・サーバーのデフォルト証明書を使用してSSLが設定されます。有効な証明書でJavaアプリケーション・サーバーを更新する場合の推奨事項については、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemセキュリティ構成ガイドを参照してください。 SSLを使用する場合は、安全な通信を確保するために、構成後、Javaアプリケーション・サーバーで非SSLポートを無効化(またはSSLポートにリダイレクト)する必要があります。 | ||
ステータス | 配置ステータスを示します |
配置の注意:
1つのドメイン内にすべての製品を配置します。
製品がJava Webアプリケーション・サーバーへの接続に使用する論理アドレスを指定するには、Webアプリケーションの論理アドレスの更新タスクを使用します。次のシナリオのように、Java WebアプリケーションがJava Webアプリケーション・サーバーと直接通信しない場合、このタスクを選択します:
ロード・バランサを使用してクラスタを設定しました。
SSLオフローダを使用しています。
Webアプリケーションの論理アドレスの構成を参照してください。
デフォルトでは、EPM Systemコンフィグレータでは、32ビットのバイナリは32ビットのオペレーティング・システム上の32ビットのアプリケーション・サーバーに配置され、64ビットのバイナリは64ビットのオペレーティング・システム上の64ビットのアプリケーション・サーバーに配置されます。
EPM Workspace Java WebアプリケーションとShared Services Java Webアプリケーションは、Hyperion Foundationの「アプリケーション・サーバーへの配置」タスクを選択すると配置されます。
カスタム認証モジュールを実装する場合、EPM製品のクラスパスにJavaアーカイブ(.jar)を含める必要があります。カスタム認証モジュールの実装手順の詳細は、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemセキュリティ構成ガイドを参照してください。